子育て情報『「発疹がなくなったら大丈夫」は間違い!?春にかかりやすい水ぼうそうのケアの注意点とは?』

2023年4月20日 15:00

「発疹がなくなったら大丈夫」は間違い!?春にかかりやすい水ぼうそうのケアの注意点とは?

から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。

治療は通常であれば痒みに対して行われて、痒みが強い場合に痒みを抑える塗り薬や飲み薬処方されます。抵抗力が弱い人でなければ、自然に治ることがほとんどですが、診断された後にぐったりするなど体調に変化があれば再度受診するようにしましょう。体の抵抗力が弱い人、症状が重い人にはウイルスに対する内服薬や点滴をすることがあります。

引用参考サイト:水痘とはどんな病気ですか?|厚生労働省

観察が大事!水ぼうそうをケアする際の注意点とは?

水ぼうそうを発症した際には、その後の経過観察が大切になります。

主な注意点をあげているので、参考にしてくださいね。


①発疹の状態をよく見ましょう

水ぼうそうでできる発疹は、強いかゆみを伴います。発疹の状態や状態の変化をよく見ましょう。また、かさぶたになるまで感染力があるので注意しましょう。

②熱を測り、全身の状態もチェック

発熱が伴わない場合もありますが、熱がある場合には、朝・昼・夕と1日3回熱を測り、熱だけでなく、前回測定した時からの熱の上がり方[急に上がってきた、夕方~夜になると高熱が出る、など]にも注意してみましょう。

発疹の状態、体温、顔色、機嫌、おしっこの量・色、食欲など全身の状態もチェックすることがポイントです。

口の中にも発疹がでるため、授乳を嫌がったり、食欲が落ちることがあります。離乳食が進んでいても、お粥など水分量が多い前の段階に戻すなど工夫してみましょう。


③水分補給に気をつける

おしっこの量が少なく、色が濃いときには水分が不足しているサインです。水分を多めに与えるように心がけて下さい。熱が高い時は脱水症状にならないよう、こまめに授乳したり、まめに水分を与えましょう。

④水ぶくれをつぶさないようにしましょう

水ぼうそうはかゆみが強いため、掻かないように注意しましょう。かゆみを我慢できないこともあるので、つめを丸く切り清潔にしておくのがおすすめです。どうしても掻いてしまうときは、薄めに包帯を巻いたり、大きめの長袖のTシャツを着せたり、赤ちゃんなら手袋をするなど工夫してみましょう。


⑤安静を保ちましょう

なるべく室内で静かに過ごすことが大切ですが、無理に寝かせなくても大丈夫です。

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