「母親として当たり前」が口癖の夫→「人としての当たり前」がわからない人だと判明したとき…
リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「夫と妻の当たり前勝負」を紹介します。
世里奈は介護の仕事をしながら、家事に育児に奮闘中。夫の隆行はまったく協力することはなく、ワンオペの毎日です。平日は帰りが遅く、休日も仕事だと言って遊び歩く隆行。小学1年生の息子・海人の運動会もすっぽかし、何かあれば二言目には「母親なんだから、やって当たり前だろ」とすべてを世理奈に押し付けます。そんなある日、世理奈がインフルエンザにかかってしまい……。
何があってもブレない、夫の当たり前
インフルエンザにかかってしまった世理奈は、隆行に電話をし、海人の面倒を見てほしいと頼みます。こんなときだし……という淡い期待を抱いたものの、あっけなく裏切られてしまいました。
隆行は子どもの面倒を見ないばかりか、うつるのが嫌だから家にはしばらく帰らないとまで言い出す始末。このとき世理奈は、申し訳ない気持ちを抑え、いつも協力してくれる義母を頼るしかありませんでした。
後日行われた海人の運動会も、隆行は接待ゴルフがあるからと欠席。同じ会社の小塚さんが娘の勇姿を見に来ていたことを話すと、あいつは出世に欲がないんだとチクリ。
上司にかわいがられようと積極的に関係を作ろうとしていることをアピールしてくる隆行に、世理奈は親子関係もしっかり作ってほしいと要望するのですが、まったく理解を示しません。運動会を見に行く約束を破った事を海人に謝ってほしいと伝えると、子どもの感情をコントロールするのも母親の役目だろ、返されてしまいました。
言い訳はするも反省はしない!?
ある晩のこと。世理奈が寝ていると隆行から連絡が入り、深夜1時にたたき起こされることに。
「なぁ、家の鍵が開かないんだけど」
「家族じゃないんだから当たり前じゃん」
「え……? 」
じつは運動会の日にゴルフ接待などなかったと、世理奈は小塚さんから聞いていたのです。不審に思った世理奈は、義母に相談。興信所を使って、事実を調べました。そこでわかったのは、隆行が取引先の女性とW不倫しているという事実。
「お金は満足に家に入れず、そのお金で遊び歩き、不貞を働き、家事育児はすべて妻に押し付ける。その上子どもとの約束まで破るような人を、夫、父親として認めることはできない」