授乳中にあると便利な授乳クッション。出産前から用意しているママも多く、出産準備品のひとつとしてプレママの間でも注目のアイテムです。そこで今回は、授乳クッションの必要性から選び方、人気アイテムまでをご紹介。産後のママたちにとって育児の強い味方にもなる、授乳クッションの魅力をまるごとお届けします! ■授乳クッションとは?授乳する際に、赤ちゃんの体を支え、授乳しやすいようにママの姿勢をサポートしてくれる便利な育児アイテム。ママの腰まわりにフィットする形と大きさに加え、ほどよい厚みと弾力があることで、授乳がしやすいよう、姿勢を正してくれる働きがあります。生まれて間もない赤ちゃんは、まだ首もすわっておらず、体もふにゃふにゃ。そんな小さくて不安定な体を抱きかかえながらの授乳は、前かがみの不自然な姿勢になったり、長時間、手や腕で赤ちゃんを支えたりと、ママの体への負担は計り知れないほど...。さらに体重もどんどん増えるため、場合よっては手首や腕が腱鞘炎になってしまうママもいるほどです。しかし、授乳クッションを使うことで、クッションが赤ちゃんの体をしっかり支えてくれうることで、ママの体にかかる負担を減らし、快適に授乳を行うことができるのです。■授乳クッションの使い方 おっぱいやミルクをあげる際に活躍してくれる授乳クッション。まずは基本的な使い方を学びましょう!さらに授乳以外にも活用できる便利な使い方にも注目です。▼基本の使い方1.授乳クッションをママの腰回りに装着する2.赤ちゃんを横抱きして、クッションにのせ、椅子もしくは床に座る3.胸を張り、姿勢を正したら、授乳しやすいように授乳クッションの位置を調整4.赤ちゃんの首をひじの内側にのせるように支えたら、頭をおっぱいに引き寄せて授乳哺乳瓶でミルクを与える場合は、母乳のときと同様にひじの内側で首を支え、少し上体を起こした体勢で、哺乳瓶の乳首を口にふくませます。▼「寝かしつけに大活躍!」というママの声も抱っこで寝かしつけたあと、布団におろすと泣いて起きてしまうという寝かしつけの無限ループは、多くのママたちが経験する育児の悩みのひとつ。しかし授乳クッションを枕にして寝かしつけると、そのまま起きることなくぐっすり眠ってくれるという先輩ママの声も聞きます。なかには授乳クッションを使って授乳中に赤ちゃんが眠ってしまった場合は、授乳クッションごと布団におろして眠らせるというケースも多いようです。その際は、授乳クッションの切れ目側に赤ちゃんの足元が向くように、体を少し移動させて授乳クッションを枕にして寝かします。しかし授乳クッションの本来の目的とは異なるため、必ず赤ちゃんから目を離さず、無理な体勢にならないよう赤ちゃんの様子を見ておく必要があります。そのため夜の寝かしつけの際は、ママも眠ってしまい、赤ちゃんの異変に気付けないため、使用を避けるのがベター。ぐっすり眠ったのを確認してから、そっと外す習慣をつけましょう。▼授乳クッションをお座りの練習に活用生後6~7ヶ月頃になると、腰も安定し、お座りができるようになる赤ちゃんも徐々に増えてきます。しかしまだ体が不安定で、後ろに倒れて頭を打ってしまうこともあるため、授乳クッションでサポートしてあげると安定してお座りができますよ。しかし、生後6ヶ月以前の低い月齢からおすわりの練習を始めるには注意が必要。無理な体勢により赤ちゃんの体に負担をかけてしまうこともあるため、赤ちゃんが徐々に一人でお座りをし始めるタイミングから授乳クッションを使って練習をサポートするようにしましょう。<関連記事>■授乳クッションって必要?授乳クッションが便利なのは理解できるけれど、「本当に必要なのか?」を知りたいママたちも多いのではないでしょうか? なくても授乳が問題なくできるのであれば、コストも購入する手間もおさえらえるため、購入すべきかどうか判断に悩むところですよね。授乳クッションのメリットとデメリットをそれぞれ比べてみて、必要かどうかを各家庭で話し合ってみましょう。▼授乳クッションのメリット授乳クッションに赤ちゃんの体重を預けられるので、ママの体への負担が軽く、授乳しやすいのがメリットです。赤ちゃんの体も授乳クッションに支えられ安定するので、長時間の授乳も無理なく行えます。授乳クッションがないと、無理な体勢で授乳することで姿勢が悪くなり、骨盤のゆがみにもつながります。特に産後は骨盤がゆるくなり、ゆがみを引き起こしやすいため、正しい姿勢で授乳を行うことは非常に重要です。また、帝王切開の場合は、術後の傷口が痛むため、授乳クッションがあることでお腹の傷口を守り、ラクな姿勢で授乳できることで、産後の負担も軽減できたというママの意見もあります。▼授乳クッションのデメリット使用する期間が、授乳をする時期のみに限られるため、購入してもすぐ使わなくなるというデメリットがあります。さらにせっかく購入しても、生まれた赤ちゃんの体重や身長などによっては、クッションがぐらついたり、ずれたりしてうまく授乳できないケースも考えられます。購入する手間やコストを考えると、クッションや枕を代用品として使えるため、わざわざ購入する必要はないという意見もあります。【ママコラム】筆者の場合、授乳クッションが必要かどうかを問われたら「必要」と即答したいほど、授乳クッションは出産後かなり活躍した育児アイテムです。我が子は特に体が小さかっため、クッションの厚みがないとおっぱいまでの距離も遠く、体を密着させるのもひと苦労でした。授乳クッションを使うことで、赤ちゃんの体重をクッションに預けられので、力を入れなくても、リラックスした状態で授乳ができたのも大きなポイントです。■授乳クッションはいつまで使う?いつまで使用するかは、ママによってかなり違いが見られるようです。卒乳するまで授乳クッションを使い続けるケースもあれば、成長するにつれ抱っこも安定してくるため、全く使わなくなることもあります。哺乳瓶でミルクを飲む場合は、お座りができるようになる頃からは、授乳クッションは使わなくなることがほとんどのようです。いつまで使うかは、赤ちゃんの成長を見ながら、ママが授乳クッションがなくても問題ないと判断するタイミングが卒業のときです。<関連記事> ■授乳クッションの選び方大きさや肌触りなど、授乳クッションにはさまざまな種類があります。なるべく出産前には用意しておきたいものの、実際に授乳をしてみないと、どれがいいのか、判断に迷いますよね。使い勝手がよく、授乳を快適にサポートしてくれるのは一体どんなアイテムなのでしょうか?選び方のポイントを見ていきましょう。▼厚みのあるクッションを選ぶ生まれたばかりの赤ちゃんは、体が小さいため、抱え込むように体を密着させて授乳する必要があります。そのため、授乳クッションは厚みがあり、高さが保てるものの方が、前かがみや猫背になることなく、ラクな姿勢で授乳ができます。特に新生児期は、赤ちゃんの体も小さく不安定な上、ママも授乳に不慣れな時期。そのため、厚みがあり、高さがあるものは授乳がしやすく、重宝します。最近では、ママが授乳しやすいように高さ調節できる授乳クッションも登場しており、注目を集めていますよ。▼赤ちゃんが沈み込まない固さがある赤ちゃんの体を安定して支え、授乳しやすい姿勢をとるには、授乳クッションの固さが重要です。クッションの中身が柔らかく、赤ちゃんの体が沈み込んでしまうものだと、姿勢がブレて安定しないため、授乳がしにくい傾向にあります。そのため、ぜひ選んでほしいのがクッションの中身が中綿タイプのアイテム。クッション性がありながらも、中身はパンパンに綿が詰まっているので、赤ちゃんの姿勢もしっかり固定され、慣れない授乳もスムーズに行えます。逆に柔らかな感触のビーズ入りのアイテムは、体が沈み込んでしまうため、授乳クッションとしてはあまりおすすめしません。逆に妊娠中の抱き枕の中身としては、柔らかく、抱き心地が気持ちよく、おすすめです。中綿、ビーズ入り以外に空気を入れて使うエアタイプのありますが、こちらは空気の入れ具合によって固さや高さを調節できるのが特徴です。▼洗濯ができる授乳クッションは、ミルクの吐き戻しやよだれなどで汚れやすいのが難点。特に夏場は長時間授乳していると、赤ちゃんの汗でびっしょりになることもあります。そのため、授乳クッションのカバーが取り外して洗えるものや、丸洗い可能なものを選ぶのがおすすめです。授乳クッションは、赤ちゃんの肌に直接触れるもののため、いつも清潔に保てるよう衛生面にも注目して選ぶようにしましょう。▼抱き枕にもなる授乳クッションのなかには、長さがあり、抱き枕としても使えるようにデザインされたアイテムもあります。お腹が大きく、寝苦しい妊娠後期に入ると、抱き枕を使用するプレママも多いため、出産後はそのまま授乳クッションとして使うケースもあるようです。しかし授乳クッションは、赤ちゃんの体が沈み込まない程度の固さがあるほうが授乳にしやく、使いやすい面があります。抱き枕と授乳クッションを併用したい場合は、クッションの中身が固めのアイテムを選ぶようにしましょう。▼カバーのデザインや素材で選ぶ授乳クッションは毎日使うものだから、見た目のかわいらしさにも注目したいママも多いのではないでしょうか?おしゃれなテキスタイルを使用したアイテムやディズニーなどのキャラクター系のデザインのものまで、カバーデザインも実にさまざま。毎日の授乳タイムを楽しく快適に過ごせるものをぜひ見つけてみてください。さらに素材選びにも注目。授乳クッションは、熱がこもりやすいため、クッションの片面がメッシュ素材になった通気性の高いものがおすすめ。特に暑さが厳しい夏は重宝しますよ。カバーは汚れるたびに繰り返し洗濯をしていると、徐々に生地が劣化してしまうため、替えを購入するして新品同様に使い続けるのもいいですね。授乳クッションの種類によっては、カバーのみで販売しているものもあるため、購入前にカバーの替えがあるかどうかもチェックしておくのとよいでしょう。【ママコラム】筆者は、妊娠後期に「ボボ ママ&ベビークッション ロング」を抱き枕として使用していました。出産後はそのまま授乳クッションとして使う予定にしていましたが、出産後、産院で使用したUの字型の固さのある授乳クッションがあまりにも使いやすく、当初の予定を変更。授乳用に産院で使用していた形に近い「ダブルガーゼbaby 洗える授乳クッション」(白井産業)をあらためて購入し、卒乳まで使い続けました。個人的には、腰回りにしっかりフィットし、固さと厚みのあるアイテムが使いやすくておすすめです。<関連記事>■おすすめ人気!授乳クッション15選「高さ調節ができるもの」、「持ち運びができるもの」、「使い続けてもへたらないもの」など、注目の機能を持つおすすめの人気アイテムをご紹介します!▼抱き枕にもなるおすすめ品!「サンデシカ 妊婦さんのための洗える抱き枕」細長い三日月型のフォルムは、妊娠中の体にもフィットしやすく、さらにくるっと丸めて末端にあるボタンをとめれば、安定感抜群の授乳クッションに早変わり!へたりにくい中綿が、赤ちゃんの体重を支え、授乳しやすいようにほどよい高さもポイントです。カバーもクッションも丸ごと洗濯が可能。汚れたらすぐに洗えて、いつも清潔な状態をキープできます。カバーデザインは全12種類。豊富なバリエーションから、お気に入りの1品を選ぶ楽しさも味わえますよ! >>詳しくはコチラ ▼高価格でも買う価値のある「エルゴ ナチュラルカーブ ナーシングピロー」独自のカーブで赤ちゃんの体を包み込むように支えてくれる、型崩れしない固め素材の授乳クッション。ママと助産師など授乳のエキスパートたちが共同で開発した、授乳の快適性を追求してつくられたアイテムです。とにかく安定感があるため、赤ちゃんの体がしっかり固定され、ママも体勢を崩すことなく、自然な姿勢で授乳をすることができます。高密度の固めの材質を使用していることで、卒乳までへたれることなく使い続けられるのもうれしいポイント。1つ買えば、長く愛用できるから、2人目以降を考えるママにもおすすめですよ。 >>詳しくはコチラ ▼携帯できるおすすめアイテム!「リッチェル ふかふか授乳クッション」空気でふくらませて使うエアタイプの授乳クッション。赤ちゃんの体の成長に合わせて高さや固さを空気の量で自由に調節できます。空気を抜けば、コンパクトに折りたためるから、帰省時の持ち運びにも便利。カバーの片面はメッシュ生地を使用しているため、夏場も熱がこもらず、快適に授乳ができます。ボーダー柄と星柄以外にも、人気のミッフィー柄のアイテムも販売されています。 >>詳しくはコチラ ▼安いからお手軽で購入しやすい「ニトリ カバーがはずせる授乳クッション」2,000円以下で購入できるお手軽価格の授乳クッション。低価格帯のため、とりあえずお試しで授乳クッションを使ってみたいママにおすすめのアイテムです。肌触り柔らかで、吸湿性の高いパイル生地は、オールシーズン快適な使い心地。雲柄とボーダー柄の両面使用のデザインは、ふんわり柔らかさのある雰囲気が印象的です。ミルクの吐き戻しがあっても、カバーをさっと取り外せて洗えるから、お手入れも簡単。 >>詳しくはコチラ ▼助産師おすすめアイテム!「dacco(ダッコ)授乳用クッション」ママと助産師の声から作られた、実際に産院でも使われている授乳クッションです。ふんわり柔らかな使い心地なのに、繰り返し使ってもへたらず、型崩れしないのが特徴。さらにクッションは厚みがあり、赤ちゃんをのせる面も広さがあるから、安定して授乳ができると看護師・助産師からも好評のアイテムです。上質なパイル生地が肌触りなめらかで、デリケートな赤ちゃんの肌にも安心。替え用のカバーのみでも販売されています。 >>詳しくはコチラ ▼へたらないおすすめアイテム!「mogu(モグ) ママ マルチウエスト」ムニュッと柔らかな感触が特徴的なモグの授乳クッションは、パウダーのような細かな「パウダービーズ」をクッションの中素材に採用。赤ちゃんの体の動きに合わせてビーズが流動することで、体圧を分散して体にかかる負荷を軽減してくれます。さらに使い続けてもへたらず、たっぷりボリューム感でクッションの高さを保ちながら、快適に授乳ができます。カバー生地には、天然系よもぎ成分を配合し、細菌の増殖をおさえ、防臭効果も発揮してくれますよ。 >>詳しくはコチラ ▼ほどよい固さと高さが高評価!「BOBO(ボボ)コーラム ママ&ベビークッション」エキゾチックな幾何学模様が印象的なボボの授乳クッションは、見た目のデザインとともに使い心地も高評価の人気のアイテムです。クッションの中綿がしっかりつまっていることで、ママの体にもしっかりフィットし、さらに赤ちゃんもクッションに沈み込まず、授乳がしやすいのが特徴。安定した授乳姿勢に欠かせないクッションの高さ、固さともにバランスが整ったおすすめの授乳クッションです。 >>詳しくはコチラ(10mois WEB SHOP) ▼西松屋のオリジナルアイテム!「ELFINDOLL 抱き枕&授乳クッション」西松屋のオリジナルブランド「ELFINDOLL(エルフィンドール)」の授乳クッションは、妊娠中に手放せない抱き枕兼用のアイテム。クッションの端をボタンフックで留められる仕様だから、授乳中のずれ落ちにも安心です。カバーもクッション本体も丸洗いできて、お手入れも簡単。プリントが描かれた表面の生地は綿100%、裏面はパイル生地になっているため、デリケートな赤ちゃんの肌にもやさしい肌触り。木をモチーフにした北欧テイストのイラストは、おしゃれなインテリアにもなじみのいいアイテムです。 >>詳しくはコチラ ▼固くて安定感が抜群!「エールべべ 3wayクッションマカロン」授乳クッション以外にも、ママの腰痛軽減用クッションや、赤ちゃんのお座りサポートして、3通りの使い方ができるアイテム。取り外し可能なサポートクッションは、赤ちゃんのポジションに合わせて、好きな箇所に取り付けることができます。赤ちゃんの体があたるクッションの内側はメッシュ生地になっているため、通気性が高く、汗っかきな赤ちゃんも快適に授乳ができるよう設計されています。 >>詳しくはコチラ ▼インスタでも人気!「10mois(ディモワ)ママ&ベビークッション」やさしいニュアンスカラーに星柄モチーフがインテリアにもマッチしやすいディモアの授乳クッション。インスタにアップしているママたちも多く、人気の高いアイテムです。クッションに厚みがあるため、授乳しやすいのがポイント。カバー生地には、インド産の高級超長綿と天然繊維リヨセルを混紡したものを使用し、しっとり柔らかな肌触りで、クッションから外して洗濯が可能。 >>詳しくはコチラ(10mois WEB SHOP) ▼トコちゃんベルトの人気メーカー発!「青葉 授乳クッション」骨盤ケア用品として知られる「トコちゃんベルト」の人気メーカー「青葉」から販売されている授乳クッションです。ほかの授乳クッションに比べ、かなり厚みがあり、傾斜をもたせたつくりが特徴。床に対して水平な状態を保てるため、赤ちゃんがぐらつくことなく、安定した姿勢で授乳を行うことができます。お腹周りにぐるっと巻き付けたら、面ファスナーでとめられるから、ずり落ちない仕様。あかちゃんをすっぽりつつみこむような形のため、お昼寝クッションとして、ママが目の届く範囲で寝かせておくこともできます。 >>詳しくはコチラ ▼amazonでも購入可能!「ナオミイトウ ママ&ベビークッション ワイド アメザイク」水彩画の柔らかなタッチと淡くやさしい色の組み合わせが魅力的な「ナオミイトウ」の授乳クッション。クッションの真ん中部分の幅を広げたワイド仕様で、赤ちゃんを乗せるときもより安定し、授乳しやすいデザインになっているのが特徴です。クッションの綿入れ口がファスナーで開閉でき、さらに足し綿もついているため、綿を足したり、抜いたりすることで、好みの固さや高さに調節が可能。替え用に、単品でカバーのみ購入もできます。 >>詳しくはコチラ(10mois WEB SHOP) ▼助産師とともに開発した!「ラクーナ 授乳クッション」名古屋市にある前田助産院の助産師とママの声を反映して開発した授乳クッション。「すぐへたれてしまう」、「長時間の授乳がつらい」という授乳クッションにありがちな悩みを解消すべく、赤ちゃんの体重でつぶれない丈夫なつくりを実現しました。中綿の量は一般的な授乳クッションの約5倍!適切な高さと固さをつくるため、とことんまでこだわって作られています。実際に産院でも使われている信頼性の高い商品です。カバーは取り外して洗濯可能ですが、洗い替えのカバーも単品で販売されています。 >>詳しくはコチラ ▼楽天でも買えちゃう!「マーナ おやこクッション コッコ」にわとり型のデザインがインパクト大の授乳クッション。弾力があり、柔らかい使い心地を求めるママにおすすめです。サラッとした肌触りのパイル生地を使用しているため、湿気がこもりにくく、オールシーズン快適な肌心地を実感できます。カバーも中綿も丸洗いできるから、手間なくいつも清潔な状態と保てます。 >>詳しくはコチラ ▼おしゃれシンプル!「ソレイアード ・プティット・ムーシュ ママ&ベビークッション 」南フランス・プロヴァンス地方の自然をモチーフにしたプリント生地が人気を集める「ソレイアード」の授乳クッション。カジュアルなのに品のあるおしゃれプリントは、インテリアにも溶け込みやすい落ち着いたデザインが魅力的です。クッションの真ん中部分に厚みがあるため、程よい高さをキープして、小さな赤ちゃんにも授乳しやすいようサポートしてくれます。 >>詳しくはコチラ(10mois WEB SHOP) <関連記事> ■まとめ 産後すぐに始まる授乳は、思った以上にママの体への負担も大きく、重労働。そんなときに授乳クッションがあれば、慣れない授乳をスムーズにアシストしてくれますよ。毎日使うものだからこそ、固さや厚みなど使い勝手のよいアイテムをよく吟味して、選んでみてくださいね。
2018年10月02日少しでも荷物を減らしたい私と違い、子どものランドセルはいつもパンパン。何が入っているのか聞いてみたら…。なんでも入っている、こまめのランドセル今日は4コマです。学校で「ハンカチとティッシュをちゃんと持ってきたか。」という検査が行われているらしい。で、うっかり忘れてきちゃったお友達のために余分に準備していくんだと。あと給食をこぼしちゃったときに拭いてあげたりもするからティッシュは多い方がいいみたい。ほかにもこまめのランドセルにはいろいろなものが入っているので、ドラえもん的存在なんじゃないかと思ってる(笑)私なんて少しでも荷物減らしたくて仕方ないのになぁ~
2018年09月01日最近ニュースで見かける「小中学校のカバンやランドセルが重すぎる問題」。量ってみたところ、我が子のカバンの重さは10キロオーバーでした!なんでそんなに重いのか?母が、中1息子のカバンを「大解剖」してみました。きっとみなさんも、帰ってきたお子さんのカバンを覗きたくなっちゃいますよ。■ 往復4キロを歩く息子の体は大丈夫なの?息子は毎日学校から帰ってくると「だぁぁ~!」っと大きく息を吐いて、カバンごと後ろ向きにソファ倒れ込みます。「カバンが重い」「学校までの距離が長すぎる」と毎日文句を連発。学校までの距離が長いのは諦めるとして、なんでそんなにカバンが重いのか?少し前に、夕方のニュースで「小中学生のカバンが重すぎる問題」が取り上げられているのを見ました。子どもが肩こりや腰痛を訴えるので、整骨院に通っている小学生もいるとか。とはいえ、「重いのはしょうがないんでしょ?」と、母は軽く受け流していたのです。■ 10キロオーバーのカバンの中には何が入ってるの?「だぁぁ~!」いつものようにソファになだれ込む息子のカバンを、さっそく拝借。体重計にのせてみました。カバン自体がかなりの大きさ。大人の胴体と同じくらいの大きさです。10キロオーバーの「11.2キロ!!」驚く母に「いつもはもっと重いんだよ!」と、自分の苦労をアピールする息子。どんなアイテムが入っているのか、さっそく中身をチェックしてみました。教科書や部活道具など。一見、何の問題もなさそうに見えますが、ひとつずつ、チェックを入れてみます!ジャージと運動靴総重量:1.6キロ。全体の14%。息子の学校は基本、制服登校なので部活で着るジャージを毎日持参します。サッカーをしているので、スパイクは必須。これらのアイテムは特に問題なさそうです。筆箱・本・リコーダー・折り畳み傘総重量:1キロ。全体の約9%折り畳み傘は、急な雨用に入れっぱなしのアイテムですが、絶対雨が降らないような晴天の日も入れたまま。備えるに越したことはないですが、ただでさえ重いので、常に持ち歩くリスクの方が高い気がします。実際に雨が降った日は、別の傘を差して折り畳み傘をカバンに入れたままという、無意味さが不憫でなりません。朝読書用の本は2冊ありました。なぜ2冊必要なのでしょうか?息子「前に読み終わったの、そのまま入れてた~」だそうです。リコーダーも必要ないのに入れっぱなし……。無駄がいくつも見つかりました。はち切れそうな筆箱をチェック。中には黒ボールペンが4本も入っていました。教科書・ノート・資料ほか総重量:8.6キロ。全体の約77%積み上げた高さが20センチに届きそうな教科書類が「重すぎるカバン問題」の一番の原因です。教科書がデカい!自分が小学生低学年だった頃のサイズと同じです。そして全ページがカラー刷り!イラストが多く図解が多い!ページ数が増えてしまうのもわかります。教科書の厚みは平均1センチ。紙質もしっかりしているので、重いのも当然です。特に社会は副教材が多く、地図帳やワークなど教科書以外に持参するものが多く、カバンが重くなってしまう教科です。この日のカバンには「歴史」と「地理」の両方が入っていました。これは両方持っていかなければならないのでしょうか?息子「いや、間違えたら嫌だから一応入れておいてるー」ですって……。毎日、ちゃんと時間割を確認しましょうね。他にもプリント類や、ちょっとした参考教材のような冊子類。入れっぱなしの物を、複数発見しました。下の写真は、その日には必要ないはずだった教科書類です。このほかリコーダーや折りたたみ傘など、削減できたトータル重量は2.2キロ!約20%を削減できました!とはいえ残り9キロです。それでもまだ十分に重いですよね。■ ダイソーの「カバン用ショルダーパッド」が使える!肩紐が細く薄いカバンだと、ヒモが肩に食い込んでしまい、痛みや重みを感じます。100均ダイソーで、すぐに問題を軽減してくれそうな、いい商品を見つけました。「かばん用リバーシブルパッド(滑り止め付き)」です。カバンの肩紐にくるりと巻いて、ボタンを2か所留めるだけ。これで肩への負担が軽減されて、ベルトのズレ落ちを防ぐという商品です。息子に感想を聞いてみたところ、ベルトにクッションが付いているので食い込みが和らいで、肩があまり痛くないそうですよ。いかがでしたか?学校で使うもののせいで、お子さんが腰痛や肩こりになってしまっては大変です。「重いカバンを背負う子どもが不憫だわ……」と思っているお母さん!ぜひ一度、お子さんのカバンをじっくりチェックするところから始めてみてはいかがでしょうか。
2018年08月27日夏休みに入りました。筆者の子ども達も学校から様々なものを持ち帰ってきました。6畳弱の子ども部屋を2人で使っているため、収納場所に余裕はなく、持ち帰ったモノを置くスペースはありません。そこでボックスを使って臨時の収納スペースを設けたりして工夫しています。今回は、学用品の保管方法を3つご紹介します。■ 1.一時置きに最適な「バンカーズボックス」フェローズの「バンカーズボックス」は組み立て式のため、使わないときはフラットな状態に戻すことができます。ですので、一時置きに最適です。筆者宅ではお道具箱、防災頭巾、上履きなど夏休み明けに再び学校へ持っていく物を、すべてこの中に入れて保管しています。あちこち分けて収納してしまうと登校日に慌てがちですが、箱の中にまとめて入れておくと探す手間もなく休み明けの準備がとてもスムーズです。100年以上前にアメリカで銀行向けに大量の資料を効率よく保管するために作られたというバンカーズボックス。とても丈夫で積み重ねも可能なため、このような一時置きのほかに、図工道具の収納や雑誌の保管などにも利用しています。■ 2.道具箱とランドセルのメンテナンスは子ども達の役目夏休みが始まったらすぐに子ども達が道具箱の中身を全部出して、箱の中を拭いて不要な物は処分し、足りない物があれば言ってもらうようにしています。ランドセルも同様に中身を全部出して、拭くようにしています。以前、ランドセルのチェックをしなかったとき、休み前に持ち帰った使い古しの濡れた雑巾が休み明けまでランドセルに入れっぱなしの事がありました……。幸いビニール袋に入っていたのでランドセルに影響もなく事なきを得ましたが、それからは長期休みの時に必ず行うようにしています。今回も探していた手袋が出てきました。やはり定期的にランドセルの中身を全部出すことは大事ですね。■ 3.上履きのチェックだけは休み明け直前に夏休みが始まると学校の事などきれいさっぱり忘れてしまうので、メンテナンスは休みに入ったらすぐ行うようにしていますが、上履きのチェックだけは休み明け直前に行います。しずたか / PIXTA(ピクスタ)成長期の子どもは休み中にサイズアップする事があるので、これだけは休み明け直前です。早めのメンテナンスを心掛けて、一時置き場にまとめて収納しておくと、夏休み明けの学校生活もスムーズにスタートすることができます。みなさんもぜひ実践してみてくださいね。
2018年07月29日「なんか、今、生きてるってカンジがする」長男、衝撃の言葉。出典 : こんにちは。『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法』著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。小学校時代、学校があんまり好きではなかった長男。小1の時に発達障害の診断を受けた彼なので、私は「うちの子は、そういう個性なんだから、まあ、しょうがない」と思っていました。ところが、自分に合った私立中学で毎日楽しく学校に通う姿が見られるようになり、私はそこに「障害」をほとんど感じなくなりました。そんな中、ある日彼がふと言った衝撃の言葉…!「かあちゃん、おれ…なんか、今、生きてるってカンジがする」…え!?一体どういうコト!?私は今、長男がどんなに頑張っても小学校を好きになれなかった原因は、本当に「発達障害だから」だったのか、疑問を抱いています。確かに、一斉授業や集団教育を受ける上で、長男の生まれながらの体質的に「ものすごく苦手なこと」が、クラスの皆や先生、長男自身の足を引っ張っていたこともあるでしょう。でも、彼は卒業間近のころ、「小学校の全てがイヤだったワケじゃない。いい人もいたし、いいこともあった」と言えるようになりました。ではなぜ、長男は今まで「生きてるってカンジ」がしなかったのでしょう。実は、私たちが信じていた学校の「当たり前」は、もしかしたら、もう違うのかもしれません。長男は中学で、まるで開国まもない日本から初めて異国に渡った使節団のような衝撃を経験しました。もちろん、長男の中学独自の校風や設備、教育カリキュラムや生徒層の違いといったものもあります。でも…彼が心底感動しているのは、もっともっと「人として」本当に基本的なことなのです。私はそれを「私立だからできること。公立なら仕方ない」とは到底思えません。だって、長男が目を輝かせて語る「中学のスゴイこと」は、やろうと思えばどの学校でも、今すぐできることばかりだからです。では、その「衝撃体験」をご紹介します。出典 : 「かあちゃん、スゴイよ。体操座りじゃなくていいんだって!」そう長男が嬉々として真っ先に報告してきたのは、全校集会などの際の「体操座り」のこと。小学校では、体育館や校庭に集まった時は、全員体操座りで、一言も喋らずに待たなくてはなりませんでした。どんなに集会が長引こうが、足を崩したら注意されてしまうので、長男には長時間じっと動かずにいることが苦行だったようです。ところが、息子が通う中学では、好きなように座っていいのだそう。隣の生徒に迷惑のかからない範囲であれば、少しばかり体操座りを崩そうが、あぐらをかこうが、ペタンコ座りしようが、痺れた足を組み替えようが自由だそうです。先生が話し始めるまでは、生徒同士の雑談もOK。しかも、全校集会自体の回数が少なく、ことあるごとに番号順で廊下に整列する機会も随分減ったのだそう。…言われてみれば、どうして今まで「全員体操座り」でなければならなかったのでしょう?確かに、静かに先生の話を聞けてさえいれば、必ずしも体操座りである必然性はありません。それとも「貧血で退場するまで、全員起立していた親世代よりマシ」と、ポジティブに捉えるべきなのでしょうか?出典 : 学校のロッカーに教科書類を保管する「置き勉」禁止に加え、教科書が大型化しているため、重いランドセルや通学カバンが子どもたちの負担になっている話題をテレビやネットで見かけました。うちの地区も小学校まで遠いほうです。小学生が重いランドセルに鍵盤ハーモニカや習字道具を両手に持ってヨロヨロ歩く姿は危なっかしいです。ましてや小さな1年生たちが真夏に汗だくで道端で座り込んでいる姿は、かわいそうで見ていられません。「学校行きたくない」と、うちの子たちは朝、時々登校をしぶります。何か不安に感じることがあったり、行事や季節の変わり目で負担の大きな時期だったり理由は一つでないにしろ、重い荷物がより一層学校への足取りを重くしているのは否めません。ところが長男の中学は、「宿題に必要なもの以外は、ロッカー保管でいい」のだそうです。教科書・副教材や辞書類、弁当・部活道具など、小学校の比ではないほど持ち物が増えましたが、合理的でほっとしました。それに、うっかり屋の長男にとっては、忘れ物の心配もかなり減りました。今までなぜ「全部」持ち帰っていたのでしょう。…これは正直、今でも毎日汗だくでランドセルを背負い登下校している次男と長女にはとても言えません。「脱ゆとり」で重くなるランドセル児童体重の半分にそれでも「置き勉」禁止のなぜ |AERA dot.出典 : 長男より私が感動したのは、学校との連絡が専用SNSでできることです。小学校では毎日、子ども3人分の大量のプリントを受け取っていました(今も、2人分ありますが…)。もちろん、テストや宿題のプリントなど、必要な紙もあるのですが、同じお知らせが3通来たり、なぞのチラシや案内も沢山貰います。取捨選択が苦手な私は、本当に必要な情報をプリントの山から発掘しなくてはなりません。さらに困るのが、長男が大事なお知らせを持ち帰り忘れて提出期限が過ぎてしまったり、必要な持ち物の用意に慌てたりすること。ところが今は、生徒・保護者・先生間の連絡のやりとりや、欠席連絡は全てネット。スマホにメールで配信通知も来ますし、先生にも生徒・親が読んだことが分かります。発掘作業も必要ないし、うっかり資源ゴミに出す心配もなく、必要な書類はいつでもネットで確認・ダウンロードできます(小学校でも折角、電話連絡網が廃止されメール配信になったのに、使われるのは基本的に緊急時か、PTA活動のお知らせのみ…です)。地球に優しい長男は「ムダな紙を減らせて、エコだね!」と言います。出典 : 小学校の下校時刻。習い事の日などに子どもたちを迎えにゆくと、毎回先生方の「○組、遅いですよ」「○班、早くして下さい」「皆さん、5分遅刻です」という声が聞こえてきます。いわゆる「連帯責任」で、日本の学校ではよくある光景でしょう。多くの子どもたちをまとめる先生方は本当に大変だとは思うのですが、私はこれが長男の友達トラブルの元凶だったようにも思えます。マイペースでうっかり屋の長男は、何かと集団行動から遅れがち・注意されがち。もちろん、彼にも努力の余地はあり、怒られるのがイヤで改善した部分もあります。でも長男は、先生に自分だけが注意されるより、長男のいる班やクラスごと注意を受けて、皆から冷ややかな目で見られたり、「おまえのせいだ」「ちゃんとやれ!」と、上級生たちに何度も注意の上書きをされることのほうが、よほど辛かったようです。また、高学年になり早めに集合できるようになると、今度は「自分はちゃんとやっているのに、なんで一緒に怒られないといけないんだ」という、できている側の理不尽さも感じるようになりました。日常的な「連帯責任」は、子どもたちの中で「この子のせいなのだから、注意すべき」という空気ができてしまいます。