睡眠前の“ある行動”が肥満を招く? その秘密ココだけで教えます
肥満になりにくい食事法
痩せホルモンをたくさん分泌させるためには、就寝2~3時間前には夕食を済ませることが理想と言われています。
ただ、「これから朝まで食べられないから」などと考えて、ドカ食いしてしまっては就寝までに胃が消化しきれない可能性が出てきます。
その場合は、豆腐や低カロリーのゼリーなどを、間食としてとることがオススメです。じつは、食事の間隔が空き過ぎると、脳が「飢餓状態でピンチ!」と誤解して、体に脂肪をたくわえやすくなるという機能が働くと考えられているので、注意しましょう。
睡眠不足で食欲がアップする
睡眠不足になると食欲が増進するというデータもあります。
ある実験で、被験者を4時間睡眠と10時間睡眠のグループに分けたところ、4時間睡眠のほうが塩気の強いケーキやクッキー、またごはんやパスタなどの炭水化物を摂取する欲望が、高まったそうです。
実際に、4時間睡眠のグループのほうが、グレリンという食欲増進ホルモンが増加し、レプチンという食欲抑制ホルモンが低下していたことも判明しました。
つまり、睡眠不足になると、痩せホルモンが出ないばかりか、ブレーキの効きが悪くなり、アクセルが自然と踏み込まれるので、肥満ロードを一直線……というわけです。