安全インストラクターが伝授! 子どもの「安全力」を高める親子のコミュニケーション術

まもなく新年度です。入園入学、進級、引っ越し、習いごとや塾通いをはじめるなど、新しい生活への期待が膨らむ一方で、ちょっとしたドキドキや不安を感じているママもいらっしゃるかもしれません。

新生活を控えるこの時期だからこそ、子どもが安心して過ごせるよう、防犯についてあらためて考えてみませんか?
安全インストラクターが伝授! 子どもの「安全力」を高める親子のコミュニケーション術

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安全インストラクターの武田信彦さんに、普段から子どもに教えておきたいこと、身に付けておきたいことを、詳しく教えていただきました。
お話をうかがったのは…
安全インストラクターが伝授! 子どもの「安全力」を高める親子のコミュニケーション術武田信彦(たけだ・のぶひこ)さん

うさぎママのパトロール教室主宰。安全インストラクター。日本犯罪社会学会、日本安全教育学会所属。大学在学中に国際的な犯罪防止NPOの活動に参加。都内を中心とした防犯活動を経て「うさぎママのパトロール教室」を開設。「一般市民ができる防犯」をテーマに、全国で講演や体験型プログラムによるワークショップを展開し、各世代に実践しやすい防犯のノウハウをわかりやすく伝えている。著書に『もしもテロにあったら、自分で自分の命を守る民間防衛マニュアル』(ウェッジ)など。


知らない人にあいさつされたら…。子どもにどうやって教えていますか?

みなさんは子どもに、知らない人にあいさつされたときの対処法をどう教えていますか?
あいさつは大切だけど、知らない相手だったらスルーしたほうがいいのかも…と悩ましく思う保護者の方は多いかもしれませんね。

実際に、ワークショップなどで子どもたちに「知らない人にあいさつされたらどうする?」と聞くと、最近では3割、多いときは半分くらいの子が「逃げる」と答えます。

私は、「防犯はコミュニケーションの延長にある」と考えています。だから、あいさつや会話はどんな人とでもしていいと思っています。知らない人だからとシャットアウトしてしまうと、いざというときに助けてもらえる可能性まで狭めることにつながるからです。

だからといって、誰にでも警戒心を解いて近づいていい、というわけではありません。相手の言動や行動を観察し、ちょっとおかしいなと思ったら離れる、助けを求められることが大切です。

このように、子どもが自分で危険を察知し、回避できる力を「安全力」と呼んでいます。
そして安全力は、防犯の知識と、相手のことを観察したり、助けを求めたりできるコミュニケーション力が両立してこそ、発揮されます。

親子のコミュニケーションで、子どもの「安全力」を高める!

防犯の知識と、コミュニケーション力。これらのベースには親子間の意思疎通が不可欠です。子どもと話しておきたいこと、保護者がやっておきたいことを具体的にみていきましょう。

■子どもがひとりきりになるとき、場所を把握する
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まずは、子どもがひとりきりになるシーンや場所を洗い出してみましょう。
学校や児童館、習いごと、友だちの家からの帰り道など、各家庭のライフスタイルによってそのシーンは様々なので、親子で確認してみてください。よく聞いてみると、親が知らない道を通っていたり、いつの間にか行動範囲が広がっていたりしているかもしれません。また、自宅やマンションの敷地に入ってからも、ひとりきりの時間は続いていることもお忘れなく。心配なときは、キッズケータイなどのGPS機能を活用するのもよいでしょう。

■遊びに「安全力」レッスンを取り入れよう!
後にも触れますが、街中で誰かとあいさつしたり、会話をするときは「触れられない距離」を保つのが防犯のキーポイントになります。その最低限の距離の目安は約1メートル。広げた新聞紙の横幅程度です。私のワークショップでは、新聞紙を巻いた棒を使って、おおむねの距離感を子どもにつかんでもらっています。
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たとえば、これを「自分の全方位1メートル以内にママを入れたらいけないゲーム」として、遊びながら親子でレッスンしてみてはいかがでしょう。実際にやってみることで、距離感を体で覚えることができますよ。