もちろん、危険なときや周りの迷惑になるときなど、本当に注意が必要な場合はあります。集団生活では「時間を守る」などのルールも必要でしょう。でも、些細なことまで、人と違うことをする子を皆で注意し合うのが「いいこと」だと思い込んでしまうと、結果的に、それがいじめの芽になってゆく可能性もあるのではないでしょうか。長男は中学で、登校班自体がないのがとても気楽なようです。また、先生から全く注意がないワケではありませんが、長男が何かやらかしても個人の問題なので、かえって「おれのミスは、おれのせい」と素直に受け止められているようです。他のお子さんがそばで叱られても自分まで一緒に不安になることもありません。そのせいか、クラスの様子を楽しそうに話してくれるようになりました。集団教育上どうしても注意が必要な場面も、私だってあると思います。危機管理上、登校班も必要な場合もあるでしょう。でも連帯責任だと言って「みんなで、お互いに」責め合う必要はないと思いませんか?出典 : 昨今、何かと話題になる部活動とPTA。長男の中学の部活動は「参加は任意」です。部活自体に入るかどうかも含めて、自分の意思で選択できます。そして、全国大会を目指して練習するハードな運動部から、「来たい時だけ顔出せばいい」ゆる〜い文化部まで、選択肢は様々。家庭や習い事での自分の時間も大事にしたい長男は、活動がゆるめの部に入って「部活、超楽しい♪」のだそう(ちなみに顧問の先生は部室の鍵と部費の管理以外、生徒たちに運営を任せています)。またPTA活動も、正直な話、うちには少々手のかかる子が3人もいるので、負担感が大きいように思っていました。それでも、御多分にもれず小学校では「全員必ず1回は役員をやる」ルール。ところが、中学の保護者会の「役員選出の事前アンケート」にはナント!□役員をやりたい□誰もやらなければやっても良い□引き受けられない…の3択が。「やる」1択ではないことに、ものすごく感動しました(引き受けられない理由を書く欄もありませんでした)。これで良いイメージを持てたため、保護者会の諸活動も、予定が合えばできる限りの参加をしたいと思えました。自分の意思を尊重されること、プライバシーを晒け出さなくても個人の都合を考慮されること、本来任意の活動に参加を強制されないこと…これが本当は「当たり前」なのではないでしょうか。部活の強制入部 やめるべき「自主的な活動」に全員参加の矛盾(内田良)|YAHOO!ニュースなぜPTAは「必ずやってください」と強制できるのか? ふつうなら炎上するやり方が通用するワケ(大塚玲子)|YAHOO!ニュースどんな子にも、時代にあった「合理的配慮」を…!出典 : 「今、生きてるってカンジがする」と長男が言った理由…これでお分りいただけたでしょうか。もしかしたら、小学校6年間「学校キライ」と言い続けた長男は、他のお子さんたちよりも、ほんの少し、自分の気持ちに正直だっただけなのかもしれません。発達障害のある・なしに関わらず、どんな子だって、心身共に大事にされたいのは「人として」当たり前です。そして、私の育児経験上、「こうでなければならない」「絶対にこうあるべき」という、大人の側のこだわりが多ければ多いほど、教育やしつけが難しく感じられます。こちらが柔軟におおらかに対応できれば、子どもにも素直に伝わりやすく、「問題」として気になることが減っていくように思います。中には「子どもに甘い。これだから今の親は…」と嘆く方もいるかもしれません。確かに、昔はもっと厳しかったものです。でも、もしこれが「今の」大人社会だったら…と想像してみてください。長い会議を姿勢を一切崩さずに座り続けられますか。毎日米袋を担いで通勤したいでしょうか。大量に紙のプリントを渡されたら、ため息が出ませんか。同僚とミスを責め合いながら、良い人間関係が築けますか。本来任意の飲み会やボランティア活動を強制されて、喜んで参加できますか。そんな職場で「毎日仕事が楽しい」「会社行きたい」と、前向きに思えるでしょうか…。長男は今、毎日満員電車に乗り、授業時間も宿題も増えましたが、文句ひとつ言いません。私には「あの」長男が信じられないほどガマン強くなったように思えますが、本人は「学校が楽しいから、これくらい平気」と、やる気十分です(勿論私立の中にも、より規律が厳しい学校もあるでしょう)。小学校時代、先生方はご多忙の中、何かと制限の多い環境で、できる限り一生懸命やってくださり、私は心から感謝しています。でも、そもそも、その前提となっている公教育での「当たり前」が、既に時代にそぐわなかったり、妥当性・合理性を欠くものであったり、旧時代の価値観に基づくものであったりするならば、思い切って見直す時期なのではないでしょうか。時代に合わせて「常識」「当たり前」も、変わっていくのです。新しい学習指導要領の導入で、小学校から英語・プログラミング教育が始まり、また、外国からのお子さん・保護者も増えている中、「Why?」と聞かれて合理的に説明できないことは、私はもう役目を終えているように思います。新しいことを始める前に、今ある負担を減らさなくては、子どもたちも親も先生方も疲れ切ってしまうでしょう。そして、人として基本的な「合理的配慮」が必要なのは、障害のある子だけではないと思います。いわゆる「フツーの子」たちも、心身の負担やストレスが減ることで、お互いを思いやったり、個性や考え方の違いを認め合う心の余裕ができるかもしれません。長年の教育現場の慣習として、すぐに変えるにはハードルが高いこともあるでしょう。でも、少なくとも「体操座りじゃなくてもいいですよ」って言うのに、1円だってかからないのですから。大場美鈴(著), 汐見稔幸(監修), 『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法』ポプラ社, 2017年
2018年07月17日小学3年生になった長男。翌日の準備などは本人に任せているのですが、翌日の時間割を確認したあと、ランドセルの教科書を入れ替える所を見たことがないのです。本人に聞いても、『全部ちゃんと入ってるで!!』と自信満々な返答。別の日。その理由が明らかになりました。この日はランドセルではなく、リュックで登校する日でした。しおりとふでばこしか入っていないリュックはとても軽かったようで…ついポロッと自白(笑)その日に必要のない教科も含め、全教科分の教科書とノートを毎日持って行っていたようです。そら、重たいわ(笑)(翌日から私の監視の下、ちゃんと必要な教科だけ持って行くようになりました)
2018年06月13日同じ孫なのに、孫同士で扱いに差が出る、祖父母からの「孫差別」。孫差別を感じた時は、どのようにして対処したら良いのでしょうか?「うちの子は姉弟2人。男の子好きの義母が、弟ばかりをかわいがって、お姉ちゃんがかわいそう…」「ずっと私よりも姉をかわいがってきた父が、私と姉に子どもが生まれてからは、姉の子どもばかりかわいがる」こんな孫差別に遭遇したときの対処法を、心理カウンセラーの筆者がご紹介します。孫差別をする祖父母の心理は?孫差別をする祖父母の心理の裏側には、孫の親である息子や娘、その配偶者への感情が隠されていることがよくあります。長男が家を継ぐという考え方の人なら、長男の子どもだけは別格だから優遇する、という祖父母もいるでしょう。あるいは、息子よりも娘のほうが気の置けない関係で何でもズバズバ言える、と思っている祖父母なら、息子の子(内孫)より娘の子(外孫)を優先させるかもしれません。実際、内孫よりも外孫を優先させる祖父母のほとんどが、「息子の子はお嫁さんに気を遣うので何もできないが、娘の子なら自分の好きに扱って良い」という考え方を持っています。差別のパターンはさまざまで、例えば同じ両親から生まれた子でも、長男と次男とで差を付けられる場合があります。これは祖父母が、「長男の長男だから優先すべき」または「小さい子だから優先すべき」と考えているのかもしれません。いっぽうで、「男の子より女の子が好きだ」あるいは反対に「女の子より男の子が好きだ」という理由も存在し得ます。これらとは全く別に、単純に会う回数が多いなど、「なつくからかわいい」「なつかない孫はかわいくない」という理由で差別をする祖父母もいます。やっぱりなついてくるものはかわいく思えてしまうのですね。考え方は人それぞれですが、「そもそも孫同士で差別するのはおかしい」と考え、意識して平等に扱おうとしていない限り、孫差別は非常に起こる可能性が高いものなのです。そんな祖父母の中には、自分の子どもを、きょうだい間で差別していた人も少なくありません。祖父母が子育てをしていた時に、長男よりも次男のほうがかわいかったので、長男の子よりも次男の子がかわいい…という人もいます。「モノによる」「言葉や扱いによる」孫差別、どう対処する?孫差別に多いのは、「モノによる差別」と「言葉や扱いによる差別」の2パターンです。モノによる差別には、例えば「長男のときはランドセルを買ってもらったのに次男のときはなにもない」「親戚一同で遊びに行ったのに、一部の孫にしかお土産がない」といったようなものが挙げられます。これは、モノが存在していない以上、その場ではなかなかフォローする方法がありません。特にランドセルのような、子どもが知らないようなことならともかく、親戚一同で集まったときに気に入った孫にしかオモチャがないような時は困りますね。言葉や扱いによる差別は、例えば「●●ちゃんは勉強ができてえらいね~」などと、特定の孫ばかり褒める。あるいは、親戚一同で集まったときに、特定の孫にだけ何を食べたいか聞いて振る舞い、他の孫には一切聞かない…などがあります。いずれの場合も、最も効果的な対処法は、「孫の親である自分自身と祖父母が親しくなり、子どもが孫として祖父母になつく」ということです。祖父母とは、娘息子も独立してしまい、老いもあってか、人生に寂しさを感じやすいもの。そんな時、自分に厳しくも優しくしてくれる相手、「おじいちゃん、おばあちゃん!」と言って立ててくれる相手がいれば、その相手を優遇したくなってしまいます。差別されると疎遠になりたくなるのが人間の心理ですが、そこをぐっとこらえて、あえて相手の懐に飛び込むことが必要になるかもしれません。子どもにも、年配者に対する礼儀や態度、身の処し方を指南する良い機会でもあるでしょう。連絡をこまめに取って、体調ケアを気に掛けたり、子どもの成長や今の様子、子どもの好むものを報告し続けることで、祖父母からの扱いが変化することも。ただし、差別の度合いによっては、子どもの心理的なケアを優先すべき時もあります。いくら祖父母に対して親切に振る舞っても、相手が変化するとは限らないのが難しいところ。祖父母から自分や、時には両親が差別されるのを目の当たりにして、子どもが祖父母の側に行くのを嫌がったりする場合は、子どもたちが大きくなるまで、実家や義実家から距離を置くという選択をする家族もいます。そこまではしたくない、という時は、他家の孫とは違う時期に祖父母を訪問し、同時訪問を避けるなどの工夫をしてみましょう。祖父母には期待をしすぎないこと脇から見ている親世代には、信じられないようなことですが、孫差別が起こるとき、孫差別をしている祖父母には、その自覚がないことがほとんど。自覚がないので、こちらがストレートに孫差別を指摘しても、「そんなことないわよ」と言われたり、逆に相手の気分を害してしまうことが多いでしょう。孫差別には、祖父母のその時の経済状態や、体力の有無も関わっていることがあります。先に生まれた孫にはランドセルがあったのに…というのはその最たる例で、現役時代に生まれた孫と、引退してから生まれた孫とでは、誕生祝いで差を付けられることも。まずは、祖父母には期待をしすぎないことが重要です。最近では、あれもこれもやってもらって当たり前だと考えている親世代もいて、その期待に対する裏切られた感が「孫差別をされた」という感覚につながっているケースもゼロではありません。祖父母も人間!孫差別をできるほど元気なのは儲けものだと思って、親世代が「そんなもんだよね…」というおおらかな気持ちでいることも大切ですよ。<文・写真:フリーランス記者あん茉莉安>
2018年06月06日いよいよ年長ママのランドセル選び「ラン活」が本格化する時期。色も機能もさまざで迷ってしまいますね。そこで頼りになるのは、やっぱり現役小学生ママの声。実際に使ってみたからこそ分かった、選ぶポイントを紹介します。買ってよかった!成功例エピソード■色は通う小学校の傾向をリサーチ小学生の登下校の様子を見に行ったところ、シックな色合いのランドセルを背負っている子が多かったので、茶色を選びました。娘も「友達と色が一緒でうれしい」と感じているようです。(大阪府・YS)■使い勝手のよさにこだわるべし!小1のお姉ちゃんに「荷物を留めるナスカンは利き手側にあった方がいい」「鍵を入れるチャック付きのポケットがあると便利」など教えてもらいました。使い勝手を考え、細部にこだわって良かったです。(神奈川県・MT)■手ぶらで通える大容量で通学楽ちんA4サイズよりも幅広の教材が配布されると聞いていたので、A4フラットファイル対応のものを購入しました。教材が楽に入るだけでなく、体育着や道具箱なども詰め込めるので、両手が塞がらずに済んでいます。(千葉県・KN)■背当てのフィット感を重視して疲れ知らず!お店の人から「背当てが体型に合っていないとベルトがずり落ちてしまう」と聞き、とにかくフィット感を重視しました。おかげで片道20分以上の距離も「疲れた」「重い」と言わずに通えています。(柏市・YI)こうすればよかった…失敗例エピソード■気付かなかった男子の目の付け所購入時は「何でもいい」と言っていた息子。こだわりがないと思いきや、入学後、友達のランドセルの自動ロック機能を見て「あれがよかった~」と言っています。男子は色より機能にこだわるみたいです。(東京都・TM)■ママがこだわった本革が裏目に…丈夫さを重視して本革にしたのですが、小柄なわが子は毎日「肩が痛い~。重い~」と言っています。教科書を入れると大人でも重いと感じるし、本革の中でも比較的軽いものを選べばよかった。(愛知県・SK)■じぃじ・ばぁばの説得に失敗…出資者のじぃじ・ばぁばの意見を取り入れて赤いランドセルに。しかし、クラスの女子の大半はラベンダー・ピンク・水色などで、娘はいまだに不満げ…。今どきのランドセル事情をちゃんと伝えればよかったです。(北海道・AK)■箱型の筆箱が場所を取ってしまう…教科書の上に筆箱を乗せられるタイプにすればよかったとちょっと後悔。筆箱を入れると体育着や給食袋が入らず、無理やり詰め込むと、せっかくアイロンを当てた白衣などがシワシワになってしまいます。(千葉県・MS)(illustrationTAKANA Kana)
2018年06月06日待ちに待った始業式のはずが…4月です。新年度です。長男も小学3年生の春を迎えました。春休み中、3年生になることへの緊張の気持ちを話すこともあり、毎日のように始業式の日にちを確かめ、「あぁ、この日から学校かぁ…」とドキドキする日々を送っていました。そしてついに春休み最終日の夜。Upload By ラム*カナ「春休み終わりなの!?」と絶叫する長男…。いやいやいやいや、あんだけ確認していたでしょうよ!キミの脳内カレンダーどうなってるの!…と、一応ツッコみ。ま、予想範囲内な反応なんですけどね。自分から始業式準備!「おっ!」と思ったのもつかの間Upload By ラム*カナでもそのあと、そそくさと自ら筆箱の中身を整え始めまして、「おっ!偉い!」なんて思ったら…なんでしょう、この消しゴムの充実感。それに対する鉛筆の不足感。(ちなみに鉛筆は芯が折れています。そしてそもそも短い!)ひとまず、先日無事(?)に新学期を迎え、元気に学校へ行った長男。颯爽と帰ってきましたが、さて、ランドセルの中をチェック。あれあれ…!?始業式の日といえば、いろいろなプリントをもらってくるはずですよね。帰宅後、長男のランドセルをチェックしたらですね…Upload By ラム*カナぜーんぶ忘れてきましたよ!新年度早々、持ち物や時間割が行方不明!という幸先のいいスタートを切りました!あいかわらず絶好調です!!泣ける!!(ありがたいことに、しっかり者のお友達と同じクラスになれたので、その子のママに連絡をして情報を得られましたが、やはり膨大な量の要記入プリントが配られたと聞き倒れそうになりました…)なにはともあれ、楽しい3年生になりますように!
2018年04月13日1年生を終えたぐっちぃ家のこまめちゃんとのまめちゃん。1年間使ったランドセルカバーを見てびっくり!2年生になると、黄色いランドセルカバーともおさらばなのです。実は昨年からちょいちょいかわいいカバーを探していたんですけど、結局「まだ早いかな」って先延ばしにしてたらギリギリになってしまったという…。吟味してる背後でくまさんが「それって必要なの?」って言い出してきましてね。見ろ!これを!あってよかったランドセルカバー。双子たち曰く、学校や学童でふざけてた子たちに書かれた。って言うんですけどね。たぶん、自分たちもランドセルを机にしてお絵かきでもしてたんじゃないかな…(詳細は不明)とにかく、これをみる限り新しいカバーは絶対必須!
