ただいま中学1年生 第2回 授業ガイダンスなるもの
「へえ~、こんなのがあるんだ」
小学校では聞いたことがなかったので、授業ガイダンスのプリントを見て、素直にそう感じました。
子どもたちは、授業ガイダンスを受けることで、それぞれの教科で、どんなところをがんばれば良いかが明確になり、目標を持って授業に取り組むことができると思います。とくに英語は、はじめての教科なので、こういったガイドラインがあると、授業への心がまえができますよね。
親としては、はじめての5段階評価がどんな観点からつけられるのかを把握できるところがいいと思います。とくに、「2.期待する生徒像」と、「6.評価について」では、力を入れるべき点が具体的に記載されているので参考になります。ほかの教科も、プリントの形式は違いますが、同じような項目が記載されていました。
ハルキも、「6.評価について」の項目がいちばん気になったようで、4つの観点をチェックしながら、
「授業中はたくさん発言して、テストでいい点とって、宿題もちゃんとやるぞ」
と気合を入れ直していました。
評価評定の仕組みはどうなってるの?
最初の授業参観の日に行なわれた「教育課程説明会」では、保護者向けに9教科すべての授業ガイダンスと評価評定についての説明がありました。ハルキが通っているのは、神奈川県の公立中学校ですが、評価評定は、以下の方法で決まるそうです。
授業ガイダンスに記載された「6.評価について」の各観点に、単元ごとに「A〇(マル)・A・B・C〇(マル)・C」がつけられ、すべての単元を総括したものが「1・2・3・4・5」の5段階評価になるということです。7月の三者面談では、まずABCの3段階評価のみ伝えられ、5段階評価の通知表を受けとるのは、前期期末テスト終了後の10月だそうです。
以前、ハルキより年上の子どもがいるママ友から、「テストで満点をとっても5がもらえなかったから、先生に電話で聞いてみたの」という話を聞いたことがあります。先生からは、「授業中の意欲などの観点も評価対象になるので、テストが満点だから5がつくわけではない」という回答があったそうです。
内申書は、高校受験の際にも重要になってくるので、親にとってもかなり気になるものですよね。そのために、各教科・各観点で数値化して、保護者にも説明しやすい形になっているのだなと感じました。
はじめての5段階評価は9月の期末テストのあとなので、まだ少し先ですが、授業ガイダンスの内容をしっかり頭に入れて、前向きに授業に取り組んでほしいものです。