妊娠がわかり、義母や義父に報告をしたときのお話です。私には3人の子どもがいますが、妊娠したときの反応は毎回なぜか出産することを反対するような言い方なのです。同じ母親として疑問を抱くほどの発言をされ、不信感が募ってしまった体験談をお話しします。妊娠判明! 実父母は喜んでくれました最初の妊娠はまだ夫と結婚をしておらず、「できちゃった婚」になりました。実父母に赤ちゃんができたことを話すと、自分のことのように喜んでくれたので一安心。冬に妊娠したこともあり、「これから寒くなるからしっかり温めないと!」とか、「無理しちゃダメよ」と気遣ってくれました。両親から受ける愛情の深さに、初めての妊娠でもあまり不安を感じずに過ごせそうな気がしました。 義母に報告したときの衝撃のひと言私の両親が喜んでくれていたので、同じように喜んでくれると思って義母にも報告をしました。しかし妊娠したことを伝えたときの義母のひと言は、「堕ろしなさい」だったのです。その言葉のあとに続いたのが「私も昔、堕ろしたことがあるけれど、早いうちなら体に害がないから大丈夫よ」という言葉。信じられない言葉にショックを受け、何も言えなくなった私に、義母は淡々と堕ろす手順を話し始めたのでした。 夫とはまだ結婚をしていませんでしたが、これから入籍し、産んで育てていきたいと思って2人で報告に行ったのに、まさか「堕ろせ」と言われるとは思いませんでした。私が妊娠したとき、夫はまだ社会人になったばかりで、試用期間中でした。義母は夫の仕事が続くかもわからないので、そんな状態で赤ちゃんを育てていけるのかと心配だったこともあると思います。しかしいきなりの想定外の言葉に、夫も私も戸惑いを隠せませんでした。 義母を説得してくれた夫私も夫も赤ちゃんを産んで育てていきたいと強く思っていました。義母に本当に育てていけるのか? と問われ、「何があっても俺が守る!」と最終的に夫が義母を説得してくれたのです。私は初めての妊娠で不安だらけでしたが、そのとき「この人となら赤ちゃんを育てていける」と確信しました。しかし、義母は赤ちゃんが生まれるまでは人間として見てくれないのではないだろうか……と不安になったときのことが今でも忘れられません。 現在、そのときの子どもは4歳になり、その下に2人子どもが生まれて毎日とても幸せです。4歳でもしっかりお姉ちゃんをしている娘を見て、あのとき義母に従わず堕胎しなくてよかったと心から思っています。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2023年11月16日私が妊婦だったとき、弟の嫁である義妹も妊娠中。お互いに励ましあいながら過ごしました。しかし産後、なぜか彼女の態度がおかしくなって……。義妹は生まれたばかりの娘の顔を見て、ブサイクだと笑ってきました。しかも安直な名付けだとバカにする始末。今まで仲良くしてきたのが嘘のような義妹の態度に、私はあっけに取られるばかりでした。 生まれて10年が経ち…私の娘も、義妹の娘である姪っ子も、すくすく成長して今や小学5年生。姪っ子はとてもしっかりしていて成績も優秀。今は中学受験に向けて勉強に集中。ですが、先日は街でスカウトされ、モデル事務所に所属しようか迷っているようです。 娘と姪っ子はいとこ同士ですが、姉妹のように仲良くしています。先日は久しぶりに姪っ子の家に遊びにいきました。しかし、その日から娘はふさぎこんでいて……。 姪っ子にそれとなく聞いてみたのですが、変わったことはなかったと言っていました。一応、義妹にも聞いてみようと久しぶりに連絡をしたところーー。 義妹からのひどい仕打ち義妹は相変わらず、嫌味を言ってきたりマウントを取ったり。こちらが呆れてしまいます。肝心の娘のことを聞いてみると想像以上の答えが返ってきて、開いた口がふさがりませんでした。「うちの娘には不釣り合いだから、もう関わらないで」 そう言ったんだそうです。 義妹いわく、姪っ子にはレベルの低い人間と関わって影響を受けてほしくないとのこと。娘のことを思うと胸が痛みました。さらに義妹の悪口は続き……。「あんたんちの子ども整形したほうが良くない?」「うちの子と並ぶと悲惨だよ?」私が彼女の暴言に耐えかねて爆発しそうになったとき、私のスマホに小柄な手が伸びてきました。「お母さん最低」 じつは元気のない娘を心配して、今日は姪っ子が家に来てくれたのです。私と義妹とのメッセージのやり取りも、横からのぞいていました。というのも、これは姪っ子からの提案だったのです。自分の母親から何か言われたのではないかと真っ先に勘づいたのも、彼女でした。 姪っ子は、母親が私に対していつも対抗心を燃やし、いとこである娘のことを悪く言うのがとても嫌だと話してくれました。そして彼女は、母親に対しての思いをぶつけ始めました。 義妹と姪っ子の関係が悪化義妹の行動はすべて裏目に出ているようでした。姪っ子のテストの点数が悪いとひどく叱り、スタイル維持のために食事も徹底管理しているようです。姪っ子はもう我慢の限界だと訴え、離婚してほしいとまで言い出す始末。 そもそも義妹はなぜこのようになってしまったのか……。思い切って尋ねてみると、やはり義妹は私を疎ましく思っており、その気持ちが今までの彼女の悪行につながったようでした。 義妹は私が自分より恵まれていると感じ、それに勝つためには自分の娘を完璧に育て上げる必要があると思ったらしいのです。この騒動の後、義妹と弟は話し合いを重ねて離婚することに。 今、姪っ子は弟と暮らし、自分の好きなことにも取り組めるような環境になりました。娘と姪っ子は本当に仲が良く、2人が笑っている姿はほほえましい限り。このまま楽しい毎日が送れるように、見守っていきたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 子育てに力が入ってしまうのはわかりますが、子どもの気持ちを無視して何かを押し付けたり、他の子のことを悪く言ったりするのは間違っていますよね。子どもにとっては言われたことが心の傷となり、生涯悩んでしまうこともあるかと思います。子育ては大変なこともありますが、子どもの気持ちに寄り添いつつ、成長を見守っていきたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月14日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げました。取引先の女性社員・ユメノとアライグマを名乗る男性が付き合っていると聞いたサツキさん。ユメノは妊娠しており、男性と連絡が取れないことに腹を立ててアライグマのSNSに書き込みをします。しかしユメノの妊娠は嘘だったのです。ある日会社へ行くと部長から呼び出された男性。どうやらSNSに「不倫をしている」という書き込みがあり、会社へ苦情の電話が来ているそうで……。一体何が起きている!? ~全部ブロックした経緯~以前、サツキの携帯に知らない番号から電話があり、SNSで知り合った男は既婚者だと告げられたトラブルが過去にあった アライグマのSNSで実名が公表されていた男性。 今すぐアカウントを削除しろと言われるものの、男性は自分のSNSではないため困惑してしまいます。そして部長から叱られ、処分が決まるまで謹慎となりました。 「アライグマってどこの誰だよ」 腹を立てながら帰宅した男性。妻には有給だと伝えると、息子と留守を任されます。妻は足早に家を出るのでした。 一方このトラブルに巻き込まれていたサツキさんは、すべての連絡をブロックし、途方に暮れていました。気分転換にカフェに行こうとしていると、声をかけてきたのは妻。「私フォロワーなんです」と半ば強引にサツキさんをカフェへ連れて行くのでした。 会社に自分の粗相がバレてしまった男性。まさか自分の知らないSNSアカウントからバレてしまうなんて思っていなかったのでしょう。「お天道様が見ている」という言葉がありますが、悪いことをしていれば誰かが見ています。そして隠していてもいつかはバレてしまうもの……。男性にはこれを機にしっかり反省してもらい、自分の非を認めた上で妻に謝罪してほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月14日現在、生後8カ月になる娘の子育て中です。この子には姉がいました。結婚3年目でやっと授かった子どもは妊娠10カ月のときにおなかで突然亡くなり、不育症の診断を受けました。子どもの死を経験し、そこから這い上がって無事出産するまでの体験談です。子どものことよりも仕事を優先してしまう自分結婚後、私はすぐに子どもが欲しいと思っていましたが、夫は妊活にあまり積極的ではありませんでした。お互いの考え方やタイミングが合わなかったこともあり、子どもを授かったのは結婚して3年後のことでした。 妊娠中はおなかの子どものことよりも仕事を優先してしまう自分がいました。職場で貧血で倒れることや、おなかが張ることがありましたが、「これくらい大丈夫」とおなかの子どもに言い聞かせていました。 職場の先輩が「ひとりの体じゃないんだよ」と声を掛けてくれても、妊娠の経過が順調だったこともあり、大分無理をしていたと思います。 胎動が感じられない臨月に入ったある日、おなかが張ったかと思うと、それから胎動を感じなくなったような気がしました。不安な気持ちのまま誰にも相談することができず、ひと晩過ごしました。そして、次の日の朝、かかりつけの個人病院の診療時間が始まるのを待って受診しました。 病院の診察台の上に横になったときには、すでにおなかの子どもの心臓は動いていませんでした。原因不明の突然死でした。私は事態を受け入れる間もなくそのまま市内の総合病院へ運ばれ、陣痛促進剤とバルーンで陣痛を誘発して3日後、赤ちゃんを出産しました。 心も体も回復できないまま…医師からおなかの子どものことは説明されていたのに、産んだら本当は生きているんじゃないかと出産するそのときまで私はどこかで期待していました。そして、動かない自分の子どもと対面するまで、私はひどい夢を見ているんだと思っていました。 現実を受け入れられないまま退院し、子どもの埋葬を済ませ、夫は仕事に戻っていきました。空っぽのおなかと残酷な現実に、私は何のために食べるのかわからなくなりました。そして、子どもと幸せそうに過ごす友だちを見るのがつらくて、部屋に引きこもっていました。体は軽くなったはずなのになぜか鉛のように重いのが不思議でした。 それでも仕事は待ってはくれませんでした。心も体もまったく回復していないのに、産休はあっという間に終わってしまったのです。1日のうちに気持ちがジェットコースターのように上がったり下がったりを繰り返し、自分の気持ちをコントロールすることがとても難しく思いました。仕事の帰り道、「ああ、こうやってうつになっていくのかな」とふと考えることもありました。目の前の仕事をこなし、忙しさに身を任せていたら月日は勝手に過ぎていきました。 2人目の妊娠もう一度、子どもが欲しいと思えるまで1年かかりました。友だちの何気ない言葉に励まされ、妊娠する決心ができました。子どもの死を経験するまでは、妊娠して出産するのは当たり前にできることだと思っていましたが、2人目の妊娠中は出産するそのときまでずっと不安がついてまわりました。 赤ちゃんの産声を聞いた瞬間は、感動し過ぎて涙は出ませんでした。前回の出産のときに全部流しきってしまったのかもしれません。出産は大変だけれど、こんなに愛おしい気持ちになれるから、みんな頑張れるんだと思いました。温かく、必死に生きている赤ちゃんを見て、お姉ちゃんの分まで大切に育てようと心に決めました。 1人目を妊娠したとき、妊娠経過が順調だったこともあり、つい仕事を優先し無理をしてしまったので、そのことを後悔して自分を責めてしまったこともありました。しかし、子どもを亡くしたときに、もしそこであきらめて立ち止まっていたら、今の子どもには一生会えなかったかもしれません。つらいときは気持ちも目の前も真っ暗でしたが、自分の子どもを見たとき、自分はこの子に会うために生まれてきたんだと思えるくらい素晴らしい気持ちになりました。この出来事は私に、命の大切さ、命があることに感謝することの大切さを教えてくれました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:八代 華生後8カ月の娘と育休消化中。
