「ずっとケンカしてた」家族そろった最後の写真。子どもの切なる願いに思わず涙<ご近所トラブル物語>
庭野はなさんの娘・つむぎちゃんは、近所に住む同い年のサラちゃんと大の仲良し。サラちゃんの母親・リカさんは不倫をしていて、不仲な夫とは別居予定でした。理不尽にはなさんやサラちゃんを怒鳴ったり、責めたりすることがあるリカさん。自分勝手なリカさんに苦手意識がありつつも、「子どもたちの仲を壊したくない」という気持ちがあったはなさんは、「デート中にサラちゃんを預かってほしい」というリカさんからの頼みを受け入れていました。サラちゃんを預かっていたある日、何を思ったのかリカさんが「娘が誘拐された」と通報し、警察沙汰に発展。誤解は解けたものの、怒りの収まらないはなさんは、リカさんの家に押しかけました。はなさんの訪問に、開き直るような態度をとるリカさん。その様子に怒りが爆発したはなさんは、リカさんの頬めがけて手を振り上げました。
そこに割ってのは、サラちゃん。つむぎちゃんも参戦し、子どもたちになだめられるようなかたちで、言い争いは収まります。
すると突然、「あ! サラちゃんが犯人になっちゃう!」と慌てるつむぎちゃん。
実は親たちが言い争う前、子どもたちだけでお菓子の買い出しに行き、サラちゃんが売り物のお金を払わずに、誤って持って帰ってしまっていたのです。
はなさんが事情を説明し、サラちゃんが問題を起こしたことを把握したリカさん。商品をお店に返しに行こうとするはなさんを止め、「いいよ、うちの子がしたことでしょ!?」と、商品を受け取ります。
そして、「帰ってくるまで、ふたりはウチで遊んどきな」と言葉を残し、お店に向かいました。残されたはなさんと子どもたちがリカさんの家に入ると……。
ケンカの絶えない親。娘の本音は…
「散らかってんなー……」
荒れ果てたリカさん宅の部屋に、あぜんとするはなさん。すると、リカさんと男性、つむぎちゃんの3人が写った写真を見つけました。
「誰だろ? ふたりとも笑ってない……」
「それ、サラのパパだよ。最後に3人で遊んだときの写真。