子育て情報『いろいろ不安…。高齢初産婦のママに助産師がアドバイス!』

いろいろ不安…。高齢初産婦のママに助産師がアドバイス!

目次

・Q.42歳で初めての出産になります
・在本祐子助産師からの回答
・高齢妊娠・出産って?
・高齢妊娠・出産のリスク
・リスクやデメリットだけじゃない!
妊婦さん


「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。今回は高齢出産に関するご相談です。

Q.42歳で初めての出産になります

42歳で初めての出産になります。
現在通っている産婦人科は、いろいろと教えていただけないので不安です。

出産は自然分娩になるのでしょうか? 帝王切開になるのでしょうか?
自分は体力的に無痛分娩希望ですが、無痛分娩は危険なのでしょうか?
また、高齢出産のため、田舎の小さな病院(50分ほどかかる)ではなく、大きな病院(1時間以上かかる)で出産したほうが良いのでしょうか?

在本祐子助産師からの回答

高齢初産、たくさんの不安がありますよね。お気持ちお察し致しますよ。

高齢妊娠・出産になると、産科的な合併症のリスクなどが上がります。これは医学的には致し方ないですが、なるべく安全に配慮して、妊娠生活や出産をおこなうことは十分可能です。まったくトラブルなく産む方もたくさんいらっしゃいますよ。

まずは不安な点を整理してよく担当医師とお話ししてくださいね。ご家族や医師と相談した結果、転院も可能と思います。

※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください

高齢妊娠・出産って?

高齢妊娠に関しては、日本産婦人科学会で「35歳以上の初産婦」を高「年」妊婦と定義づけています。
高齢妊婦には経産婦さんは含まれていないんです。

以前は、30歳以上の初産婦と定義づけられていたのですが、女性の社会進出、晩婚化に伴って、30歳以上の出産が増えたことやWHOなどが「35歳以上」と定義づけていることもあり、日本でも「35歳以上」と変更になったんです。

高齢妊娠・出産のリスク

30代半ばといえば、まだまだ元気!仕事をバリバリこなしている方も多いことでしょう。しかし、体のなかでは老化が始まっています。もちろん卵子もです。 

そのため、自然流産や染色体異常のリスクが高くなります。それ以外にも、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、おなかの中で赤ちゃんの発育が遅れたり、死産率が増加したりと、さまざまなリスクがあります。

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