2023年4月27日 12:40
<異常分娩フラグ >「生まれたことは奇跡で…」夫に抱かれた赤ちゃんを見て、母が心底実感したこと
出産予定日の1週間前に陣痛が来た、星田つまみさんは、家族で病院に行くことに。その後、駆けつけた実母にも会えて、安心した星田つまみさんでしたが、陣痛と共に骨盤にかなりの痛みが。様子を見にきた、助産師さんは顔面蒼白になり、医師を呼びに行きました。
夫が赤ちゃんを抱き上げる姿に…
病室に来た医師から「常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうくはくり:妊娠中、または分娩時に胎児が出てくる前に胎盤がはがれてしまうこと)」と告げられた、星田つまみさん。
緊急で手術をすることになったのですが、急に吐き気や息苦しさを感じ、声も出せない状況に。
そんな壮絶な状況の中、医師の「赤ちゃん出ますよ」という声と共に次男くんが誕生しました。愛らしく、元気な赤ちゃんとの対面に安堵した星田つまみさんは、そのまま目を閉じました。
目を覚ました星田つまみさんは、手術を担当してくれた医師から「今回の異常分娩」について説明を受けることに。
今回、赤ちゃんの心拍が低下した原因は「常位胎盤早期剥離」でした。
医師いわく、星田つまみさんが長男くん出産時にも「常位胎盤早期剥離」になっていたこと以外に危険因子(病気の発生や原因となる要素のこと)はないため、原因の特定は難しいとのこと。
そのため、治療や未然に防ぐことが難しく、次回以降の妊娠時も再発する可能性があることを知らされました。
しかし、医師からの説明に驚きはなかったという、星田つまみさん。
「次男くんが無事に生まれただけで十分」という気持ちでいっぱいになりました。
※常位胎盤早期剥離の発症率は全妊娠の1%の確率
夕方ごろ、星田つまみさんの夫が病室に訪れました。
夫と赤ちゃんの様子に、赤ちゃんが無事に生まれたことが奇跡で、みんなが「無事」で笑っていられる事実に心底幸せを感じた星田つまみさん。
そして後日、改めて医師から話を聞くことに。
手術直後に聞いた話と相違はなく、「常位胎盤早期剥離」の発症の原因は不明とのこと。
また「常位胎盤早期剥離を起こしてしまう体質」