双子の息子と娘の3人が幼稚園にお世話になっています。私は園生活の中で、元気に遊んだり、お友だちと喧嘩をしたりすると、多少のケガは付きものだと思っています。息子が年中のとき、お友だちが息子にケガをさせてしまい、謝罪の電話をいただきました。そのとき私が思ったことをお伝えします。 明日はわが身。わが子たちに伝えることお友だちのお母さんからの電話を受けながら思ったことは、いつか、わが子たちが誰かにケガをさせてしまうかもしれないということでした。 今回のことも、お友だちは決して息子にケガをさせようと思って石を投げていたわけではありません。 お友だちがひとりで遊んでいたところを息子が通ったことでケガになりました。どんな行動にも、ケガにつながる可能性があります。少しでも「危ないかも? 」と思うような行動は避け、「周りをよく見る」ことを気をつけてほしいとわが子たちに伝えました。 遊びに集中すると、視野が狭くなってしまいます。そっぽ向いて走ればぶつかる可能性があり、ましてやそれが道路なら、交通事故になりかねません。来年には小学生になる息子たちは、ますます力も強くなりますし、安全に登下校するためにも、「危ないことはしない」「周りをよく見る」ことを、しっかり身につけてほしいと思っています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ 著者:桜田はな双子男児と女児1人の母。子育てやサブスク関係のライターとして活動中。
2024年03月23日わが家の4人の子どもたちは、みんな寝言をよく言うほうでした。ですが、あの日は恐怖を感じました。なぜなら、夜中に長女が怯えながら叫んでいたからです。そして何に怯えているのか、なぜ叫んでいるのか、理由がわかりとても驚きました……。 夜中に突然聞こえてきた叫び声長女は二段ベッドの上の段で、ひとりで寝ています。私と夫も爆睡していると、突然「わー!」と叫ぶ声がしたのです。私と夫はびっくりして起き上がると、何かに怯えながら叫んでいる長女の姿がありました。 ベッドから落ちる勢いで怯えていたので、まずは長女に声をかけてベッドからおろそうとしたのですが、長女は怯えて動くことができませんでした。何とか無理矢理抱っこして、ベッドからおろしたのですが、私たちが触れるとびくっとし、部屋の端っこを見て怯え続けていました。 私たちも、長女は幽霊か何か見えているのかと怖くなって、途方にくれていたのですが、長女に「どうしたの?」と尋ねると、「ありがのぼってくるの、うわー!」と再び叫んだのです。暗がりだと怖いので電気をつけて、何回も呼びかけて抱きしめると、長女はやっと落ち着くことができました。 長女が叫んだ理由…その後長女が熱いことに気付き、熱を測ると40度近くありました。すぐに病院に連れて行くと、症状から原因は「熱せん妄」だと診断されました。私は熱せん妄という言葉すら知らなかったので、娘が怯えて叫んでいる姿を見て本当に怖かったことを覚えています。でも、長女がパニックになっているときに一緒にいて、助けることができてよかったです。驚いたけれど、いい経験になりました。再び同じことがあっても落ち着いて対処できると思います。 今回のホラーな体験は、原因がきちんとわかったので安心しました。子どもに起こることで知らないことはまだまだあるのだなと痛感した出来事でしたが、今後の学びにしていきたいなと思います。 ※高熱に伴う異常行動を総じて「熱せん妄」と言います。症状には、幻覚が見えたり聞こえたりするほか、錯乱して支離滅裂な言動をしたり、急に部屋を飛び出したり窓を開けて飛ぼうとしたりといった異常行動がみられます。多くは一時的なもので後遺症などの心配はありませんが、脳炎などでも似た症状が起きる場合があります。意識障害、数時間の異常行動、しびれや麻痺などの症状があれば受診しましょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/きりぷち著者:松谷 えりな監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月22日毎年お盆に開かれる義実家の親戚の集まり。楽しく過ごしていたと思っていた矢先に、思いもよらぬ事件が起きることになったのです……! 数分の間の出来事お盆に義実家に行くと必ず、義母がフルーツを用意してくれています。事件が起きたのは、息子が2歳になったばかりの年。 普段からぶどうやトマトなど、息子が誤嚥してしまいそうなものは、かなり小さめに切って食べさせていた私。ぶどうやミニトマトも4等分に切っていましたし、食べるときには必ずそばについて目を離さないようにしています。もちろん、そのことは普段から夫も理解しています。 その日、食事が終わったあと、私がトイレに行っている間の数分の間に事件は起きました。食後のデザートにと、毎年恒例の高級シャインマスカットを出してくれていたのです。息子のお皿にも大きなシャインマスカットがそのまま置いてあったようで、フルーツが大好きな息子は、丸ごと口に入れてしまった模様。 私がトイレから戻ると、息子はひとりで噛みきれないシャインマスカットを口いっぱいに入れて涙目になっていました。私は慌てて息子に駆け寄り、下を向かせて人差し指を口の隙間に突っ込んでシャインマスカットを吐き出させました。 その後、息子は特に何事もなく過ごせましたが、あと少し私がトイレから戻ってくるのが遅かったらと思うと今でもゾッとします。あきれたのは、その場にいた夫がテレビに夢中で、息子に起きている危険にすら気づいていなかったことです。このことをあとから私に指摘されて知った夫は、顔面蒼白になっていました。 そして帰宅後、夫には息子が食べ物を口にするときは絶対に目を離さないでほしいことを厳しく伝えました。 義母の好意にはとても感謝していますが、本当にヒヤッとした出来事でした。その日を境に、同じ事故が起こらぬよう、家で与えている食べ物の大きさなどはその都度、伝えるようにしています。 ※子どもの口の中に異物が見えており取れそうな場合は手を入れて掻き出しますが、異物が見えない状態で手を入れて掻き出そうとすると、口内を傷つけたり、嘔吐を誘発したりするほか、異物を奥に押し込んでしまう可能性もあるので危険です。奥まで手を入れることはしないようにしましょう。※小さな子どもにぶどうやミニトマトなどの球状の食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがあります。4等分する、調理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせましょう。大人が見守っていることも大切です。 イラスト/海乃けだま著者:なかまる あゆみ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月21日娘が生後6カ月ごろのこと。お昼寝も夜も、娘の寝かしつけには絵本を読んであげることが多々ありました。あお向けになった娘の脇に私は添い寝の形になり、絵本を読んで聞かせます。その読み聞かせで経験した、あわや大怪我に繋がるヒヤリなエピソードを紹介します。 読み聞かせで心地よく入眠娘は生後3カ月ごろまでは抱っこで眠ることが好きでしたが、徐々に抱っこだと不快になってきたようで、横になって添い寝をすることで安心して眠りにつくようになりました。 生後6カ月ごろになると、絵本を読み聞かせると興味を持って喜んで見てくれて、読んでいるうちに次第にウトウトするように。最終的には指しゃぶりをして気持ちよく眠るのでした。 私がウトウトしてしまい…ある日のお昼寝のとき読み聞かせをしてあげていたところ、私のほうが先に眠気がきてしまいました。ウトウトしては眠気を振り払って読んでいましたが、ついに気が遠のいてしまいました。その拍子に、持っていた絵本を落としてしまったのです。 あお向けで添い寝の状態だったので、絵本が落ちたのは私と娘の顔の上! 顔に絵本が当たった衝撃でハッと目覚めた私は、娘の目のあたりに絵本の角が当たってしまったことに気づき、大慌て! 急いで目の中が傷ついていないか確認しました。 急いで眼科へ目の中を見てみましたが、傷ついているかどうかよくわかりませんでした。