2018年8月2日 11:00
歯を残せば健康寿命も延びる!銀歯“再確認”チェックシート
電磁波過敏症については解明されていないことも多いのですが、銀歯を除去したことで、症状が軽減した症例が国内外で報告されています」
次のチェックシートで、2つ以上に該当する人は、歯科医に相談しよう。
□5年以上、歯科医院に行っていない
□アクセサリーによる金属アレルギーがある
□1970〜1980年代に虫歯を治療している
□頭痛やめまいなどの原因不明の不調がある
□肌荒れ、アトピー性皮膚炎がある
□朝起きたときに、口臭が気になる
□歯に物が詰まりやすい
さまざまな弊害があるとはいえ、銀歯には保険が適用され、費用が安いというメリットがある。
「銀歯にはデメリットがあることを認識することが大事です。たしかに非金属のセラミックだと、金属アレルギーのリスクがなくなりますが、自由診療治療のため、費用が高額になります。自由診療と保険診療を賢く使い分けることも必要なことです」
最後に横須賀先生がこう語る。
「最近、老後資金を心配して『何歳まで生きられるかわからないから、歯にはお金をかけられない』という方が増えました。しかし、よくかむことは、脳を活性化させて、認知症の予防になります。そのために、大事なのは、自分の歯をしっかり残すこと。