コミックエッセイ:息子愛が止まらない!!
義両親襲来、しかも泊まることに! 胃腸炎で息子も私もヘトヘトなのに…(後編)【息子愛が止まらない!! 第10話】
■翌日も朝からフル稼働。そして気づいたこと
少し体調がよくなったのか、翌朝の息子は普段より早くに起きました。
グータラしていたいところですが、眠い目をこすって洗濯機を回し、朝ごはんの支度をします。
さぁ食べ始めるぞ! というころには息子がまた「ねんね!」と愚図りました。
私は朝ごはんをかっ込み、また寝室へ行きます。
気配や会話で、洗濯物を旦那と義母が干したこと、義両親が帰っていくことがわかりました。
が、わかっていながらも見送ることもせず息子の隣で寝続けました。
あとで電話であいさつすればいいじゃないかと思いながら。
だって、何が今一番大事なのかを考えたら、息子に決まってるんです。
それでも義両親の登場に、気づかないうちに「良い嫁」になろうと演じていました。
だからしんどかったのかもしれません。
逆の立場だったら…そもそも行きませんが(笑) でももし自分が姑で息子宅に泊まるんだったらせめて、看病をしている嫁の負担を少しでも減らそうと思います。
この時のお義母さんも気を遣って干してくれたんでしょうし、快く思えないのは私の心がすさんでいたのかもしれません(笑)
なので、自分ももっと
「助けてほしい」と頼っても良かったと思います。
さすがに「帰ってほしい」とまでは言えないにしても、来る前に夫に相談すべきだったなぁと思います。
■夫にとっては“頼れる母親”だけど
夫婦で話してみたら、どうも出発後に連絡があったようなので、夫も「来てしまうのなら家のこととかやってもらおう」ぐらいの気持ちだったようです。
夫にとっては頼れる母親でしょうが、私にとっては気を遣う相手という認識が夫には足りなかったようです…。
ちなみにこの後、夫には「息子が病気な時に一番つらいのは母親なんだから、その私の許可もなく人を泊まらせるな」とこっぴどく言いました(笑)
どんな時も話し合いが大切ですね。
ひとりで責任を背負っているつもりだったけど…私はひとりじゃなかった【謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話 Vol.61】