娘は絵本が当たったときは少し泣いたもののすぐに泣き止み、痛がる様子もありませんでしたが、後々になって炎症を起こさないか、私は最悪のことも考えて心配になってきたのです。そこで近くの眼科に行ってみることにしました。 眼科は娘にとって初めての経験。痛い思いをさせてしまわないかと親の私のほうが不安でドキドキでしたが、診察室に入って事情を説明すると医師が「そういうこともあるよね」と笑い飛ばしてくれたので、安心して診察を受けられました。結果は特に目の中が傷ついているということもなく、薬ももらわず帰ってくることができました。 読み聞かせのとき、私は少々疲れていたのかもしれません。しかし、ついウトウト……では済まされない大事故に繋がるような出来事。私は、気を付けなければと肝に銘じたのです。眼科は私自身もあまりかかったことがなかったのでドキドキしましたが、心配なときにすぐに診てもらうことで安心できてよかったなと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:斎藤ますみ1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年03月20日ねむさんと夫は、交際1年で結婚しすぐに妊娠。むたろうを出産しました。しかし2歳になるころ、むたろうは治療法も改善法もない難病だと判明します。むたろうの育児とともに、夫婦で2人目の妊活もしていた矢先、ねむさんは夫の風俗通いを知りました。問い詰めても言い訳をして、反省する様子がない夫。ねむさんは夫に結婚指輪を外させ、鍵とスマホを置いて家から出ていかせます。夫のスマホをねむさんが確認すると、結婚前からとてつもない数の女性と、体の関係やメッセージのやりとりがあったことが発覚したのです。夫が「仕事が忙しい」と嘘をついておこなってきたことは、ねむさんの精神をズタズタにしてしまうほどの衝撃的なものでした。反省の色がない夫 ※義実家 → 義両親 ※どこいある → どこにある ねむさんは、これまでの生活を思い返しました。自分は懸命にむたろうを産み、必死に育ててきたのに、夫は心は他のたくさんの女性に向いていた……。食欲もないねむさんは、夫の不貞の詳細をまとめていた数日で、4kgも痩せてしまいました。 そして、義母に事情を説明したねむさん。しかし夫と話してくれると言ったきり、義母から連絡はありませんでした。 夫は会社のパソコンからねむさんに、まるで自分のしたことの酷さを理解していない謝罪文を送ってきます。もちろんねむさんは許すことなく、義実家のグループラインに夫が家に入れない理由として、これまでの悪行を公開しようかと揺さぶりをかけました。そして翌日、夫は突然来訪。ねむさんに謝りますがそれも結局、見当違いな謝罪だったのでした。 ねむさんの苦しみを思うと、とても悔しくてなりません。しかしながら、ねむさんはどこか振り切って行動しているようにも見えます。状況を整理し、自分自身の心と向き合おうとする姿勢を尊敬する気持ちを抱いている方も多いのではないでしょうか。 一方で、難病のむたろうを育てるねむさんを裏切った夫には、かける言葉もありませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ねむ
2024年03月20日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?こっちゃんのイヤイヤは増すばかりで、何をしてもイヤイヤと泣き叫びお手上げ状態に。もちろん、毎日のお風呂も激しく拒否するこっちゃん。ママは一緒に入ることを諦め、ママと妹のふーちゃんが入浴した後、嫌がるこっちゃんをお風呂に入れるのでした。 しかし、ある日を境にこっちゃんの態度が急変します。なんと、自らお風呂に入ると言い始めたのです。浴槽に入っても泣かないこっちゃんを見て、何が起こったのかと驚きを越え動揺するママ。 なぜママがここまで動揺するのかというと、実はこっちゃんは水が大の苦手なのです。水遊びに行くと……。 水嫌いのこっちゃんが……! こっちゃんに喜んでもらえると思い、ママはお風呂の壁に貼るスポンジのおもちゃを購入します。 2歳の夏、じゃぶじゃぶ池のある公園へ行くと池を見ただけで大泣き。1歳のころはお風呂の時間に激しく泣くこっちゃんのために、様々なアイテムを使い工夫をしても大泣きされてしまい惨敗が続きます。 終いには、お風呂に毛が1本浮いているだけでもかんしゃくが始まってしまったり、水には苦労してきたママなのでした。 こっちゃんが生まれてから3年間、楽しくお風呂に入れたのは何度あったかわからないほどお風呂嫌いなこっちゃん。しかし、ママの苦労が報われたのか、この日を境にこっちゃんのかんしゃくが激減していくのでした。 ◇◇◇ 水を怖がるこっちゃんは恐怖心が強いのでしょうか? バスタイムを楽しい時間にしようと努力するママの優しさを感じますね。イヤイヤ期の子どもの気を紛らわす対策は子どもによってそれぞれです。場所を変えてみる、おもちゃを使ったり遊びに誘ってみたりとママは試行錯誤ですよね。みなさんはお子さんがグズったとき、何か対処法はありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2024年03月19日下の子どもが2歳になったばかりのころ、遊んでいるうちに耳を触り始めました。中耳炎か何かだろうか……と、ひとまず近くの小児科を受診しました。すると、思いもよらぬ大ごとが判明したのです――。 耳を触る子ども私が家事をしていて子どもがひとりでおもちゃで遊んでいたとき、少し離れた場所から見守っていた私は、途中から子どもが片方の耳をやたらさわっていることに気が付きました。まだ子どもはうまく話すことはできなかったので、中耳炎か何か、耳に何か異常があるのかしらと思い、近くの小児科へ連れて行くことにしました。 判明した衝撃の原因小児科を受診した結果、なんと小さなビーズが耳の奥にあるせいだと判明。中耳炎ではなく、バラバラになっていたビーズの1つを、耳の中に入れてしまっていたのです。小児科から耳鼻科を紹介されましたが、そこでも「これは取れない、医療センターに行ってください」と言われてしまい、あたふたする私。 痛みはなく、すぐに害が出るわけではないが、早く取ったほうがいいようでした。この時点で上の子の幼稚園のお迎え時間が来てしまったため、上の子を連れて3人で医療センターまで向かいました。 まさかの…!医療センターの外来でも「取れない、耳が小さすぎる」とのこと。そこでなんと、急きょ麻酔をして手術することに……! 待合室で、下の子は長い待ち時間と、ここまでの疲れで大泣き! リスクのある麻酔は不安でしたが、手術は無事成功。年齢が低いので入院措置になり、そのまま着替えもないままひと晩泊まりました。取れたビーズは本当に小さいものでした。 何でも口に入れる時期は過ぎていたので、小さなおもちゃに油断してしまっていました。まさか耳に入るとは思わなかったので、ショックを受けた出来事でした。麻酔から覚めた子どもは何事もなかったようにニコニコしていてホッとしましたが、申し訳なかったと今もきちんと見ていなかったことをとても後悔しています。今後は子どもから目を離さないようにするのはもちろん、危険なおもちゃを与えないようにしようと誓った出来事でした。 ◇◇◇ 子どもの耳におもちゃが入っていたらとても驚いてしまいますよね。日本小児科学会によると、子どもは好奇心旺盛なので、子ども自身が小さなものを自ら耳や鼻に入れてしまうことがあるそうです。さらに、偶然入ってしまうこともあるのだとか。小さな物を近くに置かない、近くで大人が見守るなど、日ごろから注意が必要ですね。 なお、もしも入ってしまった場合、入った物が何であっても奥へ押し込んでしまう可能性があるため、ピンセットなどで取り出そうとしてはいけないとのこと。BB弾・ビーズなどの小さなおもちゃや豆類が耳に入った場合は、耳たぶを後ろ上方に引っ張って下向きにし、反対側の頭の横を軽く叩くと出てくることがあるそうです。