2023年11月14日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げました。取引先の女性社員・ユメノとアライグマを名乗る男性が付き合っていると聞いたサツキさん。ユメノからの連絡もブロックしますが、ウサギから「ユメノが妊娠している」と連絡が来て、男性に連絡をとるのですが……。ユメノは男性と連絡が取れないことに腹を立て、アライグマのSNSに書き込みをします。しかしアライグマの正体は、なりすました男性の妻。そしてウサギの正体はユメノだったのです。彼から連絡がやっと来たと思ったら、大変なことに… アライグマになりすましていた男性から、本当に妊娠しているのか疑われたユメノ。「妊娠検査薬見せて」と言われ、嘘がバレてしまうと焦ります。 ユメノは妊娠検査薬の実物を手に入れるため、ウサギとしてサツキさんに「妊婦の友だちいない?」と聞くのでした……。 一方、アライグマになりすましていた男性が会社へ行くと、周りの社員からの視線を感じます。さらに部長から呼び出しを受け、不倫していたのかと質問されました。 どうやらSNSに書き込みがあり、朝から会社に苦情の電話が来ているそうです。状況が飲み込めない男性は、唖然とするのでした。 妊娠していると嘘をついたユメノ。いくら慰謝料を払ってほしいからといっても、嘘はいけませんよね。しかもサツキさんを巻き込んで、実物の妊娠検査薬を手に入れようとしています。 嘘は一度ついてしまうと、その後もさらに嘘を重ねることになり、しんどいばかり。その一瞬は嘘でかわせたとしても、いつかはバレてしまうでしょう。 妻子がありながら浮気し、妊娠を疑うような発言をする男性は許せないですが、ユメノにも目を覚ましてもらいたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月13日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げました。ある日、取引先の女性社員・ユメノがその男性と付き合っているとサツキさんに話してきます。暴言を吐かれたサツキさんはユメノをブロックするものの、ウサギから「ユメノが彼の子どもを妊娠している」と連絡が来て……。同じ女性として見過ごせなかったサツキさんは、アライグマになりすました男性と連絡をとり「すぐにユメノさんに連絡して」と伝えるのですが……。男性にブロックされた浮気相手は暴走して… アライグマになりすましていた男性にブロックされたユメノ。怒った彼女は、アライグマのSNSに「あなたの子ども妊娠しています」と書き込みます。サツキさんが予想していた通り、ウサギはユメノだったのです。 ウサギのコメントを見て焦ったのは男性の妻。妻こそがアライグマ本人だったため、ウサギを妊娠させることは不可能でした。 ウサギのコメントを見た人たちがざわつき始めます。妻は「誰かと勘違いしていませんか? 相手の名前を教えてください」と返信。 するとウサギからのコメントで返信がきますが、なんとそこには自分の夫の名前が書かれていたのです。 一方、サツキさんは男性と電話していました。アライグマだと名乗ったのは、身バレしないからだと話す男性……。 そしてユメノは、一向に男性から連絡がないため慰謝料請求をすることを決意したのでした。 アライグマになりすました男性の妻が、本物のアライグマだったと判明!ということは、サツキさんのSNSにいつもコメントしてくれていたのは、アライグマの妻とウサギのユメノだったということになります。 SNSで夫の思わぬ隠しごとを知ってしまった妻。突然のことでパニックになるかもしれませんが、一体どういうことなのか夫からもウサギからも事実確認する必要がありそうです。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月12日一軒家で夫と2人暮らしをしていた私。出産のために実家へ帰っていた私のもとに、お隣さんから「お宅毎晩うるさいわよ!」と苦情の連絡があったのです……。「お宅毎晩うるさいわよ!」「あんな深夜まで騒いでるなんて、非常識過ぎない?」とお隣さんから怒り心頭のメッセージ。ただ、私は出産のために里帰り中。家にいるのは夫1人のはずなのですが――? 夫が連日大騒ぎ!?私たち夫婦の一軒家からの騒音で、お隣さんはだいぶ参っている様子。しかし、私は里帰り出産のため、先月から地元に帰ってきていました。 謝ったうえでそのことを伝えると、「どうりで顔を見ないと思ったわ」「あなたはもう謝らなくてもいいわ。悪いのは騒いでる旦那さんだもの」とお隣さん。 お隣さんによると、夫は連日大騒ぎ。私の妊娠がわかってからは節約のためと言って大好きなお酒も控えてくれていたのですが、私が里帰りしてハメを外しているようです。 夫は私よりもずいぶんと口が達者なのです。私がお隣さんから聞いたと言って注意しても、のらりくらりと交わされてしまうでしょう。 「言い負かされないように証拠をそろえて夫に注意したいので、もう少し詳しくお話を聞いてもいいですか?」と聞くと、お隣さんは「それならいいものあるわよ」とすぐさまとあるデータを送ってくれました。 夫の苦しい言い訳翌日――。私は夫に「お隣さんから連絡があったわよ」「夜中まで大騒ぎしているそうね」とメッセージを入れました。すると夫は「友だち呼んだのバレてる……?」「宅飲みが思いのほか楽しくてさ……」とごにょごにょ。とりあえず申し訳ないとは思っているようです。 「朝まで騒がしくしていたことはご近所さんに俺から謝っておく!」「里帰り中に心配かけて、本当にごめんねっっっ」「は?謝るのはこの街全員よ」「え?」 昨日、お隣さんが送ってくれたのは自前で取り付けたらしい防犯カメラの映像。広角カメラで、画質は粗いものの、うちの玄関やリビングの明かり程度は確認できました。 そこに写っていたのは、夫と連れ立ってわが家に入る見知らぬ女。しかも、毎日のようにその女性はうちに来ていたのです。家の前では仕事仲間を装っていましたが、一晩中2人きりでいったい何をしていたのでしょうか。 監視カメラの映像を見た私は、他のご近所さんたちにも探りを入れました。すると、「街中で腕を組んで買い物していた」「以前から知っていたけど、出産前の大切な時期に伝えるのもどうかと思って……」とみなさんご存知だった様子。里帰り出産している私の代わりに、たいそう怒っていらっしゃいました。 同僚との浮気がバレているとは夢にも思わなかったらしい夫。「街中で堂々と浮気だなんて」「不快なもの見せてごめんなさいって、街中の人に頭下げて謝ってきなさいよ!」と言うと、すぐさま謝罪用の菓子折りを買いに行きました。 もう帰らない3日後――。 「ご近所さんには早速菓子折り持って謝って来たから!」「これでもう大丈夫だから赤ちゃんと一緒に帰って来てくれるよな?」「いや、もう無理でしょ」「え?」 妊娠中の浮気がどれだけ最低なことか、夫はまだわかっていないようです。そのうえ、彼女の住んでいる場所は……。 「あなたの浮気相手、うちの近所に住んでるって知ってた?」と言うと、夫は言葉を失った様子。「いつバッタリ浮気相手と鉢合わせるかわからない街で、大事な子どもを育てたくないわ」と言う私の言葉に泡を食った夫は、「引っ越そう!お金は俺が全部出すから!」と引っ越しを提案してきました。 「私はあなたと離婚して、この実家で子どもを育てていきます」「二度とあなたのところには帰りません。あなたはそこで1人で暮らして養育費を振り込んで」と冷たく告げると、夫からは泣きの連投メッセージが。これ以上不快な気持ちになりたくない私は、そのメッセージを見ることもせずスマートフォンの電源を切りました。 その後、私は夫と離婚。夫は慰謝料と養育費の支払いのため、一軒家を売りに出したそうです。 私は無事に出産し、今はわが子の世話に明け暮れています。夫があの街から引っ越したタイミングを見計らって、味方になってくれたお隣さんやご近所さんにお礼に行きたいと思っています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月10日主人公のさやけんさんは、ある日彼氏のけむりんから突然プロポーズをされました。家事に自信がなく困惑するさやけんさんでしたが、「結婚したらきっと楽しい」と言ってくれるやさしいけむりんと、夫婦として共に歩むことを決意します。新婚生活開始後すぐに妊娠していることが判明。つわりや体重管理、長い陣痛に苦戦したさやけんさんでしたが、無事に息子・ことげが誕生し3人家族になりました。初めての育児に奮闘し、喧嘩を繰り返しながら少しずつ同じ目線で育児に向き合えるようになったさやけんさんとけむりん。そんな中、2人目を妊娠。予定日の1カ月前におしるしがあり、そのまま出産することになりましたが、1人目の出産とはまったく違う過酷なお産となり……。出てきた赤ちゃんの頭を戻されたり、今度は助産師さんにお腹の上に乗られたりと想像だにしなかったお産になったさやけんさん。出産を終えたさやけんさんですが、分娩室には産後の処置の音だけが響き……。私の赤ちゃんは大丈夫?…なぜ泣かないの? 分娩を終えたはずなのに赤ちゃんの産声が聞こえず不安なまま、産後の処置の痛みに耐えることになってしまったさやけんさん。 医師に確認をしようとしたそのとき、「ほやぁ」と小さな産声が聞こえてきました。 赤ちゃんの無事を確認できホッとするさやけんさんですが、生まれたばかりなのに目力の強い赤ちゃんに圧倒されます。 その後、けむりんとことげ、さやけんさんの両親も病院へ到着。一同は歓喜に包まれ、さやけんさんは無事に4人家族になりました。 分娩後に赤ちゃんの産声を確認できない時間が続いたさやけんさんの不安は計り知れないものだったことでしょう。 しかし、無事にかわいい産声と元気な姿を確認できて本当によかったです。 4人家族になったさやけんさん一家には、家族全員で協力して楽しく過ごしてもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター さやけん
