子育て情報『ママ・パパは必須!妊活前から知っておきたい「水疱瘡」どう読む?何のこと?』

2021年8月21日 21:00

ママ・パパは必須!妊活前から知っておきたい「水疱瘡」どう読む?何のこと?

そして、出産前4〜5日から出産後2〜3日に水痘を発症した場合、30〜40%の赤ちゃんが新生児水痘を発症し重症化すると言われています。

※1 先天性水痘症候群(CVS):妊婦さんが水筒を発症した場合、胎児に感染すると1〜2%に発達遅滞・四肢の低形成・網脈絡膜炎などを生じる

水痘に感染したら? 予防はできる?

水痘の治療には抗ウイルス薬を使用します。そして、予防接種で予防が可能です。しかし、水痘ワクチンは生ワクチン (生きたウイルスや細菌の病原性を、症状が出ないように極力抑えて、免疫が作れるぎりぎりまで弱めたもの)なので、妊婦さんは接種することができません。

水痘の患者さんに接触した場合でも、3日以内にワクチンを接種すれば80%〜90%発病を予防でき、また、発症した場合でも症状の軽減化が期待できると言われています。

今回は、口にする機会はあるけれど、漢字で書いてあると読めないという言葉の1つ「水疱瘡(みずぼうそう)」をご紹介しました。水痘は2014年から定期接種化し、対象時期も決まっています。定期接種は市町村が主体となっておこなっているので赤ちゃんが生まれたら確認しておくと安心ですね。
赤ちゃんを守るためにも水痘のみならず予防接種ぜひ受けていただければと思います。

監修者・著者:助産師 REIKO
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

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