子育て情報『寒い日は必要ない!?わずか15分で体力を消費できる冬の外遊びを現役保育士が厳選!』

2022年2月21日 19:30

寒い日は必要ない!?わずか15分で体力を消費できる冬の外遊びを現役保育士が厳選!

ドッヂボール程度の大きさの柔らかいボールを用意します。まずは、ボールをコロコロ転がすところからスタート。続いて投げてみたり、蹴ってみたりしてみましょう。

しっぽ取り

2つ目はしっぽ取り。バンダナやハンドタオルをママのズボンの後ろのポケットなどに挟み、しっぽのようにたらします。「しっぽ(タオル)を取ってね」と伝えてママが走って、子どもにしっぽを取らせましょう。次に子どもにしっぽをつけさせ、ママが取りましょう。


シャボン玉

3つ目はシャボン玉。大人がシャボン玉を吹き、子どもがシャボン玉を追いかけます。シャボン玉をパンチしてつぶすのも楽しいでしょう。コロナ禍なので、息で吹くシャボン玉が気になるという場合には、リング式のものや電動式のものだと安心してあそべます。

いろいろ散歩道

外遊びは公園だけではありません。町内の道にも、子どもにとっては楽しいあそび場です。例えば、歩道橋などの階段や坂道も子どもにとっては楽しい散歩道です。階段や坂道を上って下ることは、普段の「歩く」よりもバランスを取る必要があります。


また、外の階段は家の階段と幅や高さも違いますので、いろいろな階段を経験してもいいですね。1歳の時は、1段1段両足をついて登っていたのが、2歳を過ぎると大人のように片足ずつで登れるようになり、子どもの成長を感じることもできるでしょう。トンネルがあれば「声を出せば響く」ことを学べますし、枯葉を踏めば「カサカサ」とした踏んだ感触や音を感じ、空を見上げると鳥の声、飛行機やヘリコプターの音を聞くこともできますね。普段、自転車や車でサッと通りすぎる道も、ゆっくり歩いてみると違った風景を見ることができます。

※歩道を歩く際には子どもと手を繋ぎ、交通安全には十分注意しましょう。大人がしっかりと見守り、子どもから目を離さないようにしてくださいね。

冬は、なかなか外に出づらい季節でもあります。思い切って15分でも外の空気に触れてみるだけで、子どもは満足しますので、気候のいい日は外遊びも取り入れてみてくださいね。


著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。

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