2019年9月28日 07:00|ウーマンエキサイト

初節句とは何のためにするの?お祝いの仕方と基本的なルールを紹介

大切な子どもの記念すべき初節句をすてきな思い出にするためには、しっかりとした事前の準備が必要です。男女別の祝い方や基本的なルールを知り、一生に1度のイベントを成功させましょう。初節句にまつわる疑問点についても解説します。

初節句について知ろう

目次

・初節句について知ろう
・女の子の初節句のお祝い
・男の子の初節句のお祝い
・お祝いをもらった場合の対処
・初節句に関する疑問を解消
・事前の準備で初めてのお祝いを成功させよう
初節句とは何のためにするの?お祝いの仕方と基本的なルールを紹介

「子どもが産まれたら初節句のお祝いをするもの」と何となく思ってはいても、その由来について詳しく知っているという人は少ないのではないでしょうか。


まずは、そもそも『節句』とはどのようなものなのか、そして初節句を行う日取りの意味について確認していきましょう!

そもそも節句とは


『節句』とは、古代中国の『陰陽五行説』をもとにした風習が日本に伝わり、日本独自の風習や文化と合わさって定着したものです。

たくさんの節句のうち、江戸幕府が『式日(儀式のある日・祝日)』として定めた5つの節句が、以下の『五節句』として広く知られています。

  • 1月7日:人日(じんじつ)七草の節句
  • 3月3日:上巳(じょうし)桃の節句
  • 5月5日:端午(たんご)菖蒲の節句
  • 7月7日:七夕(しちせき)笹竹の節句
  • 9月9日:重陽(ちょうよう)菊の節句
節句はそれぞれ季節が移り替わる時期に定められていますが、これは、『季節の変わり目は邪気に侵されやすい』という古くからの考えによるものです。

3月3日の『桃』や5月5日の『菖蒲』など、それぞれの時期に旬を迎える植物の力によって邪気祓いをしたのが『節句』という風習のそもそもの成り立ちといえるでしょう。

女の子の初節句は3月3日


女の子の初節句は3月3日、『桃の節句』に行います。

伝統的な女の子の初節句では、無事に初節句を迎えられたお祝いと、今後の健やかな成長への願いを込めて、ひな人形を飾ったり、親しい人たちと共に桃の節句ならではの食事を囲んだりして過ごします。

現代では、多くの家庭がカレンダー通りの3月3日に女の子の初節句を祝いますが、一部には旧暦の3月3日にあたる4月上旬、『月遅れ』の4月3日を桃の節句とする地域もあります。


どのタイミングにすればよいのか分からなければ、あらかじめお姑さんなどに確認しておくと安心ですね!

男の子の初節句は5月5日


男の子の初節句は5月5日、『端午の節句』に行います。

端午の節句で重要な役割を持つ『菖蒲』は、音の響きが『尚武(武道や武勇を重んじる)』に通じます。このことから、端午の節句は男子の立身出世を願う節句になったといわれています。

現代でも、伝統的な家族のつながりを重視する地域や家庭では、男子の初節句は特に盛大なイベントとして催す習慣があります。初節句の規模や祝い方について、前もって確認しておくとよいでしょう。

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