アラサーのアケミはバリバリ働くOL。同郷の友だちのユカは夫の希望で専業主婦をしています。アケミは専業主婦が憎たらしく思えて仕方ありません。しかし、本当は結婚して専業主婦になりたい願望があったのです。ユカの家へ遊びに行ったのがきっかけでひそかにユカの夫・タカオと連絡先を交換したアケミ。次第に2人の関係は深いものになっていきました。しかし、アケミは本気でタカオのことが好きでしたが、タカオにとっては遊びだったのです。そんな2人に対し、ユカは離婚を突きつけました。義父が離婚を申し出たことを、ユカのせいにするタカオと義母。そんな姿に呆れたユカは、ともかく、と離婚と慰謝料を請求します。さらにアケミに対しても実家と会社に内容証明を送っていたのです。アケミはユカに対して逆ギレしますが、非常に冷静な対応を取るユカです。汚いっ!!キモい!! アケミは、腹を立て「友だちでしょ?」と言いますが、先に裏切ったのも、会社の人に頼んでアケミがしようとしていたことも知っているとユカは伝えます。タカオに対しても、「こっちの条件に応じなきゃ会社にバレると思ってね」と言って、今日出ていくことも話します。すると、今更全部ユカのためにやったと苦しい言い訳をするタカオ。ユカもアケミも啞然としていると、タカオは涙をボロボロと流しだし「ママぁー」と義母に抱きつきます。義母は上から目線で離婚しなさいと言うとタカオも納得した様子。その様子を見ていた義父は、そういうところがもう我慢できないんだと言うのでした。 アケミはユカのことを本当に友だちだと思っているのであれば、そもそも友だちの夫と浮気をすることはなかったのではないでしょうか。自分の都合が悪くなったときだけ「友だち」と使うのは卑怯な気もします。同様にタカオもユカのためを思うのであれば、浮気などするわけがないですよね。そして最後までユカが悪いような言い方をする義母。離婚できそうな流れなので、無事にユカがタカオや義母から開放されることを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
2023年08月14日夏子さんは、結婚する前ストーカー被害を受けていました。そのころ職場の後輩だった恐介に相談しており、晴れてふたりは結婚。結婚後、自分の部屋でコソコソする夫の様子に違和感を覚えた夏子さんは「絶対に入るな」と言われていた恐介の部屋へ。そこで恐介がストーカーだったと知ってしまいます。新居にも監視カメラを設置され、外でも監視されていると知った夏子さん。恐介の狂気に怯えながら、なんとか早く別れる方法を模索します。恐介の行動を知るために再び、恐介の部屋へ入るのですが……。夏子さんとの出来事が事細かく書かれた「夏子との思い出」ノート。本気で離婚するために、夏子さんはもう一度それを開くと恐ろしい言葉が書かれていたのです。冗談でしょ…?早く逃げなきゃ… ノートには夏子さんへの執着心がむき出しで、恐介の思いが書かれていました。それを読んでゾッとする夏子さん。 そんなとき、恐介がスマホを忘れていることに気づきます。パスコードは以前恐介がスマホを触っていたときに後ろから確認しており、簡単にスマホを操作することができました。 フォルダには夏子さんの写真がビッシリ……。しかし、これは想定内。夏子さんは気持ちを切り替えて、監視カメラアプリを確認します。 そこで監視カメラは録画機能がないことが判明。監視カメラの映像を確認するパソコンも部屋に置いてあったため、「逃げるなら今だわ!」と部屋を飛び出します。 部屋を出た途端、突発的に逃げても、失敗する可能性が高いと思いなおした夏子さん。ちゃんと計画してから逃げることを決意したのでした。 今すぐ逃げられる環境ではあったものの、恐介の性格を考えて中止した夏子さん。 たしかに夏子さんが逃げたことを恐介が知ったら、どんな手を使ってくるかわかりません。家族も実家も知られているため、下手に行動できませんね。 恐介の異常な執着から逃れるために、しっかりと準備してほしいです。そしてその準備が恐介にバレることなく、実行できることを願うばかりです。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2023年08月14日主婦の加奈子は夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていました。夫との生活が苦痛だった加奈子はいつしか心の拠り所として、宝くじを買うようになります。そして、宝くじを買い続けたことで、ある日3億円に当せんすることに! すると、モラハラ夫に対する緊張の糸がその瞬間から切れてしまったのでした。加奈子は早速夫に離婚を提案するのですが、夫は「離婚は嫌だ」と主張。さらに、夫婦で離婚について話し合っている所を息子に聞かれてしまうのですが、ショックを隠せない息子に対して、余計な質問をしたことで息子をわざと夫が傷つけてしまいます。その行動に怒りを覚えた加奈子は、翌日銀行へ向かうことに。銀行に到着し、受付の女性に宝くじに当たったことを伝えると、指定された席に座って待つように指示され待っていると、突然夫が声を掛けてきたのです。 夫から「銀行に何しに来たんだ?」と尋ねられた加奈子は、「離婚するから、今後のことをいろいろ相談したかっただけ」と返します。さらに加奈子は「この後予定ないよね?」と確認すると、「じゃあ行こうか」とひと言。 夫がどこに行くのか尋ねると、「市役所!!」という言葉が返ってきて……? 離婚する気満々の妻に、夫が反論を始めて… 「……っはは。なんかお前勘違いしてるな?」 「役所言って離婚届もらえれば俺と離れられると思ってる?」 「結婚も離婚も合意が必要なんだわ!!」 「それに想太の気持ちは!?」 この言葉に加奈子は一瞬固まってしまいます。 「想太への愛がどーのこーのって説教してたけど、加奈子も俺から離れたいっていう気持ちが先走ってんじゃん!!」 さらに夫は、「お前は所詮俺と同じだから」と、加奈子に向かって言い放つのでした。 ◇◇◇ 「想太の気持ちは!?」と問われた瞬間、思わずフリーズしてしまった加奈子。自分は1秒でも早く離婚したいのに、息子の気持ちを考えると胸が痛みますよね。夫もそんな加奈子の心理を分かって、わざとこういう言い方をしてきたのだと思います。加奈子は図星をつかれたといった表情を浮かべていますが、このとき心の中で何を思っていたのでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年08月14日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。彼女の明るい性格に好感を持っていたゆうこさん。しかし、付き合っていくうちに彼女の言動に違和感が……。その後さえさんの紹介で、まさえさんという元保育士のママさんと出会いました。彼女は園のボスママ的な存在で、育児に熱心なママでした。それからさえさんとキャラが似ている、とし子さんと言うママさんがグループに仲間入り。ゆうこさんは、ママ友のよりさんから相談を受けていました。彼女は、子どものことでまさえさんからよく注意を受けており、転園を考えるほど悩んでいました。ゆうこさんがどうにか引き止めましたが、その思いは届かず……。まさえさんから無視されるようになったよりさんは、耐えきれずに転園を決意したのです。 そんなとき、ママ友グループに「とし子さん」という新しいメンバーが入りました。彼女はさえさんと性格が似ていて、まさえさんに気に入られようと人の会話を遮ったり、必死にご機嫌を取ったりしていました。 そんな2人を見て嫌な予感がしていたさえさん。その予感は的中し、2人の醜い争いが始まったのです!マウント争いをするママ友たち ゆうこさんがお散歩していると、まさえさんととし子さんを見かけました。ゆうこさんは「さえちゃんが知ったらまたうるさくなりそう……」と心の中で思っていました。 その予感は的中!とし子さんとまさえさんが2人きりでランチに行ったことを知ったさえさんは、あからさまにイライラ。そこに娘・あやちゃんが来て、とし子さんの顔を見るなり「もえちゃんママ、ブス!」とヒドイ発言……! さえさんは、失礼な発言をしたわが子を注意するどころか、「子どもってさぁ、思ったことすぐに口にでちゃうよね」「特にうちのあやは裏表がないからさっ」と、謝罪しようとしません。 とし子さんが「こういう時って普通は子どもに注意しない?」と突っ込むと、「うちは褒めて伸ばす主義なの!」と言い訳をするさえさん。この一件を見ていたまさえさんが口を開き、「とし子ちゃんの方が正しい!褒めるのが悪いとは言ってない。でもその前に、何が悪い子とかちゃんと教えなさいよ!」とさえさんに注意したのでした。 やってはいけないことを子どもに教えるのは親の役目。今回の一件は、とし子さんやまさえさんの言うことが正しいですよね。さえさんは、大切な人を奪われてムキになっているようですが、もう少し冷静になってほしいです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年08月14日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「ある日突然喋らなくなった娘」を紹介します。千秋(ちあき)は夫の洋一(よういち)と小学3年生の娘・莉子(りこ)と暮らしていましたが、ある日突然、莉子が家では喋らなくなってしまいました。病気ではないかと心配する千秋に反して、洋一は「放っておいたら良いんだ」と楽観的。しかし、やはり何が原因があるのではと思った千秋が、とある方法で莉子とコンタクトを取ってみると、そこには衝撃の事実が隠されていたのでした……。 突然喋らなくなったのは病気?娘の莉子が家で喋らなくなってからそろそろ1週間が経ちます。調べてみると、急に声が出なくなる病気もあるようで、千秋は病院に連れていくべきかどうか、洋一に相談しました。しかし、洋一は「そのうち治るってw」と楽観的……。どうやら洋一は、莉子が喋らないのは家だけで、学校では普通に過ごしているということを莉子の友だちのママから聞いたのだとか。まったく喋れないわけではないのだから過度な心配は不要だと思っているようです。 