2023年11月08日私の初出産での体験談です。地域で人気の産婦人科医にかかった私。担当の医師はヒゲ面でコワモテの年配の男性でした。妊婦健診で会うときは、言葉数が少なく不愛想な先生だと思っていたのですが、出産の際に見えたその先生の人柄のギャップに心があたたかくなった私。この出来事を通して、厳しい雰囲気で苦手だと感じていた医師の見方が変わりました。 気乗りしない愛想が悪い医師の妊婦健診初めての出産は、母のサポートを受けるため里帰り出産を選んだ私。里帰りする予定の地元は田舎なので、出産する病院は選択肢がなく、母がすすめてくれた産院に通うことにしました。そこで担当してくれたのが、ヒゲの生えたコワモテのおじいさん先生。 妊婦健診で月に1度通ったのですが、無駄な会話は一切なしで、「何か相談があれば助産師さんに言うように」と言う先生は、固く冷たい印象。健診で先生に会うのは気乗りしませんでした。 生まれない! コワモテ先生から厳しいひと言その後、いざ出産の時を迎えましたが、いきみ方がわからずに声を出してしまった私。そのとき先生に、「赤ちゃんが苦しくなる! 声は出さずにいきむ!!」と落ち着いたトーンで言われたのです。厳しい先生の声かけに、思わず泣きそうになりました。 しかし、それまで「こんなに痛くて苦しいのになんで赤ちゃんは出てこれないの? 早く生まれて!」と自分の苦しさばかり感じていましたが、先生のひと言で、赤ちゃんも同じように苦しんで生まれてこようとしていることに気がつきました。 コワモテ先生のギャップにほっこり!「大丈夫。先生が絶対に産ませてあげる! 最後もう1回一緒にいきむよ!」。先生からの「大丈夫」に、私は本当に安心しました。その言葉のあと、先生が赤ちゃんを引っ張り出してくれて、わが子の顔が見えたときはうれしかったです。ゴッドハンドとはこのことかと思いました。 先生は生まれた赤ちゃんを見てひと言。「生まれたころのあなたにそっくり」。とてもやさしく赤ちゃんを見つめる表情。これまでの厳しい先生とのギャップに、心があたたかくなりました。厳しいことを言っていたのは、私と赤ちゃんの命を守るためだったと実感したのです。 コワモテドクターが私の出産後に見せてくれたやさしいまなざしに、これまでにない信頼と安心を感じました。先生の見た目とのギャップにほっこり。先生がこの地域で愛されている理由がわかり、すっかりファンになってしまいました。私と母の親子2代の出産をサポートしてくれた経験豊富な先生に、これからも地元で元気な赤ちゃんの誕生を見届けてほしいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年11月08日結婚5年目にして、ついに妊娠。待望の赤ちゃんが生まれるということで喜び勇んで夫に報告したら、不倫疑惑をかけられ、なぜか離婚を迫られてしまい……。今年の結婚記念日は夫が仕事になってレストランでの食事はかなわず、自宅でお祝いすることにしました。ですが、当日は日が変わる時間になっても夫は戻らず。連絡も来ずじまいで、私はソワソワ。早く返ってきてほしいと連絡をすると、なんだか嫌々ではありましたが、すこしでも早く帰ると約束してくれました。 夫も喜んでくれると思いきや…じつは、今すぐにでも報告したいことがあった私は、夫の帰宅が待ちきれなくて……。連絡した際に「妊娠したよ♡」 と伝えました。やっと授かった子どもだったので、夫も喜んでくれると思ったのですが、彼の反応は冷ややかなものでした。「それって本当に俺の子なの?」夫は、私の不倫を唐突に疑ってきたのです。冗談でも笑えないし、証拠もなしにそんなことを言ってくるなんて信じられません。不倫している私とは一緒に暮らせないと言い出し、もう家には帰らないと夫は宣言しました。 それから数週間考えましたが、夫の発言の意味が全くわからず……。私が何かをして嫌いにさせたのだろうかとか、ほかに好きな人ができたのだろうかとか、いろいろ考えて彼にも問いをぶつけました。しかし、夫が離婚したい理由は一向にわかりませんでした。 赤ちゃんのDNA検査をして私の潔白を証明しようとしましたが、それは大げさだと夫は取り合わず。最終的には、もう離婚理由は性格の不一致ということでいいからと、訳のわからないことを言い出す始末でした。「早く俺と離婚しろ、いいな」とにかく焦っている様子の夫。あくまでも真実を言わずに離婚を推し進めたいようなので、私はもう彼から話を引き出すことをあきらめました。そして、この数週間に知った真実を私から告げたのです。「不倫相手を妊娠させたから離婚したいんだよね?」 別れたかった理由とは!?夫は、私が何を言ってもすっとぼけました。ですが、夫の不貞を理由に離婚すると私が告げると少々慌て出しました。被害者ヅラをしている夫は、不倫相手やその家族にこの事実がバレることをあくまでも阻止したいようです。よくよく話を聞くと、未婚といつわり付き合っていたようでしたから。 「真実を知ったら純粋なあの子は倒れるかもしれない」と、不倫相手のことばかり気にする夫に怒りを覚えました。私の方も不倫を疑われて離婚と言われ、倒れそうになったのですが……。 もうこの人は私にもお腹にいるこの子に対しても、愛情がないとわかりました。あとは、弁護士さんを通して話し合うのみ。これ以上、彼の言い訳は聞きたくありません。 しかしその後、夫は別れたくないと何度も私に連絡をしてきました。本当は離婚したくなかったけれど、不倫相手に脅されていたと言うのです。ですが、もう私にはどうでもいいことでした。 どこまでも救いようのない夫夫はゴネにゴネて、いつまでも離婚届に判を押しませんでした。なぜなら離婚したら、私と不倫相手の双方へ慰謝料と養育費を支払うことになるのですから。最終的には義理の両親に協力してもらい、離婚へと至りました。今は就職し、シングルマザーとして頑張っています。 離婚成立までに何度か不倫相手だった女性と慰謝料の件で連絡を取り合ったのですが、それが縁で家族ぐるみのお付き合いをするようになりました。聞いたところ、元夫が私から彼女に乗り換えようとしたのは、彼女のご実家の不動産などを相続したいと思ったからのようです。本当に情けなく、別れて良かったと心から思いますーー。 ◇ ◇ ◇ 妻と不倫相手のどちらにも嘘をついた結果、すべてを失うことになった夫。女性に対して、生まれてくる子どもに対して、どれだけひどいことをしたのかを省みながら、人生を歩んでいってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月07日不妊治療に通い、35歳で妊娠! 私は初産が高齢出産だったので、産前産後に不安や悩みがありました。産前は気持ちの面での不安が大きかったのですが、体調は順調。しかし産後は体力の低下を実感したり、出産にともなう体の痛みに苦しんだり、悩むことが多かったです。親友の助言もあり、不妊治療へ通うことに34歳と遅めの結婚だった私。新婚のうちは「まだまだ子どもはいいかな」と考えていましたが、同じ年の親友からの助言もあり、新婚旅行から帰ってきて妊活を意識するように。親友が不妊治療に通って2年後に妊娠した話を聞いて、私も不妊治療専門の病院へ検査に行ってみました。 検査してみると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたので、早めに検査してよかったです。検査後すぐに不妊治療を開始しながら妊活をスタートしました。 高齢出産、出生前診断を迷った結果…不妊治療は仕事と通院の両立が大変で、ラクではありませんでした。それでも不妊治療を開始して8カ月後に妊娠判定が! 妊娠時35歳で、高齢出産ということもあってなのか出生前診断についての説明を受けました。高齢出産になる私は受けたほうがいいか迷うように……。 夫婦で何度も話し合い、どんな結果が出ても産みたいと思ったので出生前診断は受けないと決意。また、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病について、病院で気をつけるよう言われました。私はつわりで脂っぽい物は食べられず、甘い物なら食べられる状態。しかし、食べ過ぎに注意し、味付けや栄養バランスを考え過ごしていました。 私の場合、産前よりも産後がつらかった赤ちゃんが生まれてくるまで不安はあったものの妊娠期間は健康に過ごせていたので、私は産んだあとも順調に過ごせると思っていました。私の場合、帝王切開での出産にはなりましたが、無事元気な女の子を出産! しかし、産後は産前と違い、思ったように動けませんでした。 慣れない赤ちゃんのお世話に加え、脚の付け根やおしりに神経痛が襲い掛かりました。すがる思いで整骨院の産後骨盤矯正に通い、痛みは徐々に消えていくように。産後半年を過ぎると赤ちゃんのお世話のコツも少しずつつかめ、体力も戻ってきて、産後1年で産前のように動けるようになりました。 結婚が遅かったので仕方ないのですが、初産が高齢出産ということで不安が大きかったです。私の場合は、産前よりも産後の体力の低下や足腰・おしりの痛みがつらかったです。同じ年でも元気なママさんもいるので、日頃から運動して体力をつけておくのは大切だと改めて実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師 松田玲子著者:桜井りこ2児の姉妹ママ。不妊治療から流産を経験し妊娠。美容系会社勤務、現在は育児休暇中。整理収納・株、投資信託が趣味。美容・コスメ系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2023年11月06日この記事では、2023年10月に妊娠・出産を発表した芸能人や有名人をご紹介! 妊娠・出産時期が自分と近い芸能人や有名人には、なんとなく親近感がわくものですよね。新井恵理那さん、秋元才加さんなど、多方面でご活躍中の方々からおめでたいニュースが届きました。俳優・タレントなど、10名の出産のニュースをお届けします。 