結婚して時間がたつと、家族を作りたい!と願う人は多いのではないでしょうか。
なかなか授からず妊活を始めたりと、悩んでいらっしゃる方も多くいます。
そんな方に是非お薦めしたい普段からできること、気を付けたいことを紹介したいと思います。
身体の冷えがホルモンに影響
冷え性や低体温だと、血液のめぐりが悪くなっていきます。
血液、身体のエネルギーの素となる栄養素や酵素、身体を整えるホルモンなどを運んでいるので、 これらがうまく身体の全体にいきわたらなければ、女性特有の病気へとつながる可能性が高くなり、卵巣機能、黄体機能などの生殖機能の低下を招きます。
以上のような理由から、身体が冷えていると妊娠しにくくなり、身体を内側からも外側からも温めれば、不妊症を解消できる可能性があるといわれています。
冷えと不妊症の関係
・㈰排卵障害の可能性
冷え性により血流が悪くなると、卵胞刺激ホルモンが分泌されにくくなり、排卵障害を引き起こす可能性があります。
卵巣への血流が足りない場合、卵胞の発育が悪くなって排卵しなかったり、 体外受精の際に十分に発育した卵を得られないということにもなりかねません。
・㈪着床、卵管障害の可能性
冷え性によって臓器の働きがよくなくなるということは前にも説明しましたが、それは毎月1回くる女の子の日にも影響を与えるんです。
生理は不要な血液や粘膜を対外に排出します。
冷えによってその力が弱まると排泄されるべき不要なものが体の中に残ってしまうことになります。
その血液が逆流し卵管障害になったり、子宮内膜症、子宮筋腫、卵管狭窄などの原因になる可能性もあります。
身体が冷える原因
そもそも身体が冷える原因はどこにあるんでしょうか。
女性は男性よりも身体が冷えやすいといわれています。
その理由は様々ですが、代表的なものを紹介したいと思います。
・筋肉が少なく、脂肪が多い
筋肉は熱エネルギーを発生させる役割があります。
その熱によって、温められた血液が全身をめぐり、身体を温めてくれます。
女性は皮下脂肪が多く、一度冷えるとなかなか温まりにくいといわれているので、冷え性の原因になるといわれています。・ダイエット
偏った食事や減量をすると、栄養不足になるためにエネルギーが作られなくなります。
それにより熱が生まれにくくなり、冷えてしまうといわれています。