それよりも、多感な時期だからあまり莉子に無理強いしないようにと洋一に言われ、千秋は莉子への接し方を自分なりに考えていました。 喋らない理由は…莉子への接し方に悩んだ千秋が出した結論は、手紙を書くということでした。手紙なら、喋らなくても自分の思いが伝えられると、早速実行します。すると、思いのほか莉子からの反応は早く、千秋のスマホにLINEのメッセージが届きました。 「ママ、お手紙よんだよ。うれしかった。ありがとう」 千秋はすかさず返信しました。 「莉子がメッセージをくれるなんて思わなかった。ママすごく驚いてる。ありがとうね」 そうしてやりとりをしているうちに、自分と話したくないわけではないと分かった千秋は、理由を聞いてみることに。 「ねえ莉子」「なんでママとお話できないの?」「LINEでしか喋ってくれないのはなんで?」 すぐにその理由が送られてきました。 「わたしがだまってたらこれからもママとくらせるから」「え……?」 千秋はもちろん意味が分かりません……。莉子は教えるとパパに怒られてしまうとも言っています。莉子を刺激しないよう、千秋はゆっくりと詳しく事情を聞いてみることに。「パパが何を言ったかわからないけれど、ママはずっと莉子と一緒だから大丈夫」と伝えたのです。 「ほんと?」「ママとはなれないなら教える……」 そして、衝撃の事実が発覚したのです……! 娘を苦しめていたのは夫だった…!「パパがね、真理ちゃんのママと2人で遊んでるの見たの」 莉子が喋らなくなった理由は、洋一の不倫現場を目撃してしまい、それを口止めされていたからだったのです。「ママに喋ったら、ママが家から出て行ってしまう」という洋一の言葉を信じ、莉子は喋ることを拒否していたのでした。しかも、不倫相手は莉子の同級生のママ。千秋は真理ちゃんの家に行き、旦那さんと一緒にママを問い詰め、証拠の写真をおさえました。そして洋一に離婚を言い渡しました。 離婚を頑なに拒む洋一でしたが、状況を理解した莉子に諭されたことで、渋々離婚届けにサイン。千秋は慰謝料と養育費を洋一に請求し、莉子を連れて実家に引っ越しました。もちろん、不倫相手だったママ友からも慰謝料をもらい、そのママ友も離婚したようです。洋一と離れた莉子はこれまでどおりの元気を取り戻し、たくさん喋ってくれるように。そんな莉子を見て、千秋は一安心。そして莉子が、自分の意思で好きなことができる環境でいることを喜ぶのでした。 一番娘に寄り添って欲しい夫が娘を苦しめていたなんて、信じられませんね。しかも、その理由が自分の保身のため……。今回は、諦めずに手紙でコンタクトを取ろうとした千秋の判断が、功を奏しました。早く気づけてよかったですね。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年08月14日ひだまり舎(所在地:東京都八王子市、代表:中村真純)は、平和を考える絵本『子どもの十字軍』(ベルトルト・ブレヒト文/はらだたけひで訳・絵)を、2023年8月6日に刊行しました。書影世界のあちこちでたえず紛争が起き、子どもたちを取り巻く世界も平和と言える状態ではありません。昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻以来、とくにそれが顕著に感じられるようになりました。ブレヒトの「子どもの十字軍」は第二次世界大戦下に書かれたものですが、いまのこの世界においても、まったく劣化していません。未来に語り継ぐべき作品を、長年岩波ホールに勤務され、ジョージア映画祭の開催等に尽力されてきた、はらだたけひでさんの新たな訳と絵で新しい絵本として刊行しました。本体表紙には、広島の「原爆の子の像」に捧げられた折鶴の再生紙「平和おりひめ」を採用しました。8月6日は平和・いのち・幸せをテーマに子どもの本を出版するひとり出版社・ひだまり舎の開業5周年の日でした。この絵本とともに、あらためて、戦争とは、平和とは、ということを考えることができたらと思います。<書籍詳細>『子どもの十字軍』ベルトルト・ブレヒト文/はらだたけひで訳・絵発売 : 2023年8月6日定価 : 1,760円(税込み)判型 : 176mm×246mmISBN : 978-4-909749-16-1頁数 : 28ページ販売 : 全国の書店などで販売書誌情報: <内容>内容1ポーランドで1939年むごたらしい戦争があった。たくさんの町や村が一面の焼け野原になった。・・・このような書き出しで始まる、4行詩の連なりで紡がれる平和叙事詩。名前のない子どもたちの描写が続きます。小さな隊長12歳になる少女ビロードのえりの服をきたユダヤ人の子ども作戦担当の二人の兄弟やせた灰色の服の子……はらだたけひでさんは、あえて、リアルでない小さな切り絵で彼らを描きます。今日は自分が、明日はあの子が、十字軍の子どもになっているかもしれない――そんなことを思わせる、描写です。内容2子どもたちはどこへ向かい、そして、どうなったのか……?苦い読後感が、平和を希求する心の源になると信じています。<著者>ベルトルト・ブレヒト Bertolt Brecht(1898-1956)ドイツの劇作家・詩人。1898年、バイエルン王国(当時)のアウクスブルグに生まれる。ミュンヘン大学で哲学、医学を学び、第一次世界大戦末期に衛生兵として召集され反戦思想に目覚める。本作『子どもの十字軍 1939年』(原題)は第二次世界大戦中の1941年に書かれ、他の詩や短篇とともに『暦物語』(1948年)に収められた。はらだたけひで1954年、東京都に生まれる。1974年から2019年まで、東京・岩波ホール(2022年に閉館)で世界の名作映画の上映に携わる。1978年公開の「ピロスマニ」以降、ジョージア文化、特に同国の映画の紹介に努め、現在は「ジョージア映画祭」を主宰する。創作絵本に『パシュラル先生』(産経児童出版文化賞入賞)のシリーズ、『フランチェスコ』(ユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞)、『しろいおひげの人』など多数。挿画も多く『ダギーへの手紙』(E・キューブラー・ロス)、『十歳のきみへ』(日野原重明)、『森のお店やさん』(林原玉枝)など。ジョージア関係の著作に『グルジア映画への旅』、『放浪の画家ニコ・ピロスマニ』、『放浪の聖画家ピロスマニ』などがある。2022年にジョージア政府から文化功労賞が授与される。■会社概要商号 : ひだまり舎代表者 : 中村真純所在地 : 〒192-0919 東京都八王子市七国4-25-9設立 : 2018年8月事業内容: 絵本・子どもの本の出版・販売・編集URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】ひだまり舎TEL : 050-3707-2328MAIL: info@hidamarisha.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月14日庭野はなさんの娘・つむぎちゃんは、近所に住む同い年のサラちゃんと大の仲良し。サラちゃんの母親・リカさんは不倫をしていて、不仲な夫とは別居予定でした。理不尽にはなさんやサラちゃんを怒鳴ったり、責めたりすることがあるリカさん。自分勝手なリカさんに苦手意識がありつつも、「子どもたちの仲を壊したくない」という気持ちがあったはなさんは、リカさんと付き合いを続けていました。そしてある日、リカさんはサラちゃんをはなさんに預けたうえで、「娘が誘拐された」と通報し、警察沙汰に。これには、はなさんも怒りが爆発! 「振り回されてかわいそうなのは、サラちゃんだから!」と、リカさんに手を上げそうになります。すると、割って入ったのはつむぎちゃんとサラちゃん。子どもたちなだめられるようなかたちで、言い争いは収まりました。親たちが言い争う前、子どもたちだけでお菓子の買い出しに行き、売り物のキーホルダーをお金を払わずに、誤って持ち帰ってしまっていたサラちゃん。 そのことを思い出し、リカさんがお店に向かうことに。 残されたはなさんと子どもたちはリカさんの家で待つことになり、はなさんがサラちゃんと話していると、サラちゃんの本音がこぼれます。 「パパとママ、ずっとケンカしててもいいから、サラのそばにいてほしい」。そう話すサラちゃんに、胸が苦しくなるはなさん。そこに、商品の返し謝罪を終えたリカさんが帰宅して……。 毒親の幼少期 「はなちゃんって珍しいよね。私から離れていかないから。そんなに私のこと好き?」 リカさんの言葉に、はなさんは「いやむしろ嫌いなんですけど」と心の中で毒を吐きながらも、「他の人は離れていくの?」と尋ねます。 「保育園やママさんバレーで出会ったママはみんな離れていった! なんでだろうね」 あっけらかんと話すリカさん。そして、幼少期の出来事を話し始めました。 リカさんは両親がおらず、小さいころから友だちがいなかったそう。そのため、子どもの気持ちや子育てというものがわからず、子育てに不向きだと感じていました。 「だから今日、はなちゃんがサラのことで必死になってるの見て、不思議に思ったの!」 「え……だって、そりゃね……」 戸惑うはなさんに、「とりあえず、うれしかった」と笑顔のリカさん。 「つむちゃんが『あそぼ』って誘ってくれたあれ。『一緒に』なんて言われたの、ほんと……いつぶりかな」 大人たちの言い争いをつむぎちゃんがなだめようとした際、「つむと遊べば楽しいよ! 一緒に遊ぼう!」とリカさんに話していたのです。 「親も私のこと捨てたでしょ? だからずっと人から必要とされてない気がしてたんだよね」 リカさんは幼少期の経験がトラウマとなっていたのでした。 不倫相手と会うために、サラちゃんをはなさんに預けてばかりいたリカさん。幼少期の経験から「子どもの気持ちや子育てがわからない」という思いがあったようです。 幼少期の環境は、子どもの精神的なの成長に影響し、時に心のしこりとして残ってしまうというのがよくわかる出来事です。厳しく注意したり、言い聞かせたり、やさしくすることだけが子育てではありませんが、根底に「子どもに対して愛情を持って接する」ということを忘れてはいけないと、考えさせられますね。 著者:マンガ家・イラストレーター こばぱぱ