出産発表赤﨑千夏(36歳)声優 妊娠発表:2023年5月23日(2人目) 出産発表:2023年10月1日(男児) ブログ・SNS:X(@R172)手島 優(41歳)タレント 妊娠発表:2023年5月16日(1人目) 出産日:2023年10月4日(男児) ブログ・SNS:Instagram(@tejimayuu0827)新井恵理那(33歳)フリーアナウンサー 妊娠発表:2023年4月16日(1人目) 出産発表:2023年10月6日 ブログ・SNS:Instagram(@elina_arai)宮崎宣子(44歳)フリーアナウンサー妊娠発表:2023年7月20日(1人目)出産発表:2023年10月6日(男児) ブログ・SNS:Instagram(@miyazaki_nobuko)秋元才加(35歳)元AKB48・俳優 ※夫はPUNPEE(39歳)音楽プロデューサー・DJ 出産発表:2023年10月6日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@areasayaka)白鳥久美子(41歳)お笑いコンビ・たんぽぽ ※夫はチェリー吉武(43歳)お笑いタレント 妊娠発表:2023年6月5日(2人目) 出産日:2023年10月9日(男児・3,682g) ブログ・SNS:「乙女の祈り」浦野一美(38歳)元AKB48・タレント 妊娠発表:2023年7月8日(1人目) 出産発表:2023年10月23日(女児) ブログ・SNS:Instagram(@cindy.cinderella)パパになった芸能人・有名人KAƵMA(39歳)お笑いコンビ・しずる 出産日:2023年10月6日(2人目)内田篤人(35歳)サッカー元日本代表 出産発表:2023年10月11日(3人目・女児) ブログ・SNS:X(@AUchidaOfficial)バカリズム(47歳)お笑い芸人 出産発表:2023年10月25日(1人目・男児) ブログ・SNS:X(@BAKARHYTHM)気になる芸能人や有名人はリストの中にいましたか? 同じくらいの妊娠週数だったり、わが子と近い月齢の赤ちゃんが登場したりする芸能人のブログには、マタニティライフや子育てのヒントがあるかもしれません。家事や子育ての息抜きにチェックしてみてはいかがでしょうか。
2023年11月05日この記事では、2023年10月に妊娠を発表した芸能人や有名人をご紹介! 妊娠・出産時期が自分と近い芸能人や有名人には、なんとなく親近感がわくものですよね。滝川クリステルさん、浜口順子さんなど、多方面でご活躍中の方々からおめでたいニュースが届きました。俳優、タレントなど、8名の妊娠のニュースをお届けします。 妊娠発表吉川莉早(38歳)俳優 ※夫は小澤慎一朗(35歳)元お笑いタレント 妊娠発表:2023年10月8日(2人目) 出産予定:来年1月ごろ ブログ・SNS:Instagram(@liisakawa)衛藤美彩(30歳)モデル・タレント ※夫は源田壮亮(30歳)プロ野球選手 妊娠発表:2023年10月12日(2人目) 出産予定:冬ごろ ブログ・SNS:Instagram(@misa_eto_official)滝川クリステル(46歳)フリーアナウンサー ※夫は小泉進次郎(42歳)政治家 妊娠発表:2023年10月15日(2人目) 出産予定:11月浜口順子(38歳)タレント 妊娠発表:2023年10月20日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@hamaguchijunko)日南響子(29歳)俳優・モデル 妊娠発表:2023年10月23日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@kyooko_hinami_official)鈴木まりや(32歳)タレント・元AKB48・元SNH48 ※夫は根本 悠(38歳)お笑いコンビ・ゴールデンルールズ 妊娠発表:2023年10月26日(1人目・男児) ブログ・SNS:X(@mariyannu_s)鷲見玲奈(33歳)フリーアナウンサー・タレント 妊娠発表:2023年10月31日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@sumi__reina)パパになる芸能人・有名人内山信二(42歳)タレント 妊娠発表:2023年10月29日(2人目) 出産予定:3月ごろ ブログ・SNS:Instagram(@meetbowl2929)気になる芸能人や有名人はリストの中にいましたか? 同じくらいの妊娠週数だったり、わが子と近い月齢の赤ちゃんが登場したりする芸能人のブログには、マタニティライフや子育てのヒントがあるかもしれません。家事や子育ての息抜きにチェックしてみてはいかがでしょうか。
2023年11月04日めぐみは、めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。夫への不満などないと思っていためぐみですが―。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。めぐみは言いたい事をぐっとこらえ、自分のなかに不満や不安をためこんでいきました。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後、自宅で寝ていたある日、めぐみは恐ろしい姿の自分がてっぺいに襲いかかっている夢を見ました。翌朝、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきたのです。義母の夕食を食べたあと、義母は帰るどころかてっぺいがうちに泊まっていくよう促しました。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。めぐみの発言を聞いて怒り狂った義母は、すぐに帰宅。しかしめぐみは、なぜ自分が義母に帰れなどと言ってしまったのかよくわかりませんでした。てっぺいは産後のホルモンバランスの変化だろう、一緒に乗り越えようと言ってくれたのですが、その夜は酔っぱらって帰宅。眠りについたゆうきに大きな声で話しかけ起こしてしまったのです。その翌朝……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。募り続ける夫への不満 翌朝、朝食を作っているとてっぺいが眠い目をこすりながら起床。二日酔いで頭が痛いからと、めぐみに水を出してほしいと頼みました。 そのとき、包丁で野菜を切っていためぐみは、昨晩酔っぱらって帰宅してきたてっぺいへの不満が頭の中で爆発しそうに……。 自分が自分ではないように感じためぐみは、きっと何かがおかしいのだと手がかりを探し始めます。思いついたのは、妊娠中に母親からもらったネックレスでした。このネックレスの影響ではないかとめぐみは考えたのです。 ある日のこと、めぐみとてっぺいの大学時代の同級生・さえが息子の健太を連れて家に遊びにきました。さえはめぐみに自分の夫への不満をこぼします。 すると「どうなの? てっぺいくんは」「子どもができたら粗が目立つようになったでしょ?」とさえがめぐみに問いかけました。 めぐみはさえに、てっぺいへの不満はないと伝えますが、そんなはずがない、少しの不満すら言えないようでは自分が壊れてしまうと注意をされます。 そして「めぐみ、私たちさ友だちでしょ?」と確認。友人の私には、夫への愚痴ぐらい話してくれてもいいのではないかと顔を曇らせたのでした。 ◇◇◇ 友人のさえさんは、めぐみさんに、てっぺいさんへの不満をため込んでいては自分が壊れてしまうと忠告していました。さえさんのように、人に話をするだけでも心が軽くなるのかもしれませんね。さえさんもめぐみさんも、ストレスをうまく発散させつつ、旦那さんと向き合って自分の気持ちを伝えられるといいですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月03日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。夫への不満などないと思っていためぐみですが―。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。めぐみは言いたい事をぐっとこらえ、自分のなかに不満や不安をためこんでいきました。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後、自宅で寝ていたある日、めぐみは恐ろしい姿の自分がてっぺいに襲いかかっている夢を見ました。翌朝、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきたのです。しかし、義母の訪問を喜ぶ夫。義母の夕食を食べたあと、義母は帰るどころか夫がうちに泊まっていくよう促しました。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。めぐみの発言を聞いて怒り狂った義母は、すぐに帰宅。てっぺいも母親に謝れとめぐみに激怒します。しかしめぐみは、なぜ自分が義母に帰れなどと言ってしまったのかよくわからず。一体何が起こっているのだろうかと悩んでいたのですが、てっぺいへの不満がさらにたまってしまう出来事が……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。酔っぱらって帰宅した夫の衝撃的な行動 ※赤ちゃんを抱き上げるときは、首とおしりを支えるようにしましょう。 翌朝めぐみは、ふとネックレスを手に取り、ネックレスをくれたときに母親が言っていたことを思い出しました。 そして、ネックレスの力で思っていることを言ってしまったのかと想像します。しかし、まさかそんなことはないと自分に言い聞かせ、着けていたネックレスを外して箱にしまったのでした。 会社に行く前、てっぺいはめぐみに、義母へ失礼な発言をしてしまったことは産後のホルモンバランスの変化が原因だろう、すぐに治るから一緒に乗り越えようと伝えます。 その後、めぐみは電話で義母に謝罪。はじめは怒り狂っていた義母ですが、てっぺいが喜んでご飯を食べていたことや、今度料理を教えてほしいことなどを伝えると機嫌が徐々に戻っていきました。 そしてその夜、めぐみがゆうきを寝かしつけ終わったとき、酔っぱらった状態のてっぺいが帰宅。てっぺいは会社に行く前、帰宅後にゆうきをお風呂に入れるのだと言っていたのにもかかわず、そのことを忘れているよう。 ゆうきが今寝たところだからとめぐみが伝えると、てっぺいは言いました。 「ゆうきくぅうぅぅーん、パパですよぉぉぉぉん」「あれれ? 寝ちゃったのかなぁ?」 その言葉を聞いてゆうきは目を覚まし、泣き出してしまいました。 するとてっぺいは「めぐぅぅ、バトンターッチ!!」と言って、必死にゆうきをあやすめぐみをよそに、ベッドに倒れ込み、いびきをかいて寝てしまったのでした。 ◇◇◇酔っぱらって帰宅し、さらに眠っているゆうきくんに大きな声で話しかけて起こしてしまったてっぺいさん。寝かしつけの苦労など赤ちゃんのお世話の大変さをわかっていないようです。めぐみさんは怒ることもなくゆうきくんをあやしていますが、心のなかではイライラしているのではないでしょうか。1度しっかり夫婦で話し合う時間をとって、めぐみさんからてっぺいさんへ、きちんと自分の気持ちが伝えられるといいですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月02日2020年12月、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、さっそく2人目を出産する病院を探し始めます。