取れない場合や子どもが耳を触っているなど、いつもと違う仕草が見られるときは早めに病院で診てもらうと安心ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/海乃けだま著者:橘つばき監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月19日ねむさんと夫は、付き合い始めてすぐに同棲し、交際1年で結婚。すぐに妊娠し、むたろうを出産しました。しかし2歳になるころ、むたろうは治療法も改善法もない難病だと判明します。次の子も同じ病気になる可能性があると医師に言われ不安に感じるも、なにがあっても夫婦で乗り越えていくと決意し、2人目の妊活、不妊治療を開始。そんな中、ねむさんは夫の風俗通いを知りました。問い詰めても言い訳をし、反省する様子がない夫。ねむさんは夫に結婚指輪を外させて……。失望したねむさんは自らの命と共に、むたろうも一緒に苦しませずにあの世に送ろうとまで考え、取り乱します。それでも夫の反応は薄いままでした。キリがないほど出てくる、夫の不貞の証拠 夫に鍵とスマホを置いて出て行ってと言い放つねむさん。しかし夫は、別々の部屋で過ごすのではだめ? と聞きます。もちろんねむさんはその提案を却下し、夫はしぶしぶ家を出たのでした。そしてねむさんは、今の会話がしっかり録音されていたことを確認し眠りにつきます。 翌日、夫のスマホに残るメッセージのやりとりをチェック。風俗嬢やセミプロなど、70人の女性と体の関係を持っていたことが発覚します。 ほぼ毎日、数人の女性とやりとりをしており、無数の連絡や交渉がありました。しかもそのやりとりがあったのは、妊娠高血圧腎症でねむさんが苦しんでいたときや、むたろうを早産したときなど、ねむさんやむたろうにとって大変なタイミング。そんなときに夫は、風俗嬢やさまざまな女性と性的なつき合いをしていたのでした……。 ◇ ◇ ◇ ねむさんの怒りと悲しみは計り知れませんね……。動揺もあり、かなり思い詰めた状態のねむさんですが、どうか思いとどまってほしいと思っている方は多いのではないでしょうか。夫には自分の行動がどれだけ罪深いものかしっかり自覚してもらい、ねむさんとむたろうがこれ以上苦しむことがないよう願うばかりです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ねむ
2024年03月19日ねむさんと夫は、付き合い始めてすぐに同棲し、交際1年で結婚。すぐに妊娠し、むたろうを出産しました。しかし2歳になるころ、むたろうは治療法も改善法もない難病だと判明します。次の子も同じ病気になる可能性があると医師に言われ不安に感じるも、なにがあっても夫婦で乗り越えていくと決意し、2人目の妊活、不妊治療を開始、しかしそんな中、ねむさんは夫の風俗通いを知りました。ただのストレス発散だと淡々と語る夫に肩を落とします……。夫は、ため息混じりに風俗通いについて弁明。何でもないことだと繰り返す夫の言葉を聞いたねむさんは……。何言ってんの!? ねむさんは夫にスマホを見せてほしいと要求します。「見せないなら出て行って!」と強く言っても夫は拒みましたが、ねむさんは強引にスマホを見ることに。すると、100人以上もの女性と関わりがあるようでした。 問い詰めるねむさんに対して、「自分だけのせいではない」と夫は主張します。風俗のおかげでストレスを回避できていたのだとか、小言のように言い訳する夫。そして、「君にはストレスはないの? 」とねむさんに決定的なひと言を投げつけます。 女性とのデレデレとした会話のやりとりも、すべて心無い相手だから言えるのだと。我慢の限界を迎えたねむさんは激怒し、夫に結婚指輪を外すよう要求。夫のせいで人生が崩壊したことを嘆きます。そしてねむさんは、自身の命とともにむたろうも一緒に苦しませずにあの世に送ろうと考え、夫に浮気の責任を取らせようとしたのでした。 ◇ ◇ ◇ 家族への誠実な思いをかけらも感じられない夫の言い訳に、呆れてしまった方も多いはず。「ストレス発散のために風俗に行っていた。心はない、体だけの関係だ」という主張を、誰が信じるでしょうか。 浮気を正当化しようとする姿勢には、腹が立ちましたよね。夫には自分の非を認めて、まずは素直に謝ってほしいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ねむ
2024年03月18日ねむさんと夫は、付き合い始めてすぐに同棲し、交際1年で結婚。すぐに妊娠し、むたろうを出産しました。この人となら末長く幸せに暮らしていけると思い、結婚したねむさん。しかし、夫のことを疑わざるを得ない出来事が……。 何これ…どいういうこと? ねむさんは、やさしくて誠実な夫に惹かれ、迷いもなく結婚。起業したばかりの夫の収入は低く、ねむさんの貯金を使いながらの裕福とはいえない生活を送っていました。 結婚2年目で妊娠8カ月を迎えたねむさんは、妊娠高血圧腎症からヘルプ症候群に。 妊娠高血圧腎症とは、妊娠20週以降に発症した高血圧または既存の高血圧の悪化で、タンパク尿を伴うもの。そしてヘルプ症候群とはその合併症で、赤血球の破壊や肝臓機能の悪化、血小板の減少を起こす、妊娠の後半からお産のあとに発症しやすい疾患です。 母子ともに危険な状態であることから、出産予定日より2カ月早いタイミングで出産することになったねむさん。生まれたむたろうはわずか1,000gほど。1歳まで入退院の日々が続きます。 退院後も、むたろうに鼻から育児用ミルクを注入したり、血糖値の管理に追われたりする毎日。そしてむたろうは、世界に30人もいない、日本名すらない病気と診断されました。幼少期までに死に至ることが多い病気で、原因は夫婦の遺伝子の相性だそう。 2人目も考えていたねむさん夫婦は、次の子も同じ病気になる可能性が高いと不安に思ったものの、「どんな未来も受け入れよう」と決意し、妊活や不妊治療を開始しました。 しかし、相変わらず帰りが遅い夫。そのうえ、見覚えのない避妊具を発見したねむさんは、夫を問い詰めることに。風俗に行っていると白状しましたが、ただのストレス発散だと主張したのでした。 ◇ ◇ ◇ むたろうがとても深刻な病気であることが心配です。そして、むたろうのお世話で睡眠時間も満足に確保できず、体力も精神力も削られているねむさんのことも心配でなりません……。 ねむさんがこんなに大変な状態の中、夫婦での妊活を拒否し、自分は風俗でストレスを発散させているという夫。仕事が大変でストレスが溜まるのは理解できますが、ねむさんのことももっと考えてほしいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ねむ
2024年03月17日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?小児科で処方された漢方と塗り薬を試しても夜泣きはおさまりません。しかし、良いこともあり、処方された塗り薬でこっちゃんの肌荒れが改善しスベスベになったのです。 肌が綺麗になり夫婦で感激するも、肝心の夜泣きとかんしゃくは続きママはゲッソリしてしまいます。 疲れ果てたママは「こっちゃんを生かす!!」それだけで十分なのでは? と思うようになるのでした。 激しすぎるイヤイヤに変化が!? こっちゃんの夜泣きとイヤイヤ期に振り回されながら、日々をこなすママ。こっちゃんのイヤイヤは増すばかりで、何をしてもイヤイヤと泣き叫びお手上げ状態に。 もちろん、毎日のお風呂も激しく拒否するこっちゃん。ママは一緒に入ることを諦め、ママと妹のふーちゃんの入浴後に心を鬼にして嫌がるこっちゃんをお風呂に入れるのでした。 しかし、ある日を境にこっちゃんの態度が急変します。なんと、自らお風呂に入ると言い始めたのです。浴槽に入っても泣かないこっちゃんを見て、何が起こったのかとママは驚きを越え動揺するのでした。 ◇◇◇ 子どものイヤイヤ期は成長とともに落ち着くと言いますが「この日」とは決まっていないので、永遠に感じて辛くなってしまいますよね。特に、こっちゃんのようにイヤイヤが激しい子の場合は、まだ終わらないのかと考えてしまうと思います。しかし、突然そのときがくると、こっちゃんのママのように嬉しいと思うより戸惑いが大きいのかも知れませんね。イヤイヤ期に向き合う全てのママに頭があがりません。