ビューティ情報『ビタミンと免疫を考える研究所「ビタミン免疫ラボ」オープン』

2021年6月22日 10:30

ビタミンと免疫を考える研究所「ビタミン免疫ラボ」オープン

ビタミンDが病気にならない体をつくる(KADOKAWA)』の著者である医学博士の満尾正先生にお話をうかがった。

ビタミンDは生活習慣病やガン、骨粗しょう症やサルコペニアなど、さまざまな病気の予防に効果を発揮することが知られているが、なかでも注目すべきは優れた免疫調整作用にある。

ビタミンDには、免疫をコントロールして正常に保つ働きがあり、その作用がインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症リスクを減らす要因になっている。
さらに、ビタミンDが炎症につながる物質(炎症性サイトカイン)は抑制し、炎症を抑える物質(抗炎症性サイトカイン)を産生する、抗炎症作用があるという研究結果も発表されている。

このビタミンDの働きにより、体内で起こる炎症が抑制されることで、細菌やウイルスの感染リスクを軽減させると考えられているのだ。ビタミンDの新型コロナウイルスの治療薬としての可能性
ビタミンと免疫を考える研究所「ビタミン免疫ラボ」オープン
さらに注目すべきは、ビタミンDを新型コロナウイルスの治療薬として投与することで重症化を防げた報告があること。
新型コロナ患者に対する臨床試験において、ビタミンD投与群は、非服用群に比べて、重症化する割合が下がったという。

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