あれ?こんなに出来るの?!運動音痴の息子が「山登り」でイキイキしていた理由
私が変なところに力を入れながら慎重に歩くような場所を、いとも簡単に歩いていきます。
ですが、いわゆる「運動競技」となると全く様子が違い、走り方もなんだか変、球技も苦手、鉄棒も跳び箱も苦手、体も固く筋力もバランス感覚もどこへ行った?という状態です。
「あんなに険しいところを上手に歩くのに、何で運動音痴なの?」なんて今まで思っていたのですが、運動能力も云々よりも、彼の場合「退屈か?刺激的か?」の影響が大きかったようなのです。
注意力散漫の原因の1つは「退屈」だった!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174007405
いつも刺激を求める兄妹にとって、単純に「ただ歩く」というのは退屈きわまりなく、集中力の置き場に困ってしまう。
また、騒々しい街中は刺激でいっぱいですが、視覚や聴覚が刺激されるばかりで「歩く」ということがおざなりになってしまう。
それらのことが原因なのか、
・何もないところでコケる
・普段みんなが避けて通るような障害物に簡単にぶつかる
・楽な道なのに、すぐ疲れたと言う
ということがよくあります。
その点、山歩きなどは刺激のほとんどは「歩く」ことに直結しています。
余分な刺激がない環境下、自分の身体をしっかりと意識することもでき、目に入るものも適度に好奇心を刺激してくれるので、退屈すると多動になる子どもにとって山歩きはとてもいい遊びだと改めて思いました。
もしお子さんが退屈に疲れ、刺激を求めているな…と感じたら、まずは近所の木々の間や公園の脇、歩いてみませんか?
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