2023年4月27日 10:30
「我慢するしかない?」注意を聞いてくれない娘が、納得してくれた方法!
注意しても言うことを聞いてくれず、「ほら言ったでしょ!」と娘にイライラをぶつけてしまう私。どうしたらうまくいくのだろう……と悩んでいました。ある日、嫌味のように娘に言った私の言葉がなぜか功を奏したという体験談です。
注意したことを聞いてくれない娘
2歳の娘はとても自己主張が強いです。「このコップで飲みたい!」「自分で(洋服を)着る!」など自分の意見を通したいようで、私が「ダメ」と答えると娘はイライラ。
「そんなふうにして飲むとこぼすよ」「地面が濡れているからジャンプするとズボンがびしょびしょになるよ」など、娘が失敗しないように私が注意しても聞いてくれません。すると案の定失敗して「ほら言ったでしょ!!」と私の怒りも募るばかり。どうしたら言うことを聞いてくれるのか……と私は頭を抱えていました。
理由を説明しても通じない
どうして注意するのか、その理由を娘に話しても意味はありませんでした。それどころか私はちゃんと言い聞かせたつもりなのに、どうして娘はそれに答えてくれないのかというイライラが大きくなるばかり。娘に説明するという手間をかけたのに、それが無駄になってしまっていることに不甲斐なさと憤りを感じていました。
そして、相手は2歳児なのだから、こちらが我慢するしかないのかな……と思うように。しかし私が疲れているとついつい強い口調で娘を叱ってしまい、反省を繰り返す日々でした。
娘に放った嫌味がなぜか通じた
あるとき、娘はいつものようにふざけて水を飲もうとしていました。私は「そんなふうにふざけていると、こぼしちゃうよ」と言いました。「いいの!」と娘。
「服が濡れちゃったら、お気に入りのお洋服を脱がなきゃいけなくなるよ。そしたらそのお洋服を着てお散歩に行けなくなっちゃうんだよ」と私は付け加えました。
すると娘は「このお洋服がいい!」と言い、きちんと水を飲もうとしたのです。私は嫌味のように長々と言ってしまったと思っていた言葉が、なぜか娘を納得させたのでした。
先を見通せない娘に必要な説明とは?
どうして娘は納得したのだろう?と私なりに考えました。すると、失敗したあと具体的に何が起きるのか、何ができなくなるのか理解したからかもしれないと気付きました。