子育て情報『初対面の私に「ババくさい」と言った義妹→20年後、義妹が顔を真っ赤にして逃げたワケとは?』

初対面の私に「ババくさい」と言った義妹→20年後、義妹が顔を真っ赤にして逃げたワケとは?

目次

・最悪の顔合わせ
・20年後、再会したのは…
・義妹の作戦
・「ババくさい人」がブーメランに…
初対面の私に「ババくさい」と言った義妹→20年後、義妹が顔を真っ赤にして逃げたワケとは?


結婚が決まり、彼の妹に初めて会ったときの話です。ひとりっ子だった私は、妹ができると楽しみにしていました。しかし彼からは「だいぶ変わったヤツだから、あんまり深入りしないで」と言われていたのです。

初めて顔を合わせたのは、近所のカフェ。しかし待っても待っても妹は顔を見せません。やってきたのは約束の1時間後。それだけでもびっくりしたのですがーー。

最悪の顔合わせ

やっと登場した妹に自己紹介を済ませると「彼女さん真面目!」と大笑い。
真面目なのは悪いことではありませんが、小馬鹿にしているような妹の口ぶりは気分の良いものではありません。

さらに妹は「こんな人のどこがいいの? 20代なのにババくさくない?こんな人がお義姉さんなんて恥ずかしいんだけど〜」と、ひどい言いよう。「あ、パパとママが貯めておいてくれた結婚資金目当てでしょ?」と続けます。

返答に困っていると「もういい! だから会いたくなかったんだ!」と彼が立ち上がり、私の手を引いてカフェから出ていきました。

義家族とはいえ、これから妹と関わることには不安しかありません。そんな私に彼は、金輪際関わらないと約束してくれたので、予定通り私たちは結婚しました。

もともと実家に寄りつかなかった義妹は、大学を卒業してからも地元には帰らず、年末年始やお盆でも顔を合わせることはなかったため、私の結婚生活は平穏そのもの。翌年には息子が産まれ、気が付けば20年という長い年月が経っていました。


20年後、再会したのは…

息子は誰に似たのか、スラリとした高身長のイケメンに成長しました。

そんなある日、義妹が結婚相手を連れて家に来るので挨拶にきてほしいと、義母から声をかけられました。20年も経ったので、義妹も落ち着いたのでしょうか。私は義実家に向かうべく、大学帰りの息子と駅で待ち合わせていました。

少し遅れてしまった私が待ち合わせ場所に急ぐと、派手な女性にナンパされている息子の姿……。足を止めて様子をうかがうと、ナンパの相手はフリルのワンピースにハイヒールと若々しい格好でしたが、顔は年齢を隠しきれていません。息子も、さすがに苦笑い……。

少しずつ近づくと、私は自分の目を疑いました。
その女性は、年はとっているものの、あのとき私に失礼なことばかり言った義妹だったのです。

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