子育て情報『感覚の過敏さ(感覚過敏)、鈍感さ(感覚鈍麻)とは?発達障害との関係、子どもの症状、対処方法まとめ』

感覚の過敏さ(感覚過敏)、鈍感さ(感覚鈍麻)とは?発達障害との関係、子どもの症状、対処方法まとめ

■感覚回避
刺激に対する過剰な反応があるため、刺激のある環境を回避する行動をとることです。

■低登録
刺激に対する反応が弱く、感覚が鈍い傾向があるとされます。低反応・感覚鈍麻(どんま)のことです。

■感覚探求
刺激に対して反応が弱いがゆえに、強い刺激を求める行動をすることです。

http://www.nichibun.co.jp/kobetsu/kensa/aasp.html
AASP青年・成人感覚プロファイル|日本文化科学社


それぞれの感覚ごとの症状

刺激の感じ方は個々によりさまざまで、症状も多岐にわたります。感覚の偏りが引き起こす具体的な症状とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、五感と呼ばれる視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚と、体の動きをつかさどる固有感覚、体のバランスをつかさどる平衡感覚について、それぞれに分けてお伝えします。

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10114000267

■情報の刺激がいっぺんに目に飛び込んできてしまう
人は多くの刺激がある環境でも、注意を向けたい刺激を無意識的に選ぶことができます。
しかし、視覚過敏がある場合には、全ての刺激情報を均等な濃さで受け取ってしまいます。ビビッドでカラフルな色のものや、たくさんのもののある場所は苦手です。

■白いものや光をまぶしく感じる
視覚過敏でない人にとっては気にならないような光や白いものが、視覚過敏のある人にとっては目に突き刺さるほどまぶしいことがあります。蛍光灯の光や、テレビやパソコンの液晶画面、白い紙を苦手とします。

授業中に席を離れてしまうといった問題とされる子どもの行動の背景には、感覚の偏りがある可能性があります。

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■音がやけに大きく聞こえる、響く
賑やかな場所にいると疲れやすいなどが聴覚過敏の症状です。聴覚過敏の症状が強い場合、耳をふさぎたくなるほど耳の奥が痛くなったり、頭痛が起きたりするような身体的な痛みを伴うことがあります。人によって気になる音は異なりますが、例として、女性の甲高い声や、休み時間のチャイム、合奏の音、掃除機などの機械音などが挙げられます。


■周囲の全ての音が等しく同じように聞こえてくる
選択的に音を拾い集めるのが困難になってしまいます。

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