2016年6月2日 15:00|ウーマンエキサイト

準備はいつから? 志望校選びのポイントは? 先輩ママたちに聞いた「中学受験のリアル」

「中高一貫校で、のびのびと思春期を過ごしてもらいたい」「内気な性格で内申点が心配だから、学力だけで判断してくれる私立中学も視野に入れたい」など。わが子を地元の公立中学ではなく、私立中学に通わせたいと考える親は少なくありません。

目次

・私立中学のメリットは?
・受験勉強をスタートさせたのはいつごろ?
・志望校選びのポイント


勉強をする親子

© milatas - Fotolia.com



中学受験をするなら、それなりの対策が必要です。私立に行きたいのか、公立がいいのか、小学生の本人には判断がつけられませんから、親がわが子の資質を見極めてあげる必要がありますよね。

でも、どうやって? そこで、わが子の中学受験を経験された先輩ママふたりにお話を伺いました。

■私立中学のメリットは?

まずは、私立中学のメリットを聞きました。ひとり目は、損愛保険会社にお勤めのBさん。中学1年生女の子のママです。
ご本人も中学受験の経験者だそう。

「夫も私立の中高一貫校出身です。だから、娘が生まれたときから中学は私立、という選択肢が漠然と頭のなかにありました。決め手となったのは、地域の公立中学の評判があまりよくなかったことですね。

私学は、それぞれ教育に関する考え方の打ちだしがあり、それに共感した家庭の子どもが通っています。また、通っているうちに、子どもの考え方や発想の生みだし方も似てくる。家族や友だちと話が合いやすいというのは大きなメリットだと思います」

中学2年生の息子さんがいるCさんも、「中学受験をさせる家庭は、教育に対する考え方が似ていると思います」と言います。

「子どもにしても“勉強して当たり前”という感覚が身についている。
そういうお友だちと生涯を通して付きあえるというのはメリットですよね。

うちの子は、わりと周囲の環境に流されやすいタイプ。わが家では、いいお友だちと出会えそうな場所として、私立中学を選択しました」(Cさん)

■受験勉強をスタートさせたのはいつごろ?

では、いつごろから中学受験の対策を始めたのでしょうか。高学年から、というのが一般的なようですが…。

「わが家の場合、3年生の終わりの春休みに大手の中学受験塾に通わせました。でも、授業についていけず、4年生の春には別の塾へ。ひとクラスあたりの人数が多い塾は娘に合わないようだったので、最終的には少人数制の個人塾を選びました。

6年生の追いこみの時期になると、土日はお弁当を持って塾に通い、塾が終わると家庭教師にも来てもらって勉強漬け。
そのおかげで普通の成績だった娘の成績はメキメキとあがり、学校の通知表もオール5になりました」(Bさん)

Cさんも、正式な入塾は3年生の終わりの春休みだったといいます。

「ただ、早くから塾というものに慣れさせたほうがいいと思い、その塾が小学低学年を対象に行っていた1日体験講座や、理科実験プログラムに2年生のころから参加させていました。先生とも顔なじみになり、親身になってくださったので、息子も居心地がよかったようです」


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