2018年03月31日でしゃばり、ケチ、おせっかいに無関心…!?孫の入園・入学にまつわるお義母さまの仰天エピソード間もなく入園・入学シーズンですね。お子さんの入園や入学を楽しみにしているママも多いのでは。それはお義母さまにとっても同じこと! かわいい孫の入園・入学とあれば、張り切らずにはいられない気持ちわかります。でもソレ、やりすぎじゃないの!?とビックリさせられたことはありませんか? そこで今回は子どもの入園・入学にスポットを当て、みなさんから寄せられた「孫の入園・入学にまつわるお義母さまの仰天エピソード」を紹介します。2018年1月24日~2月19日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:58件イラスト:春吉86%ちょっとケチ!? 財布の紐がやたら堅い…義父母にとって初孫にあたるうちの息子。ランドセルのことを気にしていたので「一緒に見に行きます?」と誘ったら喜んで同行。でも、息子が選んでいる時にあーだこーだ言ってくるのに、いざ購入するとなると遠くに離れて見ているだけ。えっ?支払いしてくれないの!? 確かに「買ってあげる」とは一言もなかったけど、少しぐらい出してくれると期待していたのに…。息子は「おばあちゃんたちに買ってもらった」と思っているが、「お父さんが買ってくれたんだよ」と説明している(ぴっころりん)義母が来春小学生になる娘の勉強机に、夫(息子)が子どもの頃使っていたお下がりはどう?と言ってきた。物を大事にするのはいいけど、コンパスの針で開けたような穴がたくさんありボロボロ。さらに、義母宅から我が家は遠いのでものすごい送料になるし、買ったほうが安いんじゃないの?と思う。夫にすかさず断ってもらったが「いくらかかったと思ってるの〜」と不満たらたら(ハトムギ)ランドセルや机の値段を聞くだけで、一切お金を出す気がない義母。娘を「内孫」と言うのは口だけで、義妹の子ども達ばかりに気や金を使う。それなら聞かないでほしい(みったま)子どもは敏感なんです… “孫差別”反対ー!!長男は義母にとって初孫でそれはそれは大事にしてくれるが、長男と次男の対応に落差がありすぎ! 長男入学の際は早くから「ランドセルは私が日本製のいいやつを買う!」と言ってくれ、実際に購入してくれた。一方、今年は次男が入学すると伝えているのに、ランドセルのラの字も出ない。結局、次男のランドセルは私の母が買ってくれたけど…。お義母さん、次男も差を感じていますよ〜(しゅんめりー)義妹の子ども達が保育園入園や入学、中学進学の時は、「お兄ちゃんなんだから、お祝い渡さないと」と会うたびにしつこく言われた。義母も義妹にお祝いを渡していたようだが、娘が入園する時は「おめでとう」の言葉だけで、お祝いの品やお金は一切くれなかった。4月から小学生になるが、多分今回も同じだと思う。義母の孫差別、娘も何となく分かってきているような気がする…(はっち)上の子だけにお祝いをくれる義母・義姉妹なので下の子がかわいそうに感じてしまう。また、義姉の子どものことになるとうちの子との差別化が激しい。お祝いのお金をちゃんとあげなさいよとか、お年玉も親戚が少ないんだから多めにね、などよく言われる。お返しは一切ないが…(ほのぼの)勝手に決めないでっ!義母が憧れていたカトリックのお嬢様学校の付属幼稚園に娘を入れるように強く薦められ、そうせざるを得ない状況に。本当は近くの市立幼稚園にするつもりだったのに…(のぶりん)入園式の服装から持ち物、髪型まですべて義母に仕切られた。また、入園祝いの食事会に近所の人まで呼び大事に。私は家族だけでアットホームにやりたかったのに…(ひらっち)ランドセルや子どものスーツ選びに口をはさんで勝手に選ぼうとする。なるべく会わないようにして、子どもが好きな物を選ばせることにすると言いきった(メモン)あのぅ… 母親は私なんですが!!入園式のために着物を新調した義母。参列者は両親のみと決まっている園だったのでやんわりお断りしたら、あなたは家にいたらと言われた。母親のフリをするつもりだったらしい。ビックリした!(あや)孫の入学式に義母も参加した。入学式当日、くりんくりんの巻き髪にバッチリメーク、淡いピンクのワンピースで登場した60代の義母。若作りしすぎでちょっと痛々しい…。当の本人は「ママと間違えられたら困っちゃうわ〜!!」と得意げな様子。大丈夫! 間違えた人は誰もいませんでしたから(苦笑)(ねねでぶ。)園や学校から、式に参加できるのは保護者2人と指定があった。ちょうど夫が休めるので、2人で出席出来るね♪と話していたら電話がきて、義父母で出るつもりだったのにと不満爆発で困った。誰が親だかよく考えてほしい(ゴタゴタは大嫌い)厚意はうれしいけれど… ハッキリ言って、ありがた迷惑!息子の入学式に何を着て行こうかなと言っていたら、「着付けてあげるから私の着物を着ていきなさい」と義母。結局、嫌と言えずに渋々着ていくことに…。かなり古い着物で防虫剤のにおいはキツイし生地は薄いしで、寒くて風邪を引いてしまった(なな)入学式当日、朝早くから見せたい物があると言われ待っていたら、夫(息子)の入学式の写真だった。確かに懐かしいし笑えたけれど、入学式当日の朝の一番バタバタしてる時に見る必要はあったのかな…?(マナティ)初孫の入園式。私達の園は少しだけおめかし的な感じで行くのが子ども達の入園式スタイル。逆にキメ過ぎると浮いてしまう。それに合わせて用意してたのに、これを着なさいと半強制的にキメッキメのスーツが用意されていた。無下にできず、使えるものは使い崩せるところは違うものに変えてみたりとキメッキメにならないように工夫した(二児のおかん)“張り切りすぎ”も“無関心”も考えもの!?前日から泊まりに来て、つきっきりで準備していた。放っておいた(ひだまり)写真を撮って見せていたら、近所の人にも見せるから置いていくように言われ、まわりに見せまくっていたことがあった。最終的に、離れたところに住んでる近所の人の子どもにまで見せていたことがわかりビックリ(苦笑)(pan)超自己中心的な義母は、全く孫に興味なし! 友人とのランチや美容にしか興味がないようで、入園祝いのひとつ(「おめでとう」の言葉さえ)もなかったのにはビックリだった!(ぴよち)
2018年03月22日小学校入学と言えば、ランドセルの購入。祖父母からのお祝いに贈られるという話もよく聞きます。そして、親が用意するモノには、体操服、上履きと「定番」を想像する人も多いでしょう。しかし、そういう「定番」はあなたの地域だけかもしれません。今回は、北海道在住の筆者が、北海道ならではの、入学に必要な持ち物について紹介します。北海道の小学校は体操服がない!水着も自由!だけど・・・東京や関西、九州などから、北海道に引っ越してきた人が驚くのが、北海道の小学校には体操服がないこと。下は黒のショートパンツで、といった色や形の指定もまったくありません。体育の日はジャージで学校に行く子も多いですが、動きやすい服装であれば何でもOK。学校で着替えるということがないので、ちゃんとチェックしないとスカートで体育をするという場合もあります。運動会は、札幌の場合5月か6月が多いのですが、運動会のときだけは、学年の表現(ダンス)に合わせて、上は白のTシャツでといったお達しは来ます。年に4回ほどしか行われない水泳の授業では、水着も自由で、「スクール水着」という概念すら存在しません。女の子はふりふりのピンクや黄色の水着を着用している子も多いです。体操服もなく、シューズも自由、つまり学校専用である必要がないので、お金がかからないかと思いきや、北海道の小学校ではスキーセットが必須になります。これが意外とやっかいで、子どもの身長と足のサイズにきちんと合ったサイズでないと危ないため、すぐに大きくなる子どもに合わせて買い替えが必要です。スキーの持ち運びや学校での保管のための、スキーケースやスキー靴バックも必要で、フルセットでそろえるとなかなかいいお値段です。そのため、期間レンタルの利用や中古ショップの利用もにぎわっています。合わせて、中学年以降はスキー場での実習がある小学校が多く、バス代やリフト代の徴収もあります。指定の上履きもない、制服のある公立小学校は存在しないバレエシューズタイプの「上履き」を指定で履いている、という小学校も多いと思いますが、北海道では外で履くようなスポーツシューズを校内で履く場合が多いです。つまり、上履きも自由で、体育館シューズなどはありません。規定があるとすれば、運動ができる靴であること(スリッパやサンダルはNG)と、学校によっては、靴底が白などの指定はあるようです。また、本州などではちらほら、制服のある公立小学校も存在しますが、北海道の小学校では現在、制服のある公立小学校は存在しないようです。ちなみに、札幌では、制服のない公立高校(進学校)もあるんですよ。どこまでも自由裁量が大きいのが北海道の学校の特徴とも言えそうです。自由選択ではなく、共通のランドセル型カバンが増えてくる?さてさて、冒頭でお伝えしたランドセル。北海道ではみんな自由なランドセルで登校しているかと思いきや、札幌の隣町・小樽では「ナップランド」というランドセル型のカバンが主流になっているそうです。京都近郊では「ランリュック」といって、指定のリュックサックで登校する小学校もあるようですね。札幌市内ではまだまだランドセルが主流ですが、ランドセルでなくてはならない決まりはなく、高学年になるにつれて市販のリュックサックに切り替えていく子どもも多いです。小学校のお祝いにランドセルを考えている身内がある場合は、学校の様子や子どもの要望など、よく確認してみるといいかもしれません。春は進学の季節と同時に、転勤や引っ越しが多い時期です。住んでいる地域が違えば給食のメニューが違うように、服装やランドセル、用意する持ち物が異なります。もちろん、時代の違いもあるかもしれません。親や祖父母が思い描く小学校の「定番」と違うこともあるので、特に転勤や引っ越しで、住み慣れた地域ではない小学校へ入学する際には、よく確認してみることがポイントです。<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年03月06日お子さんが小学生になると同時に、仕事の都合などで初めて子どもに鍵を持たせるというママも多いのではないでしょうか?鍵をなくさずにちゃんと管理できるのか、と不安に思う気持ちもあると思います。そこで、実際に子どもに鍵を持たせている先輩ママたちに、鍵の持たせた方をリサーチしてみました。キーチェーンやキーケースでランドセルに付ける最もスタンダードなのが「スパイラルになっているキーチェーンをランドセルに取り付けて、鍵をランドセルのポケットに入れる」という方法。キーチェーンは100均でも手軽に購入できるそう。ただ、ランドセルを下ろして鍵を取り出すのを子どもが面倒くさがったり、ドアの前で時間が取られることが防犯の観点では狙われやすいということを危惧する意見も。そこで最近の主流になりつつあるのが、ランドセルの肩ベルトに取り付けられるキーケース。「リールつきで取り出しやすく、娘はランドセルと同系色のデザインを選んで楽しんでつけている」という先輩ママも。デザインが豊富で、ネット検索するとさまざまなバリエーションがヒットします。ランドセルが心配なら洋服に付ける「帰り道にランドセルを放置して公園で遊びそう」「ランドセルにキーチェーンやキーケースが付いていると、鍵を持っていることが他人にわかってしまう」と不安なママには「洋服につける」方法があります。「ズボンやスカートのベルト通しに、紐や伸びるキーホルダーを付けてポケットに入れて持たせている」というママも。次の日に着用する予定の洋服に毎日付け替えなくてはならないので、ランドセルに付ける方法よりも手間はかかってしまいます。他にも、制服がある学校の場合は「制服のブレザーに手縫いで内ポケットを付けて鍵入れを作った」というママもいました。鍵の大切さや防犯について子どもに伝える鍵を持たせる前にはほとんどのママたちが、鍵の重要性や、なくすとどんなことが起こるのか、をわかりやすく丁寧に伝えたそうです。また、必要なとき以外は鍵を見せたり出したりしない、ドアを開けるときは周りに人がいないかを確認する、などの防犯対策についても毎日のように話し聞かせているとのこと。今回のリサーチで、子どもに「鍵は大事なもの」としっかり認識してもらい、その上でママたちが子どもに合った鍵の持たせ方を検討した様子がよくわかりました。お子さんがもうすぐ新一年生になるママたち、ぜひ参考にしてみてくださいね!<文:フリーランス記者飯作紫乃>
2018年01月15日ついに!初めてひとりでお支度をやってのけたと思ったら…“しっかりしてる”とは程遠い我が家の長男の平日の朝は毎日毎日「ほい!ハンカチ!」「はみがきしたー!?あと10分で出るよー!」「そろそろランドセルしょってーーー!」なんて私の大声が飛び交うのが恒例なんですが、Upload By ラム*カナなななななんと、誰にも何も言われず、出発時間にランドセルを背負い、登校準備を完了させているではないですか!!Upload By ラム*カナ感動したのもつかの間…Upload By ラム*カナはい、着替えてませんでしたよ、っと。スムーズな朝は、まだまだ遠い。
2017年12月08日双子の兄弟が就学年齢に。長男は特別支援学校、次男は通常学校への入学が決定重度自閉症の長男は、比較的早い段階で特別支援学校への入学が決まっていました。そして我が家は双子であるため、同時に通常学校へ入学する次男の学校手続もしなければなりませんでした。忙しい日々でしたが、10月に長男の就学通知書が届いた時にはなんだか肩の荷がおりてほっとした気持ちになったものです。入学前の準備。支援学校のカバンはランドセル?それとも?Upload By シュウママそして11月も過ぎたころ、はっと気が付いたのは長男が学校に持っていくカバンのこと。次男はもちろんランドセルのつもりでしたが、長男はランドセルが必要だろうか――入学説明書にはこのカバンで!という明確な記載がなかったので、私は支援学校に問い合わせてみました。電話で丁寧に答えて下さった女性の返事は「特に規定はありませんよ」というものでした。Upload By シュウママこの言葉を聞いた私は、じゃあリュックでいいかな…と思い大きめの新しいリュックサックを長男のために、次男には同じ頃、ランドセルを購入しました。次男のランドセルをじっと見ていた長男に、母として想うことピカピカのランドセルを見て次男は嬉しそうでした。色は黒、ふち取りは赤、何日も前から次男が選んで注文しておいたものでした。入学式の前から次男はランドセルを背負い鏡を見て満足そうにしていました。そんな次男の姿を療育から帰ってきた長男がじっと見つめていました。Upload By シュウママ次男がランドセルを床に置いて遊びに行ってしまうと、長男はランドセルにそろりそろりと手を伸ばしました。どうしたのかな?と見ていると、長男はランドセルの肩ベルトに腕を通して背負おうとしました。けれど不器用で筋力のない長男は、うまく手が通せなかったのかごろりと前のめりになり床であごをごんっ!と打ち、大きな声で泣き出しました。Upload By シュウママ私は驚いて長男のあごをさすってやりました。もちろん長男は痛くて泣いているのでしょう。でもこの泣き声がまるで「僕もランドセル背負いたかった!」という長男の叫び声に聞こえてきました。私はランドセルにするか、リュックにするか、ほとんど逡巡せずに決めたことに対して申し訳ない気持ちになりました。当時、まだ言葉で意思の疎通ができなかった長男に、どちらかを選択させるという考えが私にはなかったのです。ごめんね…と私は長男に謝りました。Upload By シュウママ長男が入学。そこで目にしたのは…そしてひと月が過ぎ長男は支援学校に入学しました。ほどなく父兄の懇談会が長男の教室で行われました。私は同じクラスのお母さん達に挨拶しながら、何気なくロッカーに目をやりました。すると長男のリュックの入ったロッカーの隣りに、横長の形をしたランドセルがあることに気がつきました。Upload By シュウママ「横に長いランドセルってあるんですね」私はランドセルの子のお母さんに聞いてみました。障害児を育てる親に寄り添うランドセルがあったするとそのお母さんは微笑んで言いました。Upload By シュウママお子さんは足が悪いため、車椅子に取り付けやすいベルトがついていることと、沢山荷物が入るということが横型ランドセルを選んだ理由だそうです。最近は障害のある子ども用のランドセルも充実しており、多機能でいろんな色が選べるんだというお話でした。「何よりランドセルを背負った姿が見たかったから・・」お子さんを優しい目で見つめながら言われた気持ちが、私にはよく分かりました。障害のあるお子さんをお持ちなら親は何度も選択を強いられます。そしてそれはとても辛い選択です。普通学校の支援級ならランドセルが必要、でも支援学校なら必要ない――それもその一つです。けれど障害があっても背負えるランドセルもある。それは苦しみを少しだけ軽減してくれ、親心に寄り添ってくれる素敵なランドセルだなと、私もほわっと温かい気持ちになるお話でした。
2017年10月12日「ランドセル買う?買わない?」ってどういう意味?小学校に入学する時にほとんどの子がランドセルを買ってもらうと思います。私も長男が生まれた時、この先待っている楽しみな行事の一つにランドセルの購入がありました。ランドセルの購入は小学生になるまで無事成長してくれたお祝いの意味もあると思います。ランドセルを背負った姿を見るのを楽しみにしている家族も多いのではないでしょうか?『光とともに…』(戸部けいこ/著)の中に、何度かランドセルを買うか買わないか、という話題が出てきます。特に印象的なのは、就学を前にするママの「うちはもうランドセル買ったよ」という言葉。Upload By モンズースーUpload By モンズースーこれを読んだとき「ランドセル?皆買うんじゃないの?」と少し不思議でした。Upload By モンズースーランドセルを買うかは「特別支援学校へ進むかどうか…」Upload By モンズースーUpload By モンズースー支援を受ける子のママ達と話す中で、特別支援学校ではランドセルを使わないと知り納得しました。ランドセルを買うかどうかは「特別支援学校へ進むかどうか…」という意味だったのです。ランドセルを買ってあげたい親心。でも障害児の進学先はなかなか決まらないこともUpload By モンズースー最近では6月ごろから新作が販売されるランドセル。周囲がランドセルの購入の話をしていますが、まだその時期には発達の遅れのある子たちは就学先が決まっていません。光くんのように、3学期になっても特別支援学校か地域の小学校か進路が決まらず、ランドセルが買えなかったという子の話も以前聞きました。来年1年生になる長男。どうなるランドセル問題Upload By モンズースー来年就学を迎える長男。「進路が決まる前に買っていいのかな?」「地域の小学校に入学できると考えて大丈夫なのかな?」と我が家でも複雑な気持ちです。そんな中、同じような境遇のママが「特別支援学校に決まったら好きなカバンが選べるから楽しみ」と話してくれました。周囲と形は違うかもしれないけど、それぞれ成長を祝う環境があるのだと気づかされました。※このコラムは『光とともに・・・~自閉症児を抱えて~』の場面の中から発達障害の事例を取り上げてご紹介しています。秋田書店『フォアミセス』誌でも掲載しています。よかったらお手にとってご覧くださいね!フォアミセス|秋田書店