イヤイヤと向き合うママたちが少しでも楽になることを願います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2024年03月16日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?後日、かかりつけの小児科でこっちゃんの夜泣きについて相談してみることに。 すると、先生はこっちゃんの肌荒れを指摘し、保湿剤と自律神経を落ちつかせる漢方を処方すると言い診察は終わりました。 苦い漢方を子供が飲むの? と疑問に思ったママは、薬局で服薬専用ゼリーに混ぜると飲みやすくなるとアドバイスをもらいます。自宅へ戻りさっそく試してみるもやはり苦くて飲めずに終了。 続けて、小児科で処方された肌荒れの薬を塗っても起きてしまいます。 結局、何を試してもこっちゃんの夜泣きは無くならないのでした。ある嬉しい出来事が 小児科で処方された漢方と塗り薬を試しても状況は変わらず、夜泣きは続きます。 しかし、良かったことが1つだけありました。それは、処方された塗り薬でこっちゃんの肌荒れが改善しスベスベになったのです。 肌が綺麗になりパパも感激! しかし、肝心の夜泣きとかんしゃくは続きママはゲッソリしてしまいます。 疲れ果てたママは「こっちゃんを生かす!!」それだけで十分なのでは? と思うようになるのでした。 ◇◇◇ 子ども生かすことは本当に大変なことです。ママは十分頑張っています。限界を感じる前に家族や自治体の育児相談窓口に相談して、少しでも肩の荷をおろしママ自身を大切にしてください。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2024年03月15日保育士の中田馨さんが、ママにお願いしたい子どもが体調不良のときの対応について教えてくれました。急に仕事は休めないから……とついついやってしまっていることありませんか!?こんにちは! 保育士の中田馨です。子どもが体調不良や発熱しているけれど、仕事はなかなかお休みできないし……ということもあるかと思います。 今回は私の保育園で実際にあったことと、友人保育士が経験したことも交え、お子さんが体調不良の際に保護者の方に配慮してほしいことについてお話しします。 ①朝に熱があるようならば登園は控えて!登園時に「昨夜から熱が上がって。朝方まで39度を超える熱があったんですが、解熱剤で下がったので来ました!」というエピソード。現在は新型コロナウイルスのこともあり、各ご家庭が用心しくださっているのでここ2年ほどはありませんが、以前は割とありました。 「体温」という数字でいうと、熱は下がっていますが、あくまでそれは薬で下がっているだけ。私の経験上、昼頃には再び熱が上がりお迎えに来ていただくことが多いです。「ひとまず出勤して、呼び出しで帰らせてもらう方が気が楽」という親御さんもいらっしゃいますが、是非ともお子さんの体を第一に考えていただけるとうれしいです。 大人も朝方まで39度以上の熱があるのに、解熱剤で下げて仕事に行くって、相当しんどいことですよね。お子さんも一緒です。 ②急なお迎え、無理は承知ですが「迎えにいけません」はNG!保育園で熱が出て職場に電話をすると「仕事を代わってくれる人がおらず、迎えに行けない」と言われることがあります。私自身も働く母なので、お仕事の都合がつかないのはよく分かります。私自身も、中学生の娘が体調不良になったときに学校から電話があっても「迎えに行けないので一人で帰らせてください」と言ったことがあります。娘の場合、熱もなく歩けたうえ、中学生ですのでそれができますが、保育園児は1人では家まで帰ることができません。 上記で書いたように、お子さんの体を第一に考えていただくことに加え、次のことも知っておきましょう。保育園で体調不良の子が出ると、感染症の疑いも含め、その子を隔離することになります。隔離するということは保育士がその子に1名専属でつくということ。短時間なら対応できるかもしれませんが長時間となると、うちの保育園のように小規模の場合は特に、難しくなる場合もあります。 保育士は、保育の専門家であって病気の子を見る専門家ではありません。安全に保育するためにも、どうにか仕事の都合をつけてくださると助かります。 中には「そんな細かいこと……」と思われることもあったかもしれませんが、毎日気持ちよく安全に過ごすためにも、ご協力いただけると助かります。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月12日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?3歳児健診で引っかかった数日後、心理相談へ向かいます。 そこで、夜泣きの原因が昼寝だと言われ、ポカンとするママ。すでにお昼寝対策をしていると伝えても、夜泣きの原因は「お昼寝時間」の一点張りで会話が噛み合わず。 続けて、かんしゃくについて相談すると「ママはどういう対応してる?」と質問され、ママは普段の様子を伝えます。 その話を聞いた心理士さんは「それでいいと思うよ!」と言い、相談終了。こっちゃんの困りごとに対して解決の糸口が見つからないまま、相談終了となるのでした。 小児科で夜泣きの相談をすることに 後日、かかりつけの小児科でこっちゃんの夜泣きについて相談してみることに。 すると、先生はこっちゃんの肌荒れを指摘し、かゆみも原因の1つかもしれないと言います。先生は保湿剤と自律神経を落ちつかせる漢方を処方すると言い、診察は終わりました。 子どもがあの苦い漢方を飲むの?と疑問に思ったママは、薬局で漢方の飲ませ方を聞くことに。すると、服薬専用ゼリーに混ぜると飲みやすくなるとアドバイスをもらいます。 自宅へ戻りさっそく試してみましたが、やはり苦くて飲めずに終了。続けて、小児科で処方された肌荒れの薬を塗っても起きてしまいます。 結局、何を試してもこっちゃんの夜泣きはなくならないのでした。 ◇◇◇ 子どもが小さいうちは夜泣きをするのも仕方のないことですが、こっちゃんのように何年も続くとママも疲れてしまいますよね。夜泣きの経験がある方は何か対策はしていましたか? 早く朝までぐっすり寝てくれることを願います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※夜泣きについて一般的に夜泣きは、早い赤ちゃんだと生後6カ月ごろから始まり、遅い子だと2歳になっても夜泣きをするケースもあります。考えられる主な原因としては、不安や興奮、日中の刺激やストレス、睡眠サイクルの乱れといったことが考えられています。昼寝は3〜5歳ころまで続き、以降は昼寝をしなくなります。年齢を重ねても睡眠リズムが不安なときは小児科へ受診をしてみてください。発達障害がある場合、小児の精神科や小児神経の先生に相談するのも良いでしょう。また、かんしゃくが強いときの対処方法も相談すると良いでしょう。気分転換にお茶など飲んでみるなど、ちょっとした工夫で本人も家族もラクになることがあります。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2024年03月12日3歳を過ぎたころ、急に娘の身に起こった「熱性けいれん」。私は娘の症状を初めて目の当たりにし、顔が青ざめ言葉が出ませんでした。娘が熱性けいれんを発症し感じたことやすべきこと、やってはいけなかったこと……実際に身をもって経験したことをお伝えしたいと思います。 いつもの風邪の症状と思っていると突然に出かけた日の夕方に、鼻水と咳が出始めた3歳の娘。週末ということもあり、病院は休診。熱もなく軽い風邪症状だろうと思い、翌日に病院へ行く予定でした。 夜になると37.4度の微熱も出ましたが機嫌は悪くなく、子どもは夜に熱を出しやすいと把握していたので、気にせずそのまま就寝しました。ところが……。 1時間ほど経ったあと、私はふと目覚め、娘の様子を見て驚愕しました。娘は手足をビクビクとけいれんさせ、唇は紫色になり泡を吹いて失神していたのです。 指示を仰ぐため小児科救急へ電話娘の身に何が起きているの? 目の前にある光景は現実? 起きてすぐの私には娘の状態がまったく理解できず、頭が真っ白になってしまいました。