ママがやっていることを自分もやってみたい!というようになった我が家の息子。料理の支度をすれば食材を切ってみたい、裁縫をしていると縫物をしてみたい!というような感じ。「やってみたい!」という気持ちを大切にしたいけれど、裁縫は針を使うのでケガをしたら大変。そこで子どもが安心して裁縫できるようにと考えたのが、段ボールを使った裁縫レッスン。家にあるもので簡単にできる方法を紹介します。
家にあるもので材料を揃えよう
家にあるものを使って裁縫キットを作ってみましょう。
《材料》
・段ボール(なければ厚紙)
・穴あけパンチ
・毛糸
・ひも通し(なければ細めのストローやヘアピンなどで代用)
《段ボール裁縫キットの作り方》
1.A4よりひとまわり大きいくらいのサイズの段ボールまたは厚紙を用意したら、まわりの辺に2cm間隔で穴あけパンチを使って穴をあけていく。
2.ひも通しに毛糸を通す。
ひも通しがなければ、穴に通せる太さのストローなど、棒状のものに毛糸をセロハンテープなどで付ける。
男の子でも楽しめる裁縫レッスンスタート!
段ボールに開けた穴に、縫い物をするときのように毛糸を通していきます。ひも通しは子どもの手で持ちやすく、穴開けパンチで開けた穴は大きめなので、やり方を教えてあげれば簡単に裁縫体験ができます。
この作業に慣れてきたら、段ボールではなくフエルト布地に変えて、あらかじめ縫い合わせるところに穴を開けておいてあげれば小さな袋など、簡単に作れるようになります。
応用編で靴ひも通しやリボン結びの練習も
段ボールの両サイドを折りたためば、靴ひも通しや型結び、リボン結びの練習ができます。いろいろな方法を楽しんでみてくださいね!
安全に挑戦できるように工夫する
子どもの「やってみたい!」の気持ちを大切にするためにも、「危ないからダメ」ではなく、安全に挑戦できるように工夫してみるということが大切です。そして、失敗することも大切だと思います。こうすると危ないから、ママはダメって言ったんだな。ということを体験をすれば子どもにも伝わります。
我が家の息子は、3歳くらいからこの段ボール裁縫を始めて、5歳くらいのときには自分で針と糸を使って裁縫できるようになりました。初めから針を使わせるのは不安だけれど、こうやって安全なものを用意して練習していくことで安心して裁縫もできるように。