2018年3月28日 11:16
子どもの箸はいつから?正しいお箸の使い方を身に付けるには
子どもがスプーンやフォークを使って食事ができるようになってきたら、箸の使い方も練習していく必要があります。しかしいつ頃から箸を使わせればいいのか、または使っているけど上手にならないという悩みもあると思います。
箸はいつ頃からどのように使っていけばよいのか、そして箸の選び方について知っておきましょう。
お箸を使い始めるタイミングとは
お箸を使わせる年齢ですが、2歳からと言われることが多いですがこの限りではありません。スプーンやフォークを使う時に、親指・人差し指・中指の3本で鉛筆持ちのようにできるようになっていたら使い始めの目安にしましょう。
しかしスプーンを上手に持てていなくても、大人が箸を使っているのを見て使いたくなるということもありますよね。子どもが興味を持つのであれば、「まだ早い」と親が敬遠せずにどんどん使わせて慣れさせていきましょう。まずは関心を持つことが一番です。
使い始めは上手に持つ事が出来ないため、こぼしたことを叱ったり、正しく持つよう厳しく教えたりしがちです。最初はうまくいかないと分かっていても「変な癖がついてしまうのでは」と親が過剰に使い方を気にすると、箸を使うことが苦痛になってしまいます。
通常箸でうまく物をつかめるようになるのは小学生くらいからですので、焦りは禁物です。それまでは練習をしつつ、上手につかむことよりもおいしく楽しく食事をすることを優先しましょう。
正しい箸の持ち方
子どもに箸の持ち方を教えるにあたり、教える側も改めて正しい箸の持ち方を知っておきましょう。
・上の箸は人差し指と中指で挟む。親指の腹で軽く押さえる
・下の箸は親指の付け根で挟む。薬指の横腹に乗せて支える
・箸の頭は、親指の付け根から1cm程出す
・箸の先は揃える
・物を挟む時は下の箸は動かさず、人差し指と中指で上の箸だけを動かす
意外と大人でも正しい箸の持ち方が出来ていない場合がありますよね。
これを機会に正しい持ち方を理解し、食事の際に子どもの見本になれるようにしましょう。
箸の選び方
子どもの箸はどんなものがよいでしょうか。●子どもの手に合った長さのもの
長すぎる箸は使いづらいです。子どもの手に合った長さとは、手首から中指の先までの長さより3cm程長いものです。一般的には2歳用で13cmのものが多く、以降1つ年齢をあげる毎に1cmプラスされます。