2020年2月27日 06:00
「花粉に負けない」基礎体力を作る「ストレッチ」と「足湯」
「今の時期は寒暖差が激しいので、日中の気温が高い日、雨上がりの翌日は花粉が飛びやすい条件がそろいます。その次の日に一気に気温が下がるとかぜをひきやすくなるので、体調管理にも注意が必要です。毎日の天気予報と花粉の飛散情報を合わせてチェックすることをおすすめします。特に、東京では西風、南西の風が吹く日は多摩地区から花粉が飛んでくると言われていますから、花粉症の方は早めの対策を心がけたほうがいいでしょう」(堀口さん)
そこで1日の時間帯別に、特に徹底したい花粉症対策をたなか耳鼻咽喉科の田中伸明院長に教えてもらった。
ストレスや疲労が蓄積していると、花粉から体を守る機能も低下してしまう。夜は花粉に負けない基礎体力を蓄えるよう、心がけよう。
【ストレッチでリラックス】
「寝不足やストレス、疲労の蓄積は自律神経を乱し、花粉症の症状を強める作用も。寝る前に副交感神経を優位にするため、スマホを見るのはほどほどにして、軽いストレッチをしながらリラックスすることを心がけましょう」(田中先生)
【布団を敷く前に拭き掃除】
部屋の中に入り込んだ花粉は粒子が重いので、2〜3時間かけて床や畳の上に落ちる。