1人目の出産経験から、無痛分娩をおこなっていて、おいしいごはんを出してくれる産院で2人目を出産すると決めていました。候補が2つほど挙がったのですが、そのうちの1つ、Aクリニックを選ぶことに。すぐに予約を入れて病院を受診し、計画無痛分娩を選択します。入院日当日は手続きを済ませ必要な検査を受けました。次に内診を受けると、先生から「バルーンを入れよう」と提案をされます。さっそくバルーンを入れるのですが、それから1時間ほど経過すると、白井さんは生理痛のピーク時のような痛みを感じ始めていました。その後、無痛の注射を打ち終わり、30分ほど経つとまったく痛みがなくなっていたのですが、様子を見に来た先生の指示で、陣痛促進剤を追加することに。その後はすぐにズゥゥゥンとした痛みに襲われ、白井さんは必死に痛みに耐え続けていました。それから1時間後、出産はクライマックスに! 呼吸法を繰り返し、力を入れてからの力を抜いたタイミングで、赤ちゃんが取り上げられると、助産師さんや先生たちからは歓声が! そして、「おめでとう」とみんなから祝福されたのでした。 家族に出産の報告を済ませて一段落すると、すっかりおなかはペコペコに。ちょうど夕飯の案内が入り、ごはんを食べ始めるのですが……? 空腹時に食べる夕飯は最高においしくて… この日の夕飯は、鮭のムニエルと肉豆腐でした。 いただきますをして食べ始める白井さん。 ひと口食べると、そのおいしさに思わず感動してしまいます。 きれいに夕飯を完食し、今度は病室へ移動することに。 「ここがお部屋です」 そう言って案内されたのは、バストイレ別の個室でした。 (広々きれい~!) 心の中で感激する白井さん。 「そうしましたら、また明日10時に赤ちゃん連れて来るね」 助産師さんがそう言ってお部屋を去ったあと、突然お姉さんからビデオ通話がかかってきました。 白井さんの姿をひと目見た瞬間、お姉さんから「何してんの?」とひと言。 「パックだが?」 「ホテルかよ」 お姉さんの突っ込みに対し、白井さんは即答したのでした。 部屋を見た瞬間、キラキラと目を輝かせていた白井さん。おいしいごはんを出してくれてきれいな個室までそろっているとは、素晴らしい環境だと思いました。こちらのクリニックではママと赤ちゃんそれぞれが別々で泊まれるのですが、産後のママにとっては自分の体を休めることに専念できるのはかなりうれしいポイントですよね。白井さんも出産後の体をゆっくり休めてほしいです。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま
2023年11月02日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。夫への不満などないと思っていためぐみですが―。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。さらには「世の中には綺麗な母親もいっぱいいる。あれじゃ旦那さんがかわいそうだよ」と言い捨て、めぐみは呆然。めぐみは言いたい事をぐっとこらえ、自分のなかに不満や不安をためこんでいきました。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後、自宅で寝ていたある日、恐ろしい姿の自分がてっぺいに襲いかかっている夢を見ました。翌朝、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「あなたは母親としての自覚が足りない」などと言ってきました。限界を感じためぐみでしたが、義母はなかなか帰る様子はなく、しまいには夕食を作ると言い出します。しかし、夕食を張り切って作ったかと思ったら、ゆうきのお世話でめぐみが食事をとれなくてもおかまいなしの義母と夫。話に夢中で、食事後、汚れたお皿もシンクに放置したまま。さらには、夜遅いからと泊っていくことを促す夫。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、めぐみはなんと義母に「迷惑なんで、帰ってください」と言い放ったのです……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。一体私どうなっちゃったの…? めぐみから「迷惑なんで帰ってください」と言われた義母は、開いた口が塞がりません。 さらにめぐみは言いました。 「だから急に泊まるとか迷惑だから帰れって言ってんの」 めぐみの発言を聞いて怒り狂った義母は、すぐに帰宅。 しかし、お皿を洗っていためぐみは「ねえてっぺいさん、何でお義母さん急に帰っちゃったの?」と言い出したのです。 どうやらめぐみは、自分がお義母さんに何を言ったのか覚えていない様子。てっぺいは、めぐみのためを思って行動してくれた母親に向かってなんで酷いことを言ったのかと大声で怒鳴ります。 てっぺいから母親に謝るよう言われためぐみは携帯電話を手にしながら考えます。 自分が自分でないような感覚。一体何がどうなっているのか理解ができませんでした。 でも不思議と胸がスッキリとしていたのです。義母に失礼な発言をしてしまったものの、これでいいのだと自分を納得させためぐみなのでした。 ◇◇◇ お義母さんに向かって「迷惑だから帰れ」などと失礼な発言をしてしまっためぐみさん。あまりの過激な発言に、怒って帰るのも無理はありませんね。本音をしまいこむのもよくないですが、ストレートに言い過ぎるのも考えもの。上手に伝えるためにも、普段から少しずつ自分の気持ちを伝えて不満をため込まないことが、やはり大切なのかもしれませんね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月01日2020年12月、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、さっそく2人目を出産する病院を探し始めます。1人目の出産経験から、無痛分娩をおこなっていて、おいしいごはんを出してくれる産院で2人目を出産すると決めていました。候補が2つほど挙がったのですが、そのうちの1つ、Aクリニックを選ぶことに。すぐに予約を入れて病院を受診し、計画無痛分娩を選択します。入院日当日は手続きを済ませ、必要な検査を受けました。次に内診を受けると、先生から「バルーンを入れよう」と提案をされます。さっそくバルーンを入れたのですが、それから1時間ほど経過すると、白井さんは生理痛のピーク時のような痛みを感じ始めていました。その後、無痛の注射を打ち終わり、30分ほど経つとまったく痛みがなくなっていたのですが、様子を見に来た先生の指示で、陣痛促進剤を追加することに。その後はすぐにズゥゥゥンとした痛みに襲われ、白井さんは必死に痛みに耐え続けていました。 それから1時間後、内診を受けると助産師さんの「子宮口全開だね」という一声で、出産はクライマックスに! 呼吸法を繰り返し、グッと力を入れてからの一気に力を抜いたタイミングで、赤ちゃんが取り上げられたのでした。 出産が無事に終わり、「おめでとう」と祝福される白井さん。新しい命の誕生に喜びを噛みしめていたのですが、ひと息つくと疲労感が襲ってきて……? 無事に第2子を出産! ひとりになると襲ってきたのは…? 「づかれたぁ」 ベッドに横になると、一気に疲労感が押し寄せて来た白井さん。 パパと第2子の面会も無事に終わり、産院に来られなかった家族にも赤ちゃんが無事に誕生したことをビデオ通話で伝えました。 「じゃあ赤ちゃん別室に連れていくね~」 助産師さんがそう言って病室を離れると、ポツンとひとりになった白井さん。 (腹が減った……) 誰もいなくなり気が抜けると、一気に空腹が押し寄せてきた白井さん。 「白井さーん。夕飯の時間だけど、食べられますか?」 「食べます」 おなかがペコペコな白井さんは、すぐにそう答えたのでした。 第2子の出産を無事に終えた白井さん。コロナ禍の出産だったこともあり、パパだけ赤ちゃんとの対面でほかの家族はビデオ通話の報告でしたが、新しい家族が増えた喜びを共有できたようでよかったです。みんなの幸せいっぱいな笑顔は、見ていてほっこりしますね。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま
2023年11月01日2020年12月、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、さっそく2人目を出産する病院を探し始めます。1人目の出産経験から、無痛分娩をおこなっていて、おいしいごはんを出してくれる産院で2人目を出産すると決めていて、候補が2つほど挙がったのですが、そのうちの1つ、Aクリニックを選ぶことに。すぐに予約を入れ、病院を受診すると、助産師さんに「経産婦さんだと無痛分娩にしても効き目がないうちに産まれてしまう場合がある」と説明を受けます。しかし、無痛分娩で産むという考えは変わらず、その意思をはっきりと伝えたのでした。そして、計画無痛分娩を選択し、入院手続きを済ませたあとは、採尿や血圧・体重測定、NSTなどをおこないました。その後の内診では、先生がバルーンを入れることを提案してきたのですが、恐怖を感じながらもバルーンを入れてから1時間が経過すると、生理痛のピーク時のような痛みを感じ始めていた白井さん。 そんな中、昼食が運ばれてくると、なんとか痛みがおさまったタイミングで食事をとることに。しかし食べている途中、とてつもない痛みに襲われてしまいます。なんとか残っていたごはんを食べ終えると、すぐにナースコールを押したのでした。 先生がやって来て内診をしたあと、麻酔のために腰に注射を打ちました。麻酔が効くまでの間、痛みに悶えていましたが、麻酔が効くと余裕の表情に。そんな中、1人の助産学生が出産に立ち会うことが決定。その後、陣痛促進剤を追加することになるのですが、薬を追加されると余裕だった表情が一変。痛みで悶える姿を学生がやさしく励ましてくれたのでした。 促進剤追加から1時間後、出産のクライマックスに…! 「大丈夫。もうすぐですよ~」 「おお~きてるね~。おっし! 内診してみようか!」 「……うん、全開だね」 「よし! 産んじゃおう!」 その言葉に「はい!」と返事をする白井さん。 「力入れて!」 「目開いて! 頭見えてるよ!」 「力抜いて、生まれるよ!」 そして次の瞬間、赤ちゃんの産声が聞こえました。 赤ちゃんを見ると、周りからは「おめでとう」という祝福の声が! こうして、無事に第2子が誕生したのでした。 助産師さんや学生など、出産の最中はみんな真剣な表情でしたが、赤ちゃんが生まれるとうれしそうな表情へと変わり、赤ちゃんの誕生を祝福している姿にとてもほっこりしました。白井さんも痛みに耐えるのはつらかったと思いますが、無事に出産することができて本当によかったです。ご出産おめでとうございます。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま
2023年10月31日出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーンを挿入をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。出産当日。無事にバルーン処置が終わり子宮口が開くと、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。その後の内診で院長から子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが降りてきていないと言われ、不安が増したしおさん。心を落ち着けようとしていた矢先、隣の分娩室でお産をしていた妊婦さんの緊急手術がおこなわれることに。そのため、急きょその前にしおさんの麻酔施術がおこなわれることになったのです。心の準備ができていないまま麻酔の処置を終えたしおさん。ひと息つく間もなく、子宮口が8cmまで開いてきているからと助産師さんに言われます。30分ほど経過したとき、突然院長が現れ、突然「よしっ! 産ませるか……」と言い出し、いよいよ……!? いよいよ赤ちゃんに会える… うまくいきむことができず、涙が出てきてしまったしおさん。しかし、「そうだ……私母親になるんだ」「赤ちゃんも頑張っているんだ」と自分を奮い立たせます。 すると、妊娠がわかったときのこと、つわりで大変だったときのこと、エコーで子どもの顔を見たときのことなどいろいろな記憶がよみがえってきました。 無事に赤ちゃんに会えると思っていた矢先、院長が言いました。 「こりゃあかん! 頭がお股のところで引っかかってるね」 院長は、もう少し頑張ってしおさんの力で自然に赤ちゃんを産むのか、赤ちゃんの頭を掃除機のようなもので引っ張る吸引分娩かどちらにするか選んでほしいと言いました。 しおさんは限界を感じていたため迷いなく、吸引分娩を選択。 そして時刻は20時。無事に女の子が誕生しました。赤ちゃんは元気に泣いています。わが子を抱いたしおさんは、軽いと感じつつ、あたたかさから命の重みを感じ、号泣。涙が溢れ出ました。 しおさん夫婦にとって特別な日になったのでした。 ◇◇◇ 初めての出産は誰しも不安があると思います。ある助産師さん曰く、経験したことのない痛みなどに不安や恐怖が強いときは、その気持ちをかかりつけの産院の助産師さんに話してみるのがおすすめとのこと。安心して出産できるよう提案などがあるそうです。お話を聞いてもらうだけでも不安や恐怖が和らぐかもしれませんね。 また、不安な気持ちは未知からくることもあるので、事前に陣痛や出産方法などの知識を深めておいたり、出産のシミュレーションをおこなっておくこともよいのだとか。できるだけ落ち着いて出産に臨めるよう、不安や恐怖が強い場合は準備しておくとよさそうですね。 妊娠出産は十人十色。痛いことや怖いことが大嫌いなしおさんでしたが、予期せぬことが起こりつつも、無事に出産を乗り越えることができたようでよかったですね。出産を終え、子育てが始まったしおさん。子育てにもたくさんの大変なことがあると思いますが、今回の感動を胸に刻んで、夫婦で乗り越えながら楽しく子育てができますように。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月31日出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーンを挿入をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。そして出産当日。無事にバルーン処置が終わり子宮口が開くと、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。院長がやってきて内診を始めたのですが、子宮口を確認した院長の顔が突然曇ります。院長曰く、子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが下に降りてきていないとのこと。お産はまだまだかかりそうだと思っていた矢先、隣の分娩室があわただしい雰囲気に……。同時にお産がおこなわれていた人の赤ちゃんが危険な状態で緊急手術をすることになったため、先にしおさんに麻酔を打つと院長が言い始めたのです。 無事に麻酔も終わり、いよいよお産は終盤に差し掛かったのですが、しおさんは……。 うまくできなくて… ※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与しますが、マンガでは省略して描いています。 夫にテニスボールでお尻を押してもらうこと30分。再び院長が様子を確認しにきました。 院長は助産師さんと会話をすると、突然「よしっ! 産ませるか……」と言い出します。 呼吸の仕方などを院長から指示されたのですが、うまくできず、しおさんはパニックに。そしてついに泣き出してしまいました。 院長は「ありゃありゃ! 少し落ち着こうか!」と眠くなる薬を投入。 少しして目を覚ましたしおさん。しかし、つらいときずっと側で励ましてくれていた助産師の高橋さんも、すでに帰宅してしまっていました。 しおさんが落ち着いたタイミングでもう一度院長から「もう一回やってみよ! 君ならできる!!」と言葉をもらい、再度いきみます。 そして、助産師さんたちが両側からしおさんのおなかを押します。その助産師さんたちに圧倒され、しおさんは衝撃を隠せませんでした……。 ◇◇◇ 院長から突然「産ませるか」と言葉をかけられたしおさん。呼吸などがうまくできずパニックになってしまったようです。事前にいきむ練習をしていたのに思うようにいかなかったら悔しくなってしまいますよね。初めてのお産はわからないことや、うまくできないことがあるのは自然なこと。あまり自分を責めすぎず、院長や助産師さんの言葉を信じて、もうひと踏ん張り、頑張ってほしいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月30日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。いよいよ出産当日。バルーンが子宮口に挿入されたのですが想像以上のつらさに心が折れそうに。エネルギーを蓄えるために昼食をとり、陣痛に耐えていたしおさん。すると突然院長が現れ、人工破膜(卵膜を破って人工的に破水させる処置)がおこなわれました。順調にお産は進んでいると思っていたのですが……。内診で院長から「子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが降りてきていない」と言われ、不安が増します。そのとき、隣の分娩室でお産をしていた妊婦さんの緊急手術が入り、急きょその前にしおさんの麻酔施術がおこなわれることになって……!? 心の準備ができていない なかなか麻酔を打ってもらえないと待ちくたびれていたしおさんでしたが、いざ麻酔がおこなわれるとなると、再び恐怖が襲いかかってきました。体に力が入るほどに緊張していた次の瞬間。 「はいっ終わったよ!」と院長が言いました。 なんとしおさんは、まったく麻酔の針の痛みを感じなかったのです。 無事に麻酔も効いてきて、しおさんがリラックスしていると、夫がやってきました。夫の顔を見ると、今まで張りつめていた糸が切れて涙が出そうになったしおさん。 ひと息つく間もなく、「子宮口が8cmまで開いてきている」と助産師さんに言われます。それと同時にしおさんは、赤ちゃんが下のほうに降りてきている感覚を覚えました。 その感覚になんとも言えない気持ち悪さを感じてしまったしおさんは、夫にテニスボールでお尻を押すように頼みます。 一度目はタイミングが合わずしおさんは「馬鹿野郎! 今じゃない」と夫に激怒。 次は、夫婦で息を合わせます。「さあ今だあああ」というしおさんの声と共に夫が勢いよくお尻を押したのでした。 ◇◇◇ テニスボールでお尻を押すタイミングが違うなどと、しおさんから注意をされてしまった旦那さん。わからないことばかりで緊張したり、戸惑ったりする場面もあると思いますが、一緒に陣痛を乗り越えるつもりで、しおさんを支えてほしいですね。出産を共に乗り切ることで、夫婦の仲が一層深まっていくといいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。 監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月29日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。そしていよいよ出産当日。バルーンが子宮口に挿入されたのですが想像以上のつらさに心が折れそうに。助産師さんの一緒に頑張ろうという言葉に励まされます。そして、無事にバルーンも抜けて子宮口も開き、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。エネルギーを蓄えるために昼食をとり、陣痛に耐えていたしおさん。すると突然院長が現れ、人工破膜(卵膜を破って人工的に破水させる処置)がおこなわれました。その後、お産は無事に進んでいると思われたのですが、内診をした院長の表情が突然曇り始め……。 院長が放った衝撃的な言葉 子宮口が5cm開けば麻酔を打つと説明を受けていたしおさん。 しかし、6cm開いてもなかなか麻酔を打ってくれる気配はなく、しおさんはただただ痛みに耐えていました。 院長がやってきて内診を始めたのですが、子宮口を確認した院長の顔が突然曇ります。院長曰く、子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが下に降りてきていないとのこと。 その事実を知ったしおさんは驚きつつも、赤ちゃんがまだ自分のおなかの中にいたいのではないかと想像しました。 しおさんは、少しでもリラックスできるよう、眠くなる薬を入れてもらったものの15分ほどで目が覚めてしまい、再び陣痛に耐えることに。友人に連絡をして出産の実況をするなどして、陣痛の痛みから少しでも意識をそらせるような工夫をしていました。 そんなとき、隣の分娩室があわただしい雰囲気に……。しおさんが助産師さんに何があったのかと尋ねると、同時にお産がおこなわれていた人の赤ちゃんが危険な状態なのだと話してくれました。 すると、突然院長がしおさんの元へやってきて、「ちょっと隣の人が緊急手術することになったから、今しおさんに麻酔打っちゃうから!」と言ったのでした。 ◇◇◇ 子宮口は開いているのに赤ちゃんが降りてきていないと知ったしおさん。お産は無事に進んでいくと思っていたので、不安になってしまうのも無理はありませんよね。その後、陣痛の痛みを紛らわせるため、友人に連絡をして出産の実況をしていたようです。