2012年12月27日 12:00
ロレアルが研究所オープン アジアの肌をリサーチ【シンガポール】
生物医学研究所と協同アジア系民族の肌に合う製品を開発フランスの化粧品メーカーロレアルが、アジア系民族の肌質リサーチを重点においた研究所をシンガポールに設立した。
新しい研究所は Buona Vista にある研究開発センターBiopolis 内の A*STAR’s Institute of Medical Biologyに設置された。
ロレアル・シンガポールオフィスのディレクターへのインタビューによると、
新しい研究所ではセンシティブなアジア系民族の肌をリサーチし、製品開発に反映させたい
ということだ。
ロレアルは A*STAR’s Institute of Medical Biologyとパートナーシップを結んでおり、互いに持つ技術と知識でアジア系民族の肌質研究を進めている。2013年半ばからは10人のエキスパートを配属させ研究を深める予定だ。
研究開発には300万シンガポールドルをつぎ込み、アジア系民族のドナーから採取した肌サンプルをもとに肌組織や色、シミ、免疫力などを研究し、アジアユーザーのアンチエイジングに活用しようと試みている。
現地スタッフも活躍アジア市場に注力
担当する職員には若いシンガポール人も含まれ、さまざまな人種が活躍する研究所となっている。