2017年09月02日孫の誕生は誰だってうれしいもの……そう思っている人は多いですよね。実際、孫を甘やかしすぎる両親・義両親に頭を悩ませている人もいるでしょう。しかし、一方では孫が生まれたことで“孫ブルー”に陥る人たちがいることをご存じですか?日頃から「うちのおじいちゃんおばあちゃんは孫を可愛がってくれない」と思っている人は、もしかしたら両親・義両親を“孫ブルー”に追い込んでしまっているかもしれません。今回は、両親・義両親を“孫ブルー”にさせてしまった人の体験談とその対処法についてお話ししています。●祖父母世代の知られざる本音世間一般では、“おじいちゃんおばあちゃんは孫を可愛がるもの”というイメージが定着しています。そのため、毎年お盆休みや年末年始に帰省するという方は、「両親・義両親を喜ばせたいから」という理由で帰る人も少なくないでしょう。また、自分だけでは子育てが大変だからと両親・義両親と一緒に住む人もいますが、その根底には「向こうも多少はうれしいはず」という意識が少なからずあるのではないでしょうか。しかし、価値観が多様化した現代では“孫の誕生”は必ずしもうれしいものではなく、むしろ気持ちが落ち込んでしまう人もいると言われています。たとえば、孫の子育てに協力することで自分の時間がなくなる、お金がなくなる、自分では老けた感覚がないのに“おばあちゃん”と呼ばれる……などが原因になると言われています。この複雑な心情のことを、著書『子や孫にしばられない生き方』の中で河村都さんが“孫ブルー ”と命名して話題になったことは記憶に新しいですね。「孫かわいいでしょ?」と善意だけで面倒を押し付けられがちな彼らですが、実際の心中ではウンザリしていることも少なくないのです。●孫ブルーにさせてしまった人の体験談●(1)気づけば母の自由な時間を奪っていた『うちは共働きなので、基本的に朝から夕方まで子どもの面倒を母に見てもらっていました。「母も孫と触れ合えてうれしいはず」と思い込んで丸投げしていたのですが、ある日母から「言いづらいけど、これ以上はお父さんとお母さん協力できないよ」と言われました。理由を聞けば、本来は私たちの子育てが終わったら海外旅行や趣味などに没頭する老後を送る計画だったのに、孫の世話で自分の時間が全くとれなくて困っている とのこと。母の切実な訴えを聞いているうちに、とても申し訳ないことをしていたと気づきました』(38歳女性/医療)「孫と触れ合えてうれしいはず」……このような気持ちで子どもを両親・義両親に預ける人は少なくないと思います。しかし、人によっては孫の世話よりも自分たちの生活を優先したいという人も当然存在することを忘れてはいけません。それに気づかずに協力を仰ぎ続けることで、両親・義両親を“孫ブルー”に追い込んでしまうこともあるようです。●(2)「おばあちゃん」に傷ついていた義母『言われるまで気づけなかった自分が情けないですが、義母はずっと「おばあちゃん」と呼ばれることに抵抗があった そうです。それも当然で、孫が生まれたとき義母はまだ40代。私自身もあの年でおばあちゃんと呼ばれることには耐えられないと思います。子どもが1歳になったころに打ち明けてくれて、今では可愛らしいあだ名で呼んでいます』(27歳女性/飲食)自分の子どもが比較的若い年齢で孫を産んだ場合、40代でも「おばあちゃん」になり得ます。呼び方としては間違っていませんが、女性として40代なのに「おばあちゃん」と呼ばれるのはやはり抵抗があるものです。また、40代に限らずいくつになっても「おばあちゃん」と呼ばれることを悲しむ人もいます。呼び名については事前に希望のものを聞いておくようにしましょう。●(3)金銭的負担を強いていた『孫のためだからとランドセルや勉強机、ゲームなどを買い与えてくれた両親。感謝しつつも心の中で「当然」という気持ちがどこかにあったんだと思います。毎週うちへ来てもらうための交通費や孫に買ってあげるオモチャなどの代金について一度も「ありがとう」と感謝したりお金を返したりしませんでした。最初のうちは我慢していた両親も、「親に頼りすぎている」 と怒ってあまり来てくれなくなりました。そのとき、はじめて孫に使うお金のために自分たちの食費を削っていたことも知りました。実の両親とはいえ、甘えすぎていたと思います』(41歳女性/不動産)ランドセルや勉強机などの学習用具やオモチャ、お菓子など祖父母世代が孫に消費するお金は決して少なくありません。とくに定年退職して年金で暮らしている場合は家計へのダメージが大きく、孫のために普段の生活から節約をしているという人もいます。最近では孫にお金を使いすぎて老後に破産してしまう“孫破産”という言葉も話題となりました。実の親だからと油断していると、いずれ関係がギクシャクしてしまいます。●両親・義両親を孫ブルーにさせないために両親・義両親を“孫ブルー”にさせないためには、まずは「身内だから」という甘えを捨てる 必要があります。彼らが孫のために費やしてくれるお金や時間は有限ではなく、とても貴重なものです。協力を求めるのはなるべく最小限にとどめ、どうしてもお金や時間を使ってもらう必要がある場合は感謝や何かしらの見返りを用意することが大切です。また、両親・義両親との関係を良好に保っておくことは、子どもたちにとってもメリットがあります。両親・義両親に度を超して甘えてばかりいると、最悪絶縁状態に陥ることもあり得ます。そうなれば孫は祖父母に会うことができなくなります。関係を良好に保っておくことで、孫は祖父母の愛情を満足に受け取ることができるのです。----------いかがでしたか?まずは両親・義両親に迷惑をかけている、と自覚することから“孫ブルー”の予防は始まります。自分たちは大丈夫かどうか、一度考えてみてくださいね。【参考文献】・『子や孫にしばられない生き方』河村都・著●文/パピマミ編集部●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年08月26日我が家も「ラン活」開始!でも少し不安なことも…出典 : 「毎年前倒しになっている」と噂のランドセル商戦。気に入ったデザインのものは早めにゲットしなければあっという間に売り切れてしまうのだそうです。昨年の夏には我が家も例に漏れず、子供のランドセルを選んで購入する、通称「ラン活」をスタート!実はこれでも遅いそうなのです。正直私の中では「行く学校がまだ決まってないのに、ランドセルを買ってしまっていいのだろうか…?」となかなか踏み出せずにいたのでした。当時、自閉症スペクトラム・ADHD・知的障害のある長男の、就学相談真っ只中。私の壮大な「ブレ」によって希望進路を「支援級」→「通常級」→「やっぱり支援級」とウロウロしていた頃でもありました。特別支援支援学級の中にはランドセル必須でない学級もあるようでしたし、もし特別支援学校に進学する場合、長男の学区ではランドセルではなくリュックになります。張り切ってランドセルを買っても無駄になるのでは…そんなことを思いながらも、「小学1年生の象徴」とも言えるピカピカのランドセルを背負う姿を見たい気持ちで、心をゆさぶられていました。まんざらでもない表情で試着する長男。そんな顔を見せられたら…!!出典 : ある日、義母と一緒に大型スーパーのランドセル売り場へ行くことになりました。スーパーに着くと、長男、主人、義母の3人からなるランドセル試着チームが結成されます。私はというと、試着を待っていられない次男と一緒にスーパー内をウロウロ。そんな折に試着チームからは、長男がランドセルを背負う姿の写真が送られてきます。絶対に背負うのを嫌がると思ったのに、まんざらでもない表情の長男。後から聞いた話では、長男の好きな「黄色」のデザインが入ったランドセルだけ気に入り、唯一それだけ試着したそうです。「このランドセルなら背負うから買ってあげようか」「でも、もしかしたらランドセルの要らない学校に行くかもしれないし…」「支援学校だとランドセル必要ないけど、支援学校には入学しないでしょ。支援級か普通級ならランドセルでいいんだよね。」そんな家族会議を経て、最終的にそのランドセルを買ってもらうことになりました。そして入学!ランドセルの行方は・・・出典 : そして、結論から申し上げますとそのランドセルは入学式の写真撮影時、たった1回しか使っておりません長男は当時のおおかたの予想を覆し、ランドセルを使う「通常学級」でも「特別支援学級」でもなく、リュックで登校する「特別支援学校」に入学したのです。長男の通う特別支援学校では、扱いやすく、すべての荷物が中に入る、45L程度の登山用リュックを購入することになっています。45Lって…背負えるのかしら?と不安になりましたが、体の小さい1年生たちも一生懸命自分で背負って登校しているようです。教科書やノートではなく着替えや給食セットが主な荷物ですので、リュック登校はランドセルよりずっと理にかなっているわけです。が、しかし、我が家の片隅でまあまあな存在感を放つランドセル…。買って頂いたものでもあるし、それなりに愛着も湧いてしまったので誰かにお譲りする気持ちにもなれず…。次男の入学式で使うまでは箱に入れたままになりそうです。入学準備はどうぞ急がず焦らず確実に…。出典 : というわけで、我が家のラン活はちょっと残念な結末を迎えてしましました。とはいえ我が家の場合、支援学校への進学が決まったのが新学期ギリギリだったので仕方ないかな、と思っています。今小学校の進路に迷われている方はどうぞ我が家と同じルートを辿られませんように、ランドセルに限らず、進学の可能性がある学校指定の持ち物は早めにチェックされることをおすすめします。そして、購入はできるだけ「進学先が決まってから」にされると安心ですよ!と、身を呈してお伝えしたいと思います(笑)
2017年06月26日子どもが来年から小学校に入学! となると、真っ先に準備すべきものといえば「ランドセル」。6年間使う大切な鞄だからこそ、失敗のないように選びたいものです。最近では人気のランドセルの争奪戦を「ラン活」と呼ばれたりもしています。そこで今回は、ランドセルを選ぶときに注目したいポイントをまとめてみました。我が子の門出を応援するプレゼントとして、ベストなランドセルを見つけましょう。 最適なランドセルを見つける! ラン活前の4つのチェックポイント(1)素材ランドセルに使用される素材は主に「人工皮革」「牛革」「コードバン」の3つです。 ・人工皮革1kg前後と軽量で雨や汚れに強く、お手入れが簡単。リーズナブルでデザインが豊富な点も魅力。ただし、経年劣化には最も弱いタイプです。 ・牛革1.3kg前後とずっしり感があり、丈夫で衝撃に強い素材。使うたびに風合いが出て馴染んできます。耐水性に弱いため、雨に注意が必要です。 ・コードバン(馬のお尻の革)牛革と同じ1.3kg前後。艶があり、高級感はダントツ。耐久性は抜群ですが、値段が高く手を出しにくいタイプ。雨に弱く傷が目立ちやすいため、定期的なお手入れが必要です。 (2)値段1万円台~10万円超のものまでピンキリですが、3~5万円の価格帯が全体の売り上げの7割以上。一番人気の4万円台は種類が多く、カラーやデザインのバリエーションも豊富です。 なかには1~2万円台の安価なものもありますが、あまりに安いと6年間もたない可能性も。逆に「高ければ高いほどイイ」ということもなく、単にブランドの付加価値が加わっているだけというケースもあります。価格はあくまでも「予算の目安」として捉えましょう。(3)フィット感つい重量に気をとられてしまいがちですが、実はフィット感によって体への負担が大きく変わります。注目すべきは「肩ベルトの調節機能」と「クッション性」。この2つが備わっていると、数値的には重いランドセルでも軽く感じます。 (4)トレンド男の子は黒などのダークカラー×メタリックのコンビカラーが人気。紋章入りや近未来デザインが流行っています。女の子は赤に近いピンクが一番人気で、次に続くのがパステル系のパープル。花やプリンセスモチーフなど可憐なデザインが流行中です。 以上4つのポイントをチェックしながら選びますが、男の子と女の子で「より重視すべきポイント」は異なります。男の子は「素材」と「縫製」を重視 男の子は物の扱いが荒いですよね。帰宅してすぐにポイッとランドセルを放り投げる光景は、どこの家でも同じ。きっと外ではもっとヒドイ扱いをしているはずです。 そんな男の子へは、丈夫さ重視で選びましょう。素材はもちろん、縫製にも注目。ミシンで大量生産されている量販店のランドセルより、職人が手縫いで仕上げた専門鞄店のランドセルの方がほつれにくく、長持ちします。女の子は「色」と「デザイン」を重視 女の子は色やデザインで選ぶのがベスト。着る服は必ず自分で選ぶ! などこだわりが強い女の子には、特に見た目重視で選びましょう。 大切なのは、6年間飽きずに使えるかどうか。派手な色や個性的なデザインのものは飽きる可能性があるため、ある程度シンプルなものがいいでしょう。 刺繍入りランドセルも人気ですが、刺繍は革の強度や防水性を落としてしまうため要注意。ワンポイント程度のものにとどめておきましょう。 なかには好みの色やデザインを選べる「オーダーメイドランドセル」も。生産数の制限や期間限定のものが多いため、早めの注文をオススメします。保証内容は細かくチェックするのが吉 ランドセルで「6年保証」はスタンダード。でもその内容はさまざまです。壊れたときにどこまで修理してもらえるのか、長期の修理になったときに代わりのランドセルを貸し出してくれるサービスはあるかなど、細かくチェックしておきましょう。 最終的に大切なのは「使う本人の希望」 6年間ほぼ毎日使うからこそ、いろいろな意味で迷ってしまうランドセル選び。親子で意見が合わずになかなか決まらないというケースも多いようです。 我が家の場合は、まずはカタログをたくさん取り寄せて、親だけである程度厳選。そして3つほどに絞り込んだうえで子どもと一緒に実物を見に行き、試着をさせて、最終的には子ども自身に選ばせました。 愛着が湧いて大切に使ってもらえるかな…という期待はもちろん、「自分で選んだものは最後まで責任を持って使う」ことを、ランドセル選びを通じて教えることができたら…という願いも込めて。 ランドセル選びは、子どもにも親にも貴重な経験。しっかりポイントを押さえつつ、楽しんで選びましょう。
2017年06月16日先日、ツイッターで素敵なハッシュタグを見つけました。その名も、「#アホ小学生男子予備軍母の皆さんにアドバイス」なんともセンセーショナルなタグ!!検索すると見事に笑えてタメになる話ばかりでした(笑)そんな私も、アホ(で可愛い)小学生男子母歴1年。もし誰かの参考になれば、と書かせていただきます。Upload By ラム*カナUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナ僭越ながら、私からのアドバイス…ランドセルは毎日チェックしましょう。しかもこのニラ、どうやら2~3日ランドセルで熟成されていたようで、ヘタしたら液体化されるやもしれない危険案件でした。ちなみにニラを入れた当の本人は、Upload By ラム*カナこんなんでした。もしかしたら、庭に生えていたニラを「お味噌汁にでも入れてね」という気持ちで、摘んでくれていたのかもしれません…!優しい…! #アホ小学生男子予備軍母の皆さんにアドバイス