そして我に返り、失神している娘の意識をまずはしっかりさせなくてはと思い、私は震える手で娘の体を軽く揺すったり声を掛けたりしました。 私の声に目を覚ました夫は娘を見て驚き、焦っていたと思います。夫が目を覚ましたことで少し冷静さを取り戻した私は、携帯を手に取り小児科救急相談窓口に電話を掛けました。 救急病院へ。何が必要なのかわからない小児科救急相談窓口で娘に起きている症状を看護師さんに伝えると、むやみに動かしてはいけないと指示され、そのまま救急に繋いでくれました。救急車が到着するのを待って、けいれん時の症状と時間を伝え、病院へ向かうことになりました。付き添いが必要なので、私は慌てて保険証や医療証、財布を準備し救急車を待ちました。 そこで、焦っていると忘れがちな持ち物があるとわかったのでご紹介したいと思います。 必要なものは貴重品以外にもあった!救急隊の方が寝室から娘を運び、私は娘の付き添いのため慌てて準備した貴重品等を持って救急車に乗り込もうとしました。そこで救急隊の人に呼び止められ「持ち物は貴重品以外にも必要な物がありますよ。言いますので準備してください」と言われたのです。 子どもの靴に靴下、院内での診察待ちや会計時、帰宅時に羽織る私と娘の防寒具などでした。軽装で過ごしていた自宅から救急車で病院に、しかも娘は抱えられて車に乗り込んだので靴や靴下を履いていないということにも頭が回っていなかったと気がつきました。 お医者様いわく、発症時は子どもを横に向け呼吸しやすくし、けいれんの時間を計り、どのような状態だったのかメモしておくことが大切なのだそうです。いざけいれんしているわが子を目の前にするとパニックになってしまいますが、しっかりしなくては……と感じた体験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 原案/佐藤ひより作画/やましたともこ監修/助産師 松田玲子
2024年03月11日乳児湿疹が酷かった娘は生後1カ月から皮膚科に通い、しっかりと薬を塗り、毎日欠かさずに保湿をしていました。そのためか、生後6カ月ごろには「赤ちゃん、肌が白いね!」と言われることも。そんな娘の肌が、いつの間にか黄色くなっていてびっくり! その原因はママである私にありました……。肌が黄色い? 日焼けかな?最初に娘の肌が黄色く感じたのは生後11カ月のころでした。その時季は真夏。手を持ってあげるとヨチヨチと歩けるようになった娘はおでかけが大好きで、毎日2回は公園に行き、暇さえあれば街中に猫を探しにお散歩。 さらにお昼寝はベビーカーで散歩しながらでないとできなかったため、1日のほとんどを外で過ごしていました。なんとなく娘の肌が黄色い気はしたものの、毎日の長時間の外出から単純に日焼けしたのだと思っていたのです。 ママ友に言われたひと言で病院へ娘が1歳になったころ、いつも通り公園へ行くと、しばらく会っていなかったママ友がいました。私が「暑いね〜! 日焼け止め塗っても汗で流れて焼けちゃうよね!」と話すと、ママ友に「うちも焼けて真っ黒! ○○ちゃんは……黄色いね?」と言われ、ドキッ! やっぱり娘の肌は黄色いんだとようやく認識した私は、翌日かかりつけの小児科に娘を連れて行き、娘は尿検査をすることになりました。 肌が黄色くなった驚きの原因黄疸だったらどうしよう? 尿検査ってことは、腎臓の病気? もっと早くに病院に行けばよかった……と、とても後悔しました。そして、ドキドキしながら聞いた結果は……なんと、にんじんとかぼちゃの食べ過ぎだったのです! 生後9カ月ごろから離乳食で手づかみ食べを始めていた娘は、にんじんスティックとかぼちゃのお焼きが大好きでした。 娘が喜んで食べてくれるので、私は毎日のように娘に与えており、その結果、にんじんやかぼちゃに含まれるベータカロテンという野菜の色素が娘の肌を黄色くしたのでした。 娘の肌が黄色くなった原因がわかってから、にんじんとかぼちゃを食べる頻度を週に1回ほどに減らしました。その結果、約3カ月後には娘の肌は一般的な肌の色に。まさか私がにんじんとかぼちゃを食べさせすぎたことが原因で娘の肌が黄色くなったとは思わず、とても驚きました。野菜だからたくさん食べても大丈夫だと勘違いしていましたが、何事にも限度があることを学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:小谷 かずえ不妊治療を経て出産。現在3歳女児の母で元ウエディングプランナー。転勤族で九州在住し、ウエディング関係の記事や妊活に関する記事を執筆中。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生
2024年03月10日私には、2歳の二卵性の双子の娘たちがいます。身長や体重は同じくらいでも顔や性格は違う2人。長女は外では頑張り屋さんで、私の前では頑張った分、気持ちを爆発させるタイプです。次女は極度の人見知り。初めての登園日は2人とも朝からわくわくしていて、ニコニコで登園の準備していました。しかし、保育園に着くと、まさかの事態が起こってしまったのです。 初めての登園の翌日に熱初めての登園日、家では帽子やリュックを身に着けて娘たちはニコニコでした。しかし、園に着くと、笑顔が引きつっていく長女と不安な顔の次女。2時間だけの慣らし保育だったのですが、次女は終始泣いていたようです。 長女は泣かずに過ごせていましたが、帰宅後、緊張の糸が切れたように私に八つ当たりしてはイヤイヤの連続でした。翌日はさっそく次女が発熱。感染症対策のため長女も一緒に園を休むことになりました。4月は慣らし保育に行っては風邪を引いて2日ほど休む、の繰り返しでした。 水分もとらない次女娘たちは3回目の登園日の朝からしばらく、泣いて登園するようになりました。頑張っている娘たちの様子を見てつらい気持ちになりましたが、早く慣れてもらうために登園させました。次女は登園当初から朝のおやつや牛乳はもちろん、給食も泣いて口にしなかったそうです。 園の先生たちが次女のために、特別にストローを用意してくれましたが飲まず、抱っこをしてもらわないとひたすら泣いていたようでした。朝起きてから泣いて何も口にせず、園でも水分をとろうとしないためなのか、園で熱が出た日もありました。 対策として私はさすがに次女に水分だけでもとってほしいと考え、5日間の慣らし保育後には、家で使っているマグにお茶を入れて持参し、先生に預けました。すると次女は園で少しずつマグのお茶が飲めるように。しかし次女は給食をまだ口にしなかったため、慣らし保育を4月いっぱいまで、残りの1週間を長女とともに延長させました。 5月に入ると、ようやく娘たちは朝から泣き始めることが少なくなりました。そして5月中旬ごろになると、次女は園でおやつや給食を食べられるようになり、マグの持参も終了。5月後半からは16時半まで預けられるように。 娘たちは園生活にすぐ慣れるだろうと思っていた私は、登園させてみて「甘かった!」と何度も思いました。娘たちが朝起きてからずっと泣き、園での2時間、次女は何も口にせず帰宅し、風邪もたくさん引いて……。つらい思いをさせている私をきっと娘たちにしてみれば鬼のような存在に思えたかもしれません。それでも最終的に園に慣れることができた娘たち。子どもの順応性の高さに驚かされました。今は、新しい環境に慣れて頑張っている娘たちに感謝しています! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ちひろ著者:北川さくら
