2022年11月22日 08:30
<ワンオペ育児>「なんでそんなしゃべり方なの?」女の子に話し方を指摘された息子は…
夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。
仕事に向かっている途中、ウトウトしながら運転をしていた森田さん。次の瞬間、「キキーッ」「ドォンッ」という衝撃音が聞こえてきました。その音の正体は、森田さんの前を走る車が、脇道から出てきた車とぶつかった音だったのです……。
大きな音がしたものの、両者ともに怪我はなかったよう。森田さんはそれを見て、「もしも、自分が事故を起こしていたら自由時間ができるのかな……?」と思ってしまいました。そう思ってしまうほど、森田さんはワンオペ育児に追いつめられ、自由な自分の時間を欲していたのです。
さらに森田さんは、ワンオペ育児の忙しさだけでなく、小学1年生になった息子の「喋り方」にも悩みを抱えていました。
小学校入学前からもときどき症状が…
森田さんは、息子の「吃音」について気にしていました。どうにかしてあげたいと思い、森田さんは吃音について調べ、いろいろ試してみたのですが症状が良くならず……。
ある日、同じ学童の女の子に「なんでそんなしゃべり方なの?」と息子が言われました。それを聞いていた森田さんは、うまく返答することができませんでした。
「なんで治してあげられないの?」
そう女の子に言われているような感覚に陥りました。
涙を流し、うつむく息子の姿を見て「あぁ私ってなんてダメな母親なんだろう」と、森田さんは思ってしまいます。次第に森田さんは、「ダメな母親」というレッテルを自分自身に貼りつけてしまうことに。
そして、うまくいかない日ほど嫌なことが続いてしまい……。
月末の繁忙期に、娘が発熱をして保育園からお迎え要請が。
病院へ行き、診察してもらうとただの風邪で一安心。しかし、娘の機嫌が直らず森田さんはイライラを募らせていました。
そのとき、「あーーーっもう!! うるさいっうるさいっっ」と、息子が言ったのです。