2023年08月14日私は3人目を妊娠したときに、勤めていた職場を退職しました。当時勤めていた会社の制度をフル活用すればよかったなと、今でも時々思い出しては後悔しています。2人目を出産後、7カ月で復職2人目を出産したとき、職場の人たちに気を使って、産後7カ月で早めに復職しました。しかし、復職したからにはきちんと仕事をこなしてほしいという無言の圧力と、他の職員と同じかそれ以上に仕事をこなして当然という空気が私には重く苦しく感じました。 職場にはフルタイムで働くワーママも多く在籍しており、短時間勤務で早く帰宅することすら悪いことをしている気分で、申し訳なく感じてしまうほど肩身が狭い思いをして働いていました。 出産と育児のことで職場に遠慮し過ぎた2人目のときはもともと1年未満の育休取得予定と会社に伝えていたため、人員の補充もされないまま育休期間が過ぎ、職場の人たちは、人員が1人欠如した状態で仕事をしていました。 私の復職後も人員の補充はなく、職員の負担が軽減されない状態だったので、子どもの熱などで急に休んだときも周りに負担をかけてしまっていました。自分ではどうすることもできないのがつらかったです。 その後、私は3人目を妊娠。今回は人員を補充して仕事がまわるようにと、周りの方が考えてくれたようで、産休に入る前には新規で人を雇うことに。 仕事の負担はかなり減りましたが、それでも自分の疲労は限界に近く、退職するかどうか悩む毎日。周りの人たちからは、「会社の制度を使えば3年間の産休・育休が取れるのだから、しっかり取得したほうがいいよ」と言われていました。 結果的に退職を決意。でも…そのころ、2人の子どもたちは、保育園の送迎前に寂しがって大泣きすることもしばしば。仕事を続けようか辞めようか毎日悩んだあげく、結局、産休と同時に辞めることにしたのです。 退職を決めたものの、私は「2人目の産休・育休をしっかり3年取って、人員の補充もしてもらい、その間に3人目の子を妊娠して、合計6年の産休・育休制度を活用すればよかった……」と少し後悔。 今は違う職場でパート勤務をしていますが、やはり給料や保障の面を考えると、正社員はいいなと思うときがあります。有休やボーナスなどの待遇面もうらやましい……。 やがて子どもの手が離れたときに、もう一度正社員として働きたいと思っても、壁が厚く感じると思うのです。もちろんパートにもメリットはあり、正社員よりも時間の融通を利かせてもらっているなと感じています。 もしあのとき、3年間しっかり産休・育休を取っていたら、正社員として仕事を続け、定年まで働けていたかもしれないと、いまだに考えることも。しかし、子どもたちと過ごす時間が増えたので、今の境遇には満足しています。 イラスト/ミロチ著者:小川 朝美7歳男児・5歳男児・2歳女児の育児をしつつ、医療技術職として働くママ。子育て経験談や趣味について執筆するライターとしても活動中。電車大好きな息子たちの健忘禄として鉄道ブログも執筆している。
2023年08月14日『なわとび跳べないぶきっちょくんただの運動オンチだと思ったら発達性協調運動障害(DCD)でした!』本書は、「息子、極度の運動音痴だと思っていたらDCD(発達性協調運動障害)だと診断された話」をSNSで公開し、当事者を中心に大きな反響をよんだ漫画家のオチョのうつつさんが自身の経験を漫画化。息子であるウノくんの幼少期から診断を受けるまで、そして小学6年生になる現在までの、障害と向き合う日々と成長を母の視点から描かれた作品です。監修は、青山学院大学教育人間科学部教育学科教授の古荘純一先生。小児精神医学、小児神経学、てんかん学などを専門とし、発達障害、トラウマケア、虐待、自己肯定感などの研究を続けながら、教職・保育士などへの講演も行い、DCDの認識を広める活動にも力を注いでいます。本書ではオチョのうつつさんとの対談形式で、専門家として解説を記しています。息子のウノくんは年少の頃、キックバイクでこぐことなく倒れたり、折り紙もできず不器用さが目立ちはじめていました。「おかしいな?」と思いつつも様子を見ていたら、小学校に入ったら文字が壊滅的に下手、縄跳びもとべない……。病院で相談すると「体ではなく脳が関係している、DCD(発達性協調運動障害)かもしれません」と言われ、そこから障害と向き合う日々が始まりました。最終章には「DCDと診断されてからの方が学校が楽しくなった」というウノくんのセリフが描かれ、その一言からも早期発見・早期支援の重要性がうかがえるようです。保護者はもちろん、学校関係者、医療などの支援者、そして「ぶきっちょ」で悩んでいる当事者の子どもにも、ぜひ手にとってもらいたい一冊です。感覚の困りごとをストーリーで追体験ーー『カビンくんとドンマちゃん感覚過敏と感覚鈍麻の感じ方 』感覚過敏とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの感覚が過敏になり、日常生活に困難がある状態のことをいいます。著者は感覚過敏研究所所長の加藤路瑛さん。当事者として、感覚過敏の課題解決に向き合い、感覚過敏がある人たちが暮らしやすい社会をつくることを目指し活動を行う、高校3年生です。本書は、加藤さんが自身を投影した感覚過敏がある中学生の男の子を主人公にした物語です。また、感覚過敏とは対照的に、寒さや痛みを感じにくい「感覚鈍麻」の女の子の感情や日常も同時に描かれています。2人の学校生活を中心とした日常を読み進めながら、感覚過敏や感覚鈍麻がある人が、どのようなことに困り、悩みや葛藤を抱えて生きているかを追体験することができます。本書は、同様の感覚を体験しているが自覚することが難しい当事者の方や、保護者や支援者など、「どうして困っているのか」が分からないと感じている人たちの理解を助け、さらに、専門家へ相談する勇気を持つきっかけとなるのではないでしょうか。第169回芥川賞受賞の話題作!重度障害の当事者として描くーー『ハンチバック』歴史ある文学賞のひとつ、第128回文學界新人賞、第169回芥川賞を立て続けに受賞した話題作「ハンチバック」。重度の障害がある主人公の女性が、グループホームの一室からあらゆる言葉を送り出すさまを、ユーモアを交えながらも鋭い言葉で描く純文学作品です。作者の市川沙央さんは1979年生まれの43歳。筋力などが低下する筋疾患の「先天性ミオパチー」という難病を患い、中学2年生から人工呼吸器、電動車いすを利用して生活しています。同作の主人公は、市川さんと同じ疾患の40代重度障害者。亡き両親が終の住み処として遺したグループホームの10畳ほどの部屋から有名私立大学の通信課程に通いながら、Webライターとして在宅で記事を書き、日々を過ごしています。重度の障害がある人の生活や心情の一つひとつが丁寧にかつ克明に描写されているのも特徴。当事者だからこそつづることができる切実なリアリティを、フィクションのなかに感じ得ずにはいられません。また物語の中では、市川さん自身の経験から、障害がある人の読書のしづらさも描き、定型発達中心の暮らしへの鋭い指摘も。障害があってもなくても、欲求を持つこと、そしてそれを満たしたいと思うことは当たり前であるということを、熱量高く描かれた作品です。大人になり発達障害と分かったベストセラー作家のコミックエッセイーー『凸凹あるかな?わたし、発達障害と生きてきました』本書は、『ツレがウツになりまして』でベストセラー作家となった漫画家・イラストレーターの細川貂々さんが、48歳の時に発達障害の診断を受けたことをきっかけに、自身の子ども時代から振り返って描いたコミックエッセイです。1969年生まれで現在53歳の貂々さんは「発達障害」という概念がまだ社会に浸透していなかった頃に子ども時代を生きてきました。保護者や学校の先生から「フツウにしなさい」「なんでフツウにできないの?」と言われ続け「フツウ」になろうと頑張るもうまくいかず、大人になっても生きづらさを抱えたままでした。しかし、48歳になり発達障害の診断を受けたあと、生きるのが楽になった貂々さん。自身と同じように発達障害の特性がある人たちが堂々と生きられることを願い、本書を執筆しました。本人にも周りの人にも分かりづらい発達障害。当事者の目線で4コマ漫画でエピソードがつづられているので読みやすく、貂々さんの苦悩や困りごとがまっすぐに伝わってくるようです。さらに、明治大学子どものこころクリニックにて院長を務める精神科医の山登敬之先生による「発達障害の基礎知識」も収録されています。『特別支援教育とアクティブ・ラーニング 一人ひとりの違いを活かす通常学級での教え方・学び方』2022年文部科学省の調査によれば、小中学校の通常学級に在籍する発達障害の可能性があり、特別な支援を必要とする子どもは推定値8.8%、35人学級の場合、およそ1クラスに3人いる割合となります。ほかにも、心理的な問題を抱える子どもや日本語が母語ではない子どもなど、さまざまな教育ニーズを抱えた子どもたちが在籍しており、「全ての児童にとって、分かる、できる、楽しい授業であること」が求められています。文部科学省による定義では、アクティブ・ラーニングは「学習者の能動的な参加を取り入れた授業、学習法の総称」とされています。教員が教え、生徒がそれを聞く、という一方通行の講義形式ではなく、生徒自身が主体的に調査や発見をしながら課題の解決に取り組んでいきます。本書では、アクティブ・ラーニングとは「主体的・対話的で深い学び」と考え、通常学級における「アクティブ・ラーニング」を進めるポイントを、理論的背景や実践をもとに紹介されています。第1章では、多様性のある通常学級におけるアクティブ・ラーニングから始まり、アクティブ・ラーニングの基礎知識や学級経営に加え、実際に導入した学級の事例などが具体的に記されています。個別最適な学びと協働的な学びの充実を目指す学校現場の教師はもちろん、子どもたちと関わる福祉領域の支援者、そして保護者の方々へお薦めの一冊です。