2023年11月30日 23:00
「何…?やばい!」洗濯物を干し終わり、娘の様子を見に行く私。とんでもない事態に背筋が凍ってしまい
子どもは何でも口に入れるというのはよく聞く話ですが、本当に大人が想像もしないような物を子どもが口に入れていて、ぞっとしてしまった話です。
娘が口に入れていた物は…
娘がまだ1歳ぐらいのとき、育児でバタバタとしていたので、化粧もまともにできず、口紅を塗るのがやっとでした。ある日、ちょっと休憩がてら、ソファに座ってメイクをした日のことです。
洗濯が終わった音がしたので、メイク道具をそのままに、洗濯物を干しに行きました。その後リビングに戻ったら、ソファの前に娘が座っていたのです。そしてふと娘の顔をみると……。
なんとほっぺがリスみたいに横に広がっていました。「何? やばい! 口の中に何か入ってる!」と急いで口の中から出してみると、なんとそれは私の口紅でした。
口の大きさよりはるかに長い口紅を娘は口の中に入れていたのです。縦に入っていたらと思うとぞっとしました。
小さな子どもは本当に何を口に入れるかわかりません。側を離れるときは口に入れそうなものがないかよく確認するなど、細心の注意を払わなければならないと痛感しました。その後、物を詰まらせたときの処置などを学ぶため、支援センターで開催していた救急講座を受講し、リスクに備えています。
※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る物)は誤飲するおそれがありま す。赤ちゃんに渡さないようにしましょう。
※赤ちゃんが遊んでいるときはママは赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
※化粧品の含有成分によっては、誤飲したとき重篤な症状に至る場合もあります。口紅の毒性はきわめて低いですが、リップクリーム(特に薬用)には、防虫剤にも使用されているカンフルという成分を含むものがあり、注意が必要です。カンフルを含むものを子どもが大量に飲み込んでしまった場合はその場で吐かせたりはせず、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。
※乳幼児の口の中に異物が見えており取れそうな場合は手を入れて掻き出しますが、異物が見えない状態で手を入れて掻き出そうとすると、口内を傷つけたり、嘔吐を誘発したりするほか、異物を奥に押し込んでしまう可能性もあるので危険です。奥まで手を入れることはしないようにしましょう。
作画/まげよ
監修/助産師 松田玲子
著者:山岡いと
「誰!?」孫と留守番をしていた実母。そこへやってきた人物に驚愕!