2017年06月03日色とりどりのバリエーション、刺しゅうやラインストーン、革の種類…。進化し続ける今どきのランドセルは、もはや選択肢が無限大!そんな中から「うちの子にピッタリの1点」を決めるのはなかなか大変。私がふたりの子どものランドセル選びをした時の反省点、成功だった点をまとめてみました。展示会場やお店についたらやること!展示会場やお店についたら、まずは“見るだけ”でぐるっと一周。その後に気になったモデルだけを背負わせれば、子どもも疲れません。手当たり次第に背負わせてどんどん写真を撮って行くと、後日写真を見直した時に「これ、すごくいいと思うけど、どのモデルだったっけ?」と分からなくなってしまうことも…。私は画像一覧のしおり代わりに、まずメーカー・品番・モデル・色などが書かれたプレートを撮影し、その次に子どもが背負った写真、そのランドセルの細部(サイドや後ろの刺しゅう、内装、内ポケットのかたちなど)を撮影するよう心がけました。子どもと意見が分かれたときは?娘(現在小3)は「手触りが気持ちよくてピカピカだから」という理由でコードバンを希望。しかし私は通学時間の長さと娘の体格を考えて少しでも軽いクラリーノを希望。娘が使うものなので好きなものを選ばせてあげたいけれど、まだ年長さんの子どもにいろいろな条件や、6年後までを見据えて選ぶというのはムリだろうし…。悩んだ末、お店の人に「(こういう条件なのですが)自分のお子さんが同じ状況だったらどれを選びますか?」と質問しました。そこは本革がウリの工房系ランドセルメーカーでしたが、「父親としてはクラリーノです」と意見をもらったのが決定打に。また、娘はカラフルな音譜やハートの刺しゅう入りを希望しましたが、私は高学年になると子どもっぽいのでは、と思いました。そこで「入園前、あなたはサブバッグやお弁当箱をアンパンマンで揃えたいって言ってたよね?でも今は、アンパンマンなんて赤ちゃんぽいと思うんでしょう?それと同じで、今ステキと思うものが6年生になってもステキと思うかどうかは分からないよ?」と話し、登下校する小学生たち、特に高学年のお姉さんたちの服装や持っているものを一緒に見学してみました。「6年間使えるものを選びなさい」という抽象的な言い方では分からないことも、入園前と今では自分の好みが変わっていること、高学年のお姉さんの姿を見たことで納得できたようです。候補を絞ってから本格的な見学スタートクラリーノの種類が豊富なメーカー、本革をウリにしているメーカーがあるため、最初にクラリーノか本革かを決めるだけでもお店を絞り込めます。メーカーによっては革見本を作っていて、先着順で郵送してくれるところもあります。カタログを見て気になるランドセルがピックアップできたら、お店で実際にランドセルを手にしながら使いやすさをチェック!現在の娘のランドセルを見ていて、オススメしたいと感じる3大ポイントは「荷物を下げるナスカンが両側についていること」「内ポケットにパスケースを取り付けるリールがあること」「上部にハンドルと呼ばれる持ち手があること」。読者ママはこうした! ランドセル購入データ「園児とママのデータvol.14」(2016年12月)より6年間大切に使える親子ともどもお気に入りの運命のランドセルに出合えますように。<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2017年05月13日うちの子が、またやらかした…!出典 : 幼稚園時代は、3年間登園しぶりを貫き通した長男。先輩ママ達は、口を揃えて「小学校に入ったらラクになるわよ〜」って、毎日お疲れ気味の私に希望を持たせようとしてくれました。ところが!入学した小学校にも慣れ、日に日に暑くなり始めたこの時期、私はパニックになりそうでした。私を待っていたのは、毎朝ランドセルを忘れる長男を、ジャージ姿にサンダルのまま走って追いかけ、さらに放課後は学校に忘れ物をとりに行く日々・・・あれあれ?こんなハズではなかった。なんだか話がちがーう!でも、そんなうっかりさん・あわてんぼさんのお子さんも大丈夫!実は、学用品をカスタマイズして、その子に合わせて分かりやすく、使いやすく、気づきやすくできるんです。工夫次第で、忘れもの・落としものを減らして効率UP。ゴミ出しだって間に合うし、下の子の習い事も連れてけます。そんなうちの工夫を、今となっては楽しい思い出となった当時のエピソードと共に、楽々かあさんこと、大場美鈴がご紹介します。ランドセルの中身がからっぽ…出典 : うちは小学校からかなりの距離があります。重いランドセルと暑さで、大抵は家に着く頃にはぐったりしていてもおかしくありません。それは小学1年生にはなおのこと大変でしょう。ところが、他のお子さん達よりも大幅に早く帰宅し、涼しげな顔で元気よく「ただいま!」と家に飛び込んできた長男。・・・アヤシイ。「ランドセル、見せて!」案の定、中身はからっぽ!これでは宿題もできないし、明日の時間割も分かりません。仕方ないので、放課後の学校に忘れ物を取りに行き、職員室の担任の先生に一声かけると、「ああ、◯太郎くんのお母さん。ちょうど良かった」と言われ、イヤな予感と共に一緒に教室に入って頂くと・・・まあ、出るわ出るわ。長男が学校で脱ぎ捨てた、大量のくつ下、上着、そして肌着(どうりで、ないと思った…!)。それから、「一体いつのお茶?」という、不気味な水筒。机の中も、道具箱の中も、くっちゃくちゃのゴミだらけ!・・・んー、目を背けたくなる現実。でも、口で言われた事をすぐに忘れちゃう子や、周りをみながら動くのが苦手な子は、紙に書いて「見える」ようにしてあげるだけで、気がつきやすくなるかもしれません。Upload By 楽々かあさん画像出典:「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」p7よりというワケで、ランドセルのフタの「あの位置」に入るように、イラストで「持ち帰りリスト」を作ってみました。「毎日」「金曜日」「雨の日」など、曜日やシーン別に分けて、持ち帰るタイミングを伝え、水筒も「もし忘れたらどうしたらいいか」という対処法も書き添えました。この場所なら、帰りの会の時には、必ず目に入ります。イラストでなくても、持ちものセットをそれぞれ写真に撮って、写真加工・フレームアプリでも同様にできると思います。これで、さすがに「からっぽ」ってコトは減り、今はこのリストがなくても大丈夫になりました。それから、朝、長男が手ぶらで登校しようとしている時には、玄関先でこんなクイズを出しています。「クイズです。学校に行く時に、必要なものは何でしょうか?」「給食セット、オンリー」「オトコの大事なトコを隠す、葉っぱ1枚」「(弟の)◯次郎さえいれば、おれは他に何もいらない」…などのボケが返って来ることも多々ありますが、この朝の親子コントの風景。もはやうちの習慣として定着しています。時間割を書いて来ないッ!期限切れでシワシワの申し込み用紙…出典 : 連絡帳に明日の時間割を書いて来ないことが多かった長男。一体明日の持ち物は何なのか、宿題は何か。毎日のように先生に電話で聞くのもなんだか申し訳ないし…。その上、ランドセルの底からは、シワシワになった、提出期限切れの何かの申し込み用紙なんかが発掘されるのです。…はあ〜(ため息)。でも、実は連絡帳を書かない子や提出物を出し忘れる子には、その子なりの理由があるかもしれません。長男の場合は、当時、漢字学習が原因で学校を休みたがる程、字を書くのが苦手で、黒板の書き写しがかなり負担のようでした。その上、周りを見ながら動くのも苦手なので、連絡帳を書いたり、提出物を出したりするタイミングもよく分かってなかったようです。これも、工夫次第で負担感を減らして、気づきやすくすることができます。Upload By 楽々かあさんまず、連絡帳のカスタマイズから。連絡帳は表紙に「タグ」をつけると、連絡事項や提出物があるのが分かりやすくなります。【作り方の例】1.クリップボードのついたノートカバーと、パスケース(100円ショップ)を購入し、カバーの表紙に強力両面テープでくっつける。2.パスケースに入る大きさのカードを、オレンジ(目立つ色)と白の2枚用意し、オレンジのカードに「連絡提出物あり!」と書き、白のカードと裏表に貼り合わせる。ラミネートでパウチできるとなおよし。3.カードの端に穴を開け、紐を通してパスケースと結ぶ(完成!)。これで、先生に何か連絡や提出物がある時には、カードをオレンジに裏返して入れておけば、気がつきやすくなります。また、連絡帳を出すタイミング、書くタイミング、出す場所がよく分からない場合は、担任の先生に「このクラスのルールを教えて下さい」と、聞いてしまうのが確実でいいと思います。周りを見ても分からなければ、聞いてしまえばいいんです。それを箇条書きにしたラベルシールなどを、連絡帳か連絡袋に貼っておきます。そしてもう一つ。明日の時間割には「専用フォーマット」を作りました。全教科と、定番の宿題と持ちものをリストUPし、適宜空欄を入れたものを、ワープロソフトで作って大量プリントし、先のカスタマイズした連絡帳カバーのクリップボードに挟んでおきます。Upload By 楽々かあさん画像出典:「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」p7より参考アイデア:Facebookページ「楽々かあさんのアイデア支援ツールと楽々工夫note」読者投稿よりこれなら、マルつけや、簡単な記入だけで済むので、明日の時間割の書き写しの負担を減らせます。無事、明日の時間割を揃え終わったら、その紙を外して、一番上には常に新しい用紙がくるようにします。また、教科や定番の宿題はクラスによって違うので、学年が上がる度にフォーマットを更新します。字を書けるようになってきたら、徐々に自分で記入する部分を増やしてゆくといいと思います。うちの長男は、これでずいぶん翌日の時間割を書いてくるようになりました。ただ、それでも忘れてしまうこともあるので、その時には先生と相談して「時間割を書き忘れた時にはどうしたらいいか」のルールを決めてもらいました(うちの場合「教科書は時間割表どおり。宿題は音読と計算ドリル1ページを、とりあえずやればOK」など)。先生に電話する回数も減って、お互いにWIN-WINです。参観日に目撃!ガチャガチャと一人で忙しそうな我が子。出典 : ある参観日。私が目撃したのは、「教科書◯ページを開きましょう」「◯◯を一旦しまいましょう」など、先生の指示が出る度に、ガチャガチャバラバラと、鉛筆や消しゴムを落としまくって、一人で忙しそうな我が子の姿。消しゴムを拾っている間に、何ページを開くように言われたのか忘れてしまって、今どこをやっているのやら、分かりません。ページを探してひとつひとつ内容を見ながらめくっている間に、クラスのみんなは次のことを始めています。しまいには諦め、窓からお外の様子を眺めては、お空の雲の形がフシギだなあ…って、コース・アウト。うーん、かあちゃん気が遠くなりそう。あ、こっち見て手を振ってる…。「イエーイ」じゃな〜い!前見て、前!実は、同時にいろんなことをするのが苦手な子や、好奇心が強くてあれこれ目に入ると手元がうっかりしちゃう子、手先が不器用な子などは、一斉にどんどんまっすぐ進む、授業のスピードがしんどいこともあります。だから、授業中に迷子になっているようなもので、やる気がない、とか、サボっているワケじゃない場合も多いんです。うちの場合、とりあえず文具を落とすのは仕方ないとして、教科書をカスタマイズして、早めにコースに戻れる工夫をしました。Upload By 楽々かあさん画像出典:「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」p9よりじゃーん!教科書に「インデックス」です!市販のインデックスシールを、教科書の単元とページを裏表で書き込んで、ちょっとずつズラして貼るだけで、ずいぶんと効率UPです。これなら、鉛筆3回ぐらい落とせる余裕ができますね(笑)とっても便利なので、長男は今でも愛用していて、毎年新学年の新しい教科書を頂いたらすぐ教科書にインデックスを貼っています。現在の6年生の社会の歴史などは、教科書にインデックスをつけると、そのまま時代の流れの全体像が分かり、学習理解にも役立ちます。シャイでみんなと違う目立つ事が苦手なタイプの子は、教科書のフチをマーカーペンで塗って、単元やページ数の目印をつけておくだけでもいいと思います(私も高校時代、英和辞典などにやっていました)。それから、ささやかな抵抗ですが、机からコロコロと逃げてゆく鉛筆は、市販の三角軸の鉛筆や、四角い鉛筆キャップなどを使うと、少しは転がり落ちる回数が減らせ、落ちても捕獲しやすくなるようです。脱走する消しゴムには、とにかく沢山スペアを用意する作戦。うちでは業務用の安価な「切れ端消しゴム」を大量ストック。消しゴム本体に名前を書いて、筆箱に常時2、3個は入れています。まとめ出典 : どうでしたか?実は、子どもの持っている元々の個性によっては、「周りを見て、自然と学ぶ」「失敗すれば、自分で気づく」が、難しい場合もあります。そんな、うっかりさん、あわてんぼさんは、いくら「気をつけて」「忘れないで」と念押ししても、「言葉は消えていっちゃう(長男・談)」のだそうです。ちょっとだけ、一手間かかりますが、モノを工夫してカスタマイズするだけで、気をつけやすく、忘れにくくなります。子どもも、親も、先生も、ラクになる方法は沢山あると思いますよ。Upload By 楽々かあさん大場美鈴/著『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法』2017年/刊/ポプラ社
2017年05月13日こんにちは。ママライターのamuです。中学年以降になってくると、ちらほらいじめに繋がるような言動も出てくるな……という印象があります。言われたほうも、それがからかいなのか見極める経験値がなく、なんとなく嫌だなと思いながらも誰にも言えないことが多いそうです。そこで、娘やママ友に、どんな嫌がらせパターンがあるのか聞いてみることにしました。対処法もあわせてご紹介します。●(1)嫌なことを聞こえるように言う『「○○って、服かわいくないよね」「暗いよね」などと聞こえるように言われたらしく、もうその服は断固着なくなった』(30代、小4女の子のママ)『デブとか、巨人とか、嫌なことを言いながら笑われて、泣いていた』(30代、小4女の子のママ)娘もとても細身なため、「骨ゾンビ~」と言われたことがあるそうです。「骨ゾンビだって、ウケる」と笑って流し、言った男の子とも仲良しなので大丈夫だったのですが、繊細な子なら傷つくこともあるかもしれないなとふと思いました。また、ある男の子は、苗字をもじって変なあだ名をつけられて本気で怒っていたそうです。『名前をからかわれたり、バカ、ジジイなどの暴言はあるみたいだけど、男の子だしそこまで気にしてないかな。エスカレートしなければいいなと思う』(30代、小4男の子のママ)というママの意見もありますが、娘には体のことや名前のことなどで、たとえ本人が笑っていてもからかわない よう伝えました。また、もし嫌なことを言われたときは、その場をすぐ去る ように教えています。嫌なことって、言えば言うほどエスカレートすると思うので、本人がその場にいなければいいと思うんです。なかなか難しいけど、すぐに聞こえないふりをしていなくなれば、言う対象がいないのでそれ以上被害を受けずにすみます。追ってきてまで言うならよっぽどなので、そのときは逃げる先を先生のそばにするなど、対策を練る必要があると思います。●(2)バイ菌扱い『触っただけでギャーギャー言うとか、昔もあったと思う』(30代、小4男の子のママ)確かに昔からありますよね。「○○菌~」などと言いながら逃げるというような。これも、笑っていられる範囲というものがあり、やられすぎると悲しいですよね。娘には、みんなでふざけて言い合っている感じだとしても、「やめて」と1度でも真顔で言っていたら本気で嫌がっている証拠 だよ、話を変えたり、やめようと言おうねと教えました。●(3)こそこそ話『笑いながらジロジロ見て、何か言っている。近付くと解散したり、「何してるの?」と聞いても「なんでもない」と言われたり。「見ないで」と隠されたりもしたみたい』(30代、小4女の子のママ)『授業で先生に当てられたとき、複数人からニヤニヤしながら見られる』(30代、小4女の子のママ)これは女子に一番多いタイプの意地悪ですよね。思い切り相手を意識してのことなので、思い切り意識しない ことで回避できます。見ない、気づかないふり、あえて堂々と発表する、「見ないで」と言われたら「わかったー」と何事もなかったかのようにすれば、相手も無駄だと思ってやらなくなるときがきます。悲しいし難しいけど、もし私が相談を受けたら、「そういうことするってことは、どうでもいい人にはしないから、本当は好きだけど何かしちゃったから怒ってるか、もしかしたらヤキモチとかなのかもしれないね。どっちしろ、すごく嫌われているわけじゃないと思うから、しばらく様子をみよう」と言おうと思っています。●(4)仲間はずれ『水を飲みに行くとき、教室移動のとき、4人グループなのに「3人で行こう」と行ってしまうらしい』(30代、小4女の子のママ)『いつも3人で一緒に登校していたのに、置いて行かれるようになり、待ち合わせ時間前に行ってもいなかった。しばらく学校に行きたくないと言っていたけど頑張って一人で通っていた。他の子たちと行くようになった今は、これでよかったと言っている』(30代、小4女の子のママ)『「○○とは口聞いちゃダメだよ」とクラスの女子みんなに言われたり、「あの子嫌いなんだよね」とか、あることないこと言われたり』(20代、小4女の子のママ)『交換日記を娘以外の子たちだけでしていた』(20代、小4女の子のママ)「嫌いな人誰?」など嫌な質問を書くなど、ひどい内容だったそうで、止めるママがいたとのこと。『お前は下手だから無理とサッカーやゲームに入れてもらえない』(30代、小4男の子のママ)仲間はずれは、元々仲良しの友達の間で起きるので、より悲しいですよね。一緒に原因を考えたり、もともと仲間はずれをするのが好きな子もいるのでそれならしばらく他の友達と遊んだりするなど、距離を置くようにアドバイスする といいかもしれません。私なら、「えー!ひどいね……。それはつらかったね。でもそういうことよくあって、今日はこの子だけど明日は違う子とかもあるよ。ママもいるし、幼なじみも習い事の友達もいるし、今はつらいけど頑張ろう。そういうことをしてる子ばかりじゃないし、他の子に声かけてみたら」と言うと思います。でも、そう言われても学校に行きたくないほど悩むなら、1日くらい休ませてしまうかなとも思います。●(5)落書き『トイレの壁に「○○、大嫌い」「ウザイ」などの悪口が書かれていたみたい。先生がポスターを貼って隠したんだって』(30代、小4女の子のママ)陰険すぎる……!これは、もし娘の耳に入ってしまったら、かなりのショックだと思うので、とことん話をします。娘に悪いところがあってケンカをしたなら、仲直りできるようにアドバイスするし、心当たりがないなら、「本当に運が悪かっただけで、普通は嫌いな人がいても書くなんてしないんだよ、そこまで嫌われているから書かれたんじゃなくて、たまたま簡単に書く子に出会っちゃったね 」と言ってなぐさめるしか、思い浮かびません……。●(6)命令される『下校時に、「机の引き出しに鍵忘れたから取ってきて」とか、遊ぶときに、「このジュースとお菓子を持ってきて」とか指定されるなど』(30代、小4女の子のママ)『ランドセルを持たされる』(30代、小4女の子のママ)これは、完全に“パシリ”という名のいじめに繋がると思います。早期発見で注意していきたいことですね。また、子どもの友達と仲良くなったり、親同士筒抜けですよ感を出す だけで回避できることでもあるのでおすすめです。●(7)物を取られる、隠される『宿題のプリントがいつもなくて、「どうしてなくすの?」とか「もらってないの?」と責めていたけど、「ランドセルに入れた」の一点張り。さすがにおかしいと思っていたら、ランドセルから抜かれていた』(30代、小4女の子のママ)遊びに誘ったとき、「宿題があるから遊べない」と断られていた腹いせだったそうです。すぐバレてしまうようなことをして困らせるところが、まだ子どもだなと感じるし、不器用だなとも思いますが、言葉で伝えられたらよかったのになと思います。『あるお友達が家に来たとき、ゲームソフトがなくなった』(30代、小4男の子のママ)これはもう犯罪!