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年08月14日このお話は作者おたんこ助産師さんのご友人のエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ中学でできた友だちに、自分の口唇口蓋裂のことを話してみることに。どう思われるのか不安になりながらも勇気を出して話したところ、友だちふたりは驚いた表情に。それを見て「失敗したかも…」と思うのだが…?■友だちの反応が怖い…■顔がこわばっている理由は…?沈黙の後、片方の友だちが「大変だったね」と答えてくれて少し安心するが、もうひとりの友だちは顔がこわばっていて…。引かれちゃったかな? と思ったそのとき、友だちの口から出たのは「実は私も…!」という言葉で…!?次回に続く「どうして私のおくちは割れてるの?」(全31話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者に寄せられた体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年08月14日息子を強引に連れ去ったおばさん(野崎さん)の行動は、自身の反省から起こしたことのようで……。自分の家のお嫁さんが産後うつになるまで気付かなかったことを今でも気にしていた野崎さん。京町家で赤ちゃんを育てている家庭があると知りますが、赤ちゃんも母親もどちらの姿を見ることがなく、「大丈夫かいな……」と心配していたのです。 全ては親子を想う気持ちから星田さんの隣人である福島さんにお願いし、星田さんを地蔵盆に誘ってもらった野崎さん。そして赤ちゃんを抱いた星田さんがやって来て、良かれと思い息子を取り上げたのでした。 星田さんは、息子のにぃくんに駆け寄りました。 野崎さんの家のお嫁さんは、「無理に連れて行くのは誘拐と一緒よ! 」と責めますが、野崎さんは悪びれません。 自分と息子のために言い合う2人に、「ありがとうございます!」と星田さん。 そして、母親である自分がもっと子どものことを一番に考えるべきだった、馴染む努力もせずにいたことに気付かせてくれ、感謝していると伝えました。 そんな星田さんに対し、「何かあれば頼ってね」「子どもはみんなの宝もんやよ」とみんな温かい言葉をかけてくれたのです。 「私は憧れだけで京町家に暮らすことを決めてしまい、覚悟も努力も足りなかった。息子が連れ去られたのは私のせいや……」 自分の不甲斐なさと「いい人たちで本当に良かった」という気持ちで星田さんは涙が止まりませんでした。 その後息子が動くようになると、京町家の暮らしはどうしても手狭になるため、この町から引っ越すことになりましたが、それまではたくさんの人に支えられながら過ごすことができました。 そして、息子を連れ去られたことがきっかけで、「子育ては親と子だけで成り立つものではなく、ときには苦手だと感じることにも親として踏み出す努力が必要だ」と痛感したのです。 だからこそ、今でも京町家の近くを通ると人の暖かさと息子への罪悪感を思い出すのでした。著者:マンガ家・イラストレーター 星田つまみ
2023年08月14日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「裏切り者の夫と妹に、真実を突き付けた」を紹介します。パニ子は29歳の専業主婦。5年前に旦那のタクマと結婚し、仲睦まじく幸せに暮らしています。ただ、結婚から5年経っても子どもができないことが悩みの種。そんなある日…… 何でも横取りする妹が、突然家に現れて突然パニ子の妹・アイコがパニ子夫妻の家を訪れてきました。アイコは美人で人気者ですが、実は性格に裏表があり、パニ子にとって苦手な存在。アイコは自分が持っていないものをすぐ欲しがる性格で、子どものころから悪知恵を働かせてパニ子のものを横取りしてきました。数年前に両親が他界して以来、身内はこのアイコだけ。 どうしてアイコが突然訪ねてきたのか聞いてみると…… 姉の夫の子どもを妊娠中!?アイコは突然「お姉ちゃんの旦那さん、私にちょうだい? 離婚してほしいの!」と衝撃の要求を投げかけました。パニ子は困惑し、「何言ってるの? そんな事できるわけないでしょ?!」と言ったものの、「ちゃんと好き同士だもん!」とアイコは反論。アイコが冗談を言っていると思っていたものの、ちょうど帰宅したタクマがアイコを見て動揺しています。 さらにアイコは、「お姉ちゃんごめ~ん、タクマさんの子どもを妊娠しているの♡」と言い出し、タクマも認めたのです。アイコとタクマは数カ月前に偶然街中で出会い、アイコがSNSで猛烈アプローチし続けた結果、会うようになったそう。 義父の奇策 ― 絶体絶命の状況からの一筋の光居ても立っても居られなくなったパニ子は家を飛び出し、その足で義父に相談。義父はタクマを男手一つで育て上げ、「タクマは少々優柔不断で流されやすい性格なので何か問題があれば相談してほしい」と言ってくれていたのです。すべてを聞いた義父は怒りに震え、「私にいい考えがある」と言い出しました。そして驚きの計画を考え出したのです。 裏切り夫と傲慢妹への制裁!パニ子は離婚を望むアイコとタクマに、あっさりと記入済みの離婚届を提示しました。そしてタクマがサインをすると同時に、「無職で借金付きの旦那だけど、末永くよろしくね♡」と真実を告げました。 「無職で、借金……?」と唖然とする2人。義父が経営する会社で働いていたタクマは以前から会社でトラブルを起こしていて解雇されたこと、そして過去にビジネスの失敗で発生した借金を返済するように要求されたとを告げました。 タクマは借金1000万円と、パニ子への慰謝料を抱えることになったのです。 身勝手な夫と妹の末路とはパニ子はタクマと浮気をしたアイコにも慰謝料を請求。タクマとアイコはその後、それぞれアルバイト生活を強いられ、借金返済に追われているそう。自業自得ですね。 パニ子は新しく住むアパートを見つけ、義父の会社で雇ってもらえることに。自分のことを認めてもらえる環境で、パニ子は新しい一歩を踏み出しました。著者:ライター パニコレ
2023年08月14日次女の育休中、2歳になる長女のトイトレをおこなっていました。長女はおむつもまだ手放せないけれど、日中パンツを汚すことはほとんどなく、本人の気分でおむつとパンツを選んではいていました。そんな時期に、ある衝撃的な出来事が起こったのです……。「ん?なにか臭う…」犯人は!?2歳の長女にとってのヒーローはアンパンマン! そこで、長女のトイトレには、大好きなアンパンマンのパンツを使用していました。本人のその日の気分で、おむつをはくこともあります。 そんなトイトレ中のある日のこと、私がちょっと席を外し、長女がいるはずのリビングに戻ると……。なぜか長女がいない! そして「……ん? なにか臭う……」と臭いの元へ行くと、テーブルの下に長女が隠れていました! そう。このとき、長女は隠れてうんちをしていたのです! この臭いはそこからきていたのでした……。けれどこのとき私は、この日はおむつをはいていたことを知っていたので、「あらら〜、トイレ間に合わなかったね〜」なんてのんきに話していました。 おむつをはいているから大丈夫!?うんちがおわったあと、おむつのうんちの処理をしようと長女のズボンを覗いてみました……。すると、パンツの上におむつを履いているではありませんか!! そして長女はそれをすっかり忘れていた様子。おむつをはいているから、おしっこが出ても外には漏れないと思って、うんちもしてしまったようなのです……。 衝撃の体験だったけれど…大好きなアンパンマンのパンツが、おしっことうんちで弱りきったカレーパンマンに……。あのとき覗いたズボンの中の光景には、私も長女本人も衝撃を受けました! 子どもは突然、思いがけないことをするのだなと、このときは本当にびっくりしましたし、カレーパンマンになったパンツを洗うのは、正直わが子のものとは言え、つらいものがありました。 しかし、大好きなアンパンマンを自らの手で汚してしまったこの経験により、長女はもう汚したくないと思った様子。その後、トイトレはそれほど苦なく終われた気がします。衝撃の出来事でしたが、私たち親子にとって良い経験となりました。 著者:うめ♦︎3児ママ6歳、4歳、0歳の3児のママです。フルタイムのワーママで、現在は育休中です。
2023年08月14日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は娘さんのヘアアレンジに関するお話です。最近髪が伸びたこともあり、保育園の先生にかわいいヘアアレンジにしてもらう機会が増えた娘さん。ある日、「ママも結びたいな~」と声をかけるのですが、娘さんは「イヤー!!」と言うと断固拒否して……!? 娘の髪を結びたいのに… 髪が伸びてきた2歳の娘。 邪魔だし、せっかくならかわいく結んであげたいな〜と思うものの……。 なぜか身内には絶対に髪を触らせてくれません。 保育園では、毎日可かわいい髪型にしてもらって帰ってくるのに……。 私が結ぼうとすると、ゴムを取り上げては引き出しにしまいにいく始末。 「そこまで抵抗するか……」と思いつつ、「ちゃんと元の場所に戻せる」ことに成長を感じる今日このごろです。 著者:ライター こむぎ イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ
2023年08月14日こんにちは、もりりんパパです。長い夏休み…必然的に子どもたちと話す機会が増えているのですが、そんな中で次女さんからとあることを指摘されまして。どうやら僕の一人称が面白いらしく、そこから話がどんどん膨らんでいき…今回はそんなお話です。それではどうぞ!電話で話す父の言葉に思わず吹き出す次女一人称が変わるのは優柔不断じゃない!日本語って難しい!話に最後に入ってきて、きれいにオチを作っていく長女。これはよくある光景なのですが、よく見すぎて最近では見事…と心の中で思うこともしばしば(笑)とはいえ、些細な内容ながらも面白い話が次女と出来たなと思いつつ…日本語って本当に難しいなと言うか奥が深いなと思った次女と僕なのでした。それでは今回のお話はおしまいです!ここまで読んでいただきありがとうございました!