つらい痛みが続くとそのことばかりに意識が集中しがち。しおさんのように誰かに自分の気持ちを聞いてもらうなどして痛みから気をそらすだけでも、心に余裕が持てるのかもしれませんね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月28日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。夫への不満などないと思っていためぐみですが―。話はさかのぼって妊娠中のころのこと。ベビー用品の下見をしてもめぐみ任せなてっぺい。さらに、大学時代の同級生・さえに会ったとき、育児中であるさえのことを、「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。「世の中には綺麗な母親もいっぱいいる。あれじゃ旦那さんがかわいそうだよ」と言い捨て、めぐみは呆然。めぐみは言いたい事をぐっとこらえ、自分のなかに不満や不安をためこんでいきました。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後、自宅で寝ていたある日、めぐみは恐ろしい姿の自分がてっぺいに襲いかかっている夢を見ました。翌朝、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「あなたは母親としての自覚が足りない」、今どきの若い母親は甘えすぎなどと言ってきました。限界を感じていためぐみでしたが、義母はなかなか帰る様子はなく、しまいには夕食を作ると言い出して――!? これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。義母の身勝手な行動に我慢ができず… ※赤ちゃんを抱き上げるときは、首とおしりを支えるようにしましょう。 今晩の夕食は私が作ると言い出した義母。めぐみはてっぺいに電話をかけて、義母が夕食を作ると言い出したことを伝えます。 すると、てっぺいは言いました。 「いやぁ良かったなぁめぐみ。やさしい姑に恵まれて」「楽しみだな母さんの手料理」 そして、夕食ができあがると「うめー!!」と言いながら母親の料理を頬張るてっぺい。 めぐみは、ゆうきが泣き出したことに気が付き、おむつ替えをします。 ゆうきが泣いても義母とてっぺいの2人は様子を見に行くことはなく食事に夢中。めぐみが食事もとらないままゆうきのお世話を終えて戻ると、シンクには食べた後の食器がたんまり残っていました……。 義母のありがた迷惑な行動に限界を感じためぐみは、「お義母さん時間大丈夫ですか? もう遅いですけど……」と帰るよう促します。すると義母は、私に早く帰ってもらいたいのかと激怒。 めぐみの気持ちを察していないてっぺいは、「もう遅いからこのまま泊まっていけばいい」などと勝手な発言をし出す始末。 すると……。 妊娠中に母親からもらったネックレスが「ズ……」と動き出しました。それと同時に、めぐみは義母に向かって「迷惑なんで帰ってください」ときつい言葉を言い放ってしまったのでした。 ◇◇◇ ネックレスが動いたあと、めぐみさんはきつい言葉をお義母さんに言い放ってしまったようです。ずっと不満をこらえていたからか、思わず本音が飛び出してしまったのでしょうか。みなさんはお義母さんに思っていることを伝えることはできますか?めぐみさんと同じような状況になったらどんな風に対応しますか?バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月28日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたしおさん。また当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。いよいよ出産当日。陣痛を誘発させるためにバルーンが子宮口に挿入されたのですが、想像以上のつらさで心が折れそうに。助産師さんの一緒に頑張ろうという言葉に励まされていました。バルーンを挿入してから1時半ほどたつと、生理痛のような痛みが出てきました。だんだんと痛みが増して悶絶するしおさん。すると3時間後、股に新たな違和感が。なんと挿入したバルーンが抜けていたのです。子宮口が無事に開いたということで、助産師さんがどれくらい開いたか確認してくれることに。 バルーンが終わって余裕を感じていたしおさんですが、そんなしおさんのところへ、器具を持った院長がやってきてー!? 再び襲ってくる恐怖 ※病院食以外の飲食については、病院スタッフに確認しましょう。 ※誤)人口破水 → 正)人工破膜※人工破膜は、赤ちゃんを包んでいる卵膜を人工的に破り、お産を進めるためにおこなわれます。その際、医療器具を用いますが、痛みを伴うことはありません。 しおさんの子宮口を確認した助産師さんが言いました。 「すごいです!! もう子宮口6cmも開いています」「とても柔らかいです! これはすぐにお産も進みますよ!」 突然の内診グリグリに衝撃を受けたしおさんではありましたが、助産師さんから褒め言葉をもらい、自己肯定感アップ! もう麻酔を打ってもらえるのだろうと、出産に余裕が出てきます。 食後に陣痛が強くなりましたが、助産師さんから指導してもらった腰を揺らす体操を実施するなど前向きに頑張っていたしおさん。 そこへ……。「しおさんこんにちは!」と院長がやってきました。前回バルーン処置で怖い思いをしたしおさんは、院長を見た瞬間ドキッとして固まりました。 すると、何やら鋭利な医療器具を出し、人工破膜によって破水させると言い出します。その器具を見たしおさんは、再び恐怖に襲われます。 しかし、実際に人工破膜をしてみると……。 「あったか~い」 痛みはなく、むしろ気持ちがよくて思わず目を閉じてしまうしおさん。 その後、お産は進み、陣痛も加速。しおさんが自宅に待機していた夫に「陣痛なう」とメッセージを送ると、「俺も緊張しておなか痛くなって、トイレこもってた」と返信が……! しおさんの夫は家でしおさんとおなかの赤ちゃんのことを心配し、緊張していたのでした。 ◇◇◇ 人工破膜を無事に終え、旦那さんに連絡をとったしおさん。旦那さんも、赤ちゃんがいつ生まれるのか、おなかが痛くなるほど緊張していたのですね。しおさんに、旦那さんの想いが伝わった気がします。つらいとき、家族からの応援メッセージは何よりの励みになりますよね。家族や病院のスタッフさんみんなで無事に出産を乗り越えてほしいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月27日めぐみは、男の子・ゆうきを出産。夫のてっぺいは、2人を見て絶対に幸せにするのだと意気込んでいました。話はさかのぼって妊娠中のころのこと、めぐみとてっぺいがベビー用品を下見している最中、大学時代の同級生・さえとバッタリ会いました。育児中であるさえと別れると、てっぺいはそんなさえのことを、「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。さらには「世の中には綺麗な母親もいっぱいいる。あれじゃ旦那さんがかわいそうだよ」と言い捨て、めぐみは呆然。めぐみからてっぺいへの不安が募っていた矢先、家にめぐみの母親が遊びにきました。母親は、めぐみがてっぺいへの不満をため込んでいるのではないかと懸念している様子。そして、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。出産後のある日、夜寝ていると、突然不気味な夢を見ためぐみ。恐ろしい姿の自分がてっぺいに襲いかかっていたのです。翌朝、義母が孫に会いたいからと突然家にやってきたのですが、めぐみの義母への不満はたまっていき……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。義母の迷惑な行動にモヤモヤ めぐみの状況に配慮せず、突然家に押しかけてきた義母。自分が押したインターホンの音でゆうきが泣き出してしまったのにもかかわらず、のんきな顔で孫をあやします。 すると突然、恐ろしい姿の自分に憑りつかれ、「キモいんだよ クソババァ」などと怒りに震えながら義母に襲いかかろうするめぐみ。義母が振り向き、ゆうきが泣いているのだから抱っこしてあげなさいという声で我に返ります。 泣いているゆうきを抱っこしながら、めぐみはあることを考えていました。自分でも義母に襲いかかろうとしたときの記憶が曖昧で、何が起きているのかよくわからないのです。 そんなとき、冷蔵庫を開けて中身を見た義母が言いました。 「あら? ろくな物ないわね。ちゃんとてっぺいに栄養あるもの食べさせてるんでしょうね?」 そして義母はさらに、今どきの若い母親は甘やかせされすぎ、育児をしながら家事をこなすのが母親というもの、めぐみは母親としての責任を感じていないなどと言いたい放題。 それを聞いためぐみは「すみません……」と悲しい表情で言葉を返します。 さらに義母は、つらい気持ちになっためぐみの気持ちはお構いなしに、今日の夜ご飯を自分が作ると言い出したのでした。 ◇◇◇ 突然家にやってきたかと思ったら、「母親とは育児をしながら家事をこなすものだ」という自分の考えをめぐみさんに押し付けてきたお義母さん。母親としての自覚が足りないとまで言われたら、悲しくなってしまいますよね。お義母さんとの関係がつらいときには、無理をせずてっぺいさんに正直な思いを伝えてみたり、信頼できる友人などに相談してみたりするのも良いかもしれませんね。>>次の話バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月27日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。しかし、無痛分娩はまったく痛みなく出産できるのだと勘違いをしていたしおさん。医師から麻酔を打つ前に陣痛を経験すると言われ、不安でいっぱいに……。また、麻酔のことや出産当日の処置内容などを聞き、しおさんの恐怖はさらに増してしまいます。そのため、入院の前日は一睡もできませんでした。いよいよ出産当日を迎えたしおさん。陣痛を誘発させるため、バルーンが子宮口に挿入されたのですが、想像以上のつらさで心が折れてしまいそうに。助産師さんからの励ましの言葉もあり、また前向きにお産と向き合い始めたのですが……。 バルーンが抜けたと思ったら、しおさんは助産師さんのある行動に衝撃を受けることにー!? 股に新たな違和感が…※マンガでは省略をしていますが、実際には、陣痛誘発時には胎児心拍などをモニタリングするための分娩監視装置を装着します。 バルーンを子宮口に挿入してから1時間半が経過したころ。生理痛のような痛みなので余裕を感じていたしおさん。 しかしさらに30分が経過すると、激しい痛みにしおさんは悶絶してしまいます。 助産師さんから「頑張ってください!」