2019年12月19日 06:00
“飲みこみ力”鍛えて「誤嚥性肺炎」対策!簡単「のどトレ」4
「手のひらではなく、その付け根(手根部)でおこなうことがポイント。のど仏がグッと上がっているように感じられればOKです」(西山先生・以下同)
【あご持ち上げ体操】
(1)両手をグーにして、下あごに当てる。
(2)顔を下に向けて力いっぱいあごを引きながら、同時に両手であごを押し返す。その状態を5秒間キープ。
(3)これを毎食事前に10回おこなう。
「こちらも同様に、のど仏が上がっていればOK。いずれも5秒間×10回を1セットとし、1日3セット以上できると効果的です」
【のど「イ〜」体操】
(1)「イ〜」と声を出すように、思い切り口を横に広げる。
(2)そのまま5秒間、奥歯を食いしばるように力を入れ、のどの筋肉を緊張させる。
(3)これを毎食事前に10回おこなう。
「『あご持ち上げ体操』といっしょにおこなうことで、首のシワを目立たなくしたり、小顔効果も期待できたりします。ほかの体操と同様、のど仏を意識してください。実際に声を出す必要はありませんが、やりやすければ声を出してももちろんかまいません」
【ペットボトル体操】
(1)空のペットボトルを口にくわえる。
(2)思い切り息を吸い、ペットボトルをしぼませる。