2020年6月26日 15:50
肌の老化の原因に…使い過ぎが引き起こす「スマホ焼け」に注意
しかし、同じように肌への負担をかけてしまうブルーライトに関して注意をしている人はまだまだ少ないのが現状です」
これから夏本番へと向かっていくなか、日焼けだけでなく“スマホ焼け”にもきちんとした対策が必要だ。気をつけたいポイントを太田先生に聞いた。
「なにより、ブルーライトを浴びる時間を減らすことが近道です。スマホやパソコンの使用は、1日3時間以内に抑えたいところです。仕事などでどうしても使わざるを得ないという場合でも、こまめに休憩をはさむなどして、ブルーライトを連続して浴びている時間を少しずつ減らすように努めてください。また、日中テレビをつけたままにしておくことは、その間ブルーライトが放出されっぱなしという状態になってしまいます。必要でなければテレビのスイッチはオフにしましょう」
さらに、スマホやパソコンのディスプレーにブルーライトカットのシートを貼る、画面の明暗を調節して、明るくしすぎないということも大切だ。網膜を保護するために、ブルーライトカットの機能を備えた眼鏡を使うことも太田先生は推奨する。
「若いうちは、ブルーライトからダメージを受けたとしても肌に十分な回復力があるのですが、中高年になるとその回復力が衰えてしまうため、シミやくすみなどの“スマホ焼け”によるダメージが沈着してしまうリスクが高まります。