子育て情報『夏バテ?子どもの食欲がないときに食べさせたい食材を管理栄養士が解説』

2020年8月29日 06:30

夏バテ?子どもの食欲がないときに食べさせたい食材を管理栄養士が解説

子どもの様子を見ながらお散歩や適度な運動を心がけましょう。日中では熱中症の危険があるため、比較的、気温の低い早朝や夕方以降におこない、こまめに水分を摂るようにしましょう。

疲労回復に役立つ食材は?

夏バテ食材


暑いと冷たくて食べやすいそうめんやうどんなどのめん類が増え、炭水化物に偏りがち。タンパク質や、汗をかいて失われるビタミン、ミネラルも一緒に摂れるように意識しましょう。特に疲労回復を助けるビタミンB群の食材がおすすめです。


ビタミンB群の食材

ビタミンB群の食材は糖質・タンパク質・脂質の分解を、栄養の吸収率upで暑さに耐えられる体を作ります。

・豚肉

・レバー

・うなぎ

※味が濃く、小骨も気になるので様子を見ながら少しずつ与えましょう。

・卵
・かつお
・まぐろ
・豆腐
・枝豆
・納豆

ミネラルを含む食材

マグネシウム・鉄・カルシウム・カリウムなどは汗で流失しやすいので、しっかりと補給しましょう。

・海藻類(ひじき・わかめ・海苔・寒天など)
・緑黄色野菜(ほうれん草・小松菜・大根の葉など)
・牛乳
・バナナ
・小魚類

●冷たく冷やして食べやすく
ビタミンB1を多く含む豚肉は、夏バテ対策にピッタリな食材。旬の夏野菜と一緒にしっかり冷やして、冷しゃぶサラダにするのもおすすめです。また、宮崎の郷土料理で冷汁も暑い時期に良いでしょう。豆腐やきゅうり、しそなどを入れてご飯にかけたり、そうめんにかけたりしても◎。

●夏野菜を積極的に

きゅうり、ピーマン、なす、トマト、オクラ、ゴーヤなどは水分が多く、体を冷やす効果がある夏野菜です。
体を冷やして食事を摂ると食欲増進につながります。また、これらの野菜に多く含まれるビタミンCは抗酸化作用が高く、免疫力UPにつながります。

●さっぱり食材&ねばねば食材を組み合わせる
レモンや梅干し、酢などに含まれるクエン酸も疲労回復に効果的です。味付けに加えてさっぱりさせると食欲も増進しやすくなります。また、オクラやモロヘイヤ、納豆、やまいもなど、ねばねばした食材ものどごしをよくします。

●香味野菜や香辛料を加える
しょうがやしそ、にんにくやねぎなどの香味野菜やカレー粉などの香辛料は食欲増進に役立ちます。

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