■誰かに見守られている、つながっている安心感を
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子どもに「どんなときでも警戒しながら過ごしなさい」と言っても現実的には難しいですし、かえって不安をあおってしまいます。

社会にはよからぬことを考えている人より善意を持っている人のほうが多く、街中には地域の人はもちろん、ボランティアでパトロールを行っている人もいます。そんな多くの目に見守られていることを子どもに伝え、不安を和らげてあげてくださいね。

そして、子どもが出かけるときは「気を付けてね」と声をかけることも大切です。「気を付けてね」の一言が、子どもの安全スイッチを入れるきっかけにもなるのです。

働くママであれば、キッズケータイなどを通しての声かけでもOKです。どこにいても誰かに見守られ、つながっている。これは子どもにとって大きな安心材料になるはずです。

はなれているときも、つながれる安心感を。

子どもの近くで見守ったり声かけができないときに、安心をサポートしてくれるツールのひとつがキッズケータイです。
安全インストラクターが伝授! 子どもの「安全力」を高める親子のコミュニケーション術
この春新登場した富士通のキッズケータイは、親子でより安心して使える機能がたっぷり。ひとりで大丈夫かな? とちょっと心配になるシーンでも、子どもに寄り添って、いつでもつながれる安心をサポートします。

【たとえばこんなシーンで】
・そろそろ学校や塾から家に帰る時間かな?
安全インストラクターが伝授! 子どもの「安全力」を高める親子のコミュニケーション術
会社や買い物などで自宅にいなくても、子どもが帰宅したら、親のスマホに通知がいきます。(※)
はなれていても、ちゃんと帰宅したかどうかがわかるから安心。
※「おかえり通知」機能。利用するには、IoTデバイス「Tomoru」が必要です。

・一緒に外出したとき、はぐれてしまった
安全インストラクターが伝授! 子どもの「安全力」を高める親子のコミュニケーション術
公園で遊んでいる時やお買い物中、子どもが見守り範囲(Bluetooth®の接続範囲)から離れたときには親のスマホ、キッズケータイの両方にお知らせが届きます。(※)
※Bluetooth®で接続。対応可能機種と使い方などはこちらから確認できます。

・ひとりで遊びにいったとき、どこにいるのかな?
安全インストラクターが伝授! 子どもの「安全力」を高める親子のコミュニケーション術
いつもより帰りが遅いけれど大丈夫? そんなときに子どもの居場所をGPS確認できます。(※)
もちろん防犯ブザー機能付き。ストラップをひっぱると大音量ブザーとサイドライトが点滅すると同時に、親にも自動で音声発信し、位置情報も通知できます。
※docomoが提供する「イマドコサーチ」サービスへの加入が必要です。

・落としたり濡らしたりは子どもの日常。公園遊びでも安心!
安全インストラクターが伝授! 子どもの「安全力」を高める親子のコミュニケーション術
富士通ならではの高い防水・防塵性能と堅牢性で、ちょっと落としたり濡れたりしても大丈夫。また、普通の携帯電話は長く使うと色が剥がれてボロボロになりますが、富士通のキッズケータイは本体の色が剥げない特殊な加工、抗菌コートも施されているので、きれいなまま長く使えます。

【他にもこんな機能が!】
親が使い慣れた自分のスマホでキッズケータイの連絡先や定型文を編集できるので入力の手間が省けます。また、よく連絡する人をあらかじめ登録しておけば、通話やメール送信もワンタッチでできます。さらに、位置情報や防犯ブザーなどの安心にかかわることはよりわかりやすくひとまとめにして、親が暗証番号で管理できるようになりました。

富士通のキッズケータイについてもっと知りたい方は、こちらから。

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