2016年9月30日 11:00|ウーマンエキサイト

子どもの力を引きだす「ヨコミネ式教育」って実際どうなの?

わたしの娘は、2歳からヨコミネ式教育法を取り入れた保育園に通っています。2歳のときの保育参観で驚いたのが、全員の名前を漢字で覚えていることでした。

目次

・そもそも「ヨコミネ式」って?
・ヨコミネ式教育はスパルタか?
・子どもによっては「ヨコミネ式教育」が合わないことも


かけっこ

© ziggy - Fotolia.com



持ち物にはすべてひらがなで名前をつけましたが、それこそが大人の先入観だと思いしらされました。「ヨコミネ式…すごい!」と感動した筆者が、ヨコミネ式教育の“キホン”をご紹介します!

■そもそも「ヨコミネ式」って?

プロゴルファー横峯さくらさんの伯父にあたる、横峯吉文氏が提唱する「ヨコミネ式教育」。人気の教育法として、各地の幼稚園や保育園で取りいれる施設が増えています。

「すべての子どもが天才である」という考えを掲げ、子どもたちの自ら学ぼうとする力に注目。「心の力・学ぶ力・体の力」を育むことを基本としています。

具体的には、小学校に上がる前までに
・ひらがな・カタカナの読み書きができるようになる
・1500冊以上の本を読む
・足し算や掛け算ができるようになる
・絶対音感を身につける
・倒立・側転・逆立ち歩きができるようになる
・跳び箱11段が跳べるようになる
など…。


これだけできるようになるには、子どもたちの努力はもちろんのこと、先生たちの根気と正しい指導も必要不可欠ですね。

現在年中の娘は、倒立、ブリッジ歩き、側転などをいとも簡単にこなし、足し算の学習がスタートしています。音楽は、目隠しをしていても音階がわかるように。また、本を200冊読んだとのことで、「多読賞」という賞状をもらってきました。

■ヨコミネ式教育はスパルタか?

上記の項目をながめただけでも、ハードルの高さはかなりのもの。「実現させるにはスパルタになるのでは!?」と心配される方も多くいらっしゃいます。

でも、ヨコミネ式は「本来持っている子どもの力を引きだすだけ」というのがモットーです。詰めこみ式の知識に偏った教育をするのではなく、子どもの自主性を尊重。
先生はあくまで子どもたちの“やる気スイッチ”を見つけて入れてあげることに徹します。

子どものやる気スイッチを入れるため、以下の4つのポイントを大切にしています。

・子どもは競争したがる
・子どもはマネしたがる
・子どもはちょっとだけ難しいことをしたがる
・子どもは認められたがる

保育参観に行くと、先生が子どもたちを「かっこいいいね~!」とほめたり、「○○ちゃんがお手本を見せます!」と、みんなの前で披露させたりする場面が多く見られます。

朝から休みなくカリキュラムが組まれており、正直「かわいそうだな…」と思うこともありました。

でも、親の心とは反して、子どもから日々出てくる言葉は、「今日は○○ができるようになった!」とか「今日は体操で見本になった!」とか、希望と達成感に満ちた言葉ばかり。子どもたちは切磋琢磨し、粘り強さや根気強さが育っているのだと思います。


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