2024年03月10日河野りぬさんの長男・ピー太くんは、生後1カ月のころ、左目の「先天白内障」が判明し、手術を受けました。退院後は視力訓練のためにコンタクトとアイパッチをつける生活が始まります。そんなピー太くんを見て、アイパッチをつけている友だちができたら……と考えるようになった河野りぬさん。盲学校で開催される未就学児の交流クラスへ通うことにしました。しかし盲学校の交流クラスに通っていたのは全盲のカレンちゃん親子だけ。アイパッチ友だちを見つけるという当初の目的は果たせません。 その上、交流クラスを担当するシロヤマ先生の指導にはモヤっとすることが多々ありました。河野りぬさんは、園の方針を確認するとともに、自分が園に求めていることを伝えようと、電話をかけることにしました。通うことがつらくなった結果… 盲学校の未就園児クラスに通ったなかで、河野りぬさんが今でも心に残っているシロヤマ先生の言葉があります。 その子の育ち、全体を見てほしい。豊かに育ってい感じる時間を、欠けたものを補うことに奪われすぎないでほしいの。 これはきっと、見えない子どもたちと長年接してきた先生だからこそ出てきた言葉。感銘を受けた河野りぬさんなのでした。 気が合わなかったシロヤマ先生ですが、最後の金言は障害の有無にかかわらず、子育てしている保護者全員に響きますね。 河野りぬさんは最終的に盲学校の未就園児クラスを辞める選択をしました。地域や施設によって異なる場合があるため、弱視で複数の選択肢を視野に入れている方は、実際にそれぞれ見学し、お子さんに合うところを検討してくださいね。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年03月09日河野りぬさんの長男・ピー太くんは、生後1カ月のころ、左目の「先天白内障」が判明。幸い良い医師との出会いがあり、無事手術を受けることができました。退院後は視力訓練のためにコンタクトとアイパッチをつける生活が始まります。そんなピー太くんを見て、アイパッチをつけている友だちができたら……と考えるようになった河野りぬさん。盲学校で開催される未就学児の交流クラスを見学することにしました。校内は目に障害がある子どもたちが活動しやすい環境や設備が整い、全力でサポートしてくれる先生もいます。 しかし、未就園児クラスに参加してみると、目が見えて活発なピー太くんは他の参加者と同じように行動ができません。それでも交流クラスへの参加を決めたのですがーー。先生の指導に違和感が… 車で50分と、通うのも大変な距離だったこともあり、気が進まなくなってしまってました河野りぬさん。元々あった「通う目的」と違うことにも違和感があります。 それでもせっかく縁があって出会った園です。園側の方針を改めて確認し、自身が何を求めているかを伝えることにしたのでした。 子どもの成長速度や性格は、それぞれ異なります。ましてや障害の性質が異なる子と比べるような発言は、盲学校の先生としていかがなものか疑問が残りますね。 改めて、必要とする「交流の場」が見つかることを願います。 >>次の話監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年03月08日ある朝のこと。目を覚まして娘のほうを見ると、娘の布団が血だらけになっていました。鼻血ではなさそうだなと思いつつ、娘の症状を見ていたところ……。ある朝、娘の布団が血だらけに!娘が生後3カ月のときのことです。朝起きると、娘の布団が血だらけになっていました! 「鼻血かな? けがをしたのかな?」と慌てて確認すると、なぜか娘の耳たぶがぱっくり切れて、なんとも痛そうな状態だったのです。 血は固まっていたものの、傷が深かったので病院へ。念のため診てもらうことにしました。 気になる耳切れの原因は…病院の先生は傷を確認して、「あー、これは痛そうだね。原因は乾燥。お母さん、耳も保湿しなきゃだめだよ!」とおっしゃいました。これを聞いて、「え! 耳まで保湿が必要なんですか!」と驚いた私! 自分のスキンケアでも耳までは保湿しないので、耳を保湿する必要があるなんて思いもしなかったのです。 それからは反省し、耳までしっかりと保湿するようになりました。しかし娘はかゆいのか、治りかけたかさぶたをかき壊してしまうこともしばしば。何度も爪や顔を血だらけにしてしまう娘の姿に、本当に胸が痛みました。しっかり保湿を続けて1週間ほど経ったころ、ようやく耳の傷は良くなったのでした。 朝晩2回、首のしわの間なども入念に保湿していました。その成果か娘の肌を観察しても目に見えて乾燥している様子はなく、「十分保湿できているんだな」とほっとしていたのですが……。赤ちゃんは自分でかゆい、痛いと訴えられない分、大人が隅々までしっかりチェックしなければいけないなと反省した出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2024年03月06日息子が3歳のとき、保育園から帰ってきて手を洗いに行った洗面所でまさかの事態に。日常に潜む恐怖に、震えました……。私の衝撃エピソードをご紹介します。息子のまわりが血だらけに……!これは息子が3歳のときのお話です。 保育園から帰ってきた息子は、いつものように手を洗いに洗面所へ行きました。私は1歳の娘の手を洗うため、キッチンへ。娘の手を洗い終えリビングにいると、何か物の倒れる激しい音と、息子の泣き声が! 急いで洗面所の扉を開けると、倒れた棚と落ちてきた物に埋もれながら泣いている息子の姿が! 息子のまわりは血だらけでした。私は驚きながら物をどかして息子をリビングへ連れていきました。倒れてきた棚の角で頭を切ってしまったらしく、息子は頭から出血していました。ティッシュで傷口をおさえつつ、息子の泣き声に驚いて泣き出してしまった娘もあやしながら、内心はパニック状態。「自分しか動ける人はいない!」と、必死に自分に言い聞かせました。 病院へ着くと……「救急車? #8000に相談? どうしよう!」と考えていると、幸いすぐに血が止まってきました。息子の意識もはっきりしていたので、とりあえず近所に住む母に連絡して急いで来てもらいました。血だらけの家を見た母が驚いて父も呼んでくれたので、娘を母にまかせて、私は父の運転で息子と病院へ向かいました。 病院に着くころには泣き止んで、いつも通りの様子の息子。傷も出血のわりに浅く、縫うほどでもないとのことで消毒してもらい帰宅しました。傷が浅かったので今、痕は残っていませんが、血だらけで座り込んでいた息子の姿は衝撃で全身が震えました。頭の傷は血が出るとは聞いていましたが、これほどとは思いませんでした。 家の中を点検するきっかけに洗面所で使っていたのは天井に棒を突っ張らせてとめるタイプの棚でした。CMなどでもよくみるタイプのものだったので、まさかその棚が地震でもないのに突然倒れて子どもがケガをするなんて、想像もしていませんでした。 家は安心とどこかで思っていましたが、日常にこんな危険が潜んでいたことを知り、家の中を点検するきっかけになりました。家だから大丈夫と安心せず、本当に危険はないか確認することが大切なのだと思った出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 4歳の息子、1歳の娘を育てる主婦。
2024年03月06日娘の3歳のお誕生日会。奮発してレストランのデリバリーのごちそうを楽しんだあと、食後にケーキを食べようと娘に声をかけると、顔に異変が……! 予想外の症状に、私は手が震えるくらい焦ってしまいました。娘が初めて食物アレルギーになってしまった体験談です。※訂正:(誤)ビザやパスタも大好き!→(正)ピザやパスタも大好き! アナフィラキシーショックの診断病院に着くころには唇が紫色になっていて、看護師さんに見せると、「大変! すぐ先生呼ぶから」と言われました。 診断結果はアナフィラキシーショック。2時間ほどで症状は落ち着きましたが、かなりひどいアレルギーだったと医師に言われ、同じことがあったらすぐに救急車を要請するようにと指示されました。 その後の検査で、娘はくるみアレルギーだとわかりました。チーズピザの上にくるみが乗っていたのが原因です。突然発症したアレルギーに、私はとても焦ってしまいました。子どもの異変は予想外に起こるんだなと痛感しました。家族のおかげで冷静に対応できたと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2024年03月05日YouTube「かいくんチャンネル 51歳シングルファザー パパの1歳赤ちゃん子育てVlog」は、シングルファザーのパパとかい君との日常の様子をご覧いただけるチャンネルです。シングルファザーのパパの育児に奮闘する姿や、かい君への愛情の深さに、視聴者の方からは応援の声が多く寄せられていますよ。今回は、パパが50歳当時、0歳のかい君が発熱してしまった際の様子をご紹介します。