本人だけではなく、勇気を出して先生や親御さんに伝えた方が、お互いのため ですよね……。「もしかしたら間違って持って帰っちゃってないかな?」「まぎれてないかな?」と次の日聞いてみるのもいいかもしれません。●(8)暴力『「キモイ!こっち来るな」と蹴られたらしい』(30代、小4男の子のママ)『体の弱い子がいて、少しの引っかき傷もダメなほどだからみんな言いなりになるしかなく。あるとき、その子があまりにもやりたい放題だから、「アホ!」「バカ!」と言ったら、高学年のお兄ちゃんに告げ口され、お兄ちゃんから髪をわしづかみにされて、顔を蹴られた』(30代、小2男の子のママ)これはひどい!保護者同士連絡を取ったようですが、「普段から折り合いが悪く、よく喧嘩するみたいなので、学校を通さずに連絡を取り合いませんか」などと言われ、暴力の件は謝ってもらえなかったそうです。もちろん、友達はその申し出を断ったとのこと。----------こうして見ると、男の子のほうは直接的ですが、女の子のほうは見ていてわかりにくく、意地悪をする子は、表面上は好かれているように見えるけど実は……ということも多いようです。子どもはまだみんなこういったことにどう対応していいかわからないし、自分の意見もうまく言えないので、疑問や不満がありつつ合わせてしまうんだろうと思います。家庭でも、こういう内容を、さもママが子どものころ経験したことのようにサラッと話題に出しながら、「学校どう?」と毎日聞くようにするなど、言い出しやすい環境にしておくことが大切だと思いました。●ライター/amu(ママライター)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年05月03日最近は「ラン活(=ランドセル活動)」という言葉があるほど、ママたちの関心が高くなっているランドセル。まだ4月ですが、来年小学校に入学するご家庭はさまざまな情報を集めている時期ではないでしょうか?その中でも人気が高い「オーダーメイドランドセル」。こだわりがたっぷりつまったランドセルで1年生の新学期をスタートできるのは、嬉しいですよね。今回はそんな「オーダーメイドランドセル」を、パパママが作ることができる、特別なイベントをご紹介します。世界にひとつだけ! 「手作りランドセル」が作れるふわりぃランドセルで有名な株式会社協和が、世界にひとつだけの「手作りランドセル」が作れるイベントを開催します。このイベントは、2018年ご入学用にイージーオーダーランドセルをご注文された方への特別企画として、両親が子どものために注文したランドセルを、職人と一緒にランドセルを自分で作ることができる、まさに世界にひとつだけの「手作りランドセル」を作れる貴重なチャンスです。※手作り部分は一部の工程です。小学生にはなくてはならない大事なランドセルを自分の手でつくるランドセルは、大正天皇が学習院初等科にご入学の際、総理大臣伊藤博文公が初めてランドセルを贈ったとされる頃から、現在にいたるまで、大切な学習文化として長い歴史を持つ鞄です。日本では、どこからでも一目で小学生と認識できるなどといった良さもあり、機能性も高く、成長著しい6年間の骨格形成に安心と、この様な鞄は海外に例がないそうです。また、ランドセルは単なる鞄としてだけではなく、パパママがお子さんに「楽しい学校生活」を願う思いが込められています。わが子にどんなランドセルが良いかを親子で話し合い、話を交わす時間には多くの絆が生まれます。そんなランドセルを、パパママが手作りしてお子さんへプレゼントできる試みは、世界初! 世界で本当にひとつだけの「手作りランドセル」を作るイベントに参加してみませんか?<イベント概要>対象者:ふわりぃイージーオーダーランドセルをご注文くださったお客様限定実施内容:事前にWEBからサイトからご注文いただいた際にお申込み。かぶせ(ランドセルのふた)、背中、肩ひも、仕上げ、以上の4工程を職人と一緒に作り上げます。最後に、お名前と制作者、そして制作日を刻印した特注ネームプレートを取り付けて完成!ランドセルは完成後、当日お持ち帰りいただくことができます。制作時間:約3時間(集合時間13:00)参加費: 無料持ち物: 事前にご用意、当日ご持参いただく物はありません。場所: 株式会社協和 千葉工場 〒270-0213 千葉県野田市桐ケ作512 04-7196-1811\オーダー受付はコチラ/ PR:株式会社協和
2017年04月28日子どもの成長を感じることができる卒園式や卒業式。この年度末、お子さんの式典に出席し、感動の涙に濡れてしまったママたちもきっと少なくないはずです。かくいう私も娘の卒園式では、アイメイクが崩壊するほどグシャグシャに泣いてしまいました。最後に撮った集合写真の顔といったら、目も当てられないほど。当分は見返すことができません……。旅立ちと別れの式典だからこそ、涙なくして語れないエピソードがいっぱいなんですよね。というわけで今回は子育て中のママ&パパから、感動の卒業式体験談を集めてきました。どうぞご覧ください。●(1)展示や寄せ書きも! 小学校卒業式で“ランドセル”に涙『小学校の卒業式では、各自が使っていたランドセルを展示します。使い込んでボロボロになり、いい味が出たランドセルたちが、全員分バーっと並ぶのは毎年圧巻です。わが子のものを改めてしみじみと見つめると、いろいろなことを思い出しました。入学前、店頭で試着して大喜びだった姿、ランドセルが大きく見えた1年生の頃、帰り道のどこかに置き忘れてきて家族みんなで探し回ったこと……。思い出いっぱいの小学校生活の象徴です。もう二度と背負うことはないのだと思うと、不思議と涙が出てきてしまいました。感動する演出です』(30代ママ)『式典後、ランドセルに先生や友だちが寄せ書きをしてくれました 。お祝いや応援の言葉、永遠の友情を誓うイラストなどがビッチリ書き込まれたランドセルを見ると、娘が築いてきた人間関係の素晴らしさがよく分かりました。楽しいことばかりではなかったろうし、ケンカやすれ違いもたくさんあっただろうに……子どもなりに、一生懸命がんばった結果なのでしょうね。胸が熱くなりました』(40代パパ)入学から6年間、子どもたちのパートナーでありつづけたランドセル。教科書やノートだけでなく、6年分の思い出もたくさん詰め込まれているんですよね。中学生になったらきっと触れることもなくなってしまうでしょう。とても感慨深いアイテムですね。●(2)「お母さん、ありがとう」保育園卒園式で“子どもの言葉”に涙保育園の卒園式に出席したママからは、こんなエピソードを聞くことができました。『子どもそれぞれが、自分のママへのメッセージを言うんですが、これが泣けました。うちの子は、「お母さん、雨の日も雪の日も送り迎えしてくれてありがとう」 って言ってくれたんですが、この子が毎日元気に保育園に行ってくれてどれだけ助かったか。楽しく通ってくれて、どれだけ救われたか。ありがとうと言わなければならないのはこっちだよ、と子どもを抱きしめてしまいました』(30代ママ)長ければ、0歳から6年間もお世話になる保育園。ママたちは、時に後ろ髪をひかれるような思いで、泣く子をあずけ出勤してきました。たくさんの時間をそこで過ごした子どもたちにとって、保育園は“第二のわが家”ともいえる場所です。だからこそ感じる独特の思いがきっと、保育園の卒園式にはあるのでしょうね。●(3)鬼の目にもナミダ!? 小学校、中学校卒業式で“先生たちの姿”に泣いたさて、先生たちにとっても、卒業式は特別なイベントです。寄せた思いの大きさに、感動の涙をもらった保護者たちも数多いようでした。『ベタなのは百も承知です。でもね、先生たちの「世界に一つだけの花」のコーラスには泣いちゃいましたよ……。どちらかというと、クサくて嫌いな歌だったのですが、卒業式で聴くともうダメですね。この子たち全てが、もともと特別なオンリーワンなんだ、信じた道を進めばいいんだ、って肯定してもらっているようで、涙が止まらなくなりました』(40代ママ)『生活指導担当も兼ねており、いつもやたら厳しかった担任の先生。娘たちのみならず、私たち親たちもちょっと恐れていたんです。そんな先生が卒業式で挨拶をしたときのこと。「卒業、おめでとう」と一言呟いたかと思ったら、声を詰まらせて、後ろを向いてしまったんです 。先生が泣いているのは一目瞭然でした。鬼の目にも涙とはまさにこのこと。いつもと違う姿に、クラスみんなが感極まって泣き出してしまいました』(40代ママ)先生たちは、生徒や保護者が思っているよりもずっと、子どもたちに心を砕いてきたのかもしれません。日常の学校生活の中ではなかなか見えない愛ですが、最後の式典でそれが垣間見えると、そのあたたかさや大きさには泣けてきます。----------いかがでしたか?涙あふれる旅立ちの思い出は、子どもたち自身にとっても心の糧になっているはず。ちょっぴり寂しいけれど、新しい世界へ踏み出すための大事なステップが卒園式、卒業式なのでしょう。日々成長していく、強くしなやかな子どもたちの姿。私たちはいつまでも忘れないでいたいものですね。●文/パピマミ編集部●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年04月11日発達障害の特徴がもとで幼稚園を辞めた息子出典 : 春を迎えるにあたり、新しいステージへ進む準備で慌ただしくなってきましたね。息子が途中退園することになった幼稚園でも、3月中旬に卒園式が行われたそうです。息子には、他人との境界が曖昧であるという発達障害の子に見られる特徴があります。たとえば、自分ではなく他のお友だちが叱られていても、自分が叱られているように受けて止めてしまいます。また、とにかく叱られないように気を使うあまり過度に緊張してしまうのです。このことが原因で、息子は幼稚園を退園することになりました。詳しくは、以前コラムにも詳しく書かせていただいています。そんな初の雰囲気の中、ふと娘の卒園式の様子が頭をよぎりました。当時の娘は「1年生になったら〇〇ができるようになりたいです!」と堂々と発表していたことを覚えています。もしも息子が退園せずに卒園式に出席していたら、どんな夢を語ってくれたのでしょうか。それを知ることができないのはちょっぴり寂しい気もします。それでも幼稚園を辞めてしまったことに後悔はありません。退園してから毎日楽しそうに過ごしている息子を見ているとそう実感します。それよりも気にかかっていたのが、小学校への入学です。小学校に入学すれば、幼稚園以上に困難や緊張を経験するかもしれません。息子にはどんな選択肢があるのか、私は何度も考えました。小学校に「行く」「行かない」も息子にゆだねることに出典 : 「もうすぐ一年生だね!」「ランドセルは何色にしたの?」「お友だちたくさん作って、しっかりお勉強しないとね!」そんな風に声をかけられることが増えた息子。本人も「もうすぐ一年生になるから、もうお兄ちゃんだよ!」と嬉しそうに返しています。でも、後でこっそりと「でも小学校には行かないかも知れないけどね」と私にささやきます。去年の秋頃から、「小学校に通う」ということについて何度か息子と話をしてきました。うちでは日頃から「自分が安心して過ごせる場所以外は、無理をして行かなくて良い」と話してあり、小学校に行く行かないもその延長で考えています。息子は「小学校も先生に怒られるから行かないことにする」と言うこともあれば「1回ぐらいは行ってみようかな」と返事をする事もありました。息子なりに小学校で起こることを想像して、自分がどうするか迷っていたのだと思います。小学校の先生方とも何度か話し合いを行いました。先生たちは「自ら学校に行きたいと思った時が無理なく通えるタイミングなのだろうから、息子さんの意思を尊重しましょう」と言ってくださいました。なので私も「行ってもいいし、行かなくてもいい」というスタンスで気長に息子の気持ちが固まるのを待っていたのです。息子の出した結論。それを尊重する理由は…出典 : 息子が数ヶ月かけて出した答えは、「やっぱり、学校には行かない」というものでした。ランドセルを背負った初々しい姿は見られないのか・・・。という気持ちはもちろんあります。お友だちとわいわい学校へ通っているお子さんたちを眺めて、どうしてあの輪の中にうちの子は入れないんだろう?と考えると少しさびしくもなります。それでも、一番強く思うのは息子の人生を決めるのは息子自身であるべきだということです。安心して遊んだり学んだりできる環境に身を置くことが、息子が一番成長できる手段なのだと私は信じています。レールを外れることは不安。大切なのは「どう生きるか」出典 : 幼稚園を辞めるときに、「今から逃げていて、小学校は?中学校はどうするつもりですか?」と言われたことがありました。確かに息子は、この国で暮らす多くの方が進む道を通らないことになります。レールを外れるということに不安はあります。でも、レールに乗ったとしても幸せになれる保証はどこにもありません。ならば、今から自分で考えて、いろんな選択肢の中から自分にあった道を選ぶ練習をしてもいいのではないでしょうか。大切なのは、どこで生きるかということではなく、どう生きるかということだと思うのです。今私が親としてできることは、たくさんの選択肢があることを、子どもに提示してあげることなのかもしれません。「小学校に行く場合は全力でサポートする」「小学校に行かない場合は家庭で勉強面をサポートする」「フリースクールや療育施設に通ってみる」「やりたいと思ったことは何とか実現できるように家族で協力する」など、選択肢は無数にあります。成長するにつれ、息子が選ぶ道は変わってくることでしょう。そうしたら、またたくさんの選択肢を一緒に探し、息子が選んだ道を全力で応援する。合っていなければ、何が合っていないのかをきちんと分析し、新たな道を探す。いつの場合でも、基準になるのは息子自身が安心して過ごせるか、やりたいことに向かって努力できる環境であるかどうかだと考えています。そうしているうちに、きっと自分の足で歩いてくれるようになると私は信じています。これからも明るく楽しく子どもたちをサポートしていきたいと思います。
2017年03月28日こんにちは、ライターのNANARUKAです。新年度を迎えるにあたり、子どもが保育園・幼稚園から小学校に上がるというご家庭も多いでしょう。小学校に上がれば、子どもの帰宅時間も早くなるため、共働きの場合は鍵を預けておくというケースも出てくると思います。 しかし、いきなりのわが子の“鍵っ子デビュー”に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、子どもに鍵を持たせる際に注意すべきポイントをご紹介します。子どもを鍵っ子デビューさせるという方は、ぜひ目を通してみてくださいね。●(1)鍵や携帯電話を持ち歩いていることを誰にも言わない鍵っ子は安全確認のために、家の鍵の他に自分専用の携帯電話を持っていることも多いですが、低学年だとそれをうらやましがる子もいます。実際、わが子は小学校1〜2年生のころ、よく鍵っ子のお友達をうらやましがり、「いいなぁ……」「私も欲しいなぁ」と言っていました。周りにうらやましがられると、自慢したくなるのが子どもです。しかし、鍵や携帯電話を持ち歩いていることをおおっぴらにしてしまうと、親の不在時にお友達が遊びにきてしまったり、携帯電話でいろいろ遊んでしまったりする可能性があります。子どもは何をしでかすか分かりませんから、トラブルを未然に防ぐために周囲に鍵や携帯電話を持っていることを他言しないよう に教えておきましょう。●(2)鍵は見えない場所に取り付け、不必要に取り出さない最近のランドセルは、防犯ブザー用や給食袋用など、各所に専用フックが付けられていて本当に便利。しかし、これらの見える場所に付いているフックに鍵を取り付けることは、「私は鍵っ子です」「いま家には誰もいません」とアピールしている ようなもの。それを見た地域の方々は味方につけられるかもしれませんが、運悪く、良からぬことを企んでいる者に目をつけられてしまったら……。以前、玄関先に置いていた傘に書かれた名前を呼ばれ誘拐されてしまった女の子の事件もありました。そういう悪者は、あらゆる所から情報収集しています。万が一の事態を防ぐためには、想像力を働かせて「念には念を!」の気持ちで備えましょう。それを子どもにわかりやすく伝えることが大切です。鍵は必ず他人からは見られないような場所に取り付けさせ、不用意に取り出さないようにさせましょう。●(3)鍵は玄関の前で取り出し、鍵を開けたらすぐに中へ入って施錠する鍵はチェーンやストラップを使ってランドセルやカバン、制服などに固定し、自宅の敷地内や玄関先に着くまで絶対に取り出さないように言い聞かせましょう。歩きながら鍵を取り出す行為に集中してしまうと、周囲の自動車や自転車、歩行者などへの注意力を欠いてしまって危険ですし、そんな子どもの後をつけて行き、子どもが玄関を空けた瞬間に押し入ってきた、という犯罪もあるそうです。見えない工夫、取り出しやすい工夫 を一緒に考え、敷地内や玄関先でスムーズに行動できるよう、事前に子どもと練習しておくといいと思います。チェーンやストラップから絶対に取り外さないことも約束しておきましょう。----------いかがでしたか?保育園・幼稚園から小学校に上がる子どもを見ていると成長を感じるものですが、実際にはまだまだ未熟な部分も多いです。そんな子どもに鍵を預けることは心配だとは思いますが、鍵を持つことで子ども自身も責任ある行動をとるキッカケになります。親が信頼してあげることで自信にもつながるでしょう。鍵の扱い方について、ぜひ親子でじっくり話し合ってみてくださいね。【参考リンク】・小学生のための「安全な鍵の持たせ方」 | SECOM()●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年03月25日子どもが生まれると、じわじわとモノが増えていくもの。おもちゃ、工作、絵や折り紙、ママにあてた感謝の手紙……どれもステキなものばかりですが、気づくと部屋中てんこ盛りになっていることもありますよね。特に園や学校で作ってきた制作物などは、思い出の品でもあるため、なかなか捨てることができません。もちろん全てを永久にとっておくこともできないため、ママたちはジレンマに苦しむことになります。どんなママも頭を悩ませている、子どもの思い出の品問題。ほどよく保管し、上手に処分するにはどうしたらいいのでしょうか。