ビューティ情報『ウィッグ、タクシー代…治療費以外にも年間55万円が!がんでかかる本当の費用』

2021年12月8日 15:50

ウィッグ、タクシー代…治療費以外にも年間55万円が!がんでかかる本当の費用

「相談者の中には健康食品に50万円、100万円と出してしまう方も少なくありません。親戚や友人から紹介され、やめたくてもやめられないと悩んでいる人もいるのが実情。効果が医学的に証明されない商品もあるので、要注意です」

このように多額の出費が見込まれるがん。当座をしのぐためには、準備金として100万円ほどが必要だといわれている。

「いつでも使える100万円の貯蓄があれば安心ですし、蓄えがなければ、がんと診断されると一時金100万円が給付される民間のがん保険も検討材料です」

■支出以上に負担となる収入の減少

また、がん治療が長期化した場合は、収入が減るリスクにも対応しなければならない。

「これまで相談を受けた中で、がん治療をしていて収入が増えたという人はいませんでした。会社員の場合、最長1年6カ月間は傷病手当金が受けられますが、支給されるのは給与の3分の2のみ。自営業にいたっては傷病手当金がありません」

がんは就労への影響も大きく、がん対策情報センターの調査によると、がんによって退職、廃業した人は約20%、休職、休業した人は約55%もいるという。


このようながんによる困窮を防ぐためにできることはあるのだろうか?上さんはこう助言する。

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