2023年08月14日ワーママあべかわさんが、育児&日常をマンガで描いたブログ「日曜日は9時まで寝ていたい」に寄せられた体験談です。ブログ読者さんが、ママ友がらみで大変な目に……幼稚園の園庭開放イベントで出会ったれも山さん、めろ田さん、もも里さん。3人は、子どもの誕生月が同じこと、ママたちの歳が近いことから仲良くなりました。れも山さんから貰った娘の写真入りキーホルダーを作ってもらったもも里さんは義妹さんに頼まれて、れも山さんがやっているキーホルダー制作のネットショップを調べてみることに。すると、そこにはもも里さんの娘さんの写真が無断で使われ、名前や身長、体重などの個人情報も勝手に掲載されていたのです。更に、リンクから日記を見ると仲良し3家族で出掛けた写真からめろ田さん一家は切り取られていたのです。 “どうして、うちだけ……?” 道端でばったり…… “やっぱり、このままじゃいられない!” 「今、時間ある? 聞きたいことがあるの」 意を決して、れも山さんを呼び止めるもも里さん。大事な話はLINEではなく、直接話をするのが良いかもしれませんね。早くすっきり出来ると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2023年08月14日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。破水して陣痛の間隔が短くなってきたみかんさん。このままスポーン!と生まれるのではと期待しますが、子宮口の開きは3cmチでまだ時間がかかりそうです。産院のスタッフはみかんさんに明るく声をかけながら、テキパキとお産の準備を進めます。みかんさんは夫とLINEでやりとりし、近況を報告していました。コロナ禍で立ち会い出産ができないため、夫に手紙を書いてもらっていたみかんさん。ひとりで心細くなったとき、手紙のことを思い出し読み始めます。手紙には出会いやプロポーズといった2人の懐かしい思い出、パパになる喜びや不安などが書かれていました。手紙の最後に、みかんさんのことを想う文がつづられており、涙があふれます。頑張ろう!と思った矢先、痛みのレベルが上がり……。 夫からのLINEで意外なことに気づく ※言われれる→正しくは「言われる」 痛みのレベルが変わり、陣痛間隔も短くなってきました。もうすぐ生まれるかなと思ったら、子宮口の開き具合は5cmほど。初産婦の場合はお産がゆっくり進むので、生まれるのは朝方ぐらいかな〜と聞き、まだ時間がかかるんだな……と実感。スマホで陣痛の間隔を確かめながら、痛みを逃していきます。 ひとりで陣痛に耐えますが、心細くなって夫にLINEをしたところ「明日生まれたら、誕生日は11月23日だよ」と返信が。実はみかんさんの誕生日と結婚記念日は1月23日、結婚式を挙げた日は3月21日と1・2・3の組み合わせに縁があるよう。11月23日に生まれるかも……とテンションが上がり、少し気が紛れたみかんさんでした。 陣痛の間隔が短くなると、痛みに意識が集中しがちですが、まったく違うことに意識を向けることで気持ちが少し和らぎますね。お産は朝方かも……ということで、体を休めつつお産に臨めるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年08月14日「障害」について深く考えたことがなかった私私は身近に障害のある人がいたことがなく、障害者と直接関わった経験もないまま大人になり、母親になりました。世の中にはさまざまな障害のある人がいるけれど、それは自分とは関係のない、どこか遠い世界の話のように思っていたのです。そんな私がまさか障害のある子どもを産み育てることになるなんて、想像もしていませんでした。妊娠すれば障害のある子どもが生まれる可能性を、誰しも一度は考えることがあるとは思いますが、私はそんなときでも「わが子に限って大丈夫だろう」と安易に考えていました。Upload By みん障害があるかもしれないわが子を心から可愛いとは思えない日々でも次男のPを出産後、わが子の成長に違和感を感じはじめ、発達障害の可能性を疑い、その不安がみるみる現実のものとなっていく日々は本当につらく苦しい時期でした。息子に発達障害があるかもしれないと分かった頃は、一体どの程度の障害なのか?どんな風に成長するのか?がまだまだ未知だったので、障害のあるお子さんをもつ人のブログやSNSを読み漁っては、不安に思っていました。見ず知らずの人の子どもとわが子を比べては、感情の浮き沈みが常にありましたし、「障害があってもわが子は可愛い」という障害のあるお子さんを育てている親御さんたちの言葉を耳にしても、私にもそんな風に思える日が来るの?と正直自信がありませんでした。なぜなら、毎日Pと関わることに必死で、初めての育児でもないのにこんなに育てづらいものなのか?と、1歳半を過ぎた頃からは可愛いと思う余裕もなく目まぐるしく日々が過ぎていくだけだったからです。Upload By みん将来を悲観していた私…障害の受容へと繋がったきっかけは?そんな悲観的だった私の心に変化が現れたのは、Pを療育園へ入園させた時期です。それまで、「こんなに大変な子どもはどこにもいない!周りのお母さんたちは育児がラクで羨ましい!」と卑屈になっていた私の気持ちが、入園とともに少しずつ溶けていきました。なぜなら、療育園にはPと同じように困りごとを抱えたお子さんと、私のように育児に悩み、疲れているお母さんたちがたくさんいて、そんな親子を助けてくれる療育の知識や経験をもった先生方がたくさんいたからです。同じ目線で私の話を聞いてもらえ、共感してもらえる療育園の環境はたった1人で戦っているわけじゃないと実感できましたし、何より孤独ではなくなりました。それに療育園では、困りごとを相談すれば関わり方のアドバイスをもらえ、先生たちの知識や経験の多さに救われながら、私自身にも知識や経験が増えていきました。同時に障害のある子どもへの福祉制度のことや、就学、就労についてなども見聞きする機会が増えていきました。Upload By みん「想像できない」ことで不安になるのなら、「知る」ことで少しでも不安を和らげよう!「Pの将来はどうなってしまうんだろう?」と悲観ばかりしていましたが、こんな制度やこんな場所があるんだ!と具体的に想像することができ、現実的に考えられるようになったことが、私にとっては障害の受容へと繋がるきっかけになったと思います。誰だって未来が想像できないと不安だし心配になると思います。私はこれまで障害者と関わりがなかったために、障害者の生活や人生に対する知識が全くなく、メディアなどで見聞きしていたマイナスなイメージばかりを持っていたので、わが子に障害があるとなると、どうしても悲観的になるし、戸惑うのも当たり前だったと思います。Upload By みんでも子どもの未来は障害のある無しに関わらず、親がいくら理想をもっていても、逆に絶望したとしても、結局は子どもと共に過ごす日々の中で一緒につくっていくものなんだと感じました。子どもの成長に対して、親が勝手に過信や期待をしすぎるのも、悲観的になったり諦めたりするのも、どちらも違うと思いますし、子どもの現在を見て今必要なことやできる限りのことをし、精一杯関わっていくことで、Pにとっても私たち家族にとっても、自然とより良い未来へと繋がっていくと信じています。執筆/みん(監修:森先生より)「子どもを可愛いと思えない」というお母さんは、子どもに愛情を持っていないわけではありません。むしろ反対で、子どもへの責任感が強すぎて、その重圧から育児を素直に楽しめなくなっているのです。真面目で思い詰めてしまうタイプに多いでしょう。最愛のわが子に障害があると伝えられたら、受け入れられない気持ちがわいてくるのは当然のことです。受け入れられないことすら受け入れられず、自分を責めるという悪循環に陥ってしまう方が少なくありません。同じ状況にいる人にしか分からない葛藤や悩みがあります。当事者やその家族同士が関わる機会があると、悩んでいるのは自分だけでないことに気がつきます。悩みを安心して話せて、理解し合える人がいると思うだけで、心理的な負担はグッと減ります。また、人は漠然とした未来に対して一番不安を募らせるものです。将来を具体的に想像できるような道筋を見聞きすることで、障害を受け入れて、地に足をつけて準備を進めることができますね。1人で不安を抱えていないで、まずは行政や療育センターに相談してみるといいですね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年08月14日主人公かな子はバツイチのママ(35歳)。息子を幼稚園に送り届けた帰りに自転車ごと転倒。イケメンが助けてくれキュンとしましたが、しつこく連絡先を聞かれて仕方なく交換。相手は妻子持ちだと判明するも、十数年ぶりのナンパに浮かれて言われるがまま友だちに。一方、イケメンは奥さん里帰り中の浮気を計画。かな子はナンパの常套句で誘われて自宅に行くと、いきなりハグ、壁ドン&キスをされ…。「どうしよう、家に上がっちゃった!」 妻子がいてこんなことをする男はろくな男じゃないって、頭ではわかっているのに理性が保てないかな子。 ケーキを食べたらエッチの流れ?とこのあとの展開に頭を抱えます。すると「今さら帰さないよ」とイケメン井上さんにハグされてしまいます。 「最後にこういうことされたのっていつ?」と胸を触られて声をあげてしまったその瞬間…。 「あ…私、間違えた!」かな子はあるものを発見するも 「こうなること、わかってたはずでしょ?」と言うイケメン井上さん。ふたりで秘密を共有しあう不倫を提案します。 しかし、不倫は相手の家庭を壊すことになるのでそもそもダメなことですし、バレなければいいという考え方は想像力のない人がやりがちなこと。バレたらどうなるか、先の先まで考えて行動するべきですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年08月13日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「理想の嫁像を押し付け続けた姑の哀れな末路」を紹介します。