ビューティ情報『【お医者さんに聞いてみよう!】Q:子宮頸がん検診で「異形成」との診断。3カ月ごとの定期検診で経過観察と言われました。』

2016年12月18日 13:39

【お医者さんに聞いてみよう!】Q:子宮頸がん検診で「異形成」との診断。3カ月ごとの定期検診で経過観察と言われました。

目次

・質問:子宮頸がん検診で「異形成」との診断。3カ月ごとの定期検診で経過観察と言われました。
・回答:子宮頸部の「異形成」についてお答えします。
【お医者さんに聞いてみよう!】Q:子宮頸がん検診で「異形成」との診断。3カ月ごとの定期検診で経過観察と言われました。

質問:子宮頸がん検診で「異形成」との診断。3カ月ごとの定期検診で経過観察と言われました。

28歳の女性です。先日、子宮頸がんの検診に行ったところ、「異形成」だと診断されました。
私にはパートナーがおり、1~2年後には結婚・出産を考えています。3カ月ごとに定期的に検診をして経過を追っていくように言われましたが、経過を追っていくうちに異形成が消失することもあるのでしょうか?
また、もしがん化した場合にはどのような治療が必要になるのでしょうか?その後、赤ちゃんを産むことはできるのでしょうか?
海外在住:neneanoneさん(28)

回答:子宮頸部の「異形成」についてお答えします。

――「異形成」と「がん」の違い
子宮頸がん検診で異形成を指摘されたとのこと、ご心配ですね。ご相談者さまの人生において大きな問題ですし、異形成の程度など個々のケースにより、扱いが異なることがありますので、詳しいことは実際に診察をされている主治医の先生にお尋ねになることをおすすめしますが、私の方からは一般的なことについてのみお話しさせていただきますね。


子宮頸部の異形成についてですが、これはがんとは異なるので、すぐに治療を行うことは少ないと思います。経過の中で異形成がどうなっていくか、あるいはどのタイプのヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかなどによって、全体を見て判断されます。子宮頸部の異形成が軽度であれば、9割以上が自然治癒するとされています。

ご相談者さまが主治医に指示されたように、数カ月おきに細胞診(あるいは組織診やコルポ診と呼ばれるもの)を行って経過を見る方法が一般的です。多くは自身の免疫力によってHPVを自然に排除していくと考えられますので、異形成が軽度であれば、必要以上に心配せず、規則正しい生活や栄養バランス、適度な運動や休息を心がけて、定期的な受診を続けられるのがよいと思います。


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