どれがいいの?青バナナ、黄バナナ、黒バナナの栄養と効果

2015年12月8日 00:00
 



バナナは腹持ちがよく栄養価も高いことから、栄養補給に非常に役立つ果物です。食物繊維にビタミン、ミネラルなどが非常に豊富なため、美容効果や健康増進を目指す方にも非常にオススメです。
バナナには、その成長過程において効果が違うことはご存知だったでしょうか?今回はそれぞれのバナナが持つ栄養と効果についてご紹介します。

便秘を解消したい方は青バナナ
まだ青い状態のバナナには、レジスタントスターチという消化されにくいでんぷん質が多く含まれており、食物繊維と似たような作用によって便秘解消にオススメです。もともとバナナには、フラクトオリゴ糖という成分が含まれ、腸内環境を整える働きもありますが、青い状態の青バナナならさらに効果的です。
また、レジスタントスターチには血糖値を上昇を緩やかにする作用もあり、糖分が脂肪分に変わるのを防ぐ働きがあります。青バナナは黄バナナや黒バナナと比較すると固さが強く、噛みごたえがあるため満腹感が得られやすいのでダイエット中の方にも適しています。

疲労を回復したい方は黄バナナ
黄色く熟したバナナは栄養価が一番高く、ビタミンやミネラルが多いことで知られています。ブドウ糖や果糖のバランスが非常によく、即効性と持久性のエネルギー源にもなるため、激しい運動後や虚弱体質の方の栄養補給に向いています。
また、疲労回復のビタミンであるビタミンB1、B2、B6も含まれており、少量でも豊富な栄養分が補えるため、疲れて食欲がない方にもオススメです。

胃腸の調子をよくしたい方は黒バナナ
完全に熟した黒い状態(シュガースポットという黒い斑点が皮に多くある状態のこと)日に日に大きくなる~~のバナナには、リン脂質という成分が含まれ、免疫力を高める作用があります。
また、体内に入ったリン脂質は胃の粘膜に吸着し、酸からの攻撃から守る働きもあるため、胃潰瘍を予防する効果も期待できます。ストレスや胃に負担のかかりやすい食生活をしている方には、黒くなった完熟バナナを意識して食べるようにするとよいでしょう。

バナナひとつでも、状態によって働き方が変わるなんて面白いですよね。これからは、少しだけ意識して食べてみてはいかがでしょうか?

(ホリスティック栄養コンサルタント・管理栄養士 / 北川みゆき)

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