ビューティ情報『睡眠時無呼吸症候群が花粉症や頻尿での受診から判明することもある【医師解説】』

2017年9月28日 07:02

睡眠時無呼吸症候群が花粉症や頻尿での受診から判明することもある【医師解説】

居眠りをして学校で怒られてしまうようなお子さんの中にも、実は睡眠時無呼吸症候群だったというケースがあるのではないかと思います。

お父さんお母さんからみて、学校でよく寝てしまうと怒られる、集中力がない、太り気味である、いびきをかいているなどの条件が当てはまるようであれば、睡眠時無呼吸症候群の検査を一度受けていただいてもよいのではないかと考えます。あまり小さいお子さんは難しいと思いますが、小学校中学年ぐらいから上の年齢であれば検査をして診断することは十分可能です。

睡眠時無呼吸症候群の治療-CPAP治療とOA治療について

精密検査の結果、AHI(無呼吸低呼吸指数)が20以上の患者さんはCPAP(Continuous Positive Airway Pressure;持続陽圧呼吸療法)の適応となるので、多くの場合は治療としてCPAPの導入を行うということになります。ただし、CPAPの使用が難しい、あるいは使いづらいという患者さんにはOA(Oral Appliance: 口腔内装置)治療といって、スリープスプリントと呼ばれるマウスピースを作製し、寝るときに装着するという治療を行います。

マウスピースに関しては現在、保険で使えるものと保険外のものがあります。

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