と励ましの言葉を受け、分娩台を殴ったりしながらなんとか痛みに耐えていました……。 するとバルーンを挿入してから3時間後。しおさんは股に新たな感覚を覚えます。 助産師さんに確認をしてもらうと、なんとバルーンが抜けていたのです。 そしてそのまま、子宮口がどれだけ開いているのか、助産師さんに確認してもらうことなったのでした。 ◇◇◇ しおさん曰く、このとき担当してくれた助産師さんがいたからこそ、最後まで弱気にならずに頑張れたそうです。不安との闘いの中、何度も出産の現場に立ち会っている人たちの存在はとても大きいもの。ここまできたら、助産師さんや医師の言葉を信じてお産に臨みたいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月26日めぐみは、男の子・ゆうきを出産。夫のてっぺいは、2人を見て絶対に幸せにするのだと意気込んでいました。話はさかのぼって妊娠中のころのこと、めぐみとてっぺいがベビー用品を下見している最中、大学時代の同級生・さえとバッタリ会いました。すると、育児ストレスがたまったさえは夫の愚痴を連発。さえと別れると、てっぺいはそんなさえのことを、「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。さらには「世の中には綺麗な母親もいっぱいいる。あれじゃ旦那さんがかわいそうだよ」と言い捨て、めぐみは呆然……。めぐみからてっぺいへの不安が募っていた矢先、家にめぐみの母親が遊びにきました。母親は、めぐみの家系の女性は昔から大人しくて相手に自分の思いをハッキリ言えないタイプだからと、めぐみがてっぺいへの不満をため込んでいるのではないかと懸念している様子。そして、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。 それから出産後、めぐみがゆうきと2人で過ごしていると義母から電話が。これから孫に会うために家に来ると言うのです。突然の状況に戸惑うめぐみでしたが、なんと義母は――!? これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。これは…夢…? ゆうきを出産後。夜寝ていると、突然不気味な夢を見ためぐみ。 その夢はなんと、恐ろしい姿の自分が「コイツガ ホントウニ チチオヤ二 ナレルト オモウカ?」とてっぺいに襲いかかるというものでした。 冷や汗を垂らして夢からさめためぐみは、泣いているゆうきに授乳をします。 そして翌朝、会社から戻ったらゆうきをお風呂に入れるのだと張り切るてっぺい。てっぺいの父親としての行動に不安を感じていためぐみでしたが、これから良いパパになるに違いないと一安心します。 ゆうきに授乳をしていると、義母から電話が。ゆうきを寝かしつけて義母からの電話に出ると、これから孫に会うために家に来ると言い出したのです。めぐみが混乱していると、突然チャイムが鳴りました。 インターホンのモニターを確認すると、「待ちきれなくてきちゃったわよ」と言う義母の姿が映っていたのです……! 家に上がってくると、インターホンの音に驚いて泣き出してしまったゆうきを見ながら、「泣いちゃってますねぇ、ばあばですよ♡」と孫をあやす義母。 義母の孫をあやす姿を微笑ましく見ているめぐみがいる一方で、心の中では、もう一人のめぐみが「てめぇのチャイムで起きたんだろぉが」と怒り狂っていたのでした。 ◇◇◇ めぐみさんの事情はお構いなしで、突然自宅に押しかけてきたお義母さん。めぐみさんが寝かしつけをしたゆうきくんは、お義母さんが鳴らしたインターホンの音で起きてしまった様子。孫の姿を早く見たいというお義母さんの気持ちもわかります。けれども、事前に確認をするなど、めぐみさんの状況への配慮は必要ですよね。楽しみがあると浮かれてしまうことは誰しもあると思いますが、そんなときこそ周囲への配慮は忘れないよう心がけたいですね。>>次の話バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月26日私は結婚して2年のパート主婦。同居する義母から、孫が見たいと急かされています。私自身もそろそろ子どもが欲しいと思っているのですが……。結婚して2年。子どもはほしいと思っているのですが、なかなか妊娠には至らずーー。同居の義母からも孫が見たいと急かされており、夫にも辛い状況を相談しているのですが、「仲良くしてほしい」と言うだけでかばってくれることはありません。 義母と仲良くするなんて無理!夫と結婚して2年。そろそろ子どもがほしいと思っています。同居する義母からも孫を急かされており、私だけの問題ではないのに愚痴を言ってきます。正直、同居は限界だと感じて夫に相談してみたのですが、私をかばうどころか「仲良くしてほしい」と面倒くさそうに言うだけ。義母から毎日子どものことを言われるようになり、私は前から考えていた不妊治療について、一緒に検査を受けてほしいと夫に話しました。すると夫は、「自分は健康に問題がないから大丈夫。検査なら1人で行ってきて」と言い、協力してくれる様子もなくーー。挙句の果てに私がそうやって妊娠妊娠とうるさいから、子どもができないんだと言ってきたのです。 突然の離婚宣言それは突然の出来事でした。ある日、いつものようにパートから帰ってきたら、義母から離婚届を渡され、家を追い出されたのです。どういうことなのか理解できず、すぐに夫に連絡をしたところ……。 「ああ、うん。出て行って」当たり前のようにそう言われてしまいました。そして、そのまま告げられた衝撃の事実。それは、夫の彼女が妊娠したということ。もちろん、私は寝耳に水。不倫にも気づいていませんでした。孫の顔を見たがっていた義母は、不倫相手の妊娠を歓迎していて、すぐに別れるなら慰謝料も支払うと言っているそう。ちょうど私も夫との関係を見直そうと思っていたところだったので、慰謝料をもらって離婚することにしました。 不妊の原因はどっち?離婚から3年。見知らぬ番号から電話があり出てみると、元夫でした。もう私の中で存在自体を消していた相手でしたが、相変わらず馴れ馴れしく私を見下すような口ぶりに、嫌な記憶が蘇ります。一体いまさら何の用事があるのかと思ったら、夫は急にまだ子どもを育てたいかと聞いてきました。その言葉の意味が理解できずに戸惑いつつ、育てたいと素直に答えると、夫がこう続けます。 「嫁が子どもを置いて出ていっちゃってさ」「再婚してやるよ、お前も子育てしたいだろ?」 あたかも、私にとってありがたい話のように言ってきたのですが、それはまったくの見当違い。 「自分の子がいるから結構です」 と、ハッキリとお断りしました。実は私、半年前に再婚をし、今は妊娠3ヶ月の妊婦です。だから、元夫の力を借りなくても、子育てを十分楽しめます。しかし、夫はその話を信用できないようで、この期に及んで私を不妊だと決めつける発言をしてきました。 私は病院で検査をして問題がなかったことを伝えると、元夫は自分が不妊の原因なら、今育てているのが我が子ではないのかもしれない……と気付いたらしく、明らかに動揺し始めたのです。もちろん私は、その可能性もあると思っていました。でも、まぁそれも元夫の選んだ人生なので、何も言うつもりはありません。元夫の現状なんて興味がないのに、その後も聞いてもないことを話してきました。 再婚してから夫は…再婚後、元義母は嫁からいびられるようになって、今は同居を解消して老人ホームで生活していること、嫁は浪費家で家事もせず、育児も丸投げされていること……。そして、私と暮らしていたときは幸せだった、やり直したいとすがりついてきたのです。当然、その申し出は即却下。私は再婚して以前とは比べものにならないほど幸せに暮らしています。元夫と離婚したおかげでこの生活が手に入ったと思うと、そこだけは元夫に感謝しています。 その後ーー。元夫は妻に子どものことを問いただすと、悪びれる様子もなく離婚届を渡してきて、子どもを連れて実家に帰っていったようです。すべてを失った元夫からは、何度も復縁の連絡がくるようになったので、メールアドレスは削除してSNSもブロックしました。もうこれで連絡がくることもないでしょう。今は、あと数カ月後に迫った出産予定日を楽しみに待つ日々です。目の前の幸せを大切にしながら、これからも周りの人に感謝して過ごそうと思っています。 ◇ ◇ ◇ 不妊の原因は自分でないと思い込み、姑から嫌がらせを受けている妻を助けようともしなかった元夫。何事も自分優先で突っ走った結果、ひとりになってしまいました……。夫婦ともに幸せな生活を送るため、思いやりや気遣いを大切にして過ごしたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年10月25日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。しかし、無痛分娩はまったく痛みなく出産できるのだと勘違いをしていたしおさん。医師から麻酔を打つ前に陣痛を経験すると言われ、不安でいっぱいに……。また、麻酔のことや出産当日の処置内容などを聞き、しおさんの恐怖はさらに増してしまいます。そのため、入院の前日は一睡もできませんでした。 そしていよいよ出産の日。あぶら汗をかきながら内診台でバルーンの挿入を待ったしおさんですが……!? 不安なまま迎えた出産の日 ※陣痛促進剤を投与する際は輸液ポンプを使用します。 いよいよ迎えた入院当日。 内診台に上がり、子宮口にバルーンが挿入されました。 子宮口の中でバルーンが膨らんでいくと「ゲロ吐くかも……!!」としおさんは青ざめます。 バルーンの挿入は無事に完了したものの、陣痛が起こるのはまだこれから。膨らんだ状態のバルーンをこのまま子宮口に残し、自然に外れるのを待つことになります。 しおさんは、バルーンを挿入するだけで体力的にも精神的にもヘトヘトに。想像以上のつらさに心が折れかけていました。するとそこへ救世主が現れたのです。 それは、素敵な笑顔の助産師さんでした。また助産師さんはしおさんが少しでもリラックスできるようにこう言いました。 「初産だし緊張しますよね……」 「でも大丈夫です! きっとしおさんなら乗り越えられますから!」 助産師さんは、私たちが全力でサポートするから一緒に頑張ろうと、しおさんを勇気づけてくれました。気を持ち直したしおさんは、LINEやインスタグラムを投稿するなどの余裕ができたのでした。 ◇◇◇ バルーンの挿入を終え、想像以上のつらさに心が折れかけていたしおさん。助産師さんの一緒に頑張ろうという言葉に励まされていましたね。不安なとき、温かい笑顔を向けてくれたり、安心できる言葉をかけてもらえたりすると、緊張やつらさが和らぎますよね。助産師さんにサポートしてもらいながら、無事に出産を乗り越えてほしいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月25日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々