2017年1月14日 15:00
子どもの風邪&薬を飲めないマタママ・授乳ママにぴったり! アメリカに伝わる風邪を治すチキンスープって?
アメリカでは、風邪の時にはチキンスープ!
「アメリカでは風邪を引いたらチキンスープを作る」…と聞いたのはアメリカ暮らしが長い親戚から。
ほぉほぉ、日本の「おかゆに梅干し」みたいなものですな。と思ったのですが、ウチのダンナも子どももおかゆが大嫌い。風邪のとき、消化によく食べやすい献立を考えるのに一苦労。
ま、でも、チキンスープなら栄養がありそうだし、体も温まりそうだし、病人以外も食べて美味しいし。というワケで、これを聞いてから我が家では冬場にはチキンスープが度々登場することに
でも、アメリカのチキンスープってセロリやハーブなどをふんだんに使ってあるレシピで、子どもは「ちょっと苦手~」な味付けなのです。そのため、日本の子どもでも「おいしー」と食べてもらえるようにアレンジした自己流チキンスープを作ることに。
ヒントを得たのはサムゲタン。
韓国では夏バテしたときにサムゲタンを食べるのだと韓国人の友人から聞いたことがありました。きっと、土用の丑にウナギを食べるような昔ながらの知恵なのでしょう。
和風アレンジで、大人も子どもも食べやすく!
まずはおさらいです。
アメリカのチキンスープは「玉ねぎ、セロリ、にんにく、ローリエ、その他ハーブ色々(タイム、ローズマリー、パセリ、オレガノ、セージなど)」を使います。一方サムゲタンは「高麗にんじん、なつめ、にんにく、松の実、オウギ、もち米」を使用。いずれも丸鶏を使用しているんですね。
しかし、日本の普通の家には、ハーブ色々、高麗にんじん、なつめ、松の実、オウギは常備していないもの。そしてスーパーで買ったとしても、きっと使い切れない⇒だから買いたくない、という流れになるワケです。
さらには日本の一般的なスーパーで丸鶏が売られているのはクリスマスシーズンのみ。普段は部位ごとに、小さく分けられて売られています。
なので、日本人が手に入りやすい食材で作りやすいように勝手にイイトコ取りしてアレンジしてしまおう!ってコトで、我が家の定番となったワケです。
【パターン1】かなり和風なチキンスープ
(材料)
安い手羽元肉(または手羽中)………500g~1kgくらい
にんにく………3~4カケ程度
しょうが……1~2カケ程度
長ネギ……白い部分を1~2本を斜め切りにする。青い部分はカットせず入れて糸でしばり出汁にする。煮えたら取り出す。
水………2リットルくらい
あればもち米………半カップ程度
料理酒……たっぷり(1/2~1カップくらい)