同居嫁のパニ子。夫の一郎と義両親の4人で暮らしています。夫と舅は穏やかな良い人なのですが、姑だけは好きになれないパニ子。結婚して以来、ネチネチとしたイヤミを言うのです。「理想の嫁に取り替えたいわ〜」今日も姑は嫌味ばかり。仕事が忙しいパニ子がお惣菜を買って帰ったら、「夕飯は手作りの一汁三菜が理想」「旦那様とその親に惣菜を食べさせるなんて嫁失格」と文句が止まりません。 「それなら自分がやれば?」と一郎が言うと、自分は忙しいと拒否し、「それなら再雇用で働いている自分が早く帰ってくる」と舅が言うと、「一家の大黒柱が昼間っから家にいるなんて、ご近所に知られたらどう思われるかわかったもんじゃない!」と絶対に受け入れようとしません。 姑は週2回自宅で書道教室を開いているだけでそれ以外は暇なはずなのに、協力する気がないのです。これには一郎と舅も呆れていて「母さんには何を言っても無駄だ」と諦めモード。 姑はお決まりの「取り替えられるものなら今からでも理想の嫁に取り替えたいわ〜」と嫌味を言うのでした。 理想の嫁とは?姑の考える「理想の嫁」とは、お茶・お花・日本舞踊のような古き良きお稽古ごとを子どものことから嗜み、学校を出たあとは花嫁修業にあけくれるようなタイプを指し、学生時代からバリキャリ目指して英語塾や予備校に通っていたようなパニ子とは真逆のタイプです。 姑のイヤミは結婚の挨拶に来たときから始まっていて、パニ子が年上であることや一郎と対等に仕事をしていることが気に食わない様子。 最初は猫を被っていたパニ子が「至らない嫁ですが、いろいろ教えていただければなと……」と言ってしまったのが運の尽き。「じゃあ結婚したら直ちに同居なさい」と言う姑に同居を押し付けられ、今に至るのです。 姑がとった驚愕の行動どんなにイヤミを言っても堪えないパニ子にしびれを切らした姑は、ある夜、何枚もの写真を一郎に差し出してきました。写真にはきれいに着飾った女性の姿。姑が持ってきたのは、お見合い写真でした。 「俺はもう結婚してるんだぞ!」と言う一郎の話など聞きもせず「そんなの別れちゃえばいいのよw 今どきバツイチなんて珍しいことじゃないわ」と見合いを進めるのでした。 これまでも散々「理想の嫁と取り替えたい」と言っていた姑。まさかお見合いの話を持ってくるとは思わず、パニ子は呆れて何も言えませんでした。 そこで口を開いた舅。「やめなさい。こんな素敵なお嬢さんをバツイチ男の後沿いにするのは申し訳ない。俺が理想の嫁を連れてくるから、ちょっと待ってろ」 いつもパニ子の味方をしてくれたはずの舅のまさかの発言に訳がわからず、パニ子と一郎は何も言うことができませんでした。 舅が連れてきた「理想の嫁」それから1週間後、舅はひとりの女性を連れ帰ってきました。「理想の嫁を連れてきたぞ」 そこに立っていたのはいかにも大和撫子と言うおしとやかな女性。姑は大喜びです。 「この女性なら何の文句もないわ!これでパニ子さんは用済みね〜! 一郎、さっさと離婚しちゃいなさい!」 しかし、張り切って話を進めようとする姑を舅が遮ります。「何を勘違いしてるんだ? この女性を誰の理想の嫁だと思ってるんだ?」 姑の顔にはてなマークが浮かんでいます。「この人は俺の再婚相手になる人だよ。理想の嫁そのものだろ? 母さんと離婚して俺はこの女性と再婚する」 理想の嫁論を掲げていた姑は、実は書道教室の生徒の男性と浮気をしていたよう。それに舅も気づいていました。それに加えて、パニ子への執拗なイビリを見て愛想を尽かした舅は、離婚に向けて準備を進めていたのです。 浮気がバレた姑は渋々離婚を承諾。舅は連れてきた女性にその場でプロポーズし、晴れて再婚が決まりました。 新しい奥さんはとても良い人そう♪ これからの同居生活が楽しみになるパニ子でした。 理想の嫁像を押し付けれていた義母。そう言いながら、自分こそ理想の嫁像とはかけ離れた嫁でした。押し付けすぎた結果、自分を追い詰めていたのですね。 そもそも夫婦の形は人ぞれぞれであり、理想の姿は異なります。外野があれこれ言うのは筋違いと言う話ですね。著者:ライター パニコレ
2023年08月13日ななみさんとまことさんが付き合って1年が経った頃。まことさんのお母さんに初めて会うことになりました。ななみさんが、手土産のクッキーを渡すと「クッキーは好きじゃない。美味しくなさそう。センスないわねぇ」と一蹴。ですが、まことさんが食べたことがあり、美味しかったと聞くと、態度は一変!“初っ端から嫌われてる?”と不安に感じましたが、お母さんは結婚を考えていると言う2人を祝福してくれました。思い過ごしかと思い、2人はしばらくしてから予定通りに結婚。結婚前に新居に引っ越した2人ですが、まことさんは自分の荷解きをほとんどやらずに、ななみさんに任せます。ななみさんは結婚後も仕事を続けており、中々進みません。 そんな中、アポなしで突然家に来た義母。「きったない家!こんなところで生活してたら、まことが病気になっちゃうじゃない」悪態をつきます。片付いていないのは、まことさんの荷物だと説明しても言い訳をするなと、ななみさんを責める義母。 調子に乗らないで! 「嫁なんだから、まことのことはあなたがやらないと」「まことはとても優しくて優秀で完璧な子なのよ。わかる?」 「まことがあなたを嫁に選んであげたの。そのことを忘れて調子に乗らないように!」まくしたてる義母。 一通り言いたいことを言い終えると、勝手に荷解きを始めます。すると「この服素敵じゃない」ななみさんの服まで勝手に取り出します。 友人からもらった服だと説明すると「ななみちゃんセンスないのにおかしいと思ったわ」と失礼な発言をし、「私にぴったり」と謎のアピール。 ◇◇◇ 初めて会った時の、義母の失礼な発言は気のせいかと思ったななみさんですが、やっぱりななみさんのことを下に見ているようです。なぜ義母はななみさんに意地悪なことばかり言うのでしょうか?皆さんは義母から、嫌なことを言われた経験はありますか?その時は、どう返していますか? 著者:マンガ家・イラストレーター たに
2023年08月13日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。病院に向かう途中、陣痛のような痛みを感じ始めますが、まだ生理痛程度なのでそこまでつらくはありませんでした。それよりも気になるのが、どんどん流れ出てくる羊水の量。お母さんが準備してくれた大人用のおむつだけでは漏れ出してしまいそうと感じ、とっさに車の座席に敷いてあったバスタオルを股に挟んで病院に入りました。破水して陣痛もきているということは、スポーン!と生まれるのではと期待しますが、子宮口は3cmしか開いておらず。とはいえ、赤ちゃんは元気だということがわかってひと安心。産院のスタッフはみかんさんに明るく声をかけながら、テキパキとお産の準備を進めます。夫とLINEで連絡を取り合いますが、ひとりで痛みに耐えることに寂しくなってきてしまい……。 夫からの⚪︎⚪︎で気持ちが前向きに みかんさんが出産したときはコロナ禍のため、立ち会い出産ができず。陣痛の痛みが強くなり、となりに夫がいない寂しさを感じたとき、手紙を書いてもらっていたことを思い出しました。 夫からの手紙には、みかんさんとの出会いからプロポーズ、そして妊娠がわかったときの喜び、父親になる不安などが書かれていました。最後はみかんさんを想う気持ちであふれ、頑張れー!と締めくくられています。 みかんさんはやさしい夫を思い出し、涙が出てきました。と同時に、頑張るよ!という気力も湧いてきます。そしてまた陣痛が始まりました……。 LINEでのやりとりも便利ですが、直筆の手紙も温もりがあっていいですね。普段言えないことも手紙だと伝えられたり、思い出として残せたりというメリットも。立ち会い出産ができる場合も、事前に手紙を書いてもらい、病院へ持っていくバッグに入れておくというのもいいかもしれないですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年08月13日母と担任の先生の不貞現場を目撃してしまったすみれさん。2人の浮気は5年前から続いていて、妹・咲の父親は先生であることがわかりました。母を問いただすと、両親にはたくさんの秘密があることが発覚! すみれさんは、父も浮気していたこと、そして自分は父と浮気相手の子どもだったという事実を知りました。その後、父と母は離婚を決め、それを知った先生も妻に離婚を持ちかけます。しかし、先生の妻・かすみは離婚に応じなかったので、先生はかすみが留守にしている間にこっそり家を出たのでした。話し合いに応じず、勝手に家を出た先生をかすみが許すはずはありません。ぶつける場所がなくなった怒りを発散するかのように、「先生が保護者と不倫をしていた」という噂を流したのです。 あっという間に噂は広がり、ついにはすみれさんのクラスメイトにも知られてしまいます。からかわれるすみれさんと、それを庇おうともしない先生。すみれさんは耐えるしかありませんでした。父がブチ切れた、先生のありえない発言 クラスメイトからのからかいは、いじめにまで発展。耐えきれずすみれさんは、父に相談をしました。 元夫と浮気相手が、ついに対面することになります。 保護者に手を出したせいで子どもが苦しめられているのだから、フォローし責任を取れという父に対し、クラスメイトのからかいはコミュニケーションの一環でしかないと主張する先生。 浮気をしたという落ち度も、父が先に浮気をしたためと責任転嫁し、すみれさんに対して申し訳ないという気持ちが感じられません。ついには、温厚な父が声を荒らげたのでした。 たしかに父と母の浮気はお互い様だったかもしれませんが、すみれさんには関係のない話。先生の振る舞いは、教育者とは思えないものでした。すみれさんが何の不安もなく学校に行けるよう、誠実な対応をしてほしいものですね。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2023年08月13日アラサーのアケミはバリバリ働くOL。