突然の発熱でパパも大慌て……! 一体どうなるのでしょうか?目が覚めたかい君……なんだか体か熱い!? ある日の朝、目が覚めてかい君を抱っこしたパパ。なんだか、かい君の様子がいつもと違う……普段より体が熱いと感じ取ったパパ。かい君、元気がないのかな? 「おはよう」とでも言っているかのようなお顔。体は熱いけれどグズっていたり、えらそうな様子はあまりないのかな? 体温計でお熱を測ってみると…… すぐに体温計でかい君の体温を測ってみます。……結果は、38.5度。 やはりお熱がありますね。 初めての発熱でパパもプチパニック!かい君、初めての発熱。パパもどうしたらよいのか……と焦ります。病院に連れて行く? 様子をみる? ……パニックです! ひとまず、インターネットなどで情報収集。ぐったりしていないようであれば様子見でもOKということで、パパはかい君の様子を観察。 いつもより少し元気がないようにも見えるけれど、ミルクは飲んでいるようなので、ひとまず自宅で様子をみることに。 心配で夜も眠れないパパ自宅で様子見にしたものの、やはり心配になるパパ。おでこを冷やしたり、部屋の室温を微調整したりとできることは色々と行います。 熱は一旦ひいたものの、再び夕方から上がってきました。パパ、夜も心配で眠れません。子どもが発熱や体調不良になると、親はどうしても心配になってしまいますよね。 シングルファザーで1人での子育て。誰かに相談したいけれどできない……心配や不安が重なります。 翌朝のかい君の様子は……!? 次の日の朝。 かい君、すっかり熱も下がってご機嫌な様子です♪パパも一安心! 「パパが、かい君を守るよ!」と改めて思った1日になったパパ。かい君のとびきりの笑顔がパパの元気の源ですね! ※高熱時の夜間受診について:39度以上の高熱が出た場合は迷わず受診しましょう。熱以外にぐったりしているなど具合が悪そうな症状がみられる場合は救急車を呼びます。高熱のわりに元気であれば近くの夜間救急に連れていきましょう。 画像提供・協力/かいくんチャンネル 51歳シングルファザー パパの1歳赤ちゃん子育てVlog
2024年03月05日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?こっちゃんの3歳児検診当日。かんしゃくを起こすこともなく、すんなりりと問診と健診をこなすこっちゃん。 何ごともなく終了するかと思われたのですが、保護者アンケートの質問に対し素直に返答したママが引っかかってしまいます。ママの様子を心配し、自治体の心理士さんと話をすることに。そのときに、こっちゃんの困りごとついても質問することとなったのでした。 後日、心理相談へ向かいこっちゃんの夜泣きについて心理士さんに質問するママ。すると、夜泣きの原因は「保育園の昼寝」だとキッパリと言われ……。心理士さんの返答にあ然 夜泣きの原因が昼寝だと言われポカンとするママ。すでにお昼寝の時間を調整できないか保育園へ相談していること、自宅でもお昼寝対策をしていると伝えます。 しかし、何を言っても心理士さんの答えは変わらず、原因は「お昼寝時間」の一点張りで会話が噛み合いません。 続けて、かんしゃくについて相談すると「ママはどういう対応してる?」と質問され、ママは普段の様子を伝えます。 その話を聞いた心理士さんは「それでいいと思うよ!」といい相談終了。こっちゃんの困りごとに対して解決の糸口が見つからず、振り出しに戻ってしまうのでした。 ◇ ◇◇ 心理士さんへ相談するもアドバイスをもらえず肩を落とすママ。藁にもすがる思いで相談をしたのにリセットしてしまったと落ち込んでしまいますよね。こっちゃんの困りごとについて、早く解決策が見つかるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2024年03月04日長男を出産して仕事復帰するにあたり、1歳で保育園に預けました。ようやく仕事ができると張り切っていましたが、度重なる長男の発熱。病児保育に預けていたのに、まさかの呼び出しに仕事を休むしかありません。夫は仕事を休めず、親も仕事をしていたため、夫にも親にも頼れない状況でした。初めての育児と仕事、自分なりに一生懸命やっていると思っていたのに、同僚からの心無い言葉に涙した私の体験談をお話しします。 1歳で仕事復帰! 保育園からの電話が…長男を出産して、1歳の誕生日から仕事復帰しました。保育園に預け始めるといろいろな病気にかかることはわかっていましたが、1週間ごとに保育園から「熱があります!」と職場に電話が……。 子どもが病気にかかったとき、夫にも頼れず、実家にも預けることができない状況でした。そのため、早退したり、病児保育に預けるため遅刻して行ったり、休まなければならなくなったりと、職場に迷惑をかけていることに申し訳なく思っていました。 同僚からの心無い言葉が…電話がかかってくるたびに上司に報告し、仕事を同僚にお願いして帰ることになるので、私自身も何度もこうなることに落ち込んでいました。そんなとき同僚の1人が、「育児も仕事も甘く考えてるんじゃないの?」と……。 私もできることならきちんと仕事をしたかったのですが、度重なる早退や休まなければならない状況にどうしようもなく、申し訳ない思いと悲しさで涙が溢れてきました。 理解ある上司に救われ、長男も元気にそのときの上司はお孫さんが生まれたばかりで、育児の大変さをわかってくれる方でした。「仕方ないよ!」と仕事内容も考えていただけたおかげで、なんとか仕事を続けることができたと思います。もし、病児保育がなかったら仕事を辞めていたかもしれません。 私は、2人目出産を機にまた迷惑をかけるかもしれないと、今までと同じ会社の中で勤務形態を変えることにし、正社員を辞め、パートへ切り替えました。すると、「子どもが小さいうちは病気にかかって、体が強くなっていく時期だからしかたない!」と、育児にも気持ち的に余裕が持てるようになりました。その後、長男はいろいろな病気にかかりつつも、3歳になるころにはあまり病気にかからなくなりました。 仕事復帰をしてからは想像以上に保育園からの呼び出しが多く、悔しい思いもしましたが、私にとっては育児と仕事を割りきることができたきっかけになったと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2024年03月04日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?ふーちゃんが誕生し生活は一転。しかし、こっちゃんのかんしゃくは変わらず、どこからが赤ちゃん返りなのかわからない状態が続く日々を送り困惑するママ。 こっちゃんの赤ちゃん返りは独特で、寝室にママとふたりで行きたがるのです。こっちゃんをなだめながらの2人育児は大変で、半年経過しても続くのでした。 2歳イヤイヤ期と検索し日々を過ごす中、かんしゃくと夜泣きが終わらないこっちゃんは3歳を迎えました。そして、3歳児検診の日になり……。まさかの検診結果に驚き こっちゃんの3歳児健診当日。かんしゃくを起こすこともなく大人しくやり過ごすこっちゃんを見て「第3者が介入すると本当におとなしいな…」と思いながら問診と健診をクリアしていきます。 しかし、相談の時間でこっちゃんではなくママが引っかかってしまいます。保護者アンケートの質問に対し素直に返答したママの状況を心配し、自治体の心理士さんと話をすることに。そのときに、こっちゃんの困りごとついても質問してみようと考えます。 後日、心理相談へ向かいこっちゃんの夜泣きについて心理士さんに質問するママ。すると、夜泣きの原因は「保育園の昼寝」だとキッパリと言われてしまうのでした。 ◇ ◇ ◇ 健診で子どもの状態を見てもらうことも大切ですが、ママの心の声を拾ってもらえるのも嬉しいですよね。誰かと話すことで少し肩が軽くなるのではないでしょうか? こっちゃんのかんしゃくや夜泣きに頭を悩ませていたママの心が救われるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2024年03月01日病院の外で並んでいたときに、ショックな出来事がありました。びっくりして子どもも半泣き状態になってしまったのですが……。