2020年1月30日 11:00
医師明かす「医療技術」の完成…ウエアラブル端末が糖尿病を発見
SF映画のような非現実的な話に感じるかもしれないが、これはすでに実用化されるほどに研究が進められているのだ。私たちにはどんな“医療の進化”が待っているのだろうかーー。
【1】病院に行かなくても治療ができる!
テレビ電話で、協力医療機関の医師と通話。診断をもとに、近所のドラッグストアで薬を買ったり、必要があれば通院するーー。このようなオンライン診療(遠隔診療)が進めば、仕事に追われている人が勤務先で診療を受けることも可能だ。
「とりあえずはわざわざ病院に行くこともないので、『病院でインフルエンザに感染した』などといった感染リスクも下げられます。診療行為の責任の所在を明確にする議論は必要ですが、人間の医師ではなく、AIの診断で完結させることも可能になるでしょう」
【2】スマートウオッチで糖尿病が発見できる
スマホの進化と同様、開発がどんどん進んでいるのが時計型の“スマートウオッチ”に代表される、身に着ける端末機器(ウエアラブル端末)。
アップル社が発売している「アップルウォッチ」は、現在でも睡眠時間の管理や、運動メニューの作成に活用できる。
今後は病院で受けていた検査項目も、手軽に測定できるようになるという。