2017年12月1日 15:16
風邪なんて吹き飛ばせ!子どもが元気に冬を過ごすための風邪対策
寒くなってくるこの時期、体調管理には十分注意したいですよね。風邪だけではなくさまざまな病気にかからないためには、原因となるウィルスを体内に入れないことが重要です。さらにウィルスが入っても負けない強い身体作りや環境を整えることが必要です。それぞれの項目について正しい予防法を知っておきましょう。
手洗いうがいを徹底する
基本中の基本ですね。手洗いは手のひら、甲、指の間、爪の間、手首までしっかりと洗います。忘れがちなのが、洗った後必ず乾燥させるということです。濡れたままだと雑菌が付着しやすくなります。
うがいは、ガラガラうがいができない子にはブクブクうがいでも大丈夫です。まずは「帰宅後・食事前に手洗いうがいをする」という習慣をつけて徐々に練習しましょう。ガラガラうがいは難しいので、練習法もまとめておきます。ブクブクうがいができてから挑戦しましょう。
<ガラガラうがい>
1.水を含んで口を開ける
いきなり真上を向いてうがいするのは危険なので段階を踏みます。まずは口に水を少し含んで、正面を向いたまま口を開ける練習をしましょう。こぼれないように開けることができればOKです。
2.「あー」と声を出す
水を口に含んだ状態のまま「あー」と声を出す練習をしましょう。
まだ正面を向いたままで大丈夫です。
3.角度をあげていき真上を向く
水を口に入れて声を出せるようになったら、少し角度をつけて声を出す練習をします。角度は段階を踏んで徐々に上げていきます。真上を向くまで、4段階くらいに分けるといいでしょう。角度がついてくれば真上を向いてできるようになります。
最初は5秒程度と短くてよいので徐々に慣らしていき、できるようになったら15秒程うがいするようにしましょう。
室内の温度や湿度を見直す
室内は温かく保つようにしましょう。温度は20度から23度程度が良いでしょう。
室温を上げると乾燥や換気が気になります。湿度は40%から60%が最適です。加湿器があればベストですが、お持ちでない場合は洗濯物を室内に干すことでも湿度を上げることができます。寝室に濡れタオルをハンガーで干すと、寝ている間の乾燥を防げます。
また、喉の乾燥を防ぐためにはこまめな水分補給が大切です。水分補給には、ミネラルを含む常温の麦茶がおススメです。
服装に注意する
寒いとどうしてもたくさん服を着せてしまいがちですが、多く着せることが良いとは限りません。