子育て情報『夏前の今こそ熱中症になりやすい!?助産師解説!乳幼児との初夏のお出かけのやっちゃダメとは?』

2023年6月15日 15:00

夏前の今こそ熱中症になりやすい!?助産師解説!乳幼児との初夏のお出かけのやっちゃダメとは?

小児科皮膚学会によれば、1日に15分程度当たる程度で十分とされています。紫外線対策をした方が良い目安は、この15分です。

15分以上の移動や屋外で過ごす場合は、石鹸で落とせる肌への負担の少ない日焼け止めなどのUV対策がおすすめです。紫外線は、時間帯や地域によって強さが異なるので、日焼け止めを塗るだけではなく、さらに紫外線対策が必要になります。

1日の変化では、午前10時~14時までが紫外線の量が多い時間帯です。可能であれば、この時間帯の外出を避けるようにしましょう。

5〜10分程度の短時間のお出かけ(保育園や幼稚園の送り向かえ、買い物などの外出)は、以下の対策をしてみましょう。

・洋服やおくるみ、帽子などで肌の露出をできるだけ避ける。


・抱っこ紐使用時は、日傘をさす。

・ベビーカーの日差し避けを使う。

参考文献:日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会「保育園・幼稚園での集団生活における紫外線対策に関する日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会統一見解(2015.09)

出かける時間帯は?暑さ対策について

午前10時~14時までが最も気温が上がる時間帯です。この時間帯は、可能であれば外出は避けるようにしましょう。

抱っこ紐でお出かけする場合は赤ちゃんと密着するので、熱がこもりやすくなります。また、ベビーカーでお出かけする場合も、地面からの照り返しがあるため暑くなりやすくなります。どちらでお出かけする場合も、頭や背中に保冷剤などを忍ばせておくなどの対策をしてあげると良いでしょう。

最近では専用の商品も販売されているので、上手に活用してみてくださいね。


ハンディファンを使用する際の注意点

ハンディファン(扇風機)は、暑い屋外で使っていると、逆に熱中症を招く危険もあるといわれているので、使用する際は注意も必要です。汗は蒸発するときに、体から熱を奪い、体温を下げる役目をしますが、高い外気温のなかで扇風機だけを使うと、熱を奪う前に汗だけが乾き、体温は上がったままになってしまうからです。ハンディファンを使うときは濡れタオルや霧吹きなどで肌を濡らしながら使うと効果的ですよ。


お出かけ時の乳幼児への水分補給は?

水分補給は、生後6カ月未満の乳児の場合は、母乳や育児用ミルクを飲ませてあげましょう。

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