2016年5月26日 07:00|ウーマンエキサイト

保育園不足とはいえ…千葉県の「保育園建設中止問題」に思うこと

先日千葉県で、保育園が住民の反対で建設できなかったことが話題になりましたね。

目次

・保育園建設は“安全第一”で
・「日本死ね」ブログのインパクト
・政治を動かして「使う」べき私たち世代


横断歩道を渡るママとベビーカーの子ども

(c) ucchie79 - Fotolia.com



原因の一部に「子どもの声がうるさい」という人がいたのは正直驚きました。子どもの声を“騒音”だという人が複数いる時点で、この国の少子化解決なんて程遠い気がする今日この頃。

しかし、実際の建設反対派には「建設予定地前の道路の狭さ」を問題視した人が多かったそうです。「うるさい」を理由に取りあげた方がインパクトがありますからね。メディアがそっちをメインに報じたくなるのもわかりますが…。

■保育園建設は“安全第一”で

「こんなに保育園が足りないと騒がれているのに、住民が反対ってどーゆーこと!?」という風潮がしばらく広まっていましたが、テレビで建設予定地を見た私としては一言、「納得」って感じです。

大型保育園が予定されていましたので、登園時間に一気に人が集まるのは目に見えています。
自転車の前や後ろに子どもを乗せた人、ベビーカーを押した人、走る子どもたち、立ち止まって友だちとおしゃべりする子もいるかもしれません。そこをまた通り抜ける人…。そんな中、目の前の道路は車一台通るのがやっと。

「いや、危険すぎでしょ! というか、絶対無理じゃん!」と、思わずテレビに向かって普通に話かけてしまいましたよ。

「切望されている保育園を住民が反対」だなんて、なんだか反対した住民が悪いみたいな目線のニュースが多かったように思いますが、人命には変えられないのです。

愛する我が子をあえて危険なところになんて通わせたくないのが親ってもんです。当たり前ですよね。


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