睡眠時の無呼吸状態では●●●●が低下していることが判明した
その結果、視覚神経障害が引き起こされる可能性があるそうです。
緑内障との関係は?
じつは、睡眠時無呼吸症候群の患者は目の病気である緑内障になるリスクが10倍も高いという報告があります。
緑内障とは、眼圧などが原因で、暗点と言われる見えない場所が発生するなどの症状が出る病気です。
これまでは睡眠時無呼吸症候群の患者は、無呼吸発作によって眼圧が高くなるので、緑内障になるリスクが高くなるという見方がありましたが、今回の研究では異なる見解が報告されました。
この研究結果によって、今後は睡眠時無呼吸症候群と緑内障の関係が解き明かされる可能性があるとして、期待を集めています。
子どもも睡眠時無呼吸症候群に……
睡眠時無呼吸症候群は大人だけでなく、子どももなる可能性がある病気です。その遠因になるのが、子どもの口呼吸という指摘があります。
口を開けて呼吸をする子どもは下アゴが狭くなり、それによって舌が喉を圧迫することがあります。
結果として、睡眠時無呼吸症候群に繋がる場合も考えられるのだとか。
口呼吸をしている子どもがいたら、鼻呼吸を促すようにしましょう。
鼻呼吸がうまくできない場合は、鼻づまりなどの問題があるかもしれないので、一度病院に連れていってあげてください。