待合室で声をかけてくれた高齢の女性のやさしさに救われたお話です。 病院の外で起こった出来事三女がやけどをしてしまったため、5歳の次女、3歳の長男も連れて朝一に病院へ行ったときのことです。病院が開くまで外の列に並んで20分ほど待っていました。そのとき子どもたちは車がこないスペースで踊ったりしながら、楽しそうに過ごしていました。 子どもたちの姿を見て、周りの人も「かわいいねえ」「元気だねえ」「仲良しでいいね」と声をかけてくれていたのですが……並んでいた女性が突然、「うるさい!ここは病院なのよ!」と子どもたちに向かって怒鳴ったのです。 次女と長男は半泣き状態になり、周りにも気まずい空気が流れました。病院の外だったことや、周りの人たちが子どもたちの姿を笑って見てくれていたので、私も甘えていたところもあります。子どもの声が嫌な人もいるのだと実感し、反省しました。 今度は高齢の女性が…待合室で子どもたちがしょんぼりしていると、後ろに並んでいた高齢の女性が話しかけてくれました。「あんたたち……ちゃんと待ててえらいねえ。いい子だよ。えらいねえ」と言って褒めてくださり、立ち去るときには子どもたちとハイタッチまでしてくれたのです。 声をかけてもらった子どもたちは少し元気を取り戻したようで笑顔が見られ、私はうるっと涙が……。気にかけて声をかけてくれたこともうれしかったですし、子どもたちのことをよく見てくださり、元気までくださったことに感謝でいっぱいになりました。 私は反省し、子どもたちにとっては怖い体験にもなりましたが、この温かい体験を忘れず心に留めておき、私もやさしい言葉をかけられる人になりたいなと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ぽん子著者:松谷 えりな
2024年02月29日私の学生時代からの友人には子どもが2人います。わが家の子どもたちとも年齢が近いので、たまに会って遊ぶのですが、子どもへの対応や考え方に気になる点が……。そんな友人に起きた出来事をお話しします。 子どもが話しかけているのに…私の学生時代からの友人・A子には、6歳と4歳の子どもが2人います。わが家の5歳と3歳の子どもたちと年齢が近いので、たまに会って遊んでいました。その日も、A子の自宅へお邪魔して子どもたちは仲良く遊んでいたのですが、A子の子どもが、私とA子の元へやってきました。 A子の子どもは「喉が渇いた〜」と言っていたのですが、私とのおしゃべりに夢中だったA子は気がつかず……。私が「話しかけてるよ」と伝えて、気がついたA子は慌てて飲み物を準備してあげていました。 歩きづらい道でも気にしない!?その後、出かける用事があって、A子と私の車へそれぞれ向かっていると、スタスタとひとりで歩いていってしまうA子。A子の家から駐車場までは少し離れており、砂利道で少し歩きにくい道です。 まだまだ子どもたちは小さいので、「手をつないだほうがいいんじゃない?」と伝えると、「大丈夫! いつもちゃんとついてくるから!」と言うA子。そう言われても気になってしまった私は、自分の子どもを連れつつもA子の子どもたちの後を急いで追いました。 友人の子どもが走って転倒!すると、車へ乗り込む寸前でA子の下の子が走りだしてしまい、さらには転んでしまいました。膝を擦りむき、血が出ています。 その瞬間を見ていたA子は慌てて駆け寄り、「ママが見ていなかったからごめんね!」と言い、「もし駐車場に車が入ってきていたらどうなっていたか……。さっきから何度も声かけてくれていたのに……。こんなことが起こるなんて思ってもいなかった。これからはしっかり手をつないで歩く。今まで本当にごめんね」と、子どもたちや私に謝ってくれました。 その後のA子は以前とはまったく変わり、子どもたちのことをよく見るようになりました。久しぶりに会う友人と話が盛り上がり、子どもたちのことがおろそかになってしまうことはありますが、一瞬目を離しただけでケガをしてしまうのが子どもです。私自身も気をつけて、子どもたちを見守っていこうと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:高山ななみ
2024年02月29日熱4歳の長男が発熱して保育園をお休みしたときのことです。私が仕事を休んで看病しました。2日目は夫が「俺が仕事休んで、長男を見ているよ」と言ってくれたので、夫に任せて私は出勤。とても頼もしいと思ったのですが、現実は違いました。帰宅後にわかったのはありえない夫の行動だったのです……。 熱を出した長男と留守番の夫普段は保育園に通っている長男が、朝に38度台後半の熱を出したことがありました。幸い、その日は私が仕事休みだったため、長男を病院に連れて行き、インフルエンザなどの感染症の検査をしてもらいましたが、陰性。 翌日は私も夫も仕事でしたが、夫が「明日は俺が仕事休むよ」と言ってくれたので、私は仕事に出ることにしました。長男の熱は解熱剤を使ってもすっきり下がらず、翌朝も37度台後半……。 帰宅後に知った衝撃の事実夫に長男をお願いして私は仕事に行き、15時ごろに仕事から上がり家に帰ると「ばぁばが来てくれて、おもちゃ買ってもらってファミレスも行ってきたよ」と、夫の発言にびっくり。 私が「お義母さんが来るのは全然構わないんだけど……。朝も熱があったよね?保育園も休ませてるのに、何で連れて行ったの?」と聞くと、夫は「午後には平熱に下がってたし、元気だから大丈夫かなと思った」と言ったのです。 私は「日中に熱が下がっても、夜にまた上がるって長男によくあるパターンだし、大人でも午前中に38度近くあって午後から出かけるって体つらくない?休ませてあげてほしかった。それに周りの人にもうつしてしまうかもしれないし」と伝えると、夫は「軽率な行動だった、ごめんね」と言いました。 結局その夜長男は熱をぶり返し、翌朝も下がらず、その姿を見た夫は「昨日外に連れ出さなければよかった……」と反省していました。たまたま週末で仕事も保育園も休みだったのでよかったことですが、夫との育児の価値観の違いに気付けた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ぽん子監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな
2024年02月29日河野りぬさんの長男・ピー太くんは、生後1カ月のころ、左目の「先天白内障」が判明。幸い良い医師との出会いがあり、無事手術を受けることができました。退院後のピー太くんは、視力訓練のためにつけるコンタクトとアイパッチをつけて生活しなければなりません。そんなわが子を見て、河野りぬさんは、ピー太くんにアイパッチをつけている友だちができたらいいな……と考えるようになりました。そこで河野りぬさんは盲学校で開催される未就学児の交流クラスを教えてもらいます。早速見学に行ってみると、校内は目に障害がある子どもたちが活動しやすい環境や設備が整っていました。 なんて良い学校だろうと感動しきりだったのですがーー。盲学校の未就園児クラスを初体験! 学校案内を終え、未就園児のクラスに入れてもらった河野りぬさん。 しかし、活発で目が見えるピー太くんは隠されていないおもちゃが気になり、他の参加者と同じように行動ができません。せっかく見つけた交流クラスですが、また別の問題が出てしまうのでした。 子どもたちを全力でサポートしようと頑張ってくれる先生がいたら、親としても安心ですね。ただ、子どもはおもちゃが見えると遊びたくなってしまうもの。弱視など見えている子もいるため、手間かもしれませんがおもちゃは隠して片付けたほうが気持ちの切り替えがしやすいかもしれませんね。 >>次の話河野りぬさんのマンガはInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね! 監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年02月28日やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜
モチコの親バカ&ツッコミ育児
ヲタママだっていーじゃない!