ニキビケアの有効成分(6)グリチルリチン酸

2017年3月20日 20:10
 



こちらでは、化粧品などに用いられるグリチルリチン酸の効能について解説しています。

グリチルリチン酸とは?

グリチルリチン酸というのは、漢方でも使われる甘草の根っこから抽出される成分です。グリチルリチン酸二カリウム(2K)、グリチルリチン酸ジカリウムといった呼び方をすることもありますが、まったく同じ成分を意味します。

皮膚科の治療でも使われているほか、化粧品の成分として用いられることも増えてきました。強い抗炎症作用、抗アレルギー作用を持つ成分ですが、1日あたり40mgを越える摂取量で偽性アルデステロン症という副作用をきたすことがあるなど、一定の注意が必要。

ただ、化粧品に配合されたグリチルリチン酸であれば、外用なので、それほど過度の心配は不要でしょう。ちなみに漢方の甘草湯は昔から口内炎などに用いられており、歴史的にもグリチルリチン酸が炎症を抑えることは証明されています。

グリチルリチン酸が肌にもたらす効果
それでは、グリチルリチン酸がもっている効能について確認してみましょう。

抗炎症作用
グリチルリチン酸は非常に強い抗炎症作用を持っており、赤く腫れたニキビの症状緩和に役立ちます。医薬品にも用いられており、高い効果が期待できます。しかし、グリチルリチン酸は炎症を抑えるだけなので、ニキビ予防の効果はありません。あくまでも対症療法になりますので、慢性的にニキビが発生する場合は根本治療が必要となります。

抗アレルギー作用
グリチルリチン酸には、アレルギー反応を抑える作用があります。ただ、すべてのアレルギーに効果があるわけではありませんので、アレルギー体質の人が使用する際にはパッチテストを行ってください。腕の内側など、目立たないところで試して、発赤、痒みが現れないことを確認しましょう。ちなみに、いくら抗アレルギー効果があるといっても、アトピー性皮膚炎の治療に用いてよいわけではありません。明確なアレルギー性皮膚炎であれば、皮膚科を受診しましょう。

監修:相澤浩

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