同郷の友だちのユカは夫の希望で専業主婦をしています。アケミは専業主婦が憎たらしく思えて仕方ありません。しかし、本当は結婚して専業主婦になりたい願望があったのです。ユカの家へ遊びに行ったのがきっかけでひそかにユカの夫・タカオと連絡先を交換したアケミ。次第に2人の関係は深いものになっていきました。しかし、アケミは本気でタカオのことが好きでしたが、タカオにとっては遊びだったのです。妹・ユイの協力もあり興信所を使い、夫タカオの浮気の証拠を掴んだユカ。さらに妹の助言で義母ママちゃんの調査もしていました。着実に準備を整え、弁護士も妹と手配済み。ユカは自宅に関係者を集め、タカオや義母、アケミに浮気の証拠を突きつけましたが反省の色は見えず誰一人として話が通じません。タカオが浮気をしている事実を知っても、夫を浮気に走らせた妻が悪いと言う義母。離婚するにも妻からではなく、夫から離婚を切り出されたら無条件で応じるとまで……。そこに実ははじめから話を通話で聞いていた義父が登場しました。ユカに呼ばれて待機していた義父。姿をあらわし開口一番……。離婚してくれるならとてもうれしいよ。 義母に離婚を突きつける義父。前から本気で考えていたと言います。そこで、ユカが無条件で離婚に応じてくれるそうだと話すと、怒り狂う義母。義父は、義母の浪費癖に嫌気がさしていたこと、大事な人ができたことを告白します。浮気を「最低!」と、ののしる義母。タカオに至っては「人の家庭を壊して軽蔑するよ」とまで。 2人の支離滅裂さに、ただただ呆れるユカでしたが「ともかく」とタカオに離婚と慰謝料を要求します。アケミに対しても慰謝料を請求し、すでに実家と会社に内容証明を送っていました。 義父が離婚を切り出したことをユカのせいにするタカオと義母。自分たちのことは棚にあげて、よくユカを責めることができますね。それにタカオは「母さんを裏切るなんてどうして」と言っていますが、自分も同じことをしているという自覚はないのでしょうか。タカオたちにはなかなか話を理解してもらうのは難しそうなので、弁護士を立てておいて正解だったようです。こういった場では、感情的になればなるほど不格好でみじめなもの。事務的に見えるユカですが、これまでの仕打ちですでに心の整理がついているのでしょうね。著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
2023年08月13日夏子さんは、結婚する前ストーカー被害を受けていました。そのころ職場の後輩だった恐介に相談しており、晴れてふたりは結婚。結婚後、自分の部屋でコソコソする夫の様子に違和感を覚えた夏子さんは「絶対に入るな」と言われていた恐介の部屋へ。そこで恐介がストーカーだったと知ってしまいます。新居にも監視カメラを設置され、恐介に監視され続けている夏子さん。そんなある日、元同僚から「大丈夫?」と夏子さんを心配する電話が。内容を聞いた夏子さんは……。仕事中も外回りの時間を使って、夏子さんを尾行していた恐介。元同僚を含め、職場人たちが何度も夏子さんを尾行する恐介の姿を見ているそう……。外でも監視されていたなんて…! 外でも恐介から監視されていることを知った夏子さん。しかし心配してくれている元同僚に、本当のことは話しませんでした。大事になり、恐介の耳に届くことを恐れたからです。 なんとかして早く別れたいと願う夏子さんですが、家の中でも外でも監視されて身動きがまったくとれません。 離婚にむけて動き出すためにも、恐介の部屋へ入り、「夏子との思い出」ノートを再びチェックします。夏子さんは恐怖で震える手で読み進めていくと……。 するとやはり外回りの時間を使って、夏子さんを監視していることが書かれていました。 さらに読み進めていくと、最近の夏子さんのよそよそしい態度について、恐ろしい言葉が添えられていたのです。夏子さんの気持ちが離れているように感じ始めた恐介は、「いつでも一緒に……」と書き記していました。 ノートに書かれていた衝撃の言葉。夏子さんは平静を装って過ごしてきましたが、恐介の異常な心理を知ってしまったのですから、やはり完璧にはいきません。 そして、恐介が夏子さんの気持ちが離れていると気づいてしまいました。これは時間の問題かもしれません……。 夏子さんには身の安全のために、一刻も早く家から逃げてほしいですね。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2023年08月13日主婦の加奈子は夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていました。夫との生活が苦痛だった加奈子はいつしか心の拠り所として、宝くじを買うようになります。そして、宝くじを買い続けたことで、ある日3億円に当せんすることに! すると、モラハラ夫に対する緊張の糸がその瞬間から切れてしまったのでした。加奈子は早速夫に離婚を提案するのですが、夫は「離婚は嫌だ」と主張。さらに、夫婦で離婚について話し合っている所を息子に聞かれてしまうのですが、ショックを隠せない息子に対して、余計な質問をしたことで息子をわざと夫が傷つけてしまいます。その行動に怒りを覚えた加奈子は、翌日銀行へ向かうことに。銀行に到着し、受付の女性に宝くじに当たったことを伝えると、「別室にご案内します」と言われた加奈子。指定された席に座って案内されるのを待っていると、なんと突然夫が声を掛けてきたのです。 夫は「最近様子がおかしかったから、会社を休んで見守っていた」と主張。加えて、夫は加奈子を疑いの眼差しで見つめると、「銀行に何しに来たんだ?」と尋ねてきました。 「別に離婚するから、今後のことをいろいろ相談したかっただけ」加奈子がそう返すと、夫は一瞬固まって……!? 「離婚」というワードを聞いた瞬間、夫は声を荒らげて… 「お前……まだそんなこと言ってんのか!?」 「俺は!!離婚しない!!」 離婚の2文字に敏感になる夫。 「昨日から離婚、離婚てしつこいんだよ!寝たら目が覚めるかと思えばボケたままかよ!!」 「……この後、予定ないよね?」 すると、「じゃあ、行こうか?」と言いただす加奈子。 夫が「どこに?」と尋ねると、加奈子は「市役所!!」と即答するのでした。 ◇◇◇ 今すぐにでも離婚したい加奈子と、離婚は何としても回避したい夫。2人のやり取りから、離婚に対する意識が正反対なことが伺えます。夫は"どうせ寝たら離婚するって言ったことなんて忘れてる"と、加奈子が離婚を切り出したことを甘く考えていたようですが、それほどまでに強い意志だということを今一度理解してもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年08月13日小学校に入学した発達障害の息子を持つママ・つくさんは、フルタイムで働いていたため、周りの保護者と交流を持つ時間がなく、ママ友作りに苦戦していました。そして、発達障害の息子が同級生とうまく関わっていけるのか不安があり、「周りにどう思われるか……」と、そればかりを気にしていました。交流が苦手なつくさんですが、学童に通う息子をお迎えに行った際は、すれ違う保護者に必ずあいさつをしていました。保護者たちが快くあいさつを返してくれる中、毎日会うあるお母さんは、なぜかいつも冷たい反応……。つくさんが苦手なイメージを持っていたその保護者は、息子と同じ学年のNくんのお母さんでした。親同士はなんとも言えない空気が流れていたものの、子どもたちは大の仲良し。息子とNくんはよく遊ぶ間柄だったのです。ある日、ふたりが公園で遊んでいたとき、転んだ拍子に歯を折ってしまったNくん。息子は急いでNくんのママを呼びに行き、帰宅後、つくさんに公園での出来事を報告しました。 Nくんが心配になり、Nくんの家へ足を運ぶことにしたつくさん。息子と遊んでいた際の事故のため、「もし難癖つけられたらどうしよう」と不安もある中、Nくんのママと顔を合わせました。Nくんを気遣う言葉をかけると、「わざわざ来てくれて、ありがとうございます……!」と、つくさんの予想とは裏腹に、申し訳なさそうに深く頭を下げるNくんのママ。 折れた歯は、抜けかけていた乳歯だったそうで、つくさんが安心していると……。 冷たい反応だった原因は…!? 「それより……息子さんがわざわざ家まで呼びに来てくれて、とてもありがたかったです」。 ニコッとほほ笑むNくんのママ。 「Nくんのママが笑ったところ、初めて見た……。今まで勝手に冷たいイメージを持っていてごめんなさい……」と、心の中で謝るつくさん。 Nくんのママは、お友だち作りが苦手なNくんを心配していたそう。 「だけど、息子さんがお友だちになってくれて、本当によかった……」 Nくんのママの話を聞き、「学童で冷たい雰囲気だったのは、心配と不安のせいだったのかな……」と感じたつくさん。 それから、Nくんのママとは“ママ友”になりました。 そして、お友だちが転んでしまったとき、とっさにお友だちの家に連絡した息子に、つくさんは感心していました。まだまだ心配することも多いですが、「私がもっと、息子を信じてあげなきゃ」と、つくさんにとっても気づきのある出来事となりました。 思わぬハプニングにより、息子の成長を感じたつくさん。ついつい心配になり手を差し伸べてしまいがちですが、子どもは親が思っている以上に成長していたり、できることが増えていたりするのかもしれませんね。 つくさんが気づきを得たように、「子どもを信じて見守る姿勢」が、子どもが成長するきっかけの一つになるのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ
2023年08月13日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。彼女の明るい性格に好感を持っていたゆうこさん。しかし、付き合っていくうちに彼女の言動に違和感が……。その後さえさんの紹介で、まさえさんという元保育士のママさんと出会いました。彼女は園のボスママ的な存在で、育児に熱心なママでした。いつものように園で喋っていると、まさえさんがさえさんを鋭い目つきで睨んでいました。 まさえさんは、あるママさんに相談を受けていました。さえさんが車のドアを強く開けてしまい、隣に駐車していた車にドアが勢いよく当たり傷がついてしまったのです。 さえさんは「ごめんね!今日風強いし、うっかりドア強く開けちゃった!」と軽い謝罪だけして、その場を去ってしまったそう。修理費を払おうとせず、謝罪だけで済ませた彼女の非常識な対応にまさえさんは大激怒。 「あなたの言う常識は非常識なの!それをもっと自覚しないよ!」と、さえさんに強い言葉を投げました。 それからまさえさんを巡って、グループ内で争いが……?! 異常なママ友グループに嫌気がさして ママ友のよりさんは、まさえさんから子どもの教育についていろいろと注意されており悩んでいました。その相談を受けたゆうこさんは、彼女のことが心配でした。 それから数日後。ゆうこさんがいつも通りママ友グループの元へ向かうと、見知らぬ女性がまさえさんと楽しく喋っていました。彼女の名前はとし子さん。 とし子さんとさえさんはキャラが被っており、2人ともまさえさんに気に入られようと必死でアピールしていました。その姿にゆうこさんは呆れてしまい、先に家へ帰ることに。 すると、心配していたよりさんの姿が!しかし彼女はゆうこさんに対して怒っていました。その理由は、ゆうこさんがまさえさんに告げ口をしたせいで、まさえさんから無視されるようになったと思い込んでいるよう。「もう私転園するから!」と言い、去って行きました。 さえさんに、よりさんの転園の話しをしたゆうこさん。「知ってるよ! だって、まさえさん言ってたもん。まさえさんに嫌われたらやってけないよね」「ゆうこちゃんも気を付けなよ。一回リーチかかってんだから!」衝撃の告白にゆうこさんは違和感を覚えました。 ドロドロすぎるママ友グループ……。人にはさんざん注意するのに、気に入らない人を無視するまさえさんの言動にも違和感がありますよね。人の気持ちに寄り添えない人たちとは、距離を置いてもいいのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年08月13日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「訳ありモラハラ夫への逆襲」を紹介します。咲子(さきこ)は専業主婦。最近、家計のやりくりに悩んでいます。結婚当初は十分な生活費を夫の静雄(しずお)からもらっていましたが、どんどん少なくなり、最近は光熱費と食事込みで3万円に。にもかかわらず、静雄はおかずが少ないと文句を言ってきます。節約だけでは間に合わないため、最近は咲子が食事を抜いてなんとか苦境を乗り切っている状態です。しかし不思議なことに、高額なクレジットカードの支払い請求書が届き始め……。なにやら、静雄には秘密があるようです。夫のモラハラに耐える日々静雄が咲子に渡す生活費は、3万円。うち1万円で、毎日の食事を頑張って作っているのですが、努力だけではどうにもなりません。食事に不満を漏らす静雄に、それならばもう少し生活費を増やしてほしいとお願いしてみたところ、「やりくりできないのは咲子のせいだ。いいから渡した生活費でやりくりしろ」と一蹴します。 「だったら私、働くよ」と咲子は提案してみたのですが、またも却下。大学卒業後すぐに結婚して社会人経験のない咲子には、就職することすら難しく、できたとしても満足にできるはずがないだろうと言い放ったのです。「そもそも主婦業も満足にできていないのだから、許可できない」と、モラハラ発言のオンパレードで、咲子をいじめ抜きます。 「食わせてもらってる身なんだから、もう少し謙虚にな?」 挙げ句、前より態度が大きくなっているから、そこから直せと言われる始末。こうして日々夫のモラハラに我慢している咲子ですが、ますます苦しくなる出来事が起こったのです……! 謎のクレジットカードの高額請求ある日、クレジットカードの請求書が届き、咲子が中身を確認すると……。そこには静雄の給料では支払えないような額が。そういえば……と、咲子は思い返し、気が付きました。静雄が、以前は興味のなかったブランド品の購入をしたり、飲み歩く回数が増えたりしていたことに。心配する咲子に、「借金もしていないし、払うのは俺なんだから」と静雄は言いました。 思わず、咲子の口から不満がこぼれます。 「そういうお金があるなら、もっと生活費を入れてほしいんだけど」 そして、それだけ買い物をする余裕があるのなら、前のように貯金もしたいとも伝えました。そう願う咲子は、しばらく美容院にも行っていないし、洋服も買っていません。 咲子がこの件について何を言っても、結局静雄はのらりくらりとかわします。そして最後はやっぱり、妻へのモラハラトーク。 「主婦は外見を気にする必要もないし、働かなくて暮らせるんだから多くを望むな」「まずは与えられた仕事をちゃんとしろ」 もうこれ以上何をしろと言うのだろうか。こんなに頑張っても、自分はまだ認められないのだ……と、咲子が絶望感を覚えたとき、静雄のこんなセリフが聞こえてきたのです。 「ま、捨てられないように頑張って」 捨てられないように……。静雄のような夫に耐えてきた咲子はとても強い女性ですが、彼女が本当の強さを発揮するのはここからだったのです。 妻のモラハラ夫への逆襲が、ついに…それからの咲子は、いつも笑顔で口答えをせず、物わかりの良い妻となり、望みの通る静雄はご満悦。咲子が外で働くことも許可し、たくさん稼いでこいよとばかりに、快く彼女の背中を押したのでした。そして、1カ月後。会社にいる静雄からの悲痛なメッセージが、咲子に届きました。「会社クビになった…… 」「ほんと? 成功して良かった〜 」「は? 」 実は、静雄は会社のお金を横領していたのです。それを発見したのは、なんと咲子。静雄が隠していた証拠を自宅で見つけ、こっそり会社に報告していたのでした。あの高額なクレジットカードの請求書が、静雄を怪しむ発端となりました。借金も副業もしていない様子から、絶対になにかあると思い、咲子は調べていたのです。うまく調べがついて彼を懲らしめられたと、ホッとする咲子。ただ、静雄がSNSで知り合った20歳の女子大生と不倫し、横領したお金を利用して貢いでいたという事実には驚き、ほとほと呆れるのでした。 「どうしたら許してくれる?」「見捨てないでくれ」と咲子に泣きつく静雄。咲子はここぞとばかりに言い返しました。 「不倫して横領までしたんだから謙虚になりなよ」「そんな男、誰も助けたいと思わないでしょ?」 後日静雄は逮捕され、多額の横領金の返済と慰謝料の支払いを抱えることに。静雄の両親が慰謝料はすぐに支払ってくれたので、咲子は多少生活に余裕が持てるようになりました。実家へ帰り、働きながら資格をとろうと模索しているのだそう。これで今までの人生にケリをつけて、新しいスタートを切れるんだと、咲子はすがすがしい気持ちでいっぱいのようです。 世の中には、たとえ家族であっても、やって良いこと、悪いことがあることを十分に理解しなければいけませんね。そして、自分だけではなく、家族みんなの幸せを願って生きていきたいものです。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年08月13日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生の頃は多忙な母に代わり子どもの世話をしてくれるものの、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になると理不尽なルールへの対処法も身につけます。一方、ピンちゃんは酒に溺れ、親友との電話を邪魔された母に「アル中」と言われて逆上した彼は母に手を上げます。一度は暴力を反省し家を出るも、すぐに母に連れ戻されます。依存症になるほど酒漬けのピンちゃんは体調が急変し病院で急性膵炎と診断されます。入院したことでこれまで彼が働いてなかったことが明らかになりーー。7年一緒に暮らしてきたピンちゃんですが、驚くことに5年も仕事せずにいたことが判明。4人の子どもがいるあおいさん一家。生活を支えるため懸命に働いてきた母の身体は満身創痍。これ以上彼を支え続ける余力はなく、母はピンちゃんとの別れを決めるのでした。 たくさんの「もしも」をクリアできれば、彼は2人目のお父さんになれた? ピンちゃんは退院後、あおいさん一家と言葉を交わすこともなく実家へ帰りました。彼のいない生活ーー。それはモノが隠される心配のない、宿題後のゲームやアニメを制限されることがない、お菓子を好きなだけ食べることのできる、誰にも縛られない・怯えない「平和な時間」でした。 そんな平穏な時間を取り戻した後に残ったのは、ピンちゃんに対するほんの少しの後悔でした。「もし、彼のお母さんが普通の人だったら」「もし、彼が普通の幸せを知っていたら」「もし、出逢うのが今だったら」 たくさんの「もし」があおいさんの心に浮かびますが、すべては結果論であり、いろいろ乗り越えた「今」だから思えること。時間を巻き戻すことはできません。いつか不幸のループから抜け出し、願わくば彼も幸せであってほしいと思うのでした。 ◇◇◇ ピンちゃんがあおいさんたちから自由を奪ったように、あおいさんたちもまた彼から家族になる機会を奪っていたのでは、と振り返るあおいさん。 それは「少し大人になった今」のあおいさんだからこそ気づけることで、母も兄弟も、そしてピンちゃんも、それぞれが「その瞬間」を必死に生きていた結果のはずです。 「もし(私たちが)面倒なことから目を背けず、押し黙らず、(彼と)向き合うことを諦めなければ」この言葉は、あおいさん一家やピンちゃんに限らず、すべての人・物事に通じることかもしれません。そして、ピンちゃんにはあおいさんが願うように、どこかで幸せでいてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月13日育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん
ドイツDE親バカ絵日記