2022年10月11日 14:30
子どもにも広がる角膜リスク!デジタル社会で増加する角膜の傷と影響
とのこと。
「アイケアは、毎日の目の疲れをリセットし、角膜の傷を予防する発想が大切であり、疲れたときだけではなく、日頃から習慣化することが重要。
大人も子どもも角膜を守るアイケア=アイケアリテラシーが重要だ」と話した。
また、同じく登壇した伊藤医院眼科副院長 有田玲子医師からは、「今日からできる角膜ケア」として、以下の3つの方法とポイントを紹介した。
① 目を温める温罨法(おんあんぽう)
・目を温めることで、角膜を覆い、涙の蒸発を防いでいる油が溶けやすくなる。
・あずきで温めるアイマスクやビニール袋に入れた蒸しタオルなどで1日2回・5分以上温めると良い。
② 点眼薬
・角膜修復機能を持つビタミンA入りのものを選ぶことが重要。
・角膜にやさしい防腐剤無添加のものもおすすめ。
・1滴で十分効果的であるため、1度に何滴もささない。また、1日の上限回数を守る。(1日3〜6回)
③ まばたきエクササイズの実践
・まばたきが不完全だったり、回数が少なかったりすると、涙の水分の蒸発を防ぐ油が分泌されない。
・まばたきエクササイズで目周りの筋肉(眼輪筋)を鍛えることでまばたきを正しくできるように。
こうしたアイケアを行う重要性について、有田医師は、
「加齢によって角膜の傷の修復機能が低下し、不快症状が長引くこともあるので、継続してアイケアを行うことが大切」