子育て情報『3回? 13回?? ケイツーシロップの内服は何回?【助産師に相談】』

2020年3月23日 10:30

3回? 13回?? ケイツーシロップの内服は何回?【助産師に相談】

親の判断で飲ませることをやめないでください。

育児用ミルクにはビタミンKが添加されているので、主に育児用ミルクだけで育つ赤ちゃんや授乳の半分以上を育児用ミルクで補っている赤ちゃんはビタミンK不足の心配ありませんが、母乳だけで育つ赤ちゃんは、母乳に含まれるビタミンKが少ないため、出血性疾患を予防するためにビタミンKを補う必要があります。母親がビタミンKを多く含む食品を食べることで、母乳中のビタミンKの濃度が高くなることがわかっています。母乳だけで育てている場合は、母親がビタミンKを多く含む食品を食べるように心がけましょう。ただし、母親が血液を固まりにくくするお薬(例:ワーファリン)で治療中の場合は、お薬の効果を弱めてしまうため、ビタミンKを多く含む食品を食べることは避けましょう。

【ビタミンKを多く含む食品】
卵(特に卵黄)
緑黄色野菜(ほうれん草ブロッコリーパセリ三つ葉春菊など)
乳製品(バターマーガリンチーズヨーグルト)
肉類(鶏肉牛肉豚肉の順に多い)
納豆

これらの食品を食べることで赤ちゃんの出血を予防できるとはいえませんが、産後の食事は栄養バランスが偏りやすいため、母親の食事を見直すときのヒントにしてください。

※参考:基礎知識(ベビー)「【医師監修】新生児メレナ、新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症ってどんな病気?」【監修者:医師 松井 潔 先生小児科 | 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長】


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