2021年3月26日 22:20
今、すごい瞬間見たかも! 4人の子どもたちの成長を見届けられるのが幸せです
そんな不器用で純粋な状態の赤ちゃんに接していると、変な言い方ではありますが、とても母性が湧きます。
ーすごいですね! 私は初めて自分の子どもを見たときには不安で仕方なかったんですが……。
そうなんですね(笑)。仕事でたくさん赤ちゃんのお世話をしてきたので、慣れているっていうのはあるのかもしれないです。
ーでは、「自分に子どもがいてよかった」と思った瞬間などはありますか?
今は人生100年時代とも言われますよね。その人生の始まりの、ひとりでは生きられない、完全に他者に依存しなければ生きられない状況から、少しずつできることが増え、自立していく成長を見届けられるということは、親しかできないかけがえのない経験だと思います。
例えば、寝返りができないときとか、何回も何回もトライしてもできなくて、もどかしい段階ってあると思うんですけど、そういうのをあえて手伝わずに待って、ようやく赤ちゃんが自力で達成したのを見届けたときは感動的でした。「今、すごい瞬間見たなぁ」って思ったのを覚えています。
あと、ママ友ができたのもよかったことの1つです。大人になってから、今の悩みをわかり合える新しい友だちができてうれしかったですね。
ー助産師さんでも育児の悩みがあるんですね。
全然ありますよー。助産師は仕事のときだけで、普段は「私は助産師です」なんて思っていないので、普通のママと一緒。いろいろな人の意見や考えを聞くことで、そういう考えもあるんだなと教えてもらっています。それが、まわりまわってまた助産師の糧にもなっているんだと思います。
助産師でありながら、4人のお子さんのママでもある高塚さん。
そんな育児経験豊富な高塚さんが書いた記事もぜひチェックしてみてくださいね。
著者:ライター サトウヨシコ
大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
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