2020年3月12日 11:00
医学部教授が考えた「がん発生、高血圧を予防するジュース」
「健康維持に大きな役割を果たす血流改善や腸内環境を整えるためには、自律神経のバランスを保つことが大切なポイントです」
そう語るのは、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生。1日を通して交感神経と副交感神経が交互に活発になっている自律神経。そのリズムを整えるためには朝活が大事だという。
「加齢やストレス、天候などで自律神経は乱れてしまいます。とくに日中は自律神経のバランスを整えるのが大変。朝食をとって自律神経と連動している腸を適度に刺激することが必要です。ところが忙しかったり、食欲が湧かなかったりして、朝ごはんをとらない人も多い。そこで私がおすすめするのが朝1杯の野菜ジュースです」(小林先生・以下同)
小林先生の最新刊『医者が考えた健康野菜ジュース』(光文社)には、野菜やフルーツを使って、誰でも簡単に実践できる28のジュースレシピが載っている。
そのなかでも、小林先生が注目しているのが小松菜だ。
「小松菜に含まれるカルシウムの量はほうれん草のおよそ3.5倍。骨粗しょう症の予防だけでなくイライラ解消にも効果的です。また乳製品と組み合わせることで吸収力がアップするため、健康ジュースとして理想的なのです。