●(1)写真に取るならひと手間プラスしてどんな大きな工作も、写真にしてしまえばコンパクト。かさばらず、シンプルに保管することができます。『持ち帰ってきた日、すぐに撮影しています。いつかやろう、今度やろうと後回しにしていると、結局面倒くさくなってしまうので。習慣づければ、子どもの方から「今日コレ持って帰ってきたよ。撮影しよう!」と言ってくるようになりますよ』(30代女性/小学生女の子のママ)さらに、こんなひと工夫を加えているママたちも。『作品単体ではなく、子どもと一緒に写す のがコツ。あとから見返したときの感慨深さが全然違います!』(40代女性/中学生男の子、小学生女の子のママ)『撮ったらすぐプリントアウトして、裏に日付と一言コメントを記入しています。上の娘は自分自身でも、作る上で苦労した点や満足しているポイントなどを書き込んでいます。いい成長記録になりますよ』(30代女性/小学生女の子、幼稚園男の子のママ)こうすることで、より多くの思い出をとっておくことができるというわけですね。●(2)飾ることで、子どもを満足させる数々の作品たち。それまで見向きもしなかったくせに、いざ処分しようとすると泣いて嫌がる……そんなお子さんは多いものです。あるママはその対策として、あえて“飾る”という方法を取っていると教えてくれました。『シューズボックスの上を、子どもの作品展示場にしています。ここなら家族みんなの目に触れる し、訪れたお客さんも必ず見てくれるので、子どもの満足度が高いんですよね。子どもをきちんと満足させれば、ゴネずに納得して手放してくれますよ』(30代女性/幼稚園女の子のママ)●(3)保存用ボックスにとりあえずキープも保存用のボックスを用意し、とりあえずそこにまとめておく。そんなママたちは多いでしょうが、何か心がけていることはあるのでしょうか。『とりあえず1年間は保管し、年度末に「最優秀作品賞」を家族みんなで選出しています。残すのは受賞作品だけ と決めているので、選出会議は毎年とても真剣。でも、そうすることで子ども自身に「上手に作りたい」「いいものを作りたい」という向上心が芽生えてきたようで、ひとつひとつを一生懸命作ってくるようになりました』(40代女性/小学生男の子、保育園女の子のママ)『大きい制作物もしまえるように、深さのあるボックスを選びましょう。フタ付きでスタッキングできるものだと、さらに便利ですね。複数お子さんがいるなら、みんな同じボックスにするのもスッキリ収納するコツです』(30代女性/小学生女の子、幼稚園女の子のママ)●(4)リメイクすればもっと使える思い出の品は、絵や工作だけではありませんね。赤ちゃん時代の産着やおくるみ、6年間使ったランドセルなども、感慨深くてなかなか捨てることができないグッズです。こういったものは、リメイクして別のものに作り変えるのが人気のようでした。『ランドセルをお財布とパスケースにリメイク し、ずっと使っています。大人っぽいバッグに作り変えてくれるお店もあったのですが、ランドセルのヘタリ感や内部の黒ずみなどが気になってやめました。小物なら安いし、ランドセルの状態が悪くても心配ないと思います』(40代女性/高校生女の子、中学生女の子のママ)『初めて買ってあげた服がどうしても捨てられず、くるみボタンとシュシュを作りました。不器用な私でも簡単にできるリメイクなのでオススメです!』(20代女性/幼稚園女の子のママ)----------いかがでしたか?大切に残しておきたいのはモノそのものではなく、それと共にあった子どもの姿。そう考えれば、実際にとっておく品物はほんの少しでもいいことに気づけるかもしれません。思い出グッズはほどほどに、そして上手に保管したいものですね。●文/パピマミ編集部●モデル/いちご姫(いちごショートくん)、神山みき(れんくん)
2017年02月28日こんにちは、ライターのNANARUKAです。まだまだ寒い日が続きますが、デパートやショッピングモールの売り場に並び出した入園・入学用品、桜の花のデコレーションなどを目にすると、春の訪れを感じずにはいられない今日このごろです。この春に入園・入学を控えているお子さんをお持ちのご家庭では、そろそろ新生活の準備も始めているころでしょうか。そんなとき、まずは学校指定アイテムをコンプリートすればひと安心ですが、各自で選んで買う品、消耗品のストックなどもリストアップしてみると結構な点数になります。さらには名付けアイテムや登園・登校時の“お役立ちグッズ”のように、「買っておくと便利そう」なアイテムもゴロゴロ……。けれど、よくよく考えると「本当に使うのかな? 」と頭をひねってしまう品も多いことでしょう。そこで今回は入園・入学グッズの中で、「要・不要」と意見が分かれがちなアイテムをピックアップし、過去に使用したことのあるママさんや、使用したことはないけれど今後も買わない、というご意見をお持ちのママさんにその使い勝手や理由を取材しました。「買ってみたものの、まったく必要なかった……」という落とし穴に引っかからないように、先輩ママの意見をぜひ参考にしてみてください。●油性サインペンの失敗も心配なしの「おなまえスタンプ」●コレ買い!『うちの幼稚園では毎年園児全員に「かるたセット」が配布され、その日によって違う子のものを使ってみんなで遊ぶ習慣があります。そのため、毎年新しいかるたが配布されると読み札と絵札1枚1枚に名前を書かなければならないので、名前スタンプは毎年重宝しています』(34歳/5歳女の子のママ)『保育園の着替えは名付けが必須。けれど、服の内側に付いているタグに油性マジックで名前を書くと、ものによってはにじんで真っ黒になってしまうので、服の名付けにはスタンプが便利 です』(35歳/5歳男の子のママ)●ウチには不要!『便利そうに聞こえるけど、スタンプサイズを選び、インク台を準備してインクを適度につけ、押す場所を何度も確認して、いざ緊張しながら押したもののズレたりムラになったりして結局失敗……みたいな展開が目に見えているし、面倒くさそう。名前書きなんてツインのサインペン1本で十分!性格にもよるのでしょうが(笑)』(40歳/12歳女の子、8歳女の子のママ)『上の子が小学校入学の際、周りからすすめられてひらがなフルネーム10サイズセットを購入しましたが、使うのは決まったサイズの2、3種類だけ。そのうち子どもが自分で名付けするようになり、2、3年生にもなると出番はほとんどなくなりました 。4,000円近くもかけてオーダーしたのに下の子に回すこともできず、結果的にムダ買いという印象です。名字だけでもいらないと思います(笑)』(45歳/12歳女の子、8歳男の子のママ)●大量の教材への名付け作業が一気にできる「おなまえシール」●コレ買い!『入学とほぼ同時に書道などの習い事もスタートしたり、上の子のときと違って私が仕事に出ていてあまり時間がとれなかったこともあり、名前シールには助けられました』(39歳/11歳男の子、7歳女の子のママ)『3人の子どもたちが同時に小学校へ通っていたときはそれぞれの名前シールを使っていた時期がありました。学校から名付けの徹底を言われても子どもたちは自分からすすんではやらないし、プラスチック製品に油性マジックで書いても使っているうちにに消えてしまい、その都度書くのが面倒だったので便利でした。お下がりとして回すときも張り直すだけ なので簡単』(42歳/14歳男の子、11歳女の子、9歳男の子のママ)●ウチには不要!『「算数で使う小さなおはじきや数え棒ひとつひとつへの名付けが本当に大変だった」というママ友の話を聞いてすぐに注文しましたが、あとになって、うちの学校ではそのような教材は使わないことが判明!極小サイズのシールが大量に余ってしまいました……』(34歳/8歳男の子、4歳女の子のママ)『小学校入学時に、防水シールタイプ、アイロン圧着タイプ、フロッキータイプをすべてひらがなで揃えて1万円くらいかかりましたが、2年経った現在、大量に余ってます……。子どもは「ひらがなはヤダ」と言っているのでもう使うことはないと思います。わが家の経験から、保育園や幼稚園の入園時にひらがなセットを揃えておき、小学校低学年までに使い切るのがベスト だと思います』(40歳/9歳女の子のママ)●プレゼントにも人気の「名入れ鉛筆」●コレ買い!『鉛筆は在学中は絶対必要なアイテム。さらにうちの子の学校では高学年になっても名付けが必要なので、5年生になった今でもリーズナブルなものを名入りでまとめ買いしています』(43歳/10歳女の子のママ)『卒園の記念品としてピッタリ だと思うので、上の子、下の子とも幼稚園の卒対委員をやった際に記念品にして全園児に贈りました』(39歳/12歳女の子、7歳男の子)●ウチには不要!『名入れするにもお金がかかるので自分では絶対に注文しません(笑)。でも、1年生のうちはたいてい持ち物すべてに記名するように言われると思うので、最初のうちは便利かと思います。幼稚園や保育園の卒園祝い品に含まれていることも多いそうなので、その年の卒対委員さんに確認してみるといい かもしれません』(39歳/9歳男の子、6歳女の子のママ)『うちの子の学校では消耗品はすべて自由。名前もそれほど厳しく言われないのでまったく不要です』(33歳/8歳男の子のママ)●空模様が怪しい日にあると安心の「折りたたみ傘」●コレ買い!『うちの子は長い傘を持つのをすごく嫌がる ので、本降り以外めったに傘をさしません。なので、確実に降る予報の日や梅雨時にランドセルに入れて持たせるために折りたたみ傘は欠かせません。学校にも置き傘としてひとつ置いてあります』(39歳/9歳男の子、5歳男の子のママ)『ひとりで出歩くようになると必要になるので、折りたたみ傘は入学前に買っておくといいアイテムのひとつだと思っていましたが、保育園の卒園記念品でいただけたので助かりました』(35歳/7歳女の子、3歳男の子のママ)●ウチには不要!『レインコートや長靴もそうですが、レイングッズってほとんど出番がないんです。小学生になった途端、雨の日に用意してあげても本人は「いらない!」の一点張り。傘にしてもレインコートにしても、出し入れが面倒 なんだと思います。折りたたみ傘なんてその典型で、無理に持たせたところで使った試しがなかったです。なので、うちは折りたたみ傘は家族兼用。サイズもあまり関係ないので、玄関に置いておき、子どもが自分で必要だと思ったら持って行ってもらうことにしています』(44歳/10歳男の子、8歳男の子のママ)『幼稚園の卒園記念に名入りの折りたたみ傘をもらいましたが、自らすすんで使っているのを見たことがありませんし、親の手前使ってみたものの、たたみ方がわからずぐちゃぐちゃに丸めて下駄箱に突っ込む 始末……。「学校に置いてあるから大丈夫」「持たせておけばいざというとき安心」という親の安心材料でしかないようです(笑)』(39歳/7歳女の子のママ)●大切なランドセルを長くキレイにキープする「ランドセルカバー」●コレ買い!『雨が多い地域なので、少しでもランドセルをキレイに保てればいいな、という思いで買いました。現在4年生になりましたが、カバーを使っていない周りの子に比べると、やはりキレイ。雨や紫外線による劣化を防げているように感じます』(40歳/10歳女の子、8歳男の子のママ)『低学年のころ、放課後遊び中に校庭に置いておいたランドセルを上級生に踏まれたということがあったので、その後に買って付けています。自分で汚したり傷つけたりしてしまったならまだしも、他人に破損、汚損されてはたまらない と思ったので』(38歳/9歳女の子、5歳男の子のママ)●ウチには不要!『幼稚園のころにハマっていたディズニーキャラクターのランドセルカバーを本人希望で買いましたが、新1年生は交通安全の黄色いランドセルカバーを付けなければならなかったので出番ナシ。2年生になるころには趣味が変わって「いらない」と言われました』(41歳/8歳女の子のママ、4歳男の子のママ)『傷も汚れも6年間の思い出 だと思うので、特に必要性を感じません』(39歳/8歳男の子、6歳男の子のママ)----------いかがでしたか?「便利!」「使える!」と謳われているものが、自分にも当てはまるかというとそうでもないという例が続々。どちらの意見にもかなりの説得力を感じますが、園や学校の特徴、保育内容や授業内容のほか、登下校の距離や時間をイメージしてみることも、必要か不要かを見極めるポイントとなりそうですね。ぜひ、お子さんとも相談して、ムダ買いを防いで快適な新年度を迎えましょう!●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年02月15日保育園や幼稚園に入園すると、次のステップは小学校への入学ですね。でも、小学校にあがるため、そして保育園や幼稚園を卒園するために、年長さんの1年間には知られざるさまざまなミッションがあるのです。これらはすべての人がすべてに関わるということではありませんが、多い人はお子さんが年長さんのこの1年ですべてをこなさなくてはいけないというケースも。そんな“年長家庭”に訪れるさまざまなミッションをあらかじめ知ることで、これからの1年を上手に乗り切れるように備えましょう。■年長家庭に訪れる主なミッション一覧■春:卒対保育園や幼稚園の保護者が主体となった卒園対策の係のこと。多くの保育園や幼稚園でこの卒対を取り入れているようで、謝恩会の運営・実行や、卒園アルバム・文集の制作、交流会の実施など内容はさまざま。実際の謝恩会は卒園前後の3月に行うものの、父母と卒園児、その兄弟、そして招待する先生方を入れると100人以上収容の大きな会場が必要になることもあり、それを外部の会場でとなると、年長になってすぐに活動をスタートさせて予約をしなくてはなりません。そのような形で、係によっては活動期間が長いものだと1年がかりになるものも。ほかにもアルバム制作係になると園の行事に父母が同行し写真を撮る当番があるなど、係に関わる期間や負荷は、園やその年度の父母の熱量により違ってくるので、どんな係を引き受けるか検討が必要になります。■春:ラン活新小学1年生の親がランドセルを購入することを、メディアなどでは数年前から「ラン活」と呼んでいます。例年、ランドセル商戦は夏ごろから各社販売をスタートさせましたが、昨年あたりからGWにスタートさせ、規定数に達すると夏を待たずに販売終了となるところもあり、新1年生を持つ親によるラン活は年々早まっているようです。昨年も人気カバン店のランドセル販売の初日には、店舗前に多くの父母が行列を作ったと言われています。今年もいろいろな情報は飛び交いそうですが、実際には入学式にランドセルを買うことができなかったというお子さんは見当たらないので、「絶対にここのランドセルを!」と思っているのでなければ、そこまで煽られる必要はありません。とはいえ、今年がどうなるかはわからないので、サイトなどで情報収集を早めにすることは安心につながります。6年間のお子さんの成長を想像しながら、気に入ったものを見つけられるといいですね。■秋:学童見学&申し込み保育園や幼稚園と違って、公立であれば必ずだれでも小学校に行くことができるので、なんとなくのんびり構えてしまいそうですが、保育園家庭にとって気になるのが、小学生になってからの放課後の過ごし方です。学童保育に入れば、平日の放課後はもちろん、土曜日や、春、夏、冬など学校の長期休暇も、朝から夕方まで子どもを受け入れてくれるので、働く親を持つ子どもに無くてはならないシステムです。学童は子どもが長時間過ごすところなので、できれば見学をして施設の充実度や体制、行き帰りの動線を考慮したり、仲の良い友達はどこへ行くのかを聞いたりして、どこで過ごしたいかお子さんの意見も尊重して決めるといいでしょう。(学童保育は地域によってないところもありますが、その場合も放課後の学校開放などそれに代替するシステムはあるので自治体に確認してみましょう。)■秋:習い事対策保育園家庭では、習い事を始めたくても貴重な土日の休みを付き添いに充てなくてはならないため、習い事を躊躇していたという家庭も、これからは小学生になり、近場で平日に一人で通えるなら……と、このタイミングで習い事を考える家庭は多いようです。特にそれがスイミングなどのスポーツ系の習い事にあるような、専用バスのお迎えコースが小学校の前を通っていたら、ぜひともそこへ子どもを通わせたいと思うのは当然の流れですね。けれどそうなれば、こちらも当然のことながら4月になってから入会を考えたところで、人気の習い事はどこも満員でキャンセル待ちとなっています。そこで、入学まで半年を切る頃から、土日であってもとりあえず前もってその習い事に入会し、そのうえで4月からの曜日変更を願い出るという対策をとる家庭が増えているようです。■冬:リビング改造計画小学生になるとランドセルをはじめ学校の教材などの収納、または宿題や勉強スペースが必要になります。それらをリビングに作ろうとすると、リビング改造というと大げさですが、部屋の模様替えやそれをするためのスペースを確保しなくてはなりません。机は購入するのか、購入する場合も勉強机にするのか、簡易的なものにするのか。リビング事情や好みにより選択肢はたくさんあるため、家庭でよく話し合い、買い足すものや移動させるものを検討しておく必要があります。決まったら年末の大掃除のときにまずは部屋の配置換えだけでもしておくと、1~3月になってからが楽になりそうです。■冬:小学校への入学準備公立小学校では一般的に2月頃になると新1年生の保護者に向けた説明会を実施したり、入学までに必要なものを書面で連絡したりします。それを受け、体操着など学校指定のものの申し込み、筆記用具など家庭で用意するものの準備にかかり、買いそろえたものは鉛筆一本に至るまですべての持ち物に名前を書くというのが原則です。この作業は思っている以上に手間がかかるので、これらは時間に余裕のあるうちに、前倒しできることはどんどん取り掛かっていきましょう。この時期には並行して家庭ごとに卒園式準備もあると思います。そのようなこともあり、小学校への入学前準備は、どの家庭もかなり後手後手になる可能性が大です。保育園や幼稚園の卒園と小学校への入学は、お子さんにとって大きな行事が連続して訪れる記念すべき初めての機会です。そのために1年もかけていろいろなことにかかわるので、それは、親は大忙しです。でもどれも子どものためのアシストだということを忘れず、楽しみながらこの1年間のミッションに取り組んでいけたらいいですね。
2017年01月30日良妻賢母になるまでは。
うちの家族、個性の塊です
こどもと見つけた小さな発見日誌