子育て情報『「出稼ぎ、ホスト、整形…」娘を捨て、欲望のまま体を売る女の悲惨な末路<恋愛依存のシングルマザー>』

「出稼ぎ、ホスト、整形…」娘を捨て、欲望のまま体を売る女の悲惨な末路<恋愛依存のシングルマザー>

 

「娘を捨ててまでしたかったことがそんなことなの……」

読み進めていくと、キキちゃんに対する書き込みも。

“親ガチャ失敗させてごめんやで”

“寂しい気持ちもあるけど、子育てとか無理ゲーです”

そして、ひどく病んでいるような言葉が並び、“◯にたい”という書き込みに目が止まるさえ。

「……キキも幸せも、手放したのは自分でしょ」

さえはそっとスマホ置き、キキちゃんにとって何が幸せなのか、キキちゃん自身で判断できるようになるまで、しっかり見守っていこうと心に決めます。 

「罪悪感を背負って、しっかり生きていけ」

りなに対しては、そんな気持ちが芽生えていました。

「図太く生きてるよ」と、母にりなのことを報告すると、ホッとした顔を見せる母。

家族はそう簡単に突き離せない、ある意味では面倒だけど、とても大切な存在。そう実感するさえは、「私なりに母とキキを支えていこう」と考えていました。

「どうかキキが幸せになりますように」

さえと母、キキちゃんが笑顔で誕生日を祝っているそのとき、りなもひとり寂しく、キキちゃんをお祝いしているのでした。


側にいない娘を思い、ひっそりとお祝いしていたりな。娘を置いていきましたが、心の奥底では、キキちゃんと楽しく生活することを夢見ているのかもしれません。“自由に遊びたい”という、自身の欲に負けたりな。風俗で働き、ホストに貢ぐ生活は、りなにとって幸せなのでしょうか。

本当に大切なものは何なのか、答えは簡単に見つかるように思います。やり直すのに遅すぎることはありません。キキの元へ戻って、愛情を注いであげてほしいですね。

キキちゃんの親権を取った母、ふたりを支えていくと決めたさえ。
ふたりの決意は並々ならぬものです。そんなふたりの愛情を受けながら、キキちゃんには今のまま、笑顔の絶えない生活を送ってほしいですね